全検時のお手入れ

はじめに。。。

 日ごろの手入れをしっかりしていてもレールは汚れていきます。
 2〜3年に一回はちょっと大掛かりな点検も必要になってきます。
 と、いっても走りが悪くなったら いくらクリーニングしても走行不能
または、ギクシャクする(車輪のクリーニングをしてあっても。) のとき
だけ行いましょう。

 

 まずどんなことするの?

  簡単です。レール表面を研磨するだけです。なぜ非常時なの
  かは、レールの表面は研磨しなくてもいいものだからです。
  でも、年月が経つと、クリーナーだけでは落ちない汚れが蓄積
  してきます。(酸化して表面がくすんでくる)これを除去する為に
  表面を少し削ります。
  使うのは、レールクリーニングカーか、1mmぷら版を適当な
  大きさに切ったものに、1000番程度の紙やすりを巻いたもの
  を使用します。

 削る。。。

  軽く削っていきます。あまり削ってしまうと、逆にレールが使え
  なくなってしまします。このときレールとレールの接続面の段差
  を削って走りやすくすると効果が目に表れやすいと思います。
  削り終わったら、クリーナーが染み込んだ綿棒で拭いて、目に
  見えない削りカスを取り除いてあげましょう。そうしないと新たな
  スパイクの原因となってしまいせっかく研磨した意味がなくなって
  しまいます。

  で、効果は・・・
    
   写真の通りです。輝いています。これで、買ったばかりの
   走りが戻るはずです。

上記の写真は、使い込んだレールと新品のレールです。
その差がはっきりとわかるとおもいます。

 

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