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3月10日
東京大空襲
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真っ赤に燃えさかる炎の中で、お父さんの作ったガラス細工のうさぎがとけていく……。
昭和19(1944)年1月24日に東京がはじめて爆弾をうけてからすぐの、昭和20(1945)3月10日のこと
です。
そのころ日本はアメリカやイギリスなどと戦争をしていましてた。夜、爆撃機B29が100機以上も飛んでき
て、東京の町へ爆弾の雨をふらせました。東京の下町は大火事になり、たくさんの人がなくなりました。
ガラス職人のお父さん、妹、お母さんをうしなった高木敏子さんは、その時小学生でした。その後、高木
さんはたくさんの子どもたちにこのことを伝えようと、「ガラスのうさぎ」という本をかきました。高学年の人は
読んでみましょう。
 
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