先ず、クリークに入るには 海の堤防と川の堤防の合流地点から足を踏み入れることにしよう。
葛のツタがそのほかの植物を覆い隠すように繁茂している。
これを かき分けるように西に向かおう。
葦 又は葦という。この草が大半を占めている。
なんでもいいから 生えてやろうといった感じで ところかまわず生えている。
クリークだから 満潮時は いたるところ海水で長靴でも入れないところがある。この野ばらが曲者で 葦の間からひそかに 伸びて まるで侵入者を拒むかのように 生えている。
野ばらの 実なのだ。
これを 野鳥が食べて 芽が出るのかな。
ウグイスとか ホオジロとか いろいろな さえずりが聞こえる。
椋の木かな。
すでに 5メートルもあるような 大木もある。
これこそ 鳥が運ばなければ こんなところには 生えやしない。

ネムの木発見。
これこそ どう 根ずいたのか 
さて 何の実かな。
山葡萄のようで そうではないような。
高さは 3メートルほどで あちこちに生えている。
ようやく 草も 低い草原のような ところまで たどり着く。
ミズカヤツリである。
よく 田んぼに生える草である。
こんな ところで 群生していたのか。と感心するところである。

ツバナ の群生に出会った。 
白い穂が 風にたなびいて 綺麗で 風が 群生から群生を生むのかと 実感する。

なんと アザミが こんな塩水がはいるところに いるのか。
蝶まで いる。
なんでも 有り って 感じで シロツメクサまで ある。シジミアゲハ
が懸命に蜜を吸っている。
アザミにシロツメクサでは もう そこら辺の 草原と同じだ。
はい また 名も知らぬスズランのような 小さな花です。
たまに 発見できるほど です。
野菊ですか。 
だんだん 花図鑑のように なってきました。
でも 嬉しいですね。
やっと 砂浜 特有の ヒルガオですか。 遠慮がちに 葛の葉のあいだから顔をだしていました。
もっと 多いのかなと 思っていましたが 探して見つけるほどの数でした。
月見草
いっぱい 生えていました。
ひっそりとではなく あちこちにあります。
とりあえず 仲間にしてあげよう という感じ。

クリークの 植物たち