第35戦車連隊第1大隊
(ドイツ・パンサーG型[初期型])
マイクロアーマー、
シリーズ2のNo.011。

 「最初のロシア軍戦車と対峙しこれを2発目で撃破、その乗員が脱出するのが見えたが戦車は炎上していなかった。次のT-43(ドイツ戦車兵は1943年型T-34/76をこう呼んでいた)は1発目で命中、炎上した・・・」これは1944年9月、第4機甲師団第35戦車連隊のクリスト軍曹の戦記の出だしで、彼のパンサーはこの後続けざまに5両のT-34を撃破しています。ノルマンディー戦以降の西部戦線とは異なり、それほど徹底したヤーボ(爆撃機)攻撃のないロシア戦線では、パンサー戦車もほぼベストの能力をもって、地上戦闘に専念できたようです。

 

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