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8月9日
長崎原爆記念日
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昭和20年(1945)年8月9日、広島に続いて長崎にも原爆が落とされました。市の3分の1は焼き払われ、12万人以上が亡くなりました。原爆落下の中心地には、平和公園があります。そこでは毎年の今日、永遠の平和を願い、記念の式典が開かれるのです。
夕方になると、亡くなった人たちをなぐさめるたいまつの行列が行われます。多くの人が、ゆうやみに包まれた中で、たいまつを一斉にともすと平和祈念像が大きく浮かび上がります。また白と黒の礼服に身を包んだカトリック信者の男の子のかかげる十字架を先頭に、公園周辺を行進します。「アベ・マリア」の賛美歌を歌いながらです。こうして多くの市民が、平和を願いながら一日が終わっていくのです。
 
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