燃焼式ヒーター、噂の真相

 さあ、ここでちょっとひとやすみ。燃焼式ヒーターに関する噂について、筆者の経験上だけですがその真相に迫って見たいと思います。

うわさ その1 「ガソリンを燃やすなんて…ヒーター爆発するんじゃない?」

 燃え残ったガソリンやすすが爆発的に燃えることはありますが、ヒーターが燃焼炉から吹き飛ぶ…なんてことはありません。エンジンに入る混合気じゃないんだから圧縮していないもの、どうやって爆発するの?

うわさ その2 「僕のヨタ、ヒーターを使って走るとリッター何百メートルですよ!」

 …フューエルレギュレータから燃料がオーバーフローしているか、燃料系のどこかでガソリンが多量に漏れています。直ちに修理してください。いくらなんでもそんなに不経済ではありません。

うわさ その3「ヒーターを使うとヨタハチは燃える」

 過去にはそういう事例があったようです。しかし、日ごろの保守と異変に気が付くセンスさえあれば車が燃えてしまうような事態、例えば燃料が漏れていて引火した、なんてことはありません。そして、過去の事例もその殆んどはユーザーのミスで、ヒーターそれ自体が悪い訳ではないようです。
 やっぱり枯れ草の上でエンジンかけてヒーターも回っていたりすれば、引火の一つもするでしょ?
 この他にも、燃焼式ヒーターにまつわる噂を募集しています。ネタの提供は筆者までメールにて。尚、採用された方は名前付きで当ホームページに掲載させていただくことをご了解ください。