SS第101戦車大隊
ミヒャエル・ヴィットマンSS中尉搭乗車
(ドイツ・タイガー1[初期型])
マイクロアーマー、
シリーズ1のNo.007(SPECIAL)。

 大戦中、連合軍戦車138両とPak(対戦車砲)71門を撃破したティーガーのトップエースとして有名なミヒャエル・ヴィットマン(Michael Wittmann)中尉時代の搭乗車両。第二次世界大戦当時、「死神」とさえ言われたドイツ陸軍撃破王、ミヒャエル・ヴィットマンでしたが、その最期は1944年8月8日、サントーに向かう途中、連合軍の戦車「シャーマン・ファイアフライ等」の包囲集中攻撃(諸説あり)に遭い、撃破され死亡。その遺体も長らく、当時撃破された場所附近に、誰知る事もなく埋葬されていましたが、近年(1983年)道路拡張工事にて発見され、正式な軍隊葬を執り行った後、ラ・カンプにある戦没者墓地へ埋葬されたそうです。合掌。ちなみに砲身の先端部に描かれている、白と黒の帯状の模様は、砲身の仕様である、56口径8.8cm36式戦車砲(8.8cmKwK36/L56)、つまり88mm砲にちなみ、敵戦車約88両目を撃破した記念に、その時の搭乗車をバックに、ヴィットマンとその乗員を撮影した際に描かれていたキルマークです。(この記念写真は有名)

 

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