3月20日 (火)  熊本城 春のこどもスケッチ大会〜酷評つき

この季節になると あちこちで催される「こどもスケッチ大会」
今日は 熊本城のスケッチ大会に出かけてきました。
私、朝早くからお弁当を作って、寒い中一生懸命お付き合いしましたよ。
そして「できるだけ娘の自主性に任せて描かせることにして 口を出すまい」と 決めてました。
「そして私は、編むのだ」と…。
が、最初からつまづきました。
娘は、画用紙の真ん中に ちょびっと天守閣を描いている。
今までの傾向から 真ん中にちょっびっと何かを描いて それでおしまい…という描き方をしてきたので、
「娘ちゃん、あなたは何をどこまで描きたいの?」と、質問。
そして「画用紙はここからここまであるのだから 自分の描きたいものを画面いっぱいに描きなさい」と 口出し。
まぁ、このくらいは良いよね。
が、が、描きあがってゆく娘の絵は絵になってなかった。
ただ、お城らしき線を引き、水の中にドボンと筆をつけ 水加減なんか関係なしにパレットにあった絵の具にそれをつけて ドボドボと絵の上に色水(絵具ではない!)を載せてゆく。
しかも自分の気の向いたところだけ!
絵というよりただの「落書き!!!」
ついに母はキレた!
「アンタのは絵じゃない!!(怒」
「空の色はもっと白いでしょう」とか「梅の花はピンクじゃないの?」とか「手前の梅の花は描かないの?」とか「梅の枝はまっすぐじゃなくてもっとごつい感じでしょう?」とか、とか…。
そういうことを 私は言いたいわけではない。
ただ「この色はあなたがここに本当に置きたかった色なの?」「この線はあなたが 描きたいと思って描いた線なの?」と、言いたかった。
娘の絵には「パレットにあるから その色を使いました〜。」「色を混ぜてみたら面白かったので画用紙の上で混ぜて遊んでみました〜。」「この辺はつまらないからかきたくありませぇ〜ん」の気持ちが表れている、落書き!!
私は娘に問うてみたい。
「あなたは この絵に対して誠実でしたか?」
と…。
どんなに下手でも 一生懸命 向かい合って描くことが大切なのだと思うのよ。

つい、今日は書きまくってしまいました(汗っ
問題の娘の絵は左。
真ん中が 同じ視点から観た「熊本城」
そして、右は お口直しに「熊本城 昭君之間」の天井絵です。

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