ティーガー1後期型重戦車・単色迷彩
(ドイツ・1944年-45年)

ワールド・タンク・ミュージアム、
シリーズ1のNo.3。

 正式名称は「ヘンシェル・6号戦車E型・ティーガー1型<PzKpfw.6(1)E>」というそうです。ちなみに「ヘンシェル」とは製作会社の名前で、競合会社は、あの「ポルシェ」だったとの事。余談ですが、ポルシェ社は同系の試作車「VK4501(P)」の不採用通知がくる前に、90両の車体を製作してしまったので、それは駆逐戦車「フェルディナント(後にエレファントに改名)」に転用され、クルスク戦に投入されたそうです。話を戻しますが、「ティーガー1」の利点は運転が楽で、当時としては世界最高水準でしたが、欠点も多く、具体的には生産に手間がかかったり、その重さ(56.9t)から、当時のほとんどの橋が通行不能だったようです。

 

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