ラストパンサー
(ドイツ・パンサーG型[後期型])
マイクロアーマー、
シリーズ2のNo.010。

 パンサー中戦車のバリエーションを大ざっぱに紹介すると、次のようになります。試作車VK3002(MAN社)のD2型を基本として、1942年11月から生産に入った初期型のD型。D2型と同時に試作が行われていたD1型をもとに発展し、1943年後半から戦力化されたA型。ペーパープランに終わってしまったB型とC型。そしてパンサー登場からの実績と戦訓をとり入れ、機能的にも実用性が上がってパンサーの決定版となり、終戦まで最も多く生産された、事実上の最終型のG型です。主な特徴としては、側面と上面の装甲厚を増し、防御性能をあげているほか、砲塔の防楯の形状変更や燃料タンク周辺の装甲板の形状の変更などがあります。

 

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