五28系統は、朝夕の千住新橋の渋滞による遅延を回避するため、北11系統を途中の五反野駅止まりとした系統である。運行開始がいつからは不明であるが、1973年(昭和48年)にはすでに乗車しているので、それ以前からであろう。
かつては平日朝、夕〜夜のみ運行されていたが、1996〜97年頃(平成8〜9年)土休日の朝及び夕〜夜にも設定された。しかし、北千住の再開発により、北千住への直通需要の高まりから2004年(平成16年)12月20日ダイヤ改正で、平日朝のみの運行となり、平日夕〜夜及び土休日の乗り入れが中止され、現在に至る。
花畑車庫〜五反野駅間は短距離のため、2005年(平成17年)8月23日までは朝は5〜6分間隔の高頻度で運行されていたが、翌8月24日のつくばエクスプレスの開業に伴うダイヤ改正により、減便されてしまった。
なお、五反野駅前は折り返しのできるスペースがないため、駅を発車したバスは、右折を2度し、花畑街道へ出るルートをとっている。

 バス停都営住宅入口の先の四家町交差点で北11とは別ルートとなる。
 北11は斜め右方向へ直進するが、五28は斜め左方向、五反野駅前通り商店街へ
 進入する。

 五反野駅前商店街方向から 

 四ツ家町バス停。五反野行の四ツ家町は、北11系統と唯一異なる場所にあるバス停である。
 次は終点五反野駅のため、五反野行に末広町は存在しない。
 花畑車庫行は、末広町、四ツ家町とも北11と同じ場所にある。

 商店街の広くはない道を、自転車や歩行者、路上駐車、対向する自転車や車をかわし
 ながら進むとまもなく五反野駅。
 花畑車庫から約15分、環七超えがスムーズにいけば10分程で到着する。

 
 

 終点五反野駅。
 ガード下が停留所のため、天候が悪くても濡れずに乗降できる

 折り返しの花畑車庫行。
 
 

 平日夕〜夜、土休日の乗り入れ中止による末広町への誘導案内。

 五反野駅を発車したバスは、最初の信号を道路をいっぱいいっぱい使い右折する。
 よくミラーやボデーを擦らないな、と乗務員氏のテクニックに関心することしきり。
 この先にかつての乗車場所がある。

 かつて五反野駅前は降車のみで、乗車場所は駅から1度右折した先にあった。
 かつての乗り場のあたり。
 いつから駅での乗車になったか定かではないが、1985年(昭和60年)頃はここから
 乗車していた。

 その先、もう1度右折し、花畑街道へでると、北11と共用の末広町となる。
 五28系統の末広町は、花畑車庫行のみの設置である。
 夕方〜夜、五反野駅改札で花畑車庫行が発車してしまっても、走れば
 末広町で追いつくことができた。

 

 四家町交差点から三角形にループして、再び四家町交差点へ戻って花畑車庫へと
 向かう。

 
  


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