ヘッツァー軽駆逐戦車・3色迷彩
(ドイツ・1944年-45年)

ワールド・タンク・ミュージアム、
シリーズ2のNo.33。

 3号突撃砲同様、戦車とは名付けられていますが、いわゆる「歩兵支援車両」です。大きさは、3号突撃砲より小さく、BWM38(t)軽戦車のシャーシーを使用し改修された駆逐戦車で、4号駆逐戦車そっくりの戦闘室を持っていました。主砲はマズルブレーキなしの48口径7.5cm砲Pak39で、エンジンは160PSのプラガAC/2を搭載。1944年4月から1945年5月の終戦までに、2,584両が生産されました。マイナーですが、ヘッツァーの派生型に「突撃歩兵砲」がありました。これはヘッツァーをベースにした、戦車回収車の車体を使い、戦闘室前部に15cm重歩兵砲を搭載したもので、1944年12月から6両の改造車を含めて、24両が造られました。

 

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