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2月7日

北方領土の日

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北海道の東北につらなる歯舞諸島(はばまいしょとう)、色丹島(しこたんとう)、国後島(くなしりとう)、択捉島(えとろふとう)の「北方四島」は日本の領土でしたが、昭和20年(1945年)9月3日、旧ソ連が占拠してしまいました。そのため、ふるさとを追われた島の人たちは、島へ帰ることができませんでした。また、島の周りの海で、日本人が魚をとることもできなくなってしまいました。そこで、安政2年(1855年)2月7日に「今より以後、日本国とロシア国との境、択捉島とウルップ島との間にあること。択捉島は日本に属し、ウルップ島とそれより北の方、クリル諸島はロシアに属する」と日露和親条約(下田条約)が結ばれたことから、2月7日を「北方領土の日」と決め、早く返してくれるよう、運動をすすめることにしたのです。旧ソ連が解体してなくなった現在は、ロシア共和国を相手に日本の政府は早く返してくれるよう、交渉をすすめています。しかし、解決にはまだ少し時間がかかりそうです。

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