これで修理が一巡!ホイールベアリングを交換

 定期点検での修理第二弾はホイールベアリングの交換である。筆者の44ヨタはまだホイールベアリングからガラガラ音を立てて走るといった状態ではないが、今回換えることにする。というのも、左の車輪は以前からガタがあり、どの途治さなければいけないと言われてはいた。しかし、部品もない、工具も無いでは修理もできない。
 それから時間が経過し、部品の神様にお願いしたおかげか、部品も全てそろい、正に機が熟したという感じだ。この際だから、左だけといわず、右も惜しげもなく換えてしまおうという訳だ。ホイールベアリングに使われているオイル封入型のボールベアリングはもとよりトレッド方向に動く余裕のあるものだそうだ。それが使用しているうちに、動く幅が大きくなり駄目になる。リアアクスルとのかみ合わせは、その殆んどをこのベアリングが担っているようだ。更に悪いことに、このベアリングを押さえているリテーナーは再使用不可の部品である。ところが今まで、これが無かったがためにリアアクスルの修理ができなかったのである。
 所有丸7年にしてエンジンから始まった故障がクラッチ、トランスミッション、プロペラシャフト、デファレンシャルに徐々に後にきていたのだが、これで端までいって駆動系の故障は全てよくしたことになる。反面、今度は故障の二巡目が来るかもしれないということを暗示するのかは、今のところわからない。
06/28/2002

定期点検の修理メニュー決める

 今回の定期点検は、ちょっと大掛かりなものになりそうだ。その大掛かりなものの第一弾として、ステアリングギアボックスのオーバーホールを今回やってもらうことにした。
 筆者の44ヨタ購入以来、永年の懸案事項のその一つがハンドリングであった。いいかげんなのである。もとより60年代の、特にトヨタ車はステアリングの遊びがやや大きいことで有名だが、筆者のは特別だ。何しろ、ステアリングの遊びを調整するねじが、すっかり回りきっている。これではきちんとステアしろというほうがおかしい。とはいえ、いきなり本丸をやってしまうのはやたら切りたがる医者と同じで性急すぎる。他の微細だが肝心なことを見逃しがちになってしまう。ハンドリングに関係することで、ギアボックス以外のことを今まで延々とやってきた。曰く、ブッシュ類の交換に始まって、ダンパー交換、果てはホイールアライメント調整と。その結果やっぱりというか漸くというか、ギアボックスをやらないと駄目という結論に達したのだ。
06/26/2002

もうすぐ定期点検。永年の懸案を解決か?

 早いもので、来月で筆者のスポーツ800ライフも8年目に突入する。来月には12か月点検で入場しないといけないのだが、今年の定期点検はちょっと大掛かりになりそうだ。…思い起こせば7年前、買って納車の日から既に気になっていたことである。今までの修理もひとえにここに達するまでの序章にすぎなかった。逆に言えば、さっさとやってしまえばよかったものを、とも言えるのだが。8年目を迎えるにあたって漸く修理が一巡目終了ということになりそうだ。
 これだけ書いておきながら、何のことかさっぱりわからないことと思う。内容の詳細については追々詳らかにしたいと思う。
06/18/2002

気持ちのいい週末。激走!250キロ

 6月というのに、いまだ入梅の話はない。そのせいか、この週末の東京地方は、気温が30度という高温にも関わらず、湿度が20パーセント以下という、ヨタハチ、パブリカのような空冷エンジンには非常にいいコンディションだった。この好機を逃す手は無い。土曜日と日曜日はこれでもかというくらい走った。その距離250キロ。燃料計の針がすっかり左に来てしまった。交換したオイルの状態も最高。硬質な走りをもたらしてくれた。
06/12/2002

夏に備えて。オイルを交換

 今日の東京地方は30度を越す熱さとなった。衣替えの時期でもあり、時間もあったので今日は急遽エンジンオイルの交換をした。
 エンジンオイルの交換とは言っても、筆者が夏用と称しているオイルに交換するのである。現代のオイルであれば、油膜が切れることはないし、わざわざ硬いオイルをいれる必要がないのは百も承知だ。しかし、走行中に油温が上がり油圧が低下するのを見るのは精神衛生上非常によくない。そのためだけにやっているようなものである。
 出してみたオイルは筆者の予想以上に汚れていた。とても600キロぐらいしか走っていないエンジンオイルとは思えない。一方でオイルがオイルの仕事をきちんとしている証拠でもあるので、ここは出てきたオイルに労いの言葉をかけつつ粛々とオイルの交換をしよう。やや上がった油圧を見て、オイルを換えたのを実感する。
06/02/2002