近畿直上、980hPa?!

 3月20日12UTC 初期値の192時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想   実況
JMA・地上天気図JMA・500hPa天気図

 3月21日早朝、JMAのGSM天気図を何気なく 見ていると目に飛び込んできたのは最終日 (FT=192)の発達した低気圧。中心は京都 付近で、その気圧は980hPa! 時々、日本 付近を低気圧が発達しながら通過する季節 とはいえ、なかなかお目にかかれない、刺 激的な天気図だ。当然、500hPaも刺激的!  九州には巨大な渦、そして、5400gpm 以下 のエリアが西日本をすっぽり覆う。  そりゃ、こんな渦が南下すれば、発達し ても不思議じゃない。南下すればね・・・。 はたして・・・?
 3月21日12UTC 初期値の168時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想 前日の予想 実況
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 3月22日12UTC 初期値の144時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想 前日の予想 実況
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 3月23日12UTC 初期値の120時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想 前日の予想 実況
JMANCEPECMWF

 3月24日12UTC 初期値の096時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想 前日の予想 実況
JMANCEPECMWF

 3月25日12UTC 初期値の072時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想 前日の予想 実況
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 3月26日12UTC 初期値の048時間予報(予報対象・3月28日21時)  翌日の予想 前日の予想 実況
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 3月27日12UTC 初期値の24時間予報(予報対象・3月28日21時)    実況    前日の予想
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 3月28日21時の天気図     FT192 FT168 FT144 FT120 FT96 FT72 FT48 FT24  ページのトップ
地上実況天気図500hPa解析天気図
 結果―――。低気圧は秋田沖 で988hPa。これでも十分に発達 しているのだが、近畿・980hPa に比べるとインパクトに欠ける 感は否めない。500hPaの渦の中 心は日本海中部。谷としては十 分に深いが、これもFT=192の渦 と比べると平凡に思えてしまう。  それでも谷の深さはともかく、 日本海〜沿海州が谷、東の海上 〜北海道が尾根、と位相はほぼ そろっていた。192時間後予想 としては及第点だろう。  これで日替わりがなければ申 し分ないのだが、翌22日朝(21 日12UTC初期値の168時間予報) の天気図にはさすがに眩暈がし た。低気圧の影も形もない!!  とても同じ対象日時の天気図 とは思えない、この極端な違い もなかなか刺激的・・・。