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番外編〜きりやん出演の「ビバ!!タカラジェンヌ」(12月7日放送)

ゆきさんからきりやんが出演された「ビバ!!タカラジェンヌ」の内容を教えていただきました。
この番組、関西地方&一部の地域しか聞けないんですよねー。
放送された日はちょうどきりやんのお茶会があった日で、私も宝塚にいたのですが、
ホテルのラジオがAM KOBEがはいらず(^_^;)聞けなかったのでゆきさんのご報告大変うれしかったです!
きっとお聞きになれなかった方も多かったと思いますので、
きりやんがどんなお話をされたのか読んでみてくださいね〜〜(^o^)

ゆきさん、どうもありがとうございました!


小(小山乃里子さん): 月組の霧矢大夢さんです。きりやんです‐。お疲れ様!

き(きりやん): お疲れ様でした〜。

小: も〜久しぶりの(き:お久しぶりです)笑。
   久しぶりって言ってもどっかで一回ね・・!

き: はい、そうなんです。

小: 梅田のかっぱ横丁かなんかの…

き: あ、はい、ちょうど私が退院してリハビリ中の と言いますか、この大劇場の集合が始まる前に、
   まぁ、もうじっとしていられなくって、いろいろ、とにかく舞台とか、宝塚もそうですけど
   行きたくて仕方がなかった時に…、でも丁度アレですよね、リカさんのコンサートの時ですよね。

小: そうそう!後ろから「復活!復活!」って
   歩いてきたからビックリしたけど(笑)

き: そうですね。皆様にはホントに永らくご迷惑をおかけしまして、 
   この場ではございますが、ありがとうございました〜ってことで。はい。

小: きりやんってのは元気印の代表みたいに思ってたから…

き: そうなんですよ〜。私も自分自身がね、ビックリしましたね。
   ははっ!でもやっぱり、どっか自分で過信してた部分とかもあって、
   なんか、やっぱり体調は皆さん気にしますけど、やっぱりプロとしてね…
   なんか自分自身が見えてなかったというか、意外に…

小: ケガとかやったらねぇ。きりやんがケガしたっていうんやったら
   「また動き過ぎたやろ!」とか(笑)

き: そうですね(笑) そういう意味で今回の病名は皆さんご存知だと思うんですけど、今回病気が病気でケガみたいにね、
   完治って、あ、だんだん痛くなくなってきました、とかそういうんではないので、
   とにかく、舞台に復帰して、この仕事を続けると誓ったからには、
   まぁ、上手く付き合いなが ら、慎重にっていうか、自己管理というか責任をね、
   他人様にホントに迷惑をかけますんで…(笑) 休演というのは。
   で、また私が想像していた以上に皆様心配してくださってて…(笑) 
   今までのイメージがね(笑)。とにかく元気になって、いま公演も始まりましたけれども、
   休まずに終えるのが本当の意味での復帰公演ってことですかね。


小: 11月21日にね、幕開けはどんな感じだった?

き: そうですね〜。やっぱり、あの、あんまり、いつもの初日の様子と、なんか、わぁ〜!って思うんですけど。
   あ、端々には「あ〜私、舞台に立ってるんだわ!」ってのはあったんですけど、初日ってやっぱりバタバタしますよね。
   で、全然実感なかったんですよ。
   初日の幕があいて、幕開きから出さして頂いてるし、すごい緊張してて…。ルイ14世とかやってても、こう、
   出してる手が震えてたりとかして。
   私、そうは思われないんですけど、すごい緊張しぃなんですよ。

小: えっ!?

き: そうなんですよ。あんまりこういうとこでも言った事ないかも知れないんです
   けど、すごく緊張しぃなんですけど。

小: 初めて聞いた!

き: パレードでやって、こう、お辞儀をした時にワァーって、何ていうんですか?
   いつものパレードとは違う意味の拍手を頂いたときに「あ〜そっか〜 終わったんだ、今日が‐。」っていうか、
   ホントに帰って来たんだ私、宝塚に。っていう感じで。あんときはちょっと「うっ」ってなりましたね、ハイ。

小: ホントにファンの皆様も心配して待ってらっしゃったからね。
   きりやんの元気な顔見たら思わず拍手っていう…
   でもあの、今回の「薔薇の封印」の幕開けってのはコメディだからね〜。

き: そう〜。私は大真面目にやってるんですけどね。
   全然、なんか最初、お稽古の段階で、そんな、自分が気づいていなかっただけかもしれないんですけど、
   小池先生にも、終わった後「なんかすっごい笑われたんですけど…」って
   言ったら、「いや、それが狙いです!」とか言われて(笑)
   ガクッとかなって。私はすごい大真面目に役に取り組んでたんですけど…。
   なんか良いんですかね。

小: 良いんじゃないですか(笑)あのヒゲといい、なんとも言えない(笑)

き: そうですね〜。


〜〜〜♪ルイ14世の「余は国家なり」♪〜〜〜



小: コモちゃん(美原志帆)に出てもらった時にね、
   「私、愛人なんです☆」って言うから、「誰の??」って聞いたら「霧矢さん…」って。
   きりやんが、そんなにたくさんの愛人を持つ役かい!って(笑)

き: も〜そうなんですよ。おかげ様でねぇ。
   初めてなんですけど、10年目にして、
   あの〜ねぇ、いわゆる大奥みたいなんを付けていただいて…。
   そのね、女の争いの、嫉妬の渦の中心に居るような役頂いたの初めてで。
   もぉありがたいですね。も〜。

小: もっとなんか「イヒヒヒヒ…」っていうのかと思ったら、そうじゃないのね。

き: どっちかって言ったらね。そっちもあり〜の、でもダンスとかバレエとかの芸術の方にも行き〜の、
   政治もちゃんとやったよっていう、バイタリティに溢れたパワフルな方だった見たいで…。

小: 第2話もどっちかっていうとコメディタッチだよね?

き: そうですね。なんか、あの〜、本当にコメディ部門を
   任されているみたいな感じで「アレ?」って感じなんですけど。

小: もうちょっと二枚目で・・・

き: いや〜、でもね。まぁね私らしいかなと思って。
   ま、もちろん渋い役とか大人の役とか暗〜い役とかも、いずれはやってみたいと思うんですけど、
   まぁ、こんな感じで華々しく出さしていただいて、これで良かったんじゃないかな、ってとりあえずはね。
   踊る役なんで、元気に踊る姿も見ていただけるので。

小: ダンスのお稽古なんていうのは、まぁ退院してからボチボチ始めてたん?

き: やっぱりねぇ。今まですごく動いていたので、筋肉とかすごく落ちてしまったんですけど、
   あの〜、ベッドに括りつけられてる時期もあったんですけど、(笑)
   徐々に許可が出た頃とかは病院の廊下を歩いたり、病室でストレッチしたりとかを試みて、あの〜退院してからも、
   レッスン通ったり何か見にいったり「自分でできることは」って感じですかね〜、ハイ。

小: あの〜この前、グラフかな?きりやんの記事読んでたらね、
   やっぱりちょっと最初は焦ったみたいなこと…

き: そうですね〜。はい。主演も決まってて、ポスターも撮ってたし
   あ、もちろん東京公演で休演ってのは自分の中でも初めてで、許せないとことかもあったんですけど、
   ま、逆にこの時期に、いまやらなければならない時期に、こういうことになったっていうのは、
   絶対なんか、こう意味のある事だなぁと思うので。
   …だし、自分を見つめ直すことも出来ましたし、宝塚も。自分自身とか。まぁ、プラスに考えていくようにしていますね。
   月組のみんなが、代役さんとか月船とかの頑張りに感動しましたね。
   そういう意味で、私は今、身体を治す時期なんだと思って…。
   ホントに託したぞ!よろしく!って感じで。すごい、この病気ってもっと時間がかかって大変な方々がたくさんいらっしゃるんで…。
   私は軽い方なんで、こんな事で負けててはいけないなって言う意味で、ハイ。

小: そうやね。じゃ、ここで好きな歌を…

き: はい。最近ですね〜、テレビドラマでやっていて、
   たまたま付けた時にやってて大感動してしまって…。
   フジコ・ヘミングさんのドラマで影響を受けて…
   そういうので直ぐ影響受けてしまうんですけど(笑)…アルバムを買い
   まして、「カンパネラ」というアルバムからリストの「ため息」です。



〜〜〜♪リストの「ため息」♪〜〜〜



小: きりやんってピアノ弾けたっけ?

き: えーっと、全…大して弾けません!
   全然っていうか、全然に等しいかもしれません。

小: ピアノってのは音楽学校の教科にはないの?

き: あ、ありました。私は予科生の時だけあったんですけど。
   えーっと、なので受験に必要なくらいの。って感じですね。
   一度、幼少の頃に習ったんですけど、すぐ辞めちゃったんですよ。
   自宅にアップライトピアノが置物として(笑) しばら〜く何年も置かれていたっていう。
   で、宝塚受験を決めまして。で、こういう〇〇(←聞き取れなかった)があるとか、
   授業にピアノがあるらしいとか聞いて、で、ちょっと叩かなきゃ‐って、
   えんらい(すごい)調律狂ってたんですけどね〜(笑) 
   で、ちょっと、こう、なんていうんですか?バイエルとかその次の…ブルグミュラーか。
   ・・をタラタラっと弾いたくらいで、その「必要最低限!!」みたいな感じで(笑)
   もう劇団に上がってからは一切…。自分の歌の時にポンポンって…
   あ、基本的に譜面読めないんですよ。耳で覚えるタイプなので(笑)歌の時とかは大変です。
   ボーンボーンって、自分で鍵盤叩いて。
   こんなおもちゃの鍵盤叩いて(笑) やってますね。

小: じゃ、フジコ・ヘミングを聞いてやってみようと・・・

き: 全然違います!それはないです。才能が違いますもの。
   血が違いますよ。

小: ピアノ弾く役とか来たらどうすんの?国境のない地図とか…

き: えーっと、それは、うま〜いこと角度とか…弾いてるような…録音とか…
   いかにも弾いてる素振りをするかもしれないですね(笑)

小: でも、きりやんならやると思う。

き: いやいやいやいや。それはどうかしら。はい。
   そう思うのもちょっと間違いかもしれません(笑) はい。
   その過信がよくないんですよ。
   きりやんなら…って思ってしまうのが…私も人間ですから(笑)

小: できないんだ。と思っときゃ良いんだね。

き: そう!はい。

小: できるよ。

き: いやいやいや。どうでしょうか(笑) 来ませんように!

小: あの〜舞台の話からちょろっと変わっちゃうけど、何?犬買ったんだって?

き: お〜。聞きつけましたね!
   ま、いろんなとこで言ってるのがアレなんですけど、ねぇ。
   それがですね。休演中に買ってしまったんですよ(笑)
   ね〜なんかよっぽどだったんでしょうね(笑) 
   自分でね〜「あ〜もうダメだ」と 思いましてね。でも、ホントに彼のおかげで、あ、男の子なんですけど。
   フィンチと名付けさせていただいたんですけども…。
   懐かしい「ハウ・トゥー〜」の。本公演も楽しかったし、新人公演もやらせていただいたってのもあるんですけど。
   なんか元気になりたいって時に買ったんで、その元気な役の役名を。 
   もちろん、なんかこう落ち込んだときとか、食事がのどを通らなくなったときとかも、彼がガツガツえさを食べて、
   ウェーって動きまわるんで、なんか私もこの子みたいに元気にならなきゃーって。
   すごい励みになって。で、彼を散歩に連れていったりするのも、すごい良いリハビリになったし…
   本当にだいぶん助けていただいてますね

小: もうメロメロって感じ?

き: メロメロですね。私ね、なんかこう、ペット飼われてて
   親バカの方々を見てて「あ〜親バカだなぁ」なんて思っていたんですけど、
   まんまとなりましたね、自分が。

小: 私ね〜、バカにしてたの。「帰りましたよ〜」とか。でも言っちゃうの。

き: なりますよ!なんかちょっと赤ちゃん言葉になるんですよね。
   「待ってたん?ただいまー!」みたいなね。
   「はいはいはい、かちこかったね〜」「お留守番してたの〜。」みたいな(笑) 
   バカじゃない!?とか思うんですけど、なりますね。

小: 面白い顔やろ?フレンチブルドックって。

き: はい。なんかね〜。いわゆる先の尖った美犬っていうよりは
   私は絶対あぁいうぺチャってなったブルドック系の顔がよかったんです。
   でね。で、なんかすごく人間くさいんですよ。で、ものすごく味があるんです、
   よく言うと(笑) だからたまらないですね。で、フガフガ言いますし、いびきもかきますし。

小: ブルドックは特にかくよね。

き: すごいんですよ。おもしろいの。そこがたまらないですね。

小: 友達というか家族というかね〜

き: 大切にしたいです。

小: それが今回のね、復帰舞台の活力源になっちゃったっていう…

き: はい〜。

小: で、犬の話はまだまだ、一晩中続きそうなんで(笑) 



〜〜〜♪バンパイア・レクイエム♪〜〜〜



小: あの〜リカちゃんが最後ってことで何か一言…

き: はい。私は、そういう意味で、リカさんのサヨナラ公演に出演できるという事で、本当に幸せに感じてます。
   自分が復帰するってことより なんか嬉しいなって思いますし、
   あの、もちろん、だからちゃんと最後まで舞台に立って、ちゃんとお見送りしなきゃなって思うんですけど、
   ホントに花組時代からお世話になりまして、ホントに感慨深いですが、
   最後まで、あの〜、笑顔でお送りしたいなと思います。よろしくおねがいします。


小: そして来週は安蘭けいさん、トーコさんなんですが、
   きりやんとは接点あったかな?

き: …ないんですけどね。これがですね〜、
   最近メルトモとかになったんですよ!(笑) 
   メルトモって勝手に私が「トモ」って思ってるだけかもしれないんですけど。
   なんかTCAとかで、お話する機会があって「きりやんおもろいな〜!」
   「トーコさんも面白いですよ!」そしたら、なんかね〜
   「ちょっとメール教えて!」ってことになって「はい!」とかなって、
   「今度フィンチの写真頂戴よ!」とか・・・。
   なんかね〜、そうなんです最近。
   面白い方ですよね。ま、舞台も素晴らしいんですけど。

小: なんかね〜関西身ひいきするわけじゃないけど、関西のノリやね〜。

き: なんか通じるものがありますね〜。

小: ま、向こうは滋賀県やからね…ってそういう言い方ねぇ。(笑)

き: そうですね。って、ちょっとそういう言い方はね…カドが立ちますけど。(笑)

小: 厳流見にいけないみたいだけど・・・

き: なんかね、ちょっと重なってるみたいで残念なんですけども。
   アイーダの時は東京公演で見て、素晴らしかったです。

小: じゃ、メルトモのことは来週聞いとくね。




小: じゃ、もうワァーってご飯食べに行ったりとかはしないの?

き: そうですね…。結構つつましやかにしてますよ。
   とにかく今回は公演に専念して。はい。

小: 明日も頑張ってください!

き: はい!ありがとうございました。