2007年10月 VIP〜ゆず〜
200710 VIP スペースシャワー

いきなり最初から『10年を振り返って…』というお題でトークです。

シンプルなソファーに、ふたり並んで座る。
手前が岩沢さん。
奥が仁ちゃん。
お召し物は、岩沢さんが茶?グレー?ってカンジの色のチェックシャツに、
白地にブルーとグレーの模様入りT。ブラックジーンズ。
冗談みたいに前髪パッツン(笑)
北川さん。
アースカラーのライダースっぽいジャケットに白インナー。
ブラックジーンズ。


そうですね〜、とふたり声をそろえてトーク開始。

北「色々なことがありましたが、ゆずとしては活動として悔いが無い、というか…」
はい、と相槌を打つ岩沢さん。
北「その都度その都度、目の前にあったことを精一杯やってきた10年
  だったんじゃないかな、と振り返ってみて思いますね」
仁ちゃん、可愛いです。
ほにょほにょ柔らかそうな雰囲気で、とっても可愛い。

岩「そうっすね…
  早くもなければ、長くもない、というか(笑)
  きっちり10年(笑)」
北「ちょうど10年(笑)」
岩「きっちり10年だったな、と」



そして、舞台は2007年10月12日。
肌寒くなりはじめた札幌に移ります。
心地よい青空。
前夜祭初日のZepp札幌レポートです。

おほようございま〜す、とやってくるゆずふたり。
ふっつーの若者(笑)

北「いよいよはじまりますね〜ふたりだけの…」
岩「がっつり飯食ってきました」
北「今、ふたりで成功祈願をしてきました」
岩「神社に、はい」
北「今神社に成功祈願をしてきました、がっつり飯食って」
ほやほやしゃべっている姿は相変わらず(笑)

北「じゃあ、今日はよろしくお願いします!」
岩「会場が、ホテルのウラなんですよ〜」
北「部屋から来ました〜」
岩(笑)

ほよほよしゃべりながら、会場入り(笑)
カメラに片手上げてバイバイしながら岩沢さんが北川さんに続く。
和む風景だ。


地下街や夏色のPVをバックに、ゆずの軌跡を紹介。
路上最終日のシュビドゥバー。
東京ドーム、GO HOME…
大規模なライブ映像から、ふたりきりのステージへ。


Zepp札幌のステージに立つふたり。
記念すぺき10周年を盛り上げようととゆずの新たなチャレンジが始まった…

ピックをくわえ、がっつりと握手するふたり。
北「こんばんは、ゆずで〜す!!」
仁ちゃんの、いつもの笑顔。
北「逢いたかったよ!どうか最後まで楽しんでいってください!!」

岩沢さんのオフマイクのカウントで、一曲目スタート。
連呼
仁ちゃんのカズー。
緊張、よりも、楽しさ噛みしめる、みたいな幸せそ〜な顔で歌うふたり。
はぁ…この笑顔が見れるだけで幸せになるね。
あおり角度の岩沢さんの睫毛が長い!!
瞳きらきら☆
二つ並んだマイク。
大きく息を吸って、向う姿はなんだかきゅんとしちゃいます。



…と、曲終わりにいきなり懐かし映像(笑)
1997年10月19日…プロモコメント。
仁ちゃんは緊張気味ながらも普通にプロモトークをかましているが
岩沢さん…ダメダメ(笑)
マッシュがのびてビートルズ調の真っ黒髪に、無愛想(笑)
仁ちゃんに促されなければしゃべらない(笑)
うぷぷふぷ…
まさに高島が一番最初に出逢ったふたりはこれでした(笑)
愛想悪いくせに、なんでこんなくっついてしゃべってるんだ、
この人たち…が、第一印象(笑)
続いてライブ映像
<Dreaw the HIGHLINE(1997)地下街>
でもね〜歌いだすと、岩沢厚治きらっきらの笑顔なんです。
これがまた可愛らしいことこの上ないんです。
なんだこのギャップ。
元祖ツンデレっすよ、岩沢厚治(笑)
ズッキューンですわよ、イチコロですわよ、奥さん(笑)
<肉祭(1998年)雨と泪>



トークに戻って、お題は『10年前のデビューの日』
岩沢くんとふたりでMドナルドで待ち合わせして見に行きましたね〜と
ニコニコ話す北川さん。
岩「バナナ大使みたいなイニシャルトーク(笑)」
↑ふたりで嬉しそう。

古いよ、あんたたち(爆)
若者わからんて

次のお題『ゆずの10年間を支えてきたものとは?』
北「なんだろう…すごい単純だけど…」
と、頬杖をついてうつむき加減で話す北川さん。
すこぶる可愛い。
なんか、無性に可愛いぞ、仁ちゃん(笑)

北「…好き、ですよね。
  ゆずっていうものも、すごい好きだし、歌をうたうこととか、
  好きじゃなかったら出来なかっただろうなぁ、と。
  嫌々だったら、10年は絶対…
  まず、一生懸命になれなかったと思う。
  歌をうたって、聞いてもらって、岩沢とやることがすごい好きだったから
  続いたんじゃないかなと思います」

うんうん、と深く頷く岩沢さん。

岩「う〜ん、なんでしょうね…
  まず聞いてくれる人がいるっていうことのくり返しが、
  大きいんじゃないですかね。
  多分、やってもやっても誰も聞いてくれなかったら、
  ここまでやれなかった気はしますね。
  歌い甲斐があった、というか作り甲斐があった気はしますね」

『デビュー10周年記念アルバム ゆずのね1997-2007』
北「まずね〜、なんかのイベント帰りに新幹線の中で、
  岩沢くんと10周年は何かやりたい、と。
  それで最初に思ったのは、作品を作りたいなぁっていうのが
  あって。
  一番最初はふたりで一回ゆずってものを、もう一回作品をやることで
  見つめなおさないか、みたいな。
  そんな話から、なんか始まった気がしますね」
時折唇をぎゅっと噛む仕草が、可愛いんだこれが(笑)

岩「最初言ってたのは、そのウチの事務所の2階に、
  なんかあの…元々倉庫みたいに使ってた部屋が一部屋あって、
  そこを整理整頓してスタジオを…軽くプリプロが出来るぐらいの
  スタジオが出来たっていう。
  なんか、そこでちょっとこうふたりで昔の曲とかを、セルフカバーを、
  やってみようか、っていう…で、弾き語りで。
  とりあえず始めてみようか…ていうのから始まって、
  それをようは作品にしようか、って最初はね言ってたんですよ。
  その弾き語りだけのカバーアルバムが出来たらいいんじゃないの?
  なんて、漠然と。
  で、とりあえず何にせよ始めないことにはあれだったんで、
  もうやりたい曲を…自分たちの歌本を見ながら…」
北「ノープランで」
岩「ノープラン(笑)」
北「行き当たりばったりで(笑)
  これとか、ふたりでやったら面白くなるんじゃないか…みたいな。
  で、そんな感じでやってたんだけど、まぁその歌本見ながら、
  過去の曲をふたりでやって、うわ〜これ面白いなぁって、いいカンジだね〜
  って出来るものもあったし、なんかその時の勢いとか、クオリティーとか、
  これはちょっと超えられないな、っていう、これいいね!っていうのが、
  ボコボコボコボコ見つかってきたんですよ。
  だから、やっぱりじゃあそのひとつ、今までやってきたものの形として
  作品をつくった方がいいんじゃないか、という…
  ベストをつくった方がいいんじゃないかという話がだんだん変わってきた
  っていうカンジですね」

自分が話しているように、うんうん、と相槌を打ちながら聞いている岩沢さん。

北「なんか、自分たちもいち音楽ファンとして、誰かのアルバムの、
  あんまりみんな知らないんだけどこの曲好きなんだよなぁ…っていう、
  そういう思い出って結構あったりして…。
  なんか、僕ら色んなリクエストの番組とか出て、
  まぁ…ラジオでもスペースシャワーでも…そういう時に代表曲もそうだし、
  なんかそうじゃない…結構マニアックだな、その曲…っていうのにも
  来てくれたりして、なんか僕らを応援してくれるファンの人たちは、
  そういう…それぞれにこう、自分たちの思いのある曲も沢山あったりして
  なんか、そういうものをひっくるめて、やっぱりひとつのゆずというものが、
  できてるなぁって感じがしたんですよね。
  だから、あの…ホントはね、より多くのファンの意見を聞きながらやっていくことも
  出来たんだけど、それだともうホントに色んな思い出がありすぎて、
  キリがなかったので…もう、セルフで。
  岩沢と僕だけで、と言ってもいいぐらいのカンジで、選びましたね。曲は」

  

ここで前夜祭映像に戻る。
北「みなさん、こんばんは!ゆずです!」
岩「こんばんは!」
北「え〜、この10周年記念感謝祭…ゆずのね前夜祭に
  集まってくださりありがとうございます!
  めでたいということで、この曲いってみようと思います…
  贈る詩いってみよう!」
  
絶妙なハープイン。
ホント楽しそう。
き・み・の!と、左右前後を煽りながら歌う仁ちゃん。

ここからダイジェスト。
心の音
歌も素敵なんだけど、ギターにきゅ〜ん…
ねこじゃらし
2007年バージョンのシャウト。
目を閉じ、歌うふたりの声が溶け合う。
汗に濡れたふたり。
美肌っぷり全開。



CM前後の過去映像。
ゆずの休日スペシャルin沖縄(1999)
夕暮れの砂浜で、海に向ってふたりだけの友達の唄
仁ちゃんのへなパ久しぶりに見た(笑)
か〜わいいなぁ〜厚治〜。
ゆずスペシャルライブ(2000)
幸せの扉




ゆずのね本編の案内とともに、なんと18日の大阪城ホールの夏色映像。
うわ、贅沢だな、こりゃ…
で、去年から決まっていたこの5本のアリーナライブの前、9月にいきなり
前夜祭の開催が発表された…という流れになります。
ホームページにはふたりのメッセージか掲載された…



トークに戻ります。
『ゆずのね前夜祭〜ふたりでやっちゃいます(60分)〜』
岩「ん〜なんか、ただ単にね、そのZeppツアーを…前夜祭やります…
  っていうのは、嫌だったんですよ。
  なんでやるのかっていう、その意思をちゃんと伝えたかったし、
  また…『出たよ〜』みたいな。
  『決まってたんでしょ、先に〜』みたいなね(笑)」
北(笑)

岩「なんか、そういうウラをみる、みたいなね」
北「考えすぎでしょ〜それ!(笑)」
嬉しそ〜に毒を吐く岩沢さんの横で、片膝抱えて笑う仁ちゃん。

岩「『出たよ〜』みたいな、ね」
北「そんなん考えるの?」

岩「『出たよ、リス!!』みたいな、ね」
北「そんなこと思うの?」
岩沢さん横目でスタッフ見る、みたいな(笑)

岩「『リス出たよ!』みたいな、ね」
北「みんなこわいね…」

岩「わかんないですけどね」
指をパキっと鳴らす。
そこまで言っちゃってわかんないっすけどね、
はないだろう(笑)
よく知ってんな、厚治(爆)

岩「ただ…うん。自分たちが、考えたんだよ、っていう事を伝えたかったし
  ただ、来れる人が人数が限られてるんで、そこはごめんなさい…っていう。
  そのかわり、5本の大阪と横浜は、一生懸命やりますから、っいうのが、
  ちゃんと大筋があるんで」
北「だから、今回ね。この番組を作るってなった時も、まぁ本ツアーもそうだし、
  この前夜祭にも来れなかった人、行けなかった場所があるから、
  …この番組を作るって話になったときに、より多くの人に、やったことを
  伝えられればいいなぁってことは思ったんで…すごく嬉しいですね」



前夜祭映像。
岩沢さんがマイクに向ってハープの音慣らし…
シンと聞き入る会場に、思わず一言。
北「…そんな静かになんなくていいんだよ」
岩「…なんっすか(笑)」
照れるふたり。
北「全然…バラードでもないんで、一緒に歌おう」
岩「そうそう…一緒に歌いましょ…」
岩沢さん、ぞんざいなワンツーのカウントの後ハープ。
シュビドゥバー
…歌えるか!
そりゃ静かにするわい(笑)

茶目っ気たっぷりに、嬉しそうに歌う悠仁。
キラキラの瞳で、少し上を見上げ微笑みながら、喉を震わせ歌う厚治。

そして、マイクオフの生歌。
ふたりの位置が近い。
嬉しい距離感。
ジンとする。
嬉しそうに歌う悠仁。
ギターを上下しながら、客席を煽る厚治。
あぁなんか…とっても…懐かしい風景。



CM前後の懐かし映像。
ゆずプレミアムショーケース「ユズモア」(2002)
ユーモラス

ゆず2時間テレビ『すみれが地球を救う』(2003)
スミレ




『シュウ刊ゆず〜ふたりで録っちゃいました〜』
岩「…そうですね。だから…その、2階で…
  2階っつっていいのかな?」
ちらっとスタッフ確認(笑)
わはは、と笑う北川さん。
岩「その…下で」
北「オオブチくん家ね(笑)」
↑まったく面白さがわからん(笑)
得意の身内話(笑)

岩「その、さくらスタジオ、って名前がついたんですけれど」
穏やかで愛しげな口調。
ソファーに座る両腿の下に両手を入れて、足をぶらんとし
うつむき加減で嬉しそうに話す厚治。
膝の上に手を軽く組んで、その厚治の顔をうふふ、と笑いながら
笑顔で見つめる悠仁。
ふたりともごっつ嬉しそう。
何がそんなに嬉しいの?
そんなに楽しかったの?
くぅぅぅ…

岩「さくらスタジオで撮った、何曲かの弾き語りの中の10曲を抜粋して…」

トークバックに、さくらスタジオ映像。
うわっ…これ嬉しいっ。
そんなに広くない一室。
PCの前に座る北川さん。
ギター抱える岩沢さんの背中。
机の上には、ペットボトルのお茶やらお菓子やらピアニカやら(笑)
流れているのはシュミのハバ。
続いて衝立の中、ひとりヘッドフォンつけて桜木町を熱唱する北川さん。
続いてひとりギター入れをする岩沢さん。男前です。

岩「…その中の出来のいいやつを、選んだっていうか…
  うん、そんな感じですね。
  だから、CDにしないやり方で、なんかないかって話になって…
  着うたっていうのがある。
  …着うた〜!?みたいなね」
北「超…超キライなんですよ、僕」
あっはっはっは…と笑う岩沢さん。
北「超キライ…だった、っていうか…」
あぁ、私も超キライだよ。
携帯買い換えたよ、シュウ刊のために(笑)

北「やっぱりさぁ…なんか、もう古い人間なんですかねぇ」
膝の上に組んだ手を載せ、岩沢さんを見る北川さん(笑)
お母さんがお父さんを見る視線(笑)
にこにこにこにこ笑ってる岩沢さん。

北「なんか、CDショップに行って、発売日に〜『あぁ出た!!』って、
  ジャケットを、こう、見て、財布で三千円出して、買うみたいのか、
  あるじゃない!!」
岩「DLですよ、DL」
北「それがさぁ、なに?ダウンロード?」
岩「ダウンロードですよ(笑)」

北「指先ひとつでダウンされる、という…」
岩「ダウンされるんですよ、ねぇ」
横目で北川さんを見ながら笑う。

北「YOU are SHOCK!ですよ!」
岩「YOU are SHOCK!(笑)I am SHOCK!」
北「I am SHOCK!(笑)…って思って、
  僕はホントに、携帯文化とか、嫌だったんですよ〜!」
横で岩沢さんがくつくつ笑っている。

北「でも〜、なんか、今回…今回、僕思ったのは、
  あっ、違うぞ、と。
  僕らが作るものは、同じ気持ちで作ればいいじゃないか、と。
  それを、今、みんながそうやって買うんだったら、
  そういう風に買う子たちに、なんか自分たちが大切にしてきたものを
  どうにか伝えられないかな…っていうのが、あったんですよ。
  だから、その弾き語りっていうのと、僕がジャケットのデザインをして、
  歌詞書いて、岩沢くんが一口メモ書いて、…っていう、昔、路上で
  カセットテープを自分たちで自作で作ってたことを、今の時代の中で
  気持ちは変わらずに、そういう…ツールだけ変化して…やれたら、
  まぁ、かっこいいかな、と(笑)
  喜んでもらえるかなぁ、と…思ったんで。
  ん〜だから、最初ね、ホントなんだぁ、と思ってたんだけど、
  やってみるとね、嬉しいモンですね、結構」
岩「うん」

…確かにさ。
楽曲のDLは当たり前だろうけど、それってさぁ。
やっぱり通勤通学とかの、こう耳慰みというか、落としては消す流れの速い
もんなんじゃないかと思うのよね。
本当に大事に思う歌は、みんなCDというか、モノで残しておきたいと、
思うんだけどなぁ。
大体、こんなマニアック極まりないもの、ゆずっこ以外の誰がDLするって
いうんだ(笑)
まあ、なんか言うことはわかるけど、なんとなくゆずも私たちも丸め込まれた
ような気がしない?
組織に(笑)
仕方ないからDLしたけど、欲しいもん、CDで。
カタチに残るもので。



ここで、栄光路上録り映像。
2007年8月19日。
横浜伊勢佐木町。
北川さん、甚平に頭に白タオル。
岩沢さん、黒いキャップに紺のダルT。黒のダルパンツ。ビーサン。
妙にビーサンに萌(笑)

松坂屋前。
北「どうもみなさんこんばんは!ゆずで〜す!」
ふたりで、礼。
北「それでは、10周年を記念して、ここ伊勢佐木町から
  この曲をいきたいと思います」

栄光の架橋
歌うふたりの映像をバックに、トークが展開します。

岩「まぁ、一回、その…録ってはいたんですよ。
  そのスタジオで。
  一回、まぁさくらスタジオバージョンていうのが実は録ってて、
  なんか…でも…そういう試みを、やってみようか、っていう」
北「なんか、思いついたんですよね、前の晩に。
  栄光の架橋みたいな、こう…自分たちの路上時代の曲じゃなくて
  すごく最近に出来た代表曲だったからこそ、それをこう、
  自分たちがやってた場所に持ってきて、すごくやったらいいなぁって思って…
  まぁ、みんな、こうね。次の日話したときに、みんな割りと…え!大丈夫!?
  みたいな(笑)心配感がありつつ」
岩「結構ね、路上でやるとなると、準備がそれなりに必要なんですよ」
北「うん」
岩「僕らは、出来ても…ねぇ、現実問題、電源どうするんだ、とか。
  録音するわけですから。
  電源どうするんだ、とか、人が集まってきちゃったらどうするんだ、とか
  その…ヘンな人に絡まれたどうするんだ、とか…そういうセキュリティーの問題まで
  色々考えなきゃいけないんですけれど、それで、色々なパターンを想定して(笑)
  まぁ、大丈夫だろう、みたいな…」
北「うん」
岩「色々考えた末の、決断だったんで」
北「なんかねぇ、なんか、あるんですよ。
  これは多分ダメだろうな、っていう時と、なんかわかんないけど、
  色々問題はあるけど、やったらどうにかなんじゃないかみたいな」
岩「ふふ…」
北「で、その発案にはすごく…色々あるけど、どうにかなんだろう、
  きっと、うまく出来んじゃないかな、とか。
  まぁ、実際はね、警○にしょっぴかれそうになったんですけど(笑)
  ちょっと注意されて(笑)」

警○に、事情説明している風景が一瞬。
スタッフと共に、仁ちゃんギター抱えてちゃんと行ってます。
えらい!さすがリーダー。

北「だけど(笑)」
岩「警○もねぇ…」
北「警○もねぇ(笑)」
岩「空気読めよ!みたいなね」
北「あっはっは」
岩「もぅ、引っ込みつかなくなっちゃって…
  なにやってんだ〜?みたいな。
  人だかりが出来ちゃって、なにやってんだ〜?みたいな。
  ん〜ゆず…なのかぁ?みたいな。
  まぁ、あと一曲、じゃあやって帰ってね、みたいな」
北「ねぇ」
岩「…なんで一曲なんだろう、みたいな。
  今すぐ帰れって言やいいじゃないか、みたいな。
  …まぁ、いいんですけどね」
北「くはは…」

Pに、空気を読め!と言い放つ岩沢さんが素敵すぎる(爆)
なんで一曲なんだろう…とか(笑)
久しぶりの毒気に、めろめろっす(笑)

岩沢さんの顔見ながら笑ってる仁ちゃんも可愛い。

北「そうですね、お上への愚痴を(笑)
  電波で(笑)」

岩「まぁね、夜中にね、あんなことやっちゃいけない。
北「いけない、いけない」
岩「迷惑かけちゃう」
北「僕らが悪い」
岩「よくないよくない」
北「すいませんでした」
えへへへへ…みたいな(笑)


  
CM前後の懐かし映像
15禁 青白歌合戦(2004)
栄光の架橋
ゆず2時間テレビ「リボン」(2006)
もうすぐ30歳

いわいわいわ岩沢さんのハープソロがすこぶるかっちょいい…
可愛い…



『これからのゆず』
北「きっと。
  …きっと。
  きっと、でしか話せないけど、すごく、10周年ていうものを、
  みんなと感じれたと思うし、
  きっと、やりきれてる、自分たちがいるんじゃないかと思って。
  で、まぁ…あんまり焦らずに、なんか、自分たちのペースで
  今度は、なんか…新しいもの、というか。
  また、新たなゆずを表現していくことに…
  ちょっとオフをいただいたら(笑)
  突き進んでいくんじゃないかと思ってます」
岩「うん…まぁなか…あの…戻るべき、ね、場所をこう…
  今、やっと地固めが終わったというか。
  ゆず基地が(笑)
  なんか、ちゃくちゃくともう10周年で出来上がったのかなぁ、っていうか。
  うん…
  そんな感じなんで。
  で、歌ってる曲も、ねぇ。
  その10周年の時に歌った曲は、過去のものだけれど、
  やっぱり自分自身でもあるんで、なんかすごく…
  なんだろうな。
  曲によって、たすけられた、10年だったのかな、っていう。
  で、また新たに作る曲がまた自分たち自身になれるようなものを、
  また作っていけば、いいのかなぁって、なんか…なんとなくですけどね」
うんうん、と頷く北川さん。
岩「なんとなく、そんな風に思ってますね」
北「うん」



『ファンへのメッセージ』
岩「自分たちが作った曲が、みんなの中に生きている、という
  お話は聞いていても、なんかこう…意外と実感する場所っていうのが
  僕ら的にはなかったりするんで…
  まぁ、それはライブであり、うん…今回の10周年の感謝祭だったり
  …っていうところで知れるんですけれど、もう、今回は改めて
  曲にもたすけられ、皆さんにもたすけられ、10年が経ったんだなぁ、と
  つくづく思いました。
  あの…11年目も頑張りますので、どうぞゆずをよろしくお願いいたします」
北「10年間活動してきて、音楽をずっと表現してきたけど、
  なんか…その中で、いつもゆずの曲にたすけられた、とか、
  ゆずの曲で元気をもらった、とか、すごく大切な曲です、とか、
  沢山の、そういうメッセージをいただいて、そういうメッセージがあったからこそ
  なんか、僕らはそういうものをエネルギーに変えて、
  ホントに、やってこれたなぁ、と思うので、この場を借りて
  今までみんなにありがとう!って言ってもらった分、
  ホントに10年間、ありがとうございました。
  これからも、みんなが楽しんでもらえるようなものを
  作っていこうと思ってますんで、よろしくお願いします」
深々と頭を下げる。
北「リーダーでした」
にこり。



前夜祭映像。
北「そんなワケで、夏の曲行きますか!」
夏色
軍配持って、ソレソレソレソレソレ!
どんだけぇ〜!のシャウトに岩沢さんダハハと笑う。

コールは
北「厚ちゃん」
岩「行司」

もう一回!@
北「も〜、札幌。どんだけぇ〜!!」
もう一回!A
北「もう!札幌!」
軍配を示して、
北「今日買いました。気に入ってます♪」
↑札幌でご購入だったんだ(笑)



『10年後のゆず』
岩「40歳…
  オーバーフォーティー…
  ん〜、どうなってんでしょうね。
  まぁ、30過ぎたら速いって言われてるんで
  あっという間に過ぎちゃうんじゃないかと…
  漠然と想像はするんですけれど…
  うん、またなんかこう…今がそうであるように、
  あっ、20年経った!っていう…
  きっちりと、こう20年間…じゃないな、10年間か。
  また、10年踏みしめられれば…
  うん。
  いい40代を迎えられるんじゃないかな、と。
  ただ、想像を絶しますね(笑)
  こっからまた10年か…と、思うとね。
  まぁでも、地道に。
  やっていこうかな、と。
  思います」
北「そうですね…まあ、自分たちも色々変わると思うけど、
  きっとこう、高校生だった人が母親になったり、
  誰かの会社の跡継いだりとか、みんなもそれぞれ変わっていって、
  それもまた楽しみだと思うし…
  なんかまぁ、40になっても、夏色で、同じ高さで飛べればいいかな、と(笑)
  思ってます(笑)  頑張ります」



10月23日
横浜アリーナ。
センターステージ。

北「横浜ただいま!逢いたかったぞ!!」
満面の笑顔で叫ぶ、悠仁。
28日の最終日が終われば、また、ゆずの新しい10年が始まる…








ということで。
とてもいい番組でした。
余計な茶々を入れず、ふたりの言葉をそのまんまお伝えしようと思います。
いや、なんか…
ゆずはゆずだなぁ、と。
北川悠仁と岩沢厚治のふたりの血を分けたものなんだなぁ、と。

今回の10周年記念の企画様々も、元はふたりで初めて
枝分かれしていった成果物なんだと知りました。
なんかさ。
こう、もっとうまく伝える術はないんだろうか。
前夜祭のふたりのメッセージも、あれ、スタッフのみんなにもごめんなさい、
の言葉は、外に発信するにはいらないよね。
あの一言のせいで、不和を疑ってしまうし、
何より岩沢厚治。
あんたはもっと、自分の口でしゃべらにゃダメだ。
どうしても北川さんがお膳立てしたものに、署名だけしました、
の印象になってしまう。

こんなに話せるんだから。
こんなに想ってるんだから。

そこは端折っちゃいけない。

まぁでも、一時期に比べたら随分戻ってきたけど(笑)
もうちょっと頑張って、もうちょっと自分の言葉でしゃべってみよう。
右に同じ、じゃなくて。
あなたの言葉を、あなたの声で、聞きたい。



ゆず、穏やかだな。
穏やかに今、10年を振り返る。
とても、いい時期なんだね。
ほっこりと嬉しくなる。
いい番組でした。




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