ひと夏ご苦労様。ミニエースのオイルを交換

 ミニエースのオイル交換をした。ミニエースは1000キロから1200キロ位でオイルを交換するようにしている。夏の使用条件の厳しい時に使っていたオイルの劣化はやはり早い。1000キロを越えるか越えないかのタイミングでだいぶ怪しい感じになったので、早めに交換することにした。
 今回はオイルフィルターエレメントの交換はない。これは筆者の経験上であるが、オイルフィルターエレメントはエレメントについている紙の札に書いてあるように、6000キロで交換していいと思う。オイルさえ早めに交換していればオイルフィルターエレメントの劣化はそう早いものではないようである。
 さて、ひと夏使用したエンジンオイルはどうか、出してみるともうすっかり黒くなっていた。しかし、粘度はそのままで、使おうと思えば充分使える状態ではあった。この状態で走りにやや影響を与えるのだからオイルのコンディションの変化には気をつけなければならない。オイルの劣化は徐々に進むので、アクセルをいつもより余計に開けていても全く気が付かないなんてことが多い。気が付くのはオイルを交換した後、なんてことはありがちである。
 早速新しいオイルをおいるジョッキに入れて注入。ヨタハチではあまり必要であると感じないが、ミニエースのエンジンオイルの交換にはこのオイルジョッキが必要不可欠だ。ミニエースはオイルの注ぎ口の上にオイル缶を持って保持できるほどのスペースがないからである。横から割り込ませるような感じでオイルジョッキの蛇腹状の注ぎ口をオイル注入口に持って行く。筆者のミニエースの場合、センターシートの前で暫く中腰の姿勢を保持したままオイルジョッキを持つことになるので、ちょっとしんどい。いつもよりオイルパンにのっているリークしたオイルが多いのが気になる。 
09/27/2005

遂に開通!燃料タンク取り付け完了

 ここのところPCの調子が悪く、ページの更新が実に億劫になってしまっている。何しろ、ホームページを作るソフトが思うように立ち上がらないのだ。いよいよこのPCもダメなのかもしれない。
 さてそんな中、我が44ヨタの作業は停滞していた訳ではない。あゆみは遅いが着々と進んでいた。そしてここへ来て大幅な進展があった。ボルトを折って以来取り付けられることのなかった燃料タンクの取付けを漸く完了したのだ。
 先々週、筆者の旧車仲間から今度は強力な充電式のドリルを借りて、車体に残ったままのボルトに穴をあけることに成功した。こう書くと実に簡単に思えるが、あーでもないこーでもないと悩んだ挙句、「ええぃしゃらくせぇ」とばかりに、最後は破れかぶれでボルトに穴を空けたのだ。一番悩んだのは綺麗に元のねじ山が残せるかどうなのかというところだった。結果から言うと、大丈夫だった。5ミリ径のドリルで貫通させたのであるが、リアアクスルが邪魔してドリルが真っ直ぐ入らない中、なんと残ったボルトに斜めに穴が空いた上にねじ山は傷つけないで通すという、離れ業をやっていた。穴が空いたボルトの剛性はなくなり、ナットの裏から出ている一部は乳歯がぐらぐらするように動くのであるが、微妙に剛性があって、歯を自分の手で抜いた時のようにはいかなかった。
 そして今日、ナットからはみ出ているボルトをドライバーで叩き折る(折れるまでの時間はおよそ1時間)と後は簡単だった。ナットの穴からタップを当てると、ねじ山に残っていてさっきまでボルトだった金属がするすると苦もなく取れた。もう一度タップをあてて中に送ると、やはり苦もなくナットの中にタップが入って行く。
 …遂に開通した。ボルトを折っていらい落胆の日々が続いたが、これで晴れて燃料タンクを取り付けることができる。いや、考えてみればこれが当たり前なのだが、こんな当たり前の事で大の大人が喜べるのもこの趣味の醍醐味である。過去のログを見ると、実に1年1カ月このボルトは筆者を悩ませてくれたことになる。
 早速燃料タンクを抱えて我が44ヨタの下に潜る。ヨタハチの燃料タンクは4箇所を頭が10ミリ、ボルト径が6ミリ、長さが20ミリほどのボルトで止まっている。満タンで30リットル、ガソリンの比重が仮に0.8として満タン時には24キロ、タンクの自重も含めるとゆうに30キロを越し、しかも中身は車体のモーメントの影響を受けて片側に偏る場合もある。それを支えるのには少し不安になるボルトだ。ねじ山を無くさないで済むか悩んだのも無理はないだろう。この時のために取っておいた新品のボルト、ワッシャー類をタンクの穴に取り付け、均等に締めながら車体に付いているブラケットに固定する。燃料タンクの上に貼ったスポンジの反力がいい感じだ。これならタンク上部は傷つかないだろう。
 そこには夢にまで見た光景が…。車体の下にはPOR15の黒色でぴかぴかになったガソリンタンクが何事もなかったかのように鎮座している。今回、燃料ゲージがきちんとアースが取れるように配線を増したが、これもきちんとボルトにかませる。燃料パイプを止め、ゲージに付くギポシも接する面を軽く磨いて取り付けた。タンク上面のゴムパッキンを取り付けたところで今日は終了。給油口につく太いゴムパイプと、リターンパイプは材料を仕入れてからだ。
 作業が進んだのに気をよくして、ついでに排水パイプの交換もした。経年変化ですっかりかたくなったビニールバイブをカッターナイフで丁寧に切り裂き、新しいビニールパイプを取り付ける。
 これで給油バイプを取り付けて、スペアタイヤを載せれば車体後部のリフレッシュ計画は完了する。
09/25/2005