タイタニック−TITANIC−

制作費が史上最高の240億円と言うことで鳴り物入りで宣伝してました。
それでかなり期待して観に行ったのですが期待が大きすぎたのか観ている間中宣伝文句が頭の中を駆け巡りあまり感動しませんでした。
あまりいろんな情報を聞かずに雑念無しで観た方が楽しめたかもしれません。
物語の大きな部分を占める、主役２人のラブストーリーに入り込めなかったのも楽しめなかった原因の一つかもしれません。
私がもう恋愛の年頃を過ぎてしまったのか、それとも船旅をしたことがないので実感が湧かなかったのか？
タイタニック号の事故は何度も映画化されていて、映画の題材として魅力的なのかもしれませんが、この事故が本当に起こったことだと思うととても悲しくなります。
しかも一等船室の人達が優先されて救出され、三等船室の人達はおざなりにされたなんて許しがたいことです。
船は豪華であるより人の命を守ることのほうが大切なのだと教えてくれました。

出演　レオナルド・ディカプリオ　ケイト・ウィンスレット
(1997年　アメリカ）

(余談）制作年度を調べてたら1997年だったのでビックリ。
映画館で観たのはつい最近だと思ってたのにもう8年近く前だったのね。
これ以後映画館で映画を観てません。もっともっと映画館に行きたいな〜。
それにしても全然似てないディカプリオを描いてしまいましたね。
ファンの方には申し訳ないです。
この元の写真のディカプリオはもうちょっと厳しい表情をしていてヒロインを守る意志の強さが現れていました。

(絵と文 2005年8月)