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800年も昔の日本で、源氏と平氏の激しい争いがありました。この争いは長い年月にわたり、最後の決戦が、1185年の今日、山口県の「壇ノ浦」でおこなわれました。
源氏の大将は源義経という人です。知っている人もいるかもしれませんね。長い戦いのすえ、平氏は追いつめられて、とうとう「壇ノ浦」の海まできてしまったのです。もう後へはひけません。潮の流れまで源氏に味方したのか、平氏は敗れ、平家一門はみな、海の中に沈んでしまいました。
こうして勝利をおさめた源氏が、平氏にとってかわって権力を握り、武士社会を強めていくことになります。壇ノ浦の戦いは歴史に残る戦いとなり、海に沈んだ平家一門を悲しむ、様々な話も伝えられています。