こころ

わたしが殺してしまった
あなたの心・・・
もう二度と生き返らない
あなたが憎かった
あなたが恨めしかった
あなたが好きだった・・・



   ありがとう

あなたの澄んだ瞳と
我侭なくらいの真っ直ぐな心
あなたの前では素直になれる私がいる
私を選んでくれて
ありがとう・・・



   月に沈む

月に沈んでゆく わたしの心
誰もその姿に気がつかないわ
そう・・・
わたしと あなた以外は
ずっとあなたを さがしていたわ
そう伝えられる瞬間が
訪れる日まで
わたしは月に・・・



   メール

メールでの別れ
たった一言の さよなら・・・
そこには 理由もなくて
大きすぎる空白だけがあったわ
なぜ?
自分への問い掛けだけが
虚しく心を叩いて・・・
去って行く あなたの背中を
黙って見送るだけだった
もう忘れよう
そう誓ったはずなのに
メールが届くたびに
あなたの名前を捜してしまう・・・



   春

雪の結晶にのって
あなたの想いが届きました
桜の花びらにのせて
わたしの想いを贈ります
雪融け水が
花を咲かせるように
二人の季節が繋がりますように



   春涙

あなたへの愛が強過ぎて
この季節に焼き付けてしまったのね
あなたへの想いが深過ぎて
この季節が来るたびに思い出して
切なくなってしまう
あなたのこと
忘れたいけど
忘れたくない・・・
桜舞い散る夜に
今年も 涙を添えて・・・



   時間

久し振りに見るあなた
背伸びしている姿が
とても愛しかったのに
いつの間にか大人の空気を
纏っていたのね
あなたを想ったまま
私の時間は止まったままで
あなたの時間が
こんなに進んでいたなんて・・・
あなたの時間の中に
わたしの場所は少なかった
やっと気づいたよ
今なら
さよなら
言えるかな・・・



   逢いたい

止められない気持ち・・・
そこには悲しみの予感があっても
あなたがそこにいるのなら
わたしは きっと逢いに行くわ
あなたを想う時
幸せな気持ちになるけれど
あなたに触れた時の
涙が出るくらいの感動は
今もこの素肌に残っているから・・・



   不安

愛してる・・・
始まった瞬間に
終わりへの秒読みが始まるのね
いつもそう・・・
愛してると言ってくれた同じ声で
別れの言葉も綴られる
幸せでいる瞬間も
わたしの心から不安は消えないわ
想いがつよいほどに
絶望の深淵は深くなるのだから・・・



   不安

誰かを好きになると
どうしてこんなに不安になるの
あなたは誰といるの?
あなたは誰を見ているの?
あなたは私を・・・