補給あり!パイロットランプの電球存在す

いや、やはり最終的にはお友達の力である。補給されていないと思っていたヒーターのパイロットランプに使う電球であるが、やはりというか今でもきちんと補給されていることが判明した。ただし、パーツリストに載っているトヨタ品番では補給されない。気の利いたカーショップなどでも手には入らない。だが、手に入るのである。

今回、みなさまのおかげで、その当時と同じワッテージの電球と、それの代替の電球の2種類が存在することが判明した。筆者は当時のものと同じワッテージの電球を現在信頼できる筋に頼んでもらっている。
01/27/2006

規格外?電球が補給打ち切り

ヒーターのオーバーホールが着々と進んでいる中、悲しいお知らせもあった。なんと、ヒーターのスイッチの横にあるパイロットランプの電球が補給打ち切りとなった。

もっともこの電球、現在売っている3.4ワットの電球を使った方が明度が明らかに違うので安定燃焼に入ったかどうかわかりやすい。現に筆者のヒーターにはこれを使っている。反面、ついているのかついていないのかわからない方が古い車っぽいという人には必須のアイテムなのであるが、その電球が補給打ち切りとなっていた。おととしの年末ごろには補給されていたのに。自動車部品として探すのがいけないのかもしれない。違う線で探してみよう。
01/20/2006

よくご無事で…。恐怖!ヒューズのアンペア増し

ここのところひと段落ついてしまっているヒーターのオーバーホールであるが、進んでいないわけではない。実作業に入る前の段階の仕事はしているのである。そのうちのひとつ、ヒーターのハーネスの整理をしているときにとんでもないものを発見した。なんと、ヒューズがとてつもないアンペア増しをされていたのである。

燃焼式ヒーターには二箇所ヒューズがある。一箇所はスターターモーターから取る電源のハーネスに、もう一箇所はヒューズボックスから電源を取るハーネスからである。前者には20Aが後者には5Aのヒューズが入れられるのであるが、なんと、どちらにも30Aというとてつもないヒューズが入っていた。とくに5Aのヒューズの代わりに入っていた30Aのヒューズは罪が深い。ヒーター本体のバイメタルスイッチが作動するとこのヒューズが切れるようになっているのであるが、これではいくら正常にスイッチが働いてもヒーターは止まらない。中に入っていたヒューズをみると、この太い30Aのヒューズがガラス管の中で波を打っていた。何度も何度も膨張を繰り返し、それでもなお切れないでいた姿が想像できる。

こんな状態から察するに、このヒーターは炉内の温度が何度も異常過熱したに違いない。よく火を噴かなかったものである。
01/13/2006

早くも難航!ドラマロケ地撮影

時の流れは東京の姿を恐ろしいスピードで変えていっている。来月の表紙候補のロケ地のロケハンに行ったのだが、いずれもその跡形もなくなりつつある姿に驚いている。

今回は東京の晴海を中心に次回候補地をめぐった。まずは「パパと呼ばないで」から「井上精米店」。第一回の監督が実相寺昭雄の作品である。筆者の記憶が正しければ、シリーズ中唯一である。中でも松尾加代がお店のカブに乗ってお店の前を走るシーンを俯瞰で追っているのが実相時らしい。なお、この作品は実相寺の作品リストにも載っていない。で、その井上精米店、筆者はすぐにでも大坂志郎がひょっこり現れるような町並みを期待していたのだが、作品中あれだけ賑やかだった町が行ってみるとひっそりとしていた。井上精米店だったと思われるお店も見えない。ご近所の方にきいたところ、 そこにお住まいの方は数年前にお亡くなりになって、現在は地所は息子さんが継いでいるとのことだ。その地所は現在マンションになっている。中央区は災害時を想定して古い下町風の路地を広くする方針でいるようだ。井上精米店横の路地も不自然に広がっていた。ここを中央区に売ってマンションを建てる足しにしたのだろう。

次に春海橋に行った。この名前を聞いてぴんときた人は廃線マニアであろう。東京都港湾局専用線という貨物線の跡地で、鉄橋が当時のまま残っているのである。同じく「パパと呼ばないで」では松尾加代と杉田かおる、そして石立鉄男が三人で手をつなぎながらこの鉄橋の前を横切るシーンがある。「仮面ライダーV3」では、V3がカマクビガメに襲われているライダーマンを助けたところである。「タモリ倶楽部」でも、ここで最近ロケをされていたので一番信頼できると思っていたのだが、行ってみるとなんと、その手前の土地でマンションの建設が始まっていた。幸い鉄橋はそのまま残っているが、これでは撮影はできない。鉄橋の反対側から入れるのかと思ったらその手前五百メートルくらいの所から立ち入り禁止となっていた。そもそも、この中に車を入れるのは無理である。

最後は「岸辺のアルバム」より、和泉多摩川の踏切である。ここで、電車をやり過ごした八千草薫が踏み切りを渡るところを遠くから狙っているシーンがある。空間のレイアウトが秀逸で印象深い場所だ。電車が行って八千草薫が歩き始めたところ、すぐに貨物列車が来てゆっくりと歩かなければいけないのに小走りに渡ってNGを出したという話が残っている。ここはもしかしたら…、という思いはあったが案の定だめであった。小田急線は数年前に高架化が完了していて、当時踏み切りがあったところの上を小田急線の高架が走っている。

さあ、どこにしよう次の写真。
01/12/2006

見た目ほど簡単ではない…。ヒーターオーバーホール秘話

ひところの停滞ムードが嘘のようにホームページの更新が進んでいる。これもひとえにPCが新しくなったからに由来する。しかし、ヒーターも40年以上の時間が経過したものだと、信じられない事象が散見する。

ヒーターのサーモスイッチの調整をしようと調整ビスを回したところ、何度回しても調整ができない。おかしいなぁとおもったら、ビスの受けになるナットがスイッチのボディに留まっていなければいけないのにビスが固着してナットがビスと一緒に回っていた。調整できない訳である。仕方がないので、手持ちの中古の予備部品からサーモスイッチを使うことにした。

少し難儀したのがヒーターリレーである。これは筆者の44ヨタに載っているヒーターの物とはまったく違う。動作を理解するのに実はリレーのケースを外して中を見ている。結果は構造はそんなに違いはないということがよくわかった。
01/08/2006

今年はやります!2006年44ヨタハチホームページ制作方針発表

試験運用の時期から数えると当44ヨタハチのホームページは丸5年の時間が経過し、6年目を迎える。筆者が44ヨタハチを手に入れてから今年の7月で11年になるので、そのキャリアの実に半分の時間はこのホームページと一緒にあったことになる。

前年の反省としては、更新が滞りがちであったことである。もっとも、原因はそれまで使っていたPCが不調がちであったことである。PCを換えた現在は、いつでも書き込めるので、去年を倍する更新が期待できる。

ここで今年、44ヨタハチのホームページ制作方針を宣言しようと思う。まず長期的展望。今まで別段テーマのなかった「今月の一枚」を一貫したテーマに基づいて撮影していこうと思う。
いい写真が取れたらそれを出していこうというあまり積極的でない方針でいると、結局いい加減になってしまうという反省の下に今年はテーマを与えようと思っている。テーマは「ドラマロケ地」。以前に制作されたテレビドラマのロケ地に行き、そこで44ヨタハチやダニオくんを入れ込んだ写真を撮ろうという趣旨である。実は、先月から試験的に運用していたのをみなさんお気づきだっただろうか。先月は「城南大学生化学研究所」というタイトルで神奈川県は川崎市にある東京都水道局長沢浄水場の前でミニエースの写真を撮った。この長沢浄水場、昭和40年代特撮ファンにはおなじみのところなのである。「ウルトラマン」においては、第ニ話でバルタン星人に占領された科学センターとなっている。「仮面ライダー」においては、2号ライダーが出る前の第一クールによく出てくるのであるが藤岡弘扮する本郷猛が属する研究室として登場する。そこが城南大学生化学研究所である。

ただこれにも問題があって、写真を見ただけではよくわからない方が多数いるようであった。なので今月からはその出典も明らかにしようということにした。ちなみに今月の一枚は「おくさまは18歳」より、泉町一丁目である。
場所は東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘。住宅街の中央にあるロータリーである。この泉町一丁目は岡崎友紀扮する飛鳥が登校するときに利用するバス停である。飛鳥が石立鉄男扮する高木哲也と住んでいた家もこの近所にある。もっとも、作品中ではこの近所が二人が通う高校の近所になっていたりと、現場がわかっていると辻褄が合っていないところを散見するのであるが、まあそれはそれでいいだろう。
筆者の住む東京の多摩地区は昭和40年代のテレビドラマロケ地の宝庫である。城南大学生化学研究所も泉町一丁目も実は筆者のうちから車で30分くらいのところにある。

中、短期的展望としては、現在進んでいる燃焼式ヒーターのオーバーホールのページを完成させようと思っている。現在の進行状況を鑑みると、ヒーターが必要な時期には完成できるものと思う。現在のところは全体の割合から見ると、3割程度の進行状況である。肝心なことはあまりまだ書いていないのがちょっと気になるところである。

自車紹介のページは改良の余地を大きく残している。今年からは、その年毎にどういう仕様になっていたか要約したページにしようと思っている。後は、筆者の44ヨタハチの修復作業がどの程度進行するかによって内容が変わってくるものと思う。

懸案事項としては、当トピックスをブログにするかどうかを今考えている。このホームページもそもそもは筆者のヨタハチに関する日記が始まりなので、ブログに移行するという流れは自然なのである。プロバイダーにあるサーバーの空き領域を使わないで済むというメリットもある。しかし一方で、データを手元において置けないというデメリットもある。そもそも、ブログなるものが出てきてからというもの、ホームページの存在が果たしてどこまで有効なのか、どう住み分けしたらいいのか、あるいはどうすれば相乗効果を生み出すかわからない状況である。当ホームページを作り始めてから、ネットの環境もヨタハチのおかれている環境も変わったがそれに惑わされることなく進めていこうと思っている。
01/01/2006