ショコラ−CHOCOLAT−
真っ赤なマントをかぶった親子が雪の中を行くシーンではじまるこの映画は、その冒頭から非現実的な感じがしました。
それは、そのマントが赤頭巾ちゃんのように 本当にまっかっかで「こんなの着る人いないよ〜〜〜!!」と叫びたくなるほど まっかっかだったから。
でも それもそのはず、この映画は「大人のおとぎ話」なのです。
主演のジュリエット・ビノシュは、おとぎ話の主人公にしては 少し年をとってるかな?といった感じですが「おとぎ話なんて作り物よ」と知っている雰囲気の彼女に、
「大丈夫よ。きっと上手くゆくわ♪」
なんて言われると、ホントにその気になってしまい、話の中に引き込まれていくから不思議でした。
派手なアクションや特撮はない映画ですが、それだけにごまかしがきかない良さを見せつけてくれる作品だと思いました。
出演 ジュリエット・ビノシュ ジョニー・デップ
(余談)ジョニー・デップを描いてみました。
絵を書くのは10年ぶり以上で 全然似てないデップになってしまいました。
本当は 写真を載せたかったけど
肖像権に引っ掛かるのでムリして似てない絵を載せてしまった・・・・。
(絵と文
2002年5月)
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