パンターG型・単色迷彩
(ドイツ・1944年-45年)

ワールド・タンク・ミュージアム、
シリーズ3のNo.53。

 装甲強化を目的として開発されたパンター2の具現ともいえる存在がこのG型で、併せて生産の簡略化も図られていました。各装甲板の傾斜や厚みの変更、ラジエターの能力強化、戦闘区画のレイアウト変更による弾薬搭載数の増加等々の細かな改良は、各種戦訓を活かしたものになっています。1944年3月に試作車2両が完成し、同年4月より生産を開始。以後、各社あわせて合計2953両が完成し、シリーズ最多生産型となりました。

 

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