日ごろのお手入れ                            

はじめに。。。

 鉄道模型を走らせて楽しむならもっとも大切なのは、日ごろのお手入れ
 をしっかりしていかなくてはいけません。そうしなければ、いざ楽しもうと
 してもギクシャクした走りやもしくは、まったく動かないこともあります。
 これは走らせる車両にも言えることです。
 ここでは、レール近辺のことについてお話していきます。
 あわせて、全検時のお手入れもごらんください。

 まずは、最低限必要な道具から…
  
  レールクリーナー綿棒です。これが、あれば最低限のお手入れ
  が可能です。値段は、クリーナー(TOMIX製)¥400・綿棒¥100で
  す。綿棒は、100円ショップのものです。そんなに高いものでは、
  ありません。初期投資は小さく効果は大きいです。
  クリーナーは各社いろんなのがでてます。特に差はないと
  思います。お好きなものをお選びください。

 市販のクリーナーのほかにもこんな代用品もあります。
無水エタノール」500ml 薬局で1300円ぐらいで変えます。
市販のクリーナーは有機溶剤を使用しているようです(トミックスの場合)
成分が違うのでクリーニング能力に差が発生すると思うのですが、
どっちがいいのでしょうか・・・
無水エタノールを使う場合そのままのビンでは使いにくくて
しょうがないので、小瓶などに移して使いましょう。その際ちゃんと
中身がなんなのか分るようにふたなどに記しておきましょう。
シンナーなんだか、エタノールなんだか、水なんだか分らなくなります。
実際に、エタノールで拭いてみた。 スゲー汚れている。
それも当たり前で、一年以上も吹いてないのだから汚れているのは
当たり前といえば当たり前である。

 しかし、エタノールで洗浄したあとも走らない区間があったので、
市販のクリーナーを使用してみたが、それでも復活はしなかった。
しぶしぶ、あとで登場するレールクリーニングカーのヤスリタイプ
で、レールを研磨。 その後無水エタノールでふき取り、無事快適な
走行を実現。  

結果、 無水エタノールは万能ではないが、かなりの威力はある。
 

 使い方。。。

  いたって簡単です。綿棒にクリーナーを浸して、レールの上を
  軽くこするだけです。かなり走らせた後に拭くとすぐに黒くなり
  ます。黒くなったり、先端が、弱ってきたら別の綿棒に変えま
  しょう。レールは、酸化と電気的なスパイクからくる汚れが付き
  ます。これらは、走行の不安要素でもありレールの寿命も短く
  します。走らせる前。後にはしっかり拭いてあげましょう。

 こんなのもあります。

  レイアウトや、大規模な路線または、面倒な事が嫌いな方には
  多少値が張りますが、こんなのもあります。「レールクリーニング
  カー」これは、便利です。ただ走らせるだけです。レールのクリー
  ニング率はまぁまぁです。でもトータル的なクリーニング車両なの
  で、買って損はないと思います。(ホコリ対策もできますし)
  でも基本は、『自分の手』です。あまり機械に頼りすぎもよくあり
  ません。

他には…

 ホコリ対策が必要です。

  これは、固定式の大きな問題です。ホコリは、車両にも
  自分にもいい影響を与えません。レールに溜まったホコリ
  は、掃除機で吸い取ったり、クリーニングカーで除去したり
  して、きれいな状態にしておきましょう。

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