第512重戦車駆逐大隊第3中隊 オステローデ 1945年4月
(ワールドタンクミュージアム 第5弾 No.88 ヤクトティーガー(ヘンシェル転輪) 3色迷彩 リペイント)

 例によって数年前、某A氏よりshenye.xiuming氏経由でいただいたもの。このモデルはどこにも欠損・破損等はなかったのですが、そのまま掲載しても芸が無いので、リペイントをしてみました。第2次世界大戦欧州戦線末期。もはやドイツ軍には装甲師団を編成できる余力は無く、極度の物資不足から、写真のように完成したてのプライマー(錆止め)塗装の戦車に、簡素に迷彩を施しただけの戦車や、僅かに残った残存戦力などをかき集めて部隊を編成し、ドイツ国内の最前線に急行させるという、場当たり的な戦法しか出来ませんでした。写真はシュレーダー中佐率いる、第512重戦車駆逐大隊第3中隊第2小隊の2号車で、オステローデでの戦闘をイメージし、実車の写真などの資料が無い為、自分でそれらしくアレンジし、リペイントしてみました。ちなみにモデルは戦闘用の履帯(幅の広いキャタピラー)を付けていますが、史実では輸送用の履帯(幅の狭いキャタピラー)しか無く、苦労しながら行軍と戦闘を強いられていたようです。

 

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