値段が高騰!バルブリフター

 先日、大量に在庫しているという明るい話題をお届けしたばかりだが、そうも言っていられなくなった。今日、これを発注した人から値段を聞いてびっくりした。なんと、一つ3750円(税別)だということだ。去年末、筆者が発注したときの値段である3440円(税別)を300円以上値を上げている。筆者が知っている限りで一番安かった時の値段、2480円(税別)から数えると、なんと1270円、実に1.5倍の価格になっている。
 現在の在庫が無くなればまた高くなることは必至。いずれにせよ早く手に入れることをお勧めする。
04/27/2002

遂に補給されず…。有鉛ガソリンステッカー

 この間、部品を整理していたら珍しいものが出てきた。有鉛ガソリンステッカーである。そんなものと言わないで欲しい。現在、通販などで手に入るものはフィルム状のものである。しかし、トヨタのそれは当時のまま紙ベースのステッカーである。つい最近までトヨタ品番で出てきたものなのだが、先日頼んだところ補給が終っていた。トヨタ品番は与えられているが、トヨタのマークなどは一切ない。こうなったら日産車で調べてみようと思う。
04/24/2002

修理いよいよ開始か?里子のパブリカ

 車を預けている修理工場より、里子のパブリカの修理にかかれそうだから部品を持ってきてくれとの連絡を受ける。ちなみに、普通は車さえ預ければ必要な部品は修理工場の方で調べて発注してくれるものだが、筆者は自分で調べて自分で持って行く。在庫しているものであればそれを、持っていないものであれば自分で共販に行ったりしている。折角整備してもらえる腕のいいメカニックの人にに、整備以外でなるべく負担はかけたくないのである。
 里子のパブリカの部品に関して言えば、フロントのエンジンマウント以外の必要な部品は既に入手したので、それを届けた。問題は持ってきたエンジンがどのような状態であるかである。これについては、載せる前にエンジンをかけるという。インテークマニホールドをつけて、マフラーはつけずエンジンに火を入れるとの事だ。かつてはよくディーラーの整備でもやっていたとのことだが、騒音にうるさい最近の東京多摩地区に於いて、そんなことをするなんてちょっとした見ものである。オーナーの皆さんでも見たことはないのではないだろうか?剥き出しのエキゾーストから青い炎が出るところは。圧縮の低いパブリカのエンジンであるが、その雄々しいであろう咆哮はそのまま60年代の日本のエネルギーを感じさせてくれるに違いない。
04/24/2002

キャンペーンの効果か?大量在庫

 エンジンから音が出ていて困っていた当会の会員からの情報で、バルブリフターのメーカーでの在庫が現在30個あるとの事だ。以前、バルブリフターの生産キャンペーンをここで呼びかけた効果なのか、以前とは比べ物にならないくらい大量在庫である。持っていない、あるいは緊急に必要な方は直ぐに発注することをお勧めします。
04/20/2002

希少36台!パブリカコンバーティブルを購入

 永らく続いた44年式ヨタハチライフも遂に終焉の時が来た。長年の夢であったパブリカコンバーティブルをついに手に入れたのだ。やはり、曲がりなりにもパブリカオーナーズクラブの会長と銘打たれているのだから、それにふさわしい車に乗らなくてはいけないという思いがかねてからあったのだ。
 去年の8月、偶然見た車と同じ年式、仕様のパブリカコンバーティブルを売りたいという方が岐阜にいて、筆者の所に電話があった。
そのコンバーティブルは昭和42年式。前期のパブリカでメッキリングの三眼メーター装備のコンバーティブル(UP20S)は我々パブリカオーナーズクラブの調べた所によると、36台しか生産されていない。希少な車である。この眼でその仕様を見たことがあるのは、それでも2回あるからたいしたものだ。
 先週の日曜日の午後、引き取りに行った。帰って来たのはもう朝だったが、そんなことは微塵も苦にならないくらい興奮していた。
 これにて筆者の44ヨタハチライフは終わりとなる。今まで当ホームページを応援していただいた皆様、本当にありがとう。このサイトは以後、加筆修正することなく後にこの車を研究する方の基礎として残しておくこととします。来月からは「42三眼メーターコンバーティブルのホームページ」を開始する予定である。
 
 …と、思わず言いたくなるぐらいなかなかいいコンディションのコンバーティブルだった。エンジンもオリジナル2Uだ。僕が買いたいくらいだ。残念ながら、このコンバーティブルを買ったのはうちの会員である。僕はその斡旋と引取りのお手伝いをしたにすぎない。第一、そんなお金があったら筆者の44ヨタハチには治したいところがまだまだある。
 
04/18/2002

年度始めにやられる!エンジンマウント復活!

 この下に記事として書いた通り、エンジンマウントが筆者が発注したときに、バックオーダーにもならなかった状態だった。
ところが、この記事を見た全国のパブリカ、ヨタハチオーナーの皆様から、「エンジンマウント出ました」とか「馬鹿野郎、無駄な買い物しちまったじゃねえか!」とか「出ないっていうから3台分も買っちまったぞお前買い取れ!」などという、熱い励ましのメールや電話を頂きました。(半分冗談ですよ、念のため)
 ある信頼できる筋からの情報によると、年始は棚卸があるために、在庫の管理上ものがあっても一時補給しないことがあると教えていただきました。しかし、あるならあるで注文くらい受けてくれてもいいと思うのは筆者だけだろうか?18日現在、フロントのマウントが10個メーカー在庫としてあり、むしろリアのマウントが在庫なしという状態であると、これまた別の信頼できる筋からの情報を得ました。これで、しばらく大丈夫です…と言いたいところであるが、これをきっかけに部品を持っていない方にはストックしておくことをお勧めしたい。
04/18/2002

終った…。エンジンマウント逝く

 パブリカ、スポーツ800のオーナー諸氏に重大なことをお知らせしなければならない。そう、表題の如くである。エンジンマウントの補給が終ってしまったのである。
 里子のパブリカに必要な部品を発注した際にわかったのである。詳しく言うと、部品番号は12361−19025 フロントエンジンマウンティングインシュレータが遂に補給打ち切りになってしまった。トランスミッションのフロント側にくるエンジンマウントだ。しつこいようだが在庫無しではない。補給はしませんよということだ。バックオーダーにもならない。メーカーで補給打ち切りということは、各県の部品共販に既にデリバリーされた部品があればそれでおしまいである。ちなみにこの情報は東京共販でのことである。リア側のマウントはまだ補給していることが確認された。他道府県ではどうかはわからない。何しろ、洒落でいいから頼んでみることをお勧めする。
 さて肝心の里子のパブリカ用のエンジンマウントであるが、筆者の持っている中古部品からコンディションのいいものを出そうと思っている。こういう事態になったときのために、とっておいたものである。部屋にあると結構邪魔なので、捨てようかとも思ったが、いやいや、取っておいてよかった。
04/13/2002

何たる偶然!ものすごく近いエンジンナンバー

 先日、里子のパブリカ用にエンジンが到着したことはここにてお知らせした通りだ。当初同じ54万番台のエンジンであることをお知らせしたが、きちんと見るとものすごく近い番号だった。
 もとより載っていたエンジンのナンバーが548844で来たエンジンが547173である。実に1671番違いである。30余年の時を経ていることを考えると何たる偶然であろう。
04/10/2002

重症…。里子のパブリカ

 エンジンも到着してこれで後顧の憂いなし、とばかりに、オーナーの前会長と黄色いパブリカを見に行った。しかし、見るんじゃなかった。今はちょっと後悔している。
 まずエンジンだが、開ける前に言われていたところ以外にもいろいろと駄目なところがあった。まず、カムシャフトベアリングであるホワイトメタルが剥離していた。ロッカーアームカバーやクランクシャフトベアリングのオイルシールからエンジンオイルが漏れていて、ミッションまでオイルで濡れていた。よくクラッチカバーにかからなかったものだ。それらエンジンオイルが盛大に漏っていたせいで、エンジンマウントのフロント側はオイルを含んで膨潤し、既にエンジンマウントとしての用はなしていなかった。エンジンマウントのリア側は、既にゴムがやせ細っていて、ミッションが載っていながら、そのまま脱落していた。エキゾーストパイプとサブフレームでどうやらエンジンとミッションはもっていたらしい。
 サスペンションのブッシュ類は例外なくちぎれていた。それらを見ているときの前会長の落胆した表情が今でも印象に残っている。しかし、駄目とわかった以上、ニコッと笑って治すことにしよう。家に帰ると必要な部品の部品番号がメールで送られてきていた。
04/04/2002

里子のパブリカの新エンジン到着!

 こういうときは、クラブがクラブとして存在する強みを発揮する時だ。修理にお金がかかってしまいそうな里子のパブリカ用に別のエンジンが到着した。当クラブの会員がもっていたものである。エンジン換装というと、ついでにミニエースのフルフローエンジンに…、というのが定番であるが、そこはそれ我がパブリカオーナーズクラブである。もちろんフルフローのエンジンは持っているが、パブリカに載せるのであるから敢えてパーシャルフローのエンジンである。43年式のパブリカにふさわしく、年式相応の54万番台のエンジンというのが芸が細かい。それなりの錆は出ているものの、エンジンを降ろす直前まで絶好調で回っていたエンジンで、素性も良くわかっている。どこの馬の骨かわからないエンジンを載せてしまったがために、更にお金がかかってはたまらない。情報。これが仲間内でのかけがえのない財産である。一人でやっているとこういう迅速な対応はできない。
04/01/2002