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2月2日

国際定期航空路開かれる

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日本の飛行機が,今のように世界各地へ飛べるように国際航空路を開いたのは昭和29年(1954年)の今日のことでした。当時の国際航空路は沖縄線とサンフランシスコ線の2本だけで,どちらも毎週2往復飛んでいました。そのころ,沖縄はまだ日本に復帰していなかったので,外国と同じ国際線に入っていました。それ以前にも,日本には国内線はもちろん,バンコクやサイパンへの国際線がありましたが,第二次世界大戦での敗戦により,飛行機を飛ばすことがすべて禁止されていたのです。その後の講和条約によって再び飛行機を飛ばすことができるようになったのです。記念すべきサンフランシスコ行きの第一便には21人の乗客が乗っていたそうです。今では世界各国に飛行機が飛び,500人以上が乗れるジャンボジェット機もたくさん空を飛んでいます。事故のない安全な旅ができることが人々の最大の願いです。

 

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