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二月が一日ふえて,二九日になった年を『うるう年』(閏年)といいます。四年にいちど,二月二九日までのうるう年があるのです。
一年は365日とふつういっていますが。正確には365日5時間48分46秒かかって,太陽のまわりを地球がひとまわりしているのです。これが「一太陽年」といって,こよみの「1年」にあたります。そうして,はんぱの5時間48分46秒が4回たまると,23時間15分4びょうになり,約一日になります。そこで,四年ごとに二月を一日ふやして「うるう年」としているのです。
これがグレゴリオ暦といって,世界でもっとも多くつかわれている『太陽暦』なのです。
夏のオリンピック大会は四年ごとにひらかれていますが,それがたまたま『うるう年』にあたっています。