僕らの音楽2
僕らの音楽2 フジTV
遅ればせながら…レポを書かせていただきます(笑)
前評判で色々色々聞いていたのですが、なんとなくその評判でイメージしていた
内容とちょっと違いました。
やっぱり同じものを見ても、人によって、その時の状況、感情によって、感じ方は
様々なんですわね。
とてもいい番組でした。
逆に今見てよかったのかもな。
まず。
対談のお相手の広末嬢。
どーしてヒロスエ?
と、見る直前まで思っていたけど、うん。
すごくいいじゃないですか。
飛ぶ鳥を落とす勢いの泣く子も黙るアイドルヒロスエから、お母さんになったヒロスエ。
相変わらず笑顔はキュートだけれど、違うね。
色々あって、山越え谷越え、とても素敵な女性になったね。
本当に、ゆずと並んでても格が違うってカンジ(笑)
母が息子を見守るような視線を随所に感じました(笑)
さてさて。
さっそく中身へ。
「お久しぶりです」とご挨拶。
おぉ〜、厚治がカメラ側だよ…とちょっと動揺したが、そうか。
ヒロスエに近い方がリーダー位置と考えると、そりゃそうだわな(笑)
ゲストなのにホストなのよね。
なんかヘンなの(笑)
ソファに座る、ゆずとヒロスエ。
これは、同じサイズのソファなんですかね?
出産後も、スレンダーなバディーをしていらっしゃるヒロスエ。
ちんまりひとり腰掛ける。
ゆずはふたりで座っているのですが、明らかに岩沢さんがセンターラインより
北川さんに寄っている(笑)
いいじゃん、ひとりひとり座れば。
どうしてそうくっつきたがるのよ、あんたたち(笑)
近況報告中の3人。
しばらくカメラの前に出ていなかったヒロスエ嬢は、やはり芸能人オーラは
薄れているのものの、充分可愛い。
フツウに早寝早起きしてますよ、とのヒロスエ嬢に
『スタジオの地下室にこもってちゃダメだな〜』と自嘲するゆず。
広「(昼夜)まったく逆転とかになるんじゃないですか?」
北「でも、僕らは…他の方はわかりませんけど、わりと健康ミュージシャンというか(笑)」
岩「帰りますもんね(笑)」
広「だから、あんなさわやかな歌が歌えるわけですね」
岩「いや〜…さわやかっていうか…」
北「いや〜…そうですね」
岩「言った(笑)」
北「いやいやい(笑)言ってない、何も言ってないよ(笑)」
岩「言った(笑)」
少し北川さんから身体を離して、顔を少し伏せて笑う厚治。
そんな厚治を見ながら、ニコニコの北川さん。
でた。
ゆず得意技。
『ゆずだけで完結』ノリツッコミ(笑)
周囲の人、全てを置いていく必殺技(笑)
広末嬢はニコニコ見守ってくれています。
いい子だ(笑)
家事はするんですか?と主婦には失礼な質問をする北川さん(笑)
得意料理は「ビーフシチュー」に激しく反応のゆず(笑)
北「煮込みはいいよな〜」
岩「煮込みはいい…」
可哀想なこの子たちにあったかいもの食べさせてあげてください(笑)
広「家事とかは、お手伝いするタイプなんですか?」
岩「いや〜、もう多分あたふたしているだけでしょうね」
北「岩沢さんはね〜、あのね〜、出来ないのに横から
『あ〜それ、こうした方がいいんじゃない?』←や〜らしい顔(笑)
とか、言うタイプなんですよ、絶対」
得意げににこにこしながら、少し身体を引いて岩沢さんを見る悠仁。
ちょっと挙動不審に身体を動かしながら…
岩「いや〜ちゃちゃ入れるの、好きですね〜。
『あ〜ぁ〜ぁ〜』とか」
やっぱり、って顔で手を叩いて笑う北川さん(笑)
なんだなんだ、とってもゆずらしい風景だぞ(笑)
続いてのお題(?)は、子供が出来て変わった事。
自分のことはすべて後回し。
母親への感謝の気持ち。
そして、ゆずに対しても…
広「こんなに可愛がって大きくしてもらったんですよ、って、言いたい」
いい笑顔の広末嬢。
北「いや、沁みたなぁ、今なぁ〜」
話す北川さんが、見切れている岩沢さんに向かってしゃべっているカンジが
とてもいい(笑)
すんごいリラックスしてるのね(笑)
北川さんの、「やっぱりウチの子一番!」って思うもんなんですか?
というご質問。
北川さんも、自分の甥っ子や姪っ子に
『(よそん家の子に比べて)ウチの姪っ子はキてるな、イケてる』
って思うそうだ(笑)
叔父さんデビューした岩沢さんも、あははと笑う。
北「でしょ?思うでしょ?」
なごやか〜なトークです(笑)
広「でも、パパも楽しいと思いますよ」
それは興味ありますね〜、と答えるゆず(笑)
広「でも、そうなったりしたら…例えば、おふたりが、結婚…したりとか…」
目をぱちくりさせて、『結婚』をナゼかちょっと声をひそめる広末嬢。
瞬間、高島突っ込む。
おふたりが結婚はできねーだろう
あ、そういうことじゃない?(爆)
素でつっこんじゃった(笑)
広「…子供が出来たりなんかしちゃったら…」
北「はい」
岩「はい」
いやいやいやいやいや、
さすがに子供は無理だってば(笑)
あ、それも違う?(笑)
広「どんな歌歌うんですかね?」
北「いや〜…でも…」
ちらっと厚治を見る。
北「一辺倒じゃないっすか?子供の歌、みたいな。多分」
また北川さんから顔をそらして笑う厚治。
あはは、と笑う広末嬢。
あはははは…はぁ。
だから。
なんでそう甘酸っぱい雰囲気になるんだゆず(笑)
こっ恥かしいんですけど、見ている方が(笑)
こっ恥かしいまま、お歌のコーナー。
すっぴん「夏色」
しかも、マンツー向かい合わせ。
…キツい。
キツいっす(笑)
拷問ですか?これ(笑)
公開秘密特訓ですね(笑)
その昔…センチメンタルぐらいの頃かなぁ〜…
『ゆず、秘密特訓』と称して、ふたりっきり向かい合って互いの目を見て歌う、
というのが流行った時期があった(笑)
お互いの目を見て歌って、照れなければどんなに大勢のお客さんの前で
歌っても恥かしくない、大丈夫だろう、とかって。
あぁ、恥かしい。
どうしてそんなことを思いつくんだ、というか、どうしてそれを実行してしまうんだ、
とインタビュー読みながら、ぶるぶるした覚えがあるんだけど、
まさかテレビで見せつけられるとは(笑)
北川さん、本当目を見て歌うのね。
厚治もね…
特訓の成果です。
私たちも目を反らさずに見届けてやりましょう(笑)
私は北川さん立ち位置で、厚治のギタープレイが見たい…
多分、手元から目が離せないと思う。
うわ〜、もう本当かっちょいいんですけど。
引きのシルエットとか、たまらん(笑)
トークに戻ります。
ハッピーな時、アンハッピーな時、どちらの時の方が歌は生まれるんですか?
という広末嬢の質問に、唐突に答え始める岩沢厚治。
岩「どっか、欠けてるんですよ。
どっか欠けてるところで、それを補おうとしているというか…」
黙って水をごくごく飲みながら聞いている北川さん。
まとまらなくてクロストークになる岩沢さんと広末嬢。
岩沢さんがしゃべり出すと、ドキドキしません?
ドキドキというか、ハラハラ?
大丈夫か、厚治!って(笑)
北「そうだねぇ」
その、クロストークの間に、ポコンと入ってくる北川さん。
北「意外と本当に、振られたその日に冷静に曲が書けるかって言ったら、
書けないよね」
岩「うん…」
北「それどこじゃないよね、ドーン(凹)みたいな(笑)」
岩「まずアルコールに走ったりとかね(笑)」
笑う北川さん。
岩「一回酔いが覚めないとわからないことがありますからねぇ」
あちゃちゃ〜、と笑う広末嬢。
オトナですから(笑)
そりゃね、そんなこともありますがな(笑)
北「渦中は、書けなかったりする」
岩「そうだねぇ」←その徳光さんのような相槌はなんなんだ(笑)
北「さっき岩沢も言ってたけど、ふってなった時に、なんか欠けてるなって時に
書く気がしますね」
うまくまとまりました(笑)
限りある自分のボキャブラリーの中で、行き詰ることはないんですか?
との広末嬢のご質問。
なかなか質問上手。
インタビュアーもいけるよ、ヒロスエ(笑)
自分のパターンに飽きる、と北川さん(笑)
え〜。
素直に笑わせていただこう。
あははははは…
岩「書いてる時は、もっと勉強しとけばよかったなぁ〜っ、みたいな、
思うんですけど…」
北「思うねぇ〜…」
岩「でも、それが…なんだろう…
音になって出来上がった時、俺、勉強しなくてよかったかも、みたいな」
相変わらず長い袖からのぞく指先でジェスチャーしながらぷりちーなことを
言う岩沢厚治(笑)
言葉を捜すとき、岩沢くんは「なんだろう」って口癖よね。
言葉と言葉の間に挟むには長い単語だと思うんだけど(笑)
このちょろっと入る「なんだろう」がすんごい可愛いのだ。
続いてのお歌は「鳥」
岩沢さん、緊張しております(笑)
声が上ずってて可愛いったら(笑)
サビまで行っちゃって、一回出しちゃえば落ち着くんだけどね。
お隣の北川さんが神妙な顔で、口パクしているのも笑えます。
バンマスがいる…
知らないバックが入っても、バンマスがいるとなんか安心。
テレビサイズだし。
尺にあわせておすまし系の鳥でございました。
再びトーク。
広「『ふたり』って心地いいんですか?」
い…いきなり何聞いてるんですか(笑)
多分前後があってこうなったんだろうけど、いきなりそんな核心なこと
言われちゃ、ドキっとします(笑)
岩「ん〜…」
とりあえず声は出してみたものの、最後はため息(笑)
北「どっちもあるんじゃないですかね」
岩「ん〜」
北「ふたりだからこそ、逃げ場がないって時もあるし」
岩「あるねぇ…」←ナゼか囁き(爆)
北「荒波になった時、台風の目じゃないけど周りがぶわ〜っと騒がしくなったときでも
頑張ってそれに立ち向かって行こうとしているのが、自分ひとりじゃない強さっていうか…
いわば同志っていうか、同じ志を持ってやってきた仲間だから、フツウの友達とは
また違うっていうか…」
広「じゃあ、いいバランスなんですね」
岩「いいバランスだと思いますよ!」←即答(笑)
なんでそう自慢げなんだ、岩沢厚治(笑)
広「一個あげるとしたら、相手のここはすごいなって思うところは?」
…いいんですか?そんな質問すると、延々ノロケられますよ(笑)
岩「なんでしょう…ジャンプ力とかですかね」
ウケる広末嬢。
北川さんは、すかした顔で「あぁ」と相槌。
まんざらでもないご様子(笑)
岩「それはスゴイですよ。最近メキメキと…高さがね」
広「飛んじゃうんだ(笑)」
北「そう(笑)」
岩「『音程外す』とかよりも、コンサートで。『今日の高さどうだった?』みたいな」
北「ライブ終わると、『俺、ジャンプ飛べてたかな?』みたいな」
広「それがバロメーターだったりして(笑)」
北「そう(笑)それが調子のバロメーター(笑)」
↑とても北川さんらしいっちゃらいしくて微笑ましいが、
少しは気にしてください…(音程(爆))
岩「そういうのも含めて、出来ないことをやってくれてたりするんで…
僕がハーモニカ吹いて、ステージから動けないときも、
北川さん走り回ったりとか、出来るワケですよ」
な〜んて。
ハーモニカ吹いてなくったって動かないでしょうあなたは(笑)
いちいちリアクションが可愛い。
ハーモニカ、で、口にハープを当てるフリ。
北川さん走り回る、で人差し指を立ててぐるぐる走るのフリ。
北「岩沢くんは抜きどころがうまいと思うんですよね」
生真面目にドツボにはまってしまうほどズトーンと考え込んでしまう
北川さんに比べて、酒を飲んだり、酒を飲んだり、酒を飲んだりして(笑)
自分のペースを保つ岩沢さん。
バランスがいい!を強調するふたりですが、私から言わせると
そのバランスも時に極端すぎるのだ。
岩沢さん、動かなすぎ。
北川さん、動きすぎ。
北川さん、出すぎ。
岩沢さん、引っ込みすぎ。
…まあね、やじろべぇの端と端ですから、そりゃ均衡を保つでしょうが
もう少〜し、お互い寄れよ!と思うことは多々ある(笑)
互いに甘えるな!
楽な位置に安住するな!
まあなぁ、そのやじろべぇの錘を、微妙に変えて右にゆらゆら左にゆらゆら
揺らしてくれるのはひとえに北川さんの好奇心、というところなのでしょうか。
腰の重〜い岩沢さんが、ナゼだか北川さんの好奇心には素直に乗っかるって
いうのも、これもバランスなんですかね(笑)
お歌のコーナー
「栄光の架橋」
歌う北川さんが、なんともぶっさいくな顔で(笑)
なんだなんだと思ったら、ぐるっと弦楽器に囲まれてシンギングだったようです。
いつもの調子、出ないねぇ。
アリゾナに比べたら数千倍マシだけど(笑)
再びトーク。
広「ゆずはどうなるんですか?」
これも唐突すぎる質問(笑)
だから、前後の話しわからないとビックリするから(笑)
岩「前回、六年前に逢ったときは『夏色』のゆずだったんですよ。
『はじめまして、こういう曲があります。ゆずです。』って。
それが、去年ぐらいから『栄光の架橋』とかの曲が出来て、
また改めて、名刺が出来たというか。
『改めましてゆずです。始めましての方は、始めまして、ゆずです』
みたいな」
また、なんだろうを挟む厚治。
結構いいこと言おうとするとき使うよね(爆)←茶化すな(笑)
北川さんの広末さんのこれからの夢や目標は?
という質問に答える広末嬢
広「今の岩沢さんの言葉を借りますと、私も新しい名刺を持っていきたい
気持ちですね」
すごくいい笑顔。
広「はじめまして、って言いたいぐらいの新しい自分がいると思っています。
目標とか、ゴールなんて余計見えなくなったし、コースもわからないけれど、
『頑張ろう』って気持ち?
具体的に何を、とか、どうしていこう、とかが、いい意味でいらなくなった
って思えてる…かな?」
ポソリと「すごいね」とつぶやく北川さん。
うん。
ゆずの偉いところは、人に対して真摯だよね。
広末嬢も、本当とても素敵なことを語ってくれたと思う。
なんか今回はゆずがゆずがって言うより、女性として広末嬢に共感するところが
多かった気がするなぁ。
いいね。
私も、あんな「とらわれない笑顔」を浮かべていれてるのかしら。
北「下半期、ブイブイいきましょう!」
爆笑する3人。
いいっすね〜。
いいトークでございました。
…最後になんなんですが、やっぱりあんたたちくっつきすぎです(笑)
最後のコラボレーションは、津軽三味線の上妻さん。
曲はバス。
また向かい合わせ(笑)
でも今回は、上妻さん、アコーディオンのバンマス、パーカッションが加わっています。
ウッドベースもいるのにひとり後ろに下がっているのは絵的にでしょうか(笑)
交ぜてやろうよ、可哀想(笑)
三味線といえば、その昔…情熱大陸でちらっと厚治が触ってたよね(笑)
少し弾いてみて、無理!って言ってたような。
懐かしひ思い出です(笑)
三味線の音が不思議とマッチして違和感がない。
さっきの栄光もそうだけど、アコースティックギターだって、三味線だって、バイオリンだって
ウッドベースだって、チェロだって、弦楽器というくくりにしちまえば、仲間なんだよね。
ボンゴと三味線が、これまたマッチしててとてもいいカンジ。
北川さんを思いっきり澄んだ瞳で見つめる岩沢厚治。
えぇ、何気にいつもの風景です。
どセンター3列目ぐらいの席で、あまりの岩沢さんの北川さんを見つめる熱視線に、
「厚治って…本当北川さんのこと好きなのねぇ…」
ってしみじみ実感してしまったような気分です(笑)
厚治のハープが入れば、もうそこは揺るぎないゆずの世界。
どんな楽器と、どんな人とコラボレーションしたって、
厚治のハープは揺るがない、掠れない。
それこそがゆずの音。
愛しさだけがほんわり心に残る、素敵なエンディングでございました。
超遅ればせながら…
以上、殴り書き感想文でした(笑)
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