「奔放」
この言葉が真っ先に浮かびました。
「奔放」
とてもゆずらしい…
多分、世間一般の目で見た「ゆず」のイメージではなく、私たち生のゆずを知る人間が
感じる「ゆずらしさ」が、とても出ている曲となっていると思います。
さすがですわ。
やはり大御所ってのは、捉えどころが違う。
まず。
SEのようなざわめき、チャイム、そして話し声。
聞き耳を立ててしまうけど、あんまり何をしゃべっているんだかわからない(笑)
ルーズに始まるアコギのつまびき、厚治の探るようなハープ。
そして、北川さんお得意な、喉鳴らし的なフレーズ。
ハネるっちゅーか、ハネあげるっちゅーか…←「だってさ♪」の比ではない(笑)
いや〜、このまま一曲歌われたらどうしようかと一瞬青ざめた(笑)
唐突に始まるオープニングファンファーレ。
おっ、おお、よかった〜(笑)
最初のパートは北川さん。
ちゃんと歌ってます(笑)
続いて厚治。
クセなく、愛唱歌的ノーマルな歌い方。
…結構萌え(笑)
サビはハモり。
さっきのノーマルバージョンからいきなり上パートでのびるのびる、厚治の高音(笑)
う〜んステキだ〜。
主メロの北川さんも、すごく素直に歌っていて、とっても好感触♪
二番。
一番よりちょっとゆず的な尻尾がちょこっと覗く、同じパートふり。
そしてそして一番の聞き所は、間奏を経てのふたりのユニゾン。
何気にあんまりなくない?ハモりじゃなくてユニゾンって。
私は悶えた(笑)
なんだなんだ、ものすご〜く新鮮だぞっっ。
一緒にウワ〜って歌っているだけに、テンションも上がる上がる!
すっごい、なんていうの?青春なカンジ(笑)
制服の白いシャツの背を風に膨らませ、自転車で疾走するふたり。
前になり後ろになり、風に負けない大きな声でしゃべりながら、笑いながら。
陰りなんて微塵もない全開の笑顔で。
うくくくっ、たまらん(笑)
そこからのハモりもとどまることなく、上っていくのです。
どこまでもどこまでも。
ハモパートだから…なんて遠慮なんてまったくしないで、気持ちいいように気持ちよく歌う厚治(笑)
主メロ食うってば(笑)
そのぐらいの勢いが、さらにさらにテンションを加速させるんだよね。
これをこのまま調整しないで使うところが天才的。
わかってるじゃん、スゲーよ(笑)
ふたりなら、限界なんてどこにもない。
遮るものも、行く手を阻むものも、なにもない。
不可能なんてないんじゃね〜の?
ちゃかしたように語り合った言葉は、半分ホンキだったりする。
「翼をください」という歌はとてもネガティブな歌だと、私は思っていました。
それをこんなにあっけらかん歌われちゃうとは。
翼を持たない自分を嘆くのが、主じゃない。
翼を得た自分はどういう風に飛ぼうか、どんなに素晴らしい世界がそこに待っているのか。
キラキラと輝く瞳で、真っ直ぐに空を見上げる。
それが、ゆず的「翼をください」
無邪気で無敵。
はぁ〜、ステキ。
私の大好きなゆずは、こんなヤツラです(笑) |