エンジン換装決定!里子のパブリカ

 里子のパブリカを預けている車屋さんに連絡を取る。エンジンをばらして見た結果を聞いて愕然とした。
 先ず、懸案のコンロッドメタルであるが、2番シリンダーのコンロッドのメタルが駄目。しかし、それはまだ序の口、ついでにクランクピンも傷がついているとのことだ。車屋の社長はこともなさげに「こりゃ、クランクシャフト交換だな」と言った。それができれば苦労はしない。筆者が恐る恐る「他に悪いところある?」と聞いたところ、「ああ、あとはたいしたことないよ」との力強い返事が返ってきた。しかし、「カムシャフトギアのバックラッシュが大きくなっていて、ギアがもう駄目なのと、ロッカーアームにオイルが行ってなくて固着気味になっているのと、オイル下がりしているの以外は大丈夫だよ」とのこと。…それってどこもかしこも駄目ってことでしょ?この時点でエンジンを換装することが自動的に決定した。
03/31/2002

矢印の意味は?ホーン修理 その3

 以前に、筆者の車のホーンが逆に着いていたので、逆さまにしたとどこかで申し上げたと思う。その逆とわかった理由がホーン本体に矢印がしてあって「DOWN」と書いてあったからに他ならない。しかし、なんでそれが下なのかの理由は分からなかった。それを仮に上にしたところで、ホーンはちゃんと鳴るのである。
今回、普段みないホーンをじっと見る時間があったので、その理由がわかった。それは、水抜きの穴が空いていて、その空いている向きをもって下としているからなのだ。実際、上向きに使った時期があったためか、内部に少し錆の出ているところがあった。
03/29/2002

中は意外ときれい。ホーン修理 その2

 中を開いてみて思ったのは外は埃などで汚れているが、中はメッキもきれいに残っていて意外ときれいである。しかし、ポイントの部分は黒くすすけていて、ホーンの音を発生する部分の接点は真っ黒。電磁コイルの部分も結構すすけている。それらを全て空研ぎペーパーできれいにして、再び組立直す。9Vの擬似電源であるが、動作確認をしたところ、微弱ながら音を発した。後は車につけてみて調整しよう。
03/23/2002

緊急修理!ホーン鳴らず

 先日、車に乗っている時、ホーンを鳴らすとどうも左側からしか音がしないように感じた。あるのに使用できないのは筆者の性分が許さない。それよりなにより、今この瞬間車検を受けたら車検には通らないし、危険なので乗るのはやめてホーンの動作を確認した。
 ホーンは並列でつながっている上に、他の機材と違ってボディでアースされていないのでステーから外してカプラーのつけ外しをができる。
 まず、左のホーンのハーネスを外して、鳴っていないと思われる右のホーンだけが鳴るようにして音を聞く。・・・鳴らない。ホーンボタンを押しても鳴らない。電源自体が入っていないのかと思い、今度は左のホーンだけをつけてホーンボタンを押す。これは鳴った。ということは右だけが駄目ということだ。
 今度はヒューズを含むハーネスに問題があるかどうか見るために、たまたま持っている純正のマルコホーンを右のホーンのハーネスにつけてみる。これは鳴った。ということはホーン自体が不良ということになる。ちなみに、筆者の44ヨタは他の年式とは違い純正で平型のホーンが付く年式である。ホーンの音色はマルコホーンの方が好きなのだが、自分の車でその音を聞くのは初めてだった。
 家に帰って修理書を見てみる。そうだ、マルコホーンとではちょっと作りが違うことにここで気がついた・・・。
03/21/2002

やっぱりデンデン太鼓。手負いのパブリカ。

 故障診断が終わり、近所のジョナサンで失意の中会報の内容の打合せを行う。意外とあっさり内容が決まる。暫くコーヒーなど飲んだ後、修理に出すべくこの夜から筆者が黄色いパブリカを預かることとなった。
 恐る恐るエンジン始動。この時点でまだ音が出るようだとかなりの重症だ。…音がない。異音は微塵もなかった。まるでさっきの音は嘘だったかのように。エンジンが冷えている状態では音はしない。とりあえず症状を確認しながら自分のうちへとパブリカを走らせた。
 しかし、早くも吉祥寺付近で誰かがデンデン太鼓を鳴らした。油温計は65度を差している。最初は気のせいかと思ったが、油温の上昇にしたがって確信に変り、更に油温の上昇に伴って確信はそれ自体が環境となる。どうにも隠し遂せることのできない音となった。気にしだすともうそれしか耳に入らない。左右の耳元でデンデン太鼓が鳴る。間違いない、コンロッドメタルが原因だ。だから早めにオイルを替えろっていったのに。
 その後は途中のコンビニで時折パブリカを休ませながら家まで大過なく帰ることが出来た。次の朝、一番で自動車屋さんに行ったことは言うまでもない。
03/20/2002

エンジンからデンデン太鼓が・・・。里子のパブリカの故障診断

 先週の金曜日、15日のことである。当初よりこの日は前会長と会報の中身について打ち合わせるため会う約束をしていたのだが、忙しいとのことでキャンセルになった。特にすることもないのでまっすぐ帰ろうと、筆者が吉祥寺の中央線のホームに立っていたときのことである、タイミングよく電車が入ってきたかと思った瞬間、胸のポケットにあった携帯電話が激しくゆれた。前会長からである。急遽、打合せをしようとのこと。ついでにさぁ…と言った次の言葉に我が耳を疑った。「エンジンから変な音がするから診てくれない?」であった。こうなるとどっちが会う理由か分からなくなる。とりあえず、エンジンの具合を見るべく、今来た井の頭線を元に戻っていった。
 井の頭線高井戸駅付近で待っていると暫くして見慣れた黄色いパブリカが滑り込んでくる。「なんだ、ちゃんと走ってるじゃん」と思ったのもつかの間、アイドリングしているパブリカのエンジンは明らかに異音を発していた。この日の東京は最高気温23度。悪いことに走っている時に渋滞に巻き込まれ、油温がぐんぐんあがってしまったそうだ。その時であったという、音が出始めたのは。いや正確に言うと、特別大きい音がし出したということだ。
 早速エンジンフードを開けてエンジンの音を聞く。・・・明らかにクランクケースの中から音がする。その音を聞くと何か聞き覚えがあるようなないような…。いや、あった。あれは44ヨタを買って半年後、3月の寒い日の夜中の記憶。まさしくこの場所から聞こえてくる打音はコンロッドベアリングの隙間が大きくなっている音である。ただ、パブリカはヨタハチに比べてパワーがない分おとなしい音に聞こえた。
03/19/2002

44ヨタ、常磐道初見参!

 8日、所用につき我が44ヨタにて常磐自動車道は水戸まで往復してきた。ルートは行きが国道16号から瑞穂で岩倉街道、そして圏央道青梅インターより鶴ヶ島JCT、そこから関越自動車道にて大泉へ。東京外環自動車道にて三郷、そして常磐自動車道へと行った。帰りはその逆で、所用により川越で下りて国道16号である。
 8日の東京地方はぽかぽか陽気。日だけを見ているとまさにドライブ日和であったが、風が強かった。特に常磐自動車道に入るとその傾向がより強くなり、まっすぐ進ませることに必死だった。そのことを同じ道程を来た仲間(三菱のエアトレックに乗る)に言ったが「・・・風なんてありました?」とのコメント。物理で説明できるが、仮に同じ速度で走るものとして、物体は重量のあるものの方が運動エネルギーは大きい訳である。そこに作用する風の影響はヨタのようにちびっこの車には特別利くわけである。まあ、これくらいの困難がある方が、ドライブは面白い。
 帰りは昼間とは打って変わって寒くなった。しかし、我々には燃焼式ヒーターという強い味方が居る。道中ずっと使用していたが、ヒューズ切れなどのマイナーなトラブルもなく正常に使用できた。帰りに同乗してくれた女性にも面目を保たせてくれたことになる。寒い中、ヒーターなしでは運転者の筆者はともかく同乗者には地獄に他ならないだろう。午前2時に帰着。ヒーター使用、行きの渋滞などにも関わらず、リッター18キロの燃費はいいところだろう。
03/11/2002

意外と悪くなっていた!ミッション、デフオイル交換

 今週の金曜日、一人で少し距離のあるところを走るので、日曜日に実はミッションオイルとデフのオイルを交換した。あまり気は進まなかったが、近所のトヨタディーラーにて筆者も手伝って交換することにした。記録によると、なんと2年前にミッションとデフのオイルを交換してこの方、交換していないことが判明した。距離はそう出てはいないがエンジンオイルを換えた直後なだけに、油脂類は全て新しくしたかったのだ。
 しかし、改めて見るとデフに入るオイルの量がなんと少ないこと。本当にこんなのでいいのかなと不安に思う。かといって無理やりオイルを入れても抵抗になるばかりで入れるだけ無駄なのはわかっているのだが、何しろ不安な量だ。
03/08/2002

早かった?正式開業より1年

 この3月で本格的にホームページを開いて1年が経過した。早いものである。これを見ていただいている皆さんがどう思うかはわからないが、自分自身としてはまだまだやりたいことの半分もやれていない。今年は年始にも宣言したとおり、いろいろな新コーナーを予定しているが、今のところそれは予定でしかない。それでも飽きずに皆様の閲覧を期待したい。
03/08/2002