ゆずデビュー10周年感謝祭♪
ゆずのね前夜祭〜ふたりでやっちゃいます(60分)〜ライブレポート
2007.10.2 Zepp札幌 北海道 2007.10.4 Zepp仙台 宮城
やって来ましたZepp仙台。
お友達に誘っていただき、ご相伴させていただきました。
いつもありがとう!!
いつもいただいてばかりのご恩、いつかお返し出来る日が
来るといいのですが(涙)
いたってシンプルなステージ。
紺地に白で、北川さん手書き文字のゆずのね前夜祭の垂れ幕。
二つ並んだマイク。
それぞれのギタースタンド。
仁ちゃんサイドには三種の神器置き台。
それぞれの背後に地置きライト。
…背中からそんなガンガン照らされたら、熱くないのか?(笑)
下手に、これまた手書きの捲り。
白地に墨。
一番最初は『ゆずのね前夜祭』…だったっけかなぁ。
そんなカンジ(笑)
会場BGMは、キャンディーズ。
なんか懐かしいね。
キョードー東北の担当者氏が登場。
捲りを一枚めくる。
『開演五分前』
ここで諸注意。
そしてまた一枚。
『…』なんだっけ?開演、だったか、祭り、とかだったような。
憶えてません(笑)
以下セットリスト&曲番も、曖昧なのでご勘弁。
ゆず登場。
ふたりでお揃い、10周年記念のオリジナルジャージにジーパン。
しっかりファスナー上まで上げてご登場。
あ…暑くないんでしょうか(笑)
しかし、岩沢さん…見事な前髪ぱっつんぶり。
久しぶりに見て絶句した(笑)
やっちゃったなぁ…
Mステあるのに…
四時五分
なんか一発目の四時五分は嬉しい。
とても好きな曲。
風邪っぴきで、けっして歌うまいと心して来たというのに、
いきなりらんらんらんらん歌っているんだけど、大丈夫か?私(笑)
岩沢さんのギター、アップで切る、がかっちょよくてテンションうなぎ登り。
曲終わり、岩さんチューニング中に北川さんは足を開いて
右へ左へとストレッチ。
足長いなぁ、仁ちゃん。
…でも私、やっぱり隣のちんまりした人が好き(笑)
北「10周年、めでたいのでめでたい歌を」
…ということで
贈る詩
ちっさいハコは一体感が違う。
いや〜楽しい!!
岩沢さん、動きづらいのか熱くなったのかジャージのファスナーを
ががっと開ける。
中にはご丁寧にグッズの紺T。
ハープホルダーをうんしょうんしょとかけ直し。
こういう幕間の風景が好き(笑)
このMC頭だったかなぁ…このヘンだった気がするんだけど、
憶えてないのでここに書いちゃう。
北川さん、満面の笑みで前夜祭の集まってくれてありがとう、のご挨拶。
そして、アリーナツアーが決まっていたのに、
岩沢くんとふたりで『はたしてこれでいいのか?』って話になり、
急遽前夜祭をやることになって、ご迷惑おかけしてごめんなさい話から。
北「…スタッフにも、会場にも、ホント無理言ってやらせてもらったもんで、
どーしても歪みが…」
岩「(笑)」
唯一ライブタイトルが記載されている垂れ幕を指差す。
北「あれ、見てくださいね」
岩沢さん、ゴソゴソとマイクスタンドに置いてあったタオルを取り出す。
ツアーグッズのタオル。
紺地に白字で垂れ幕とまったく一緒。
自分で一度眺めて、客席にオモテを向ける。
気がついた北川さん、優しくもフォロー。
北「そう、岩沢くんの持ってるタオルにも書いてありますね」
そして、皆で読み上げる。
『ゆずデビュー10周年感謝祭♪』
北「あれ、オタマ君♪ね。僕がデザインしたの(にこにこ)」
『ゆずのね前夜祭』
『〜ふたりでやっちゃいます(60ぷ… えぇ〜っっ!!』
みたいな(笑)←お約束
まぁぶっちゃけ、時間がそれしか取れんぞ、と。
そこんとこわかれよ、お前ら、と。
これでも頑張って八方手を尽くして取れた貴重な時間だから、
短いだのつべこべ言わず精一杯やるぞ、と。
そういうことです。
文句言わないように。
桜木町
ふたり向かい合い、ギターを構える。
イントロで、あぁ!と隣の友達と目を合わせて頷き合う。
なんか、こういう気心知れた感がとっても落ち着く。
汗に濡れたつやっつやのお顔で、嬉しそうに岩沢さんが歌う。
にこにこの北川さん。
広い広い会場の隅々まで響き渡る美しい声を追うのも心地いいけれど
こうした小さな会場で、大きい口開いて全開で歌ってる姿を身近に
感じながら絶好調の歌声に身を任せるのは最高です。
あぁなんかなつかしいかんじ。
ふたり、と、ギター、と、必要最小限の楽器、と、質素な照明しかない。
そんなシンプルなステージで、嬉しそうに、声張り上げて歌うふたり。
大好きでしかたのない、大事なものを見つけた喜びいっぱいで、
ふたりをみつめていた自分を懐かしく思い出した。
岩沢さんの指先が紡ぎ出す、優しいメロディー。
最後の一音までたっぷりと優しさと愛しさがつまっている。
これぞ、元祖ゆず音。
ほぅ、とため息が漏れる。
いいライブだなぁ、くぅぅ。
北「ここで、ちょっと懐かしい曲を…
これはホントに、久しぶりで、人前でやるの何年ぶりかねぇ…」
えぇ〜っっ↑↑と、会場。
岩「いや…ちょくちょくやってる…」
あぁ〜…↓↓と、会場。
岩「いや、ちがう、ごめん。今、一気に下がった…」
顔の前で手を合わせて謝っても、もう空気は戻りません(笑)
〜風まかせ〜
イントロが、凄く好き。
冷たい風に揺らぐような、ふたりのハーモニー。
揺らいで消えてしまいそうな何かを、
そっと両手で覆って守りたくなってしまう。
この脆さ、儚さ、
物悲しい美しさ。
秀逸としかいいようがない。
今書こうと思っても書ける歌じゃないよね。
いや〜…ほんと初期のゆずは底知れない。
北川さんの心から搾り出すような、声。
岩沢さんのハープが、胸に痛い。
目を閉じて。
余計なことなんて、考えないで。
ブレスのひとつも、零すことなく。
感じていたい。
ただ、それだけ。
無意識に組んだ指先に、唇をつけて。
何を祈ればいいのか、わからないまま。
ため息の漏れる会場。
すっかりTいちでウロウロしている岩沢さんに、はっ!と気がつく北川さん。
北「あ、ぬいでる!」
気づくのおせーよ(笑)
しっかり上まで閉めてたファスナー開いて、なんだかむふむふとした
表情でジャージを脱げば、スタッフがビューっとやってきて、
投げられたジャージ受け取って、ビューっとはけていく。
むふむふと、お大尽気分を満喫しながらタンバリンを手に
マイクスタンドに向かいかけ…
北「あ、まちがえた!」
慌ててピアニカに持ち替えてマイクに向う。
いちいち口に出さないと行動出来ないのね(笑)
素〜な仁ちゃんの口調の可愛らしいことまぁ。
子供みたい(笑)
北川さんのピアニカと、岩沢さんのギターが奏でる切ないメロディー。
境界線
アルバム収録のイントロは美しくてとても大好きだけど、
すっぴんバージョンのこのイントロも、胸にくる。
荒削りな、洗練されていない、ゴロリとした原石に触れるときめき。
これから様々な試練に出来事に、削られ磨かれ輝いていくであろう
まだぬくく厚い殻に包まれた、原石。
その端々に感じる鋭さに、やがて大成していくことは疑いようがなくとも、
まだいま少し、自分の胸の中だけに抱いて大事にしていたくなるような、
あまりに青く、切ない才能。
一昔前、と言えるぐらい月日が経った今、このうたを歌う岩沢厚治は、
相変わらず瑞々しく、抱きしめたくなるぐらい無垢だ。
北川さんの10年が、唇を噛み締め、もがき苦しみながら叫び、問い、
苦しみながらも、立ち上がり掴みとって築き上げてきたものだとしたら、
岩沢厚治の10年というものは、どういうものだったのだろう。
そう簡単には見せない男であります。
だけど、その時々に垣間見える瞬間の彼の表情は、百の言葉より雄弁に
私たちの胸にその心の震えを感じさせてくれてきた。
…唯一言えることは、あらゆる意味で、この人緩くなったよねってことぐらいか(笑)
ここ最近ゆずを知った人にとったら、完全に緩い人のイメージしか
ないんじゃないか?(笑)
あのビンビンに張りつめていた頃の岩沢厚治が懐かしい(笑)
おっとこまえだったのよぉ、この人。
冷たい一瞥に殺されてしまいたかった(笑)
いや、今は今で可愛いからいいんだけど…って、話が反れまくったけどさ。
ザブンザブンの大波小波、荒れてる状態を人前に曝すことを好しと
しない人なんですよね、基本的に。
だけど、そんなに人間強くはないから。
ほろほろと零れ落ちてしまう押し殺した感情だったり、
思わず溢れてしまった強い想いだったりに、覿面にやられる。
強さというのは、寂しさと表裏だということに
気がつくには、まだ若すぎて。
自分の中で七転八倒して、私たちには見えない枷に苦しんで、
遠い空や、遥かな彼方に憧れながら、結局そこに安住してしまう…
あ〜も〜、愛しいし、切ない。
自分でもわかってるんだけど、わかってるんだけど…ってとこが、
たまらないんですわ。
どこか、私と似ているところがあり、けして同じ場所にはいない人。
10年前の岩沢厚治が見つめた境界線と、
今このステージで歌う岩沢厚治が見つめる境界線は、
彼自身が立っている場所は変わったといえ、
感じる距離感は変わっていないのかもしれない。
目を眇めて見つめる境界線は、いつも彼方でキラキラと輝いている。
辿り着くとか辿り着かないとかじゃなくて。
そこに、そうあってくれればいい場所。
…な〜んちゃってね。
岩沢さん、本腰入れてチューニング。
北川さんもチューニング。
ふと我に返って、マイクに一言。
北「ゆず、30歳。ふたりでチューニングをしております」
ジャラジャラ、と一通り確認して満足げな岩沢さん。
ハープホルダーにカズーを差して、準備万端。
今まで自分のことばっかだったくせに、途端にまだ〜?みたいに
北川さんを見る(笑)
よくある風景。
結構好き(笑)
まごまごと、小物をポッケに入れたり手に持ったり。
わさわさしたところで一言。
北「今ね、僕達シュウ刊ゆずっていうのをやってまして。
知らない人、いる?」
しーん。
聞いてみたものの、みんな知っているようです(笑)
そりゃあなぁ。
ここのチケ取れてる時点で知ってるぐらいの客層なんでないのか。
北「…知らない人がいたら、説明しようと思ったんだけど…」↓↓萎↓↓
萎えるな(笑)
頑張れ(笑)
北「今日発表になった歌があるので、それをやりたいと思います」
ふたりでにやにや。
そういや木曜だ。
バタバタしていて、高島この時点でまだ聞いていません。
北「ふたりで、限界に挑戦したいと思います」
…あぁ〜…あれっすね(笑)
ステージは一気に青いライト。
キュインキュイン、テュインテュイン…
突然始まった不協和音。
お化け屋敷か稲川淳二か(爆)
ホラーだよ、それじゃ(笑)
ブーブーブー…
そして一気に明るく弾ける。
言えずのアイライクユー
ちょっとたどたどしい感のあるカズーデュエットがとっても可愛くて
テンションが上がる(笑)
北川さんの可愛い子ぶりっこなボーカル。
客席みんな一斉に踊り出してるからスゴイ(笑)
身体が覚えてるってすごいよね(笑)
後からシュウ刊聞いて、ちゃんとタンバリンソロとかチェックしとけば
よかった〜!!と、あとふたりの表情もね(笑)
あんなこっ恥かしいドラマ入れといて、どんな顔して歌ってたんだか…とか(笑)
思っても後の祭りです。
楽しかった!!
しか、憶えてない(笑)
曲後、北川さんが水飲んでる横で、ちょっとテュインテュイン鳴らす岩沢さん。
岩「いや〜、ふたりでもできるもんっすね。
素晴らしい…」
↑えらくご満悦(笑)
さて。
大事なことを忘れていますが、ゆず10周年なんです。
北「10周年ていうことでね。
色々棚卸をしていたら、こんなものが出てきまして…
○○クン!!あれ持ってきて!!」
嬉しそうにスタッフを呼ぶ。
運ばれてきました、譜面台。
会場ザワザワ。
伊達っ子ササカマブギウギ
なんと、オールナイト時代に作成した、国盗りブギのご当地バージョンを
やってみよう!!というお話しです。
北「…て言っても、これもう7・8年前なんで、結構変わってるとこあると
思うんですよね。
ちょっと、みんなで今バージョンに直して歌いたいと思います」
いや〜ん、これすごくいい企画〜!!
…ていうより、全国ツアーのとき各ご当地でやるとすんげー盛り上がると
思うんだけど…前夜祭で四箇所か〜。
各地っちゃ各地さね。
これはレア!
スゴイ嬉しい!
北「じゃあ、ちょっと読むね。
魔人の佐々木に朋友・伊藤〜
〜去年のスターを生んだ県…
…もう去年じゃないよな」
ここ変える?と、お客さんに聞いている北川さんの横で、
岩沢さんがステージ袖に右手を上げて、かきかきするふり。
ペンを持ってきてもらうと、ギターをくるっとひっくり返して、
駅弁売り状態でその背に紙を乗せ、かきかきの準備。
↑これが可愛い!
岩「なになに?ちょっと待って」
客席からは、色々な声が飛んでいます。
北「なに?え? …あ、マー君!楽天か」
岩「あ〜すごいよねぇ、昨日もテレビで…」
↑なんか見たらしい(笑)
北「荒川静香!!おぉ!!」
いくつか候補が上がってきました。
北「え〜、じゃあ魔人の佐々木に…どうしましょうかね」
岩「…魔人の佐々木、いるか〜?」
↑北川さん、どうしても『魔人の佐々木』が入れたいらしい(笑)
北「ちがう、じゃあこれは?
『魔人の佐々木に楽天マー君♪荒川静香はイナバウアー♪』」
おぉ〜!!ばっちりハマりました(笑)
北川さん、またしてもステージ袖に「○○くん!ペン持ってきて!」と
嬉しそうに声をかける。
お大尽にするの、好きらしい(笑)
ギターの背の上で、一生懸命歌詞を直す岩沢さん。
岩「魔人の佐々木に…
…イナバウアー…と。
作詞家だねぇ〜!!」
不器用にペンを握って一生懸命書いていた北川さん、
すんごい嬉しそうに顔を上げて、ニヒルに片唇上げて言う。
北「もう10年やってますからね」←得意げ
岩「お前じゃねーよ」←速攻
岩沢さんはお客さんを褒めたらしい(笑)
いや、私たち何にも…き、北川さん褒めてやってください(笑)
でも速攻お前じゃねーよとつっこんだ岩沢さんがとっても素で
素敵だったので、美味しかった(笑)
褒められたと思ったのに、お前じゃねーと言われて北川さん
どーしたのかしら。
あまりに面白かったので、記憶がない(笑)
もうひとつふたつ。
『恋唄』歌った宗さんは、今じゃ『OHばんです』で、ローカルスター
北「ここは?」
会場から声が飛ぶ。
北「今でも?今なお?(笑)」
岩「今なお(笑)いいねぇ〜」
かきかき。
そして、何故か宮城の中学生はジャージをジャスと呼ぶというくだり。
北「呼ぶ人!呼ばない人!」
多数決を取りましたが、呼ぶ人の方が多かったので、ここはこのまま。
岩「よりによって…
ペン持ってきてって言ったら、シャープペンよこすんだもん。
芯がポキポキポキポキ折れて、さっきから…」
↑不満げ
北川さん、爆笑。
シャープペンはないよな(笑)
よく見えないじゃん、訂正箇所(笑)
北「じゃ、ちょっと練習…」
ボソボソっとふたり、各自練習。
北川さんが張り切ってるから忘れてたけど、ブギは岩沢さんメインじゃんね(笑)
ジャランジャラン、とギターをかき鳴らし、準備OK。
嬉しそうに歌いだす。
魔人の佐々木に楽天マー君、荒川静香はイナバウアー♪
ばっちりハマる。
なんか嬉しい(笑)
このくだりで『松島は芭蕉が言う程キレイでねぇ』という歌詞があるんだけど
これは秀逸だ。
松島は嫌っちゅーほど通ったが、日本三景…どのあたりがああ松島や松島やなのか、
ちっともよくわからん(笑)
さっき多数決で残すことに決めた
『宮城の中学生はなぜか ジャージのことをジャスと呼ぶ♪』
の後、すかさず北川さんが『言わないかも』っと小さく加えてました
優しいなぁ仁ちゃん…
歌い終わった後、またしても岩沢さんがポソポソと、
岩「荒川静香はイナバウアー♪…うまくハマったなぁ、すごいねぇ」
↑またしてもご満悦(笑)
続いて、永遠のスタンダード。
遊園地
ところで
ニ連発。
いや〜和むね。
とっても楽しい。
これぞ、すっぴんゆず。
気兼ねなく楽しい。
掛値なく楽しい。
あえてどうこう語りたくない(笑)
続いてこちらも永遠のスタンダード。
シュビドゥバー
いや〜…
何回聞いても。
何処で聞いても。
胸がきゅんとする。
なんだろうなぁ、この胸に込み上げてくるものは。
私が初めてゆずを生で見た時と、なんら変わらず、
彼らはふたりっきりのステージで、呼吸を合わせ、
左右に乗り出すように、大きな声で、叫ぶように歌う。
時は流れ、私たちは年を取り、環境も変わって、
あの時とは、まったく違う道を歩んでいたとしても。
ふたりの歌う姿に、心揺さぶられ瞼に浮かぶ風景は、
時々に違ったとしても。
あぁ、そう…あの頃の僕らは…
ジャジャッ、とギターの勢いのいいカッティングとともに、
ふいに静寂が訪れる。
顔を見合わせ、軽く頷くように左右にわかれて、
ふたりがマイクの前。
ステージぎりぎりまで歩き出てくる。
ざわめく会場を、人差し指を口元に持っていって、
しぃっと静かにさせる。
ただ、白いライトの中、
マイクを通さない、ギターの音。
シュビドゥバー
一生懸命、左右に語りかけるように、歌う。
今日はいつもに比べたら、全然小さな箱である。
生声だって、充分に響き渡る。
いつも心に祈ってしまうのは、この瞬間…この大切な瞬間を
目に焼き付けて、忘れたくないということ。
一瞬ここが何処で、現実なのか夢想なのかわからなくなる。
いつの間にか、息をつめ食い入るように見つめていたらしい。
ふたりが満足げな表情でマイクに戻っていく。
まぁ、ここが間抜けっちゃ間抜けなんだけど(笑)
ようやく息を吐き出す。
北川さんが最後のフレーズを勢いよくマイクに向かって
歌う姿に自然に笑みがこぼれた。
あぁ。
この感覚を、言葉にしろと言われても、
なんと表現していいのかわからない。
わからない感覚に、満たされて、胸がいっぱいになって、
深く頭を下げるふたりに、心から拍手をおくった。
忘れていたが、ここでまた一枚捲くりを返すと、
『夏色』
なんで夏色だけ演目がある(笑)
これだけは確定だからってことか(笑)
北川さん、右手にタンバリン。
そして左手には何故か軍配(笑)
どーしたの、それ、どこでもらったの?(笑)
ここで岩沢さんのギターBGMに乗って、北川さんやりたいギャグメドレー(笑)
前振りの台詞忘れちゃったけど、きっちりネタで、
『そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!』
これ、真似する人よくいるけど、
身体安定して腰入れないとかっちょ悪いんだよね。
北さんは、揺るぎもせず角度もばっちり。
その完璧具合に、いたく感心(笑)
『はい、おっぱっぴー』
も、嬉しそうに安定したポージングでキメ(笑)
マイクに向えば『どんだけぇ〜!』連呼(笑)
岩沢さん、あはは〜と半分飽きたような笑顔を浮かべ(散々見せられているに違いない(笑))
足場の階段に腰掛けてギター弾きながらすっかり傍観者(笑)
掛け合いは、
北「厚ちゃん♪」
岩「おっぱっぴー♪」
もう一回!コールの一回目。
右手で顔を覆って、
北「へたこいたぁ〜」
↑どーしても、小島よしおで行くらしい(笑)
もう一回!コールは二回目で終了。
最後、手持ちキャノンで、バシュー。
…キャノンというか、でっかいクラッカーっていうか(笑)
結構よく飛ぶ。
岩沢さん、右手で敬礼!
これもお決まり(笑)
そしていよいよ最後の曲。
栄光の架橋
噛みしめるように歌う。
すっかりすっぴんバージョンも板についてきました。
目を閉じ、聞き入る。
いや〜…いいね。
もう余計なもんは、何もいらない。
歌い終わり、大拍手の中、はけ際に北川さんがぽそり。
北「アンコールの時間大丈夫で〜す」
ぶふふ、本人が言ってくなよ(笑)
〜EN〜
ここでお着替え。
TがねTになっております。
ふたりで前夜祭タオルを頭に巻く。
岩沢さんはさすが慣れた手つきで、きっちりばっちり。
北川さん、後ろでギューっと縛ったら、前がずるっと上がっちゃって(笑)
それ、絶対途中で脱げるよ(笑)
北「これは本当に、路上以来歌っていない懐かしい曲です」
前夜祭、最後の曲にセレクトしたのは。
空模様
どんよりと。
灰色の雲の幻影が頭をよぎる。
切なく、掠れる声で歌う北川さん。
少し、灯りを落とした会場に、ミラーボールの光が緩やかに舞う。
あぁ、これは…
タイトルなんだっけ?と必死に考えながら聞く高島(笑)
↑
風邪で寝込んでて、ねアルバムまだ聞いていなかったので…
ついでに曲リストも、見ないようにしてたから予備知識皆無
ふたりの声が、重なる。
その瞬間に生まれる、美しさ、切なさ。
きゅう、と胸が締め付けられて、思わず目を閉じる。
間奏が終わり、二番の歌いだし、ふいに歌声が途切れる。
目を閉じたまま、『あぁ飛んだ…』と、思いながら気にもとめずに
聞いていたんだけど、後が続かない。
目を開ければ、岩沢さんが北川さんの方を向いて
ハモりの声のボリュームを上げて、促す。
思わず会場までフォローの歌声がもれはじめると…
北「あ〜、ちょっとまって!」
これ、大事な曲なのに…と、悔しそうな北川さん。
北「ごめん、もう一回やらせて」
そして北川さんのギターがエンディングを刻む。
岩「…終わっちゃった」
どうしていいか北川さんを伺ってたんだけど、ひとりで終わらせて
絶賛凹み中の北川さんを気遣わしげに見やる。
こういうときの岩沢さんは、てきめんにダメだ(笑)
こう、フォローの言葉をかけていいものか、ど…どう…どうしたら、オロオロ
なのが伝わってきて可愛い(笑)
「終わっちゃった…」のちょっと苦笑するような、
困惑したような小さな呟き声が、
たまんなく可愛いんだ、こいつめ〜っっっ(笑)
北「フツウは止めたりしないんだけど…これはホント大事な曲だから、
ごめん、もう一回やらせて」
北川さん、空元気で『そんなの関係ねぇ』『はい、おっぱっぴー』と、客席に向けて
やってみるものの、岩沢さんの方を向くと、ズドーン↓↓↓
あ…あぁ…本気で凹んでるよ…大丈夫かい?
岩沢さん、客席にお願いをひとつ。
岩「ちょっと頭、巻き戻してください」
頭の横で指をきゅるきゅるきゅる。
気を取り直して、もう一回。
巻き戻したので、やり直したことなんてすっかり忘れて、
とっても素敵な歌でした。
歌い終わり、客席に背を向けて水を飲む岩沢さんに、
同じく背を向けて話しかける北川さん。
むー、なにはなしてるんだよ。
きこえるわけないけど、きになるじゃん。
別に暗転になってるワケでもないステージ。
なんかの打ち合わせなんだろうけど、
すっかりおいてけぼりなお客さん。
ん〜、いいねぇ。
この雰囲気(笑)
懐かしい(笑)
岩沢さんのハープが、蛍の光を奏で始める。
客席が、お約束のようにえ〜!!と叫ぶ。
北川さんが、時間が立つのは早いもので…と、MCをはじめる。
あぁ、この祭りが終わっちゃう寂しさと、次の瞬間弾ける期待に
胸がシーソー。
てっぺん
ひ…ひぃ。
岩沢さんのギターが、目茶苦茶男前だ…
ななな、なんだどうしたよ。
ここでそれ見せるか。
腰砕けになりながら、最後を存分に楽しむ。
あぁ、楽しい。
好きだ。
愛してる。
また、逢いにくるから。
楽しい楽しい時間は過ぎて、多分60分もとおに過ぎて(笑)
祭りは終わってしまうのであります。
ガッチリ握手。そして、手をつないで、礼。
マイク前に出てきて、右に、左に、センターに、礼。
満面の笑み。
なんだろう、このツアー最終日みたいな満足感(笑)
バイバイ、また逢おうね、と手を振りながら、
何度も何度も立ち止まり振り返り、ふたりがはけていく。
袖に見切れる寸前に、北川さんが岩沢さんの背を抱き歩き去る。
うぉ〜い、抱くなら堂々と抱け(笑)
そんな、見切れ寸前にやられたら、鮮明にそこだけ印象に残っちまうじゃないか(笑)
蛇足:曲間、岩沢さんより一足早くチューニング終えた北川さんが
なんとなくワンフレーズ弾くと、敏感に反応した客席から『おぉ!』の声が。
北「あ、ごめん。この曲やらない」←素
あはは…
なんかさ、いいよね。
こういう距離感。
どんなにハコが大きくなろうが、ビックネームになろうが、
路上時代と変わらないこの距離感こそが、ゆずの胆なんだと思う。
お互い大事にしましょうね。
2007.10.16 Zepp名古屋 愛知 2007.10.20 福岡DRUM LOGOS 福岡
ゆずのね〜名前の由来は聞かないで〜ライブレポート
2007.10.18 大阪城ホール 大阪
やってきました大阪城ホール。
大阪の友達に誘っていただいちゃいました。
ありがとう!友よ!!
城ホールすごい久しぶりな気がする。
いつ以来だろう?
そしてライブ前、これまたいつ以来だろう?という
お友達と再会できて、とっても嬉しかった。
まずはセット。
赤レンガの佇まいです。
このセットのイメージはなんなんだろうなぁ。
私は小樽運河みたい…って思ったんだけど(笑)
赤レンガ倉庫か、なんかそんなカンジです(笑)
レトロな風情のある風景。
左右に短い花道と円形のセンターステージ。
そしてステージ向かって右寄りに長〜い花道が一本あって、
アリーナのど真ん中に、大き目の円の360度センターステージ。
PA席はセンターステージの正面を避けて、少し左寄り。
アリーナ席のホントに後方部。
うん、イメージしやすいセットだ。
これは前の人も後ろの人も楽しめていいカンジ!
進化してるなぁ〜、セット構成も。
BGMは、キャンディーズだの動揺だのアメリだの、
耳慣れたのが流れてたんだけど、
いきなり尺八…
和太鼓…
演歌調。
こ…これって…
これって…
祭り(爆)
キタジマサブ様ですわよ、いきなり(爆)
祭りだ、祭りだよぉ〜♪
ユースケサンタマリア氏のいい加減な歌が思い出されます(笑)
いや〜、無駄にテンションが上がった(笑)
お約束のラジオ体操の後、
赤レンガの左右のアーチからゆさん、ずさん、登場。
さすが仁ちゃん、ステージ上でもブーツイン(笑)
そのままメインステージでギターを抱えて、歌いだす。
雨と泪
新潟を思い出します。
じんと沁み入る…これもいい歌だなぁ…
歌い終わり、拍手喝采。
北「せっかくなんで、そっちに行きます!!」
岩沢さんと連れ立って、センターステージへ。
なんで雨と泪だけあっちで歌ったのか謎ですが(笑)
長い長い一本道の花道を、北さん岩さん並んで移動
(もちろん岩さんは北さんの3歩後ろ(笑))。
やんややんやの喝采に嬉しそうに答えながら。
センターステージに到着。
マイクが二本立っているだけの、360度遮るもののない円形ステージ。
これもなんだか慣れたモンで、えへへぇと嬉しそうなゆず。
ふたりが準備万端になると、ステージ自体が少し上がり、
みんなに見やすいように配慮。
せり上がったステージの下の部分もご丁寧に赤レンガ調。
ここからすっぴんステージ入りますよ〜
連呼
贈る詩
安心できる定番曲。
楽しいなぁ、これ。
PA席のおっちゃんたちが普通に手拍子して、
普通に楽しんでいるんですけど(笑)
いや、別にいいんですけど(笑)
ダスティンホフマン
シュウ刊にもなってたね。
イントロのギターが聞きなれないので、岩沢さんを食い入るように
見つめてしまった(笑)
弾むような♪、岩沢さんの刻むリズムも軽快。
うん、いいカンジ…と思っていたら、途中で北川さん噛む(笑)
そのまま作詞して(笑)適当に乗り切れるかと思ったけど、
どーにも収集つかなくなって、
北「ごめん!もう一回!!」
岩沢さんも笑いながらギターを合わせる。
それをBGMに、マイクに向って格好つけ。
北「聞いてください。ダスティンホフマン」
ぶふっ(笑)
ワン、ツーのカウントの後、歌い出し。
次は上手くいきました(笑)
これをきっかけに硬さが取れたみたいだから、
結果OK(笑)
続いて、
呼吸
男岩沢厚治、本日も絶好調。
ものっすごい声は出てたんだけど、なんとなくフラフラで
聞いてるこっちがドッキドキ(笑)
すっぴん慣れてない曲って、こわいわ〜…
あ、せっかくシュウちゃんいるんじゃん。
見たかったなぁ、シュウちゃんの呼吸(笑)
ここから安心路上定番ナンバー。
北「アルバムに入れたかったんだけど、入れられなかった曲を
やります」
遊園地
ところで
前後ろとか、縦横関係なく、円形ステージをぐるぐるあっちこっち
向いて楽しむ。
どこ見てもお客さんがいて、どこ見ても手を振ってくれるから
嬉しいらしい(笑)
これ、後ろがないっていう恐さに慣れれば、相当楽しいのかもね。
〜風まかせ〜
春風
風まかせのコーラスの心地よさに、ふにゃふにゃてろ〜んと
していたところにいきなり春風。
予期していなかったので、背筋がピキーン。
なんだか直立不動で聞きながらも、こうやって並べると
堂々の路上曲なんだよなぁ、と思いを馳せる。
春風は、なんか、沖縄の冬至を思い出すんだ。
ここでちこっとMC…というか、進行(笑)
ゆず、10周年。
色んなことをやってきました。
その中でも、印象深いのはなんといってもラジオ。
公式サイト・モバイルサイトでも前宣伝してましたが、
早々とここで公開生ラジオに挑戦という運びになるそうです。
BGMは、もちろんBITTERSWEET SAMBA。
軽快な音楽とともに懐かしい当時の写真、写真…
うっわ〜、懐かしい〜!!
私ちょうどYUZU ON AIR読み直したばっかりなんだよね〜。
タイムリーだわ〜。
などと盛り上がっている中、暗転ステージから準備にゆず、走る。
…忙しそうね。
転ばないでね。
ステージ向かって左の花道の先に、「ON AIR」の赤ランプがつく。
仮想ラジオブースは、左袖でございますわよ。
いつもラジオの収録風景だと、斜め向かいとかに座っている
ふたりですが、ビジュアルの関係上、隣り合わせ(笑)
ブースの真ん前にカメラが設置されていて、スクリーンにはふたりの
バストアップが映される。
北・岩「ゆずの、オールナイトゆずのね!!」
↑なつかしいっ
北「というワケで、岩沢さん…」
岩「はい…」
と、なんとも懐かしいラジオトーク。
でも、今回生身がそこにあるので、なんか可笑しくて可笑しくて…
岩「ラジオなのに、立ってるのもなんなんで、みんな座りましょうか」
客席を座らせる岩沢さん。
北「ゆずライブでは珍しい…」
岩「座るとなると、一斉に座るんですね」
そりゃそーだ(笑)
ひとしきり、懐かしいねと、今回の趣旨を説明したところで北川さん。
北「岩沢くん、最近どうですか?」
↑出ました。得意の無茶振り(爆)
岩「最近…
あぁ、最近31になりまして。」←自分で言っちゃったよ(笑)
北「おぉ、おめでとう!」
岩「20代から30代になるっていう、一大イベントに比べて
31歳の誕生日の地味なこと。イベント性のカケラもない…」
北「…でも、31の誕生日の時、俺一緒に居たじゃん」←にまにま
岩「みち○くって、居酒屋でね(笑)」
北「一緒に誕生日迎えたじゃん」
岩「携帯でちゃんと時報聞いて、カウントダウンしてね…5・4・3・…」←立派なイベントです(笑)
岩沢さん、ここではっと我に返る。
岩「いや、こんな寒い話はいい」
北「31にもなって、男ふたりで…」
しかも、相方と(爆)
こういう話のセオリーは仁ちゃんがネタバレ、岩沢さん照れまくりで
余計にこっ恥かしい…ってカンジだったけど、岩沢厚治三十路を迎えて
照れずに受け流すということを習得したらしい。
可愛くな〜い(笑)
そこは『お前それ言うなよ』的に真っ赤になってほしいところですが、
冷静になって考えて欲しい。
照れて真っ赤になる。
サムいからもういいと受け流す。
どっちにしろですよ。
やってることたやってるんです(笑)
今も昔も相も変わらず(笑)
とまあ、曖昧に受け流された誕生日話はおいて置いて、
ねライブに先駆けて、オフィシャルとモバイルサイトで募集していた
質問とリクエストが、どっさり集まりました。
岩「どのぐらい来たと思います?」
北「どのぐらいですか?」
岩沢さん、無言でカメラに向かって指を一本立てて、あと、○○○○○…
北「一万通?」
岩「だいたい一万通」
北「だいたいって…(笑)」
で、どっさり来ているので、さっさと進めにゃいかんのです。
マイク前のクリアフォルダーに入った書類をゴソゴソと取り出すふたり。
岩「これ、ちゃんと名前書いてあるんですよ」
クリアフォルダーの角に、緑の付箋で『岩沢』『北川』
ま、どーでもいいんだけど(笑)
まず質問から。
一問目は岩沢さんから。
ゆず暦も結構長いリスナーさん。
そんな私でも未だにわからないことがひとつだけあるので
教えてください、というもの。
岩「え〜。…どちらが岩沢さんで、どちらが北川さんですか?」
北「…」
…そっちか(笑)
そっちに行くのか(笑)
北「デビュー10周年でも、説明しつづけなくちゃならないんですね…(ため息)
いいですか?
泣きボクロがある方が岩沢さん」
岩沢さん、カメラに向かって泣きボクロを指し示す。
ついでに、こっちにも…と反対の頬を指差す。
あ〜あるね、そこにもホクロ(笑)
北「…で、タラコ唇なのが、北川です」
セクスゥイ〜に唇を窄める。
ホクロとタラコって最近あんま言わないね(笑)
次の質問。
順番なんて憶えてないから次と言っても順不同だけど(笑)
北「テレビで岩沢さんが映ると、子供が『パパ!』と、言います」
にまにまっと北川さん。
北「わかる。俺も同い年だけど、お父さんて呼びたくなるときあるもん」
↑いや、それはまた違う…
岩「あぁ〜…」
眉をしかめて。
岩「よくあるんですよ、その手の話し。
ゆずの歌を聞くと、犬が咆える、とかね」
北「…高い声に犬が反応してるんじゃないっすか?」
救急車や消防車が通ると遠吠えするようなもんか(笑)
いやいやいやいや、そうじゃなくて。
岩沢さん。
「子供がパパと呼ぶ」と「犬が咆える」を、
一括りの話にしないでください。
意味合いがまったく違うじゃねーか(笑)
ま、この質問の場合、岩沢さんにとって質の悪さ的には同等なのかもしれんが(笑)
せっせと仕込んでいる子供の母親が浮かばれないだけの話なので、
別にいいですけど(笑)
こういう男です。
岩沢厚治(笑)
で。
岩「北川さんに質問です。好きなレノンはジョンですか?」
北「…まぁ、まぁ、ショーンも好きだけど、まぁジョンですよ」
北「次…次…、神奈川県の北川悠仁さんから。
岩沢さん、好きなツヨシはナガブチですか?」←うきうき
岩「…なんで今作ってんの?ないだろそんなん」←冷たい(爆)
北「蕎麦屋のカレーは美味しいんですか?」
岩「…俺たちに聞くことか?それ?」
北「相変わらずぞんざいだね〜」
岩「今日はやる事いっぱいあって忙しいんだよ!」
↑それ言っちゃ終いだろう(爆)
まぁ、美味いんじゃないの?俺達は好き、って結論で(笑)
カメラも忘れて、フツウにカメラ前に紙をばっさばっさ置く
岩沢さん。
すっかり頭がラジオモードになっているらしい(笑)
北「…ゆずの名前の由来はなんですか?」
岩「あぁ〜…」
北「これも10年間いい続けているんですけど、昔同じバイトしてて…」
岩「そっから説明すんの?」
北「一応ね(笑)で、ご飯食べに行って食べたデザートが、
岩沢くんがバニラアイスで、僕がゆずシャーベットで、ゆずって気になるな、と…」
そんなカンジで、サクサク行きたい岩沢さん。
膨らますでもなく話をぶった切る(笑)
岩「じゃあ、今日のリクエストを。北川さん、読んでください」
北「どれ?」←素
岩沢さん、無言でカメラ前の紙の束の中から
リクエストの入ったクリアフォルダーをバサバサ探し出して北川さんに渡す(笑)
にこにこ〜っと受け取って、読み始める北川さん。
リクエストは地下街。
北「じゃあ、準備しますんで、CM!!」
ご丁寧に、ジングルまで作ってある!!(笑)
わ〜なんか嬉しい!!
ステージ暗転、そしてビジョンに流れるどしゃぶりの雨の風景。
静かに語り出される北川さんの女装声。
北「…あの頃は、毎日が記念日だったのに…
今の私たちは、どしゃぶりよ。
今日は、どしゃぶり記念日」
雨の降りしきる夜景がパーン。
車の中。
助手席の窓ガラスに手をつき、ぼやく女装北さん。
え…えらく男っぽい女装だなぁ、こりゃ(笑)
三十路も過ぎると女装もキツい?
カメラは車内にパーン。
そんなぼやく女北を無視するように、運転席で煙草を箱から一本咥えて抜き取り、
火をつけ、ふぅ、と煙を吐き出す岩沢さん。
車内に流れるのは、雨音だけ。
岩「運転変わってくんねぇか?」
追い討ちのように、気のない声。
ひどいおとこだ(笑)
少し傷ついたような、諦めた表情で頷く北さん。
その手に、ポンとキーを乗せる岩沢さん。
渡されたのは…車のキーと、…特大のダイヤモンドの指輪(爆)
「あなた…」
途端にうるうるっとした瞳で、嬉しそうに微笑む北さん。
カメラは再び車外に。
相変わらず降り続く雨は、何故か甘く柔らかく風景を滲ませる。
寄り添うふたりをフロントガラスごしに映したまま…
〜The Sweet Ten Anniversary〜
…みたいな(笑)
テロップはいい加減。
このカップルって…もしかしてリホ&タカシなの?
新キャラ?
よくわからん(笑)
ベタなの好きよね〜、北川さん(笑)
おかしなテンションになりつつ、今度はステージ向かって右側の花道の先にスポット。
北・岩「お別れ間際の、城ホライブ〜!!」
リクエストのとおり。
地下街
パイプ椅子に座るふたり。
やんややんや。
地下街はいいよ〜。
いいよね〜。
楽しいよね〜。
ここでもぐるりとお客さんに囲まれて、左右に頷きかけながら歌うふたり。
楽しそうだなぁ、おい。
歌い終わって、最後に生ジングルで、ラジオコーナーお終いでございます。
これ楽しいわ〜。
ハガキ職人の皆さんとか、もうゆず現役じゃないのかなぁ。
久しぶりに質問来てたら、ゆずも喜ぶだろうにね。
どーでもいいんですが、北川さん、今日滑舌悪すぎです(笑)
ほやほやんとしてて聞き取れやしねぇ(笑)
暗転、セット転換中にビジョンに映し出される過去映像。
2006年 リボン
2005年 GO HOME
…
順に遡り、路上ラストまで。
歴代ライブ最後シーンの、北川さんの、岩沢さんの、「ありがとうございました!!」
の声が響き渡る。
いや〜、懐かしい。
ぱっと映像で、どのツアーだったかがわかってしまう自分もかなりスゲー(笑)
ありがとう、10年…
あぁ、なんか、じ〜んとするなぁ…
続いてアニメーション。
ひとりぼっちのゆずマン。
沢山の子供たちの影が走り去る中、ぽつんと立ち尽くす。
うつむいたゆずマン。
ふと気がつくと、目の前に「オタマ君(八分音符)」と「ト音記号」ちゃんと「全音符」ちゃん。
ト音記号ちゃんが、ゆずマンの周りをぐるりぐるりと回ると、その軌跡に五線譜が広がる。
オタマ君や、全音符ちゃんが五線譜の上を踊れば、可愛らしいメロディーが。
オタマ君に促されて、ゆずマンも五線譜の上を歩けば、ちょっとしたゆずメドレーに
心が弾む。
そして、五線譜はやがて途絶え、ゆずマンは空に飛び立つ…
みたいな。
そんなカンジかな。
続いて、ゆずバンドが入ってのステージ。
北川さんのアカペラで、ステージは始まる。
マイクを両手で掴み、噛みしめるように歌う。
スポットがラ本になり、岩沢さんも歌いだす。
アゲイン2
ミドルテンポのアレンジです。
おぉ、新鮮!!
これはこれでなかなか…と、聞き惚れているうちに、
なんか脳内がおかしなことに。
んん〜なんだ?勝手に浮かんでくるぞ…
全部だっきっしめ〜て〜君と歩いて行こう〜♪
いやいやいや、違う違う違う(笑)
なんだか、ミドルテンポで早口の歌ってことで
印象が被ったのかも。
君が〜見つけた〜勇気の花〜♪
君がいたから勇気を覚えて〜♪
『君』と『勇気』の歌詞しか合ってないじゃん(笑)
しっかりしろ、私。
も〜…ね大阪終わってから、口ずさむ歌こればっか(笑)
困ったもんだ(笑)
冗談はさておき、素晴らしくよかった。
新しい試み、素敵です。
アカペラから一転、全開のバンドアレンジになった瞬間の
アドレナリンどくどく具合は、快感としかいいようがない(笑)
珍しく音声トラブルで、ブチブチしたけど、以降なんでもなかったから
大丈夫だったんでしょう。
続いて、この…このイントロはっ
傍観者
うひょえ〜っ嬉しいっっ
これこれこれ、見たかったのっっ(聞きたかったんじゃなくて見たかったのかい(笑))
今回はスモークもなく、視界良好。
岩沢さんのギターばっちりしっかりチェック。
うお〜ん、かっちょいいよ〜。
呼人さんがノリノリでベースのヘッドを振っていた姿が
印象的でした(笑)
間奏のハープソロの、美しいことシャープなこと、妙に艶っぽくセクシーなこと…
なんなんだってカンジ。
クールな音色に、背筋をゾクゾクさせながら目を閉じると、
凍てついた漆黒の空に輝く、三日月が思い浮かぶのよね。
↑勝手に(笑)
そこからガ〜っと上りつめていくバンドアレンジ、
北川さんのシャウト…
堪らんわ…
素敵すぎる…
そうそうそうなの。
今回のバンド名は、『ゆずバンド』だそうで。
ギター…シュウちゃん
ドラム…佐野さん
ベース…呼人さん
キーボード…バンマス
で、サックスのサポートも入ってました。
何て言ったっけなぁ、このオジサマ…
キーボードがひとりになったせいなのか、コンセプトがそうなのか
よくわからないんだけど、音がとっても男っぽい。
ロックっぽいというかオトナっぽいというか。
作り込みすぎないサウンドが、とっても良かった。
余計な演出で、スモークとか降りモノとかもなかったし。
オトナなステージ。
すんごい好印象。
そうよ、これでいいのよ〜。
充分演奏と歌で見せられるんだからさ。
灰皿の上から
灰皿が来るとは思ってなかったので、仰け反った。
岩沢さんの高音が気持ちいい。
そして、物凄く出ている。
なんだ、すげーテンション上がっちゃってんじゃないのよ(笑)
とてもとても素敵だったんだけど、最後にアドリブなのか
今回追加したんだか、岩沢さんのシャウトが一発入って
もうもうもうもうもう、これがもう、身悶えるぐらいかっちょよかった。
心の音
おっ…。つい身構えてしまう(笑)
大丈夫か?
しかしさぁ、佐野さんさぁ。
頑張りすぎだろう(笑)
笑えてくるよ、いっそ(笑)
岩沢さんの高音が、綺麗にのびる。
そして、結構荒い(笑)
風情を楽しむっていうか、一生懸命っぷりを堪能するカンジ(笑)
それはそれで美味しい(笑)
そして、ここでサックスソロからバンドソロに入り、
非常にスタイリッシュな演奏が繰り広げられております。
仁ちゃん嬉しそうに踊っております。
そして、岩沢さんは…岩沢さんは…
それ、バンジョー?
なんでバンジョー?
何やるのよ、バンジョー…
もうすぐ30歳
ぶは〜っ(爆)
なんでこんなスタイリッシュな入りで30歳なんだ(笑)
違和感ありあり。
コスプレはしていないが、岩沢さんの笑顔はめちゃくちゃプリチー
なのであります。
可愛かったなぁ、店員さん(笑)
北川さんもにっこにこ。
すこぶる楽しい。
最後の繰り返しフレーズは、北川さんアドリブで、
北「岩沢31歳!!」を連呼(笑)
岩沢さん、カメラに向かって
親指、人差し指、中指で「3」、人差し指で「1」、親指立てて「俺!」
結構忙しい(笑)
わたわたわたわた…慌てているのが可愛らしい(笑)
そしてここからメインイベント。
突然ですが、緊急ニュースをお伝えします。
スタジオには『北川クリステル』さん(爆)
上目遣い、とか、かなり力が入ってます(笑)
北「突然ですが、大阪城ホール上空に、UFOが出現したようです。
現地の岩沢さん、岩沢さん?」
映像が大阪城ホール前に。
イヤホンを直して、ぽやんとしている岩沢レポーター。
前髪がいい頃具合に長くて、非常にかわゆらしい。
このまま居ればいいのに、なんで切るかな、ばっさりと…
北「岩沢さん?岩沢さん?」
はっ!と気がついて、話し出す岩沢レポーター。
やっと音声が通じたらしい(笑)
岩「はい、こちら大阪城ホール前の岩沢です。
ご覧の通り、大阪城上空に突然謎の飛行物体UFOが出現しました!
非常に不気味な雰囲気ですね…危ないっっ!!」
レポートしていると、突然UFOが周囲にビーム攻撃を仕掛けはじめ、
大阪城ホール周辺が炎に包まれる(笑)
北「岩沢さん?岩沢さん?どうしました?
冷静にレポートしてください!!
岩沢さん?」
岩「危ないっっ!!」
うわ〜っ、と頭を抱えて攻撃を避ける岩沢レポーター。
身悶えるほど可愛い(爆)
岩「あっ…!!あれはなんだ??」
岩沢レポーターの視線の先、一機の戦闘機が飛んでくる。
…地球防衛軍?
戦闘機の中にカメラパーン。
地球防衛軍?な、ありがちの戦闘服にヘルメットのふたり(笑)
ヘルメットと戦闘服の胸元に、取ってつけたようなゆずマーク(笑)
操縦桿を握るのが岩沢隊員で、攻撃主が北川隊員のようですわ。
岩「北川隊員、攻撃開始するぞ!」
北「ラジャー!ミサイル発射!!」
UFOを、ガンガン攻撃。
UFO爆破!
やった〜!!
と思った途端、宇宙人が二匹登場。
これが…可愛い(爆)
タコ型のつるんとしたシルバーのボディーに、顔がね。
北さん岩さんなのだ(笑)
ちょっと頬っぺたピンクに丸だったりして、
ぱちぱち瞬きしちゃったりして、
かわゆ〜い(爆)
「ワレワレハ、オドランセイジン、デ アール」
「チキュウセイフクニヤッテキタノ、デ アール」
…妙に可愛い(笑)
北・岩「しまった〜!!」
もちろんオドラン星人は反撃に出ます。
ガガンと揺れた戦闘機。
ウワ〜っっと叫びながら、パニックに陥り踊る北川隊員(笑)
それ、アイライク…
岩「北川隊員!北川隊員!踊ってる場合じゃないぞ!」
北「うわ〜!!」←今度はシュミ(笑)
そこでハタと気がつく岩沢隊員。
岩「なんだか北川隊員が踊ると、宇宙人がダメージ受けるみたいだぞ…
そうか!ヤツラの弱点は、ダンスだ!!」
よし!と、戦闘機を出るふたり。
北川隊員が外に出る梯子階段を上れなくて、まごまご。
岩「北川隊員!急ぐんだ!!」
苛々する岩沢隊員、も〜早くしろよとばかりに腰を持ち上げたいけど、
触るのもなんだし…みたいに、両手がうろうろ(笑)
ふたりは上空の戦闘機の上に立ち、両手を腰へ。←危ないです(笑)
…ということで、地球を守るためにみんな力を貸してくれ!!
と、ダンスタイムスタート!
アイライクの軽快なイントロ。
ステージを縦横無尽に、緑のレーザー光線が走る。
せり上がりで登場する、北川隊員と岩沢隊員。
岩沢隊員は、銃型ギター!
かっちょいい〜っっ(笑)
岩沢さんてさ〜、妙に制服系似合うのよね…萌〜(笑)
岩沢隊員は、階段を降りてステージ上の戦闘機型ブースに入る。
ダンス隊が登場。
北川隊員ど真ん中でダンシングスタート。
ダンスメドレー…
まずはアイライク。
曲が進むと、元気がなくなっていくオドラン星人。
つ…続いて…
ミレンソン〜ミレンソン〜
どこかで聞いたことのあるフレーズのSE(笑)
このアレンジすごく好き(笑)
岩沢隊員が、階段を中段ぐらいまで駆け上がり、
銃型ギターを構える。
ぱっと止んだ音の中、スポット浴びて渾身のギターソロ。
未練歌!!
きゃ〜っっっ、かっちょいい〜っ。
未練歌見たかったのよ〜っ。
ど頭のギターソロ。
白ランもめっさかっちょよかったけど、地球防衛隊で銃型ギターでも
充分かっちょいい(笑)
何か間違ってるけど。
未練ソン♪未練ソン♪
あ〜あ〜あ〜♪
これは、コーラスも可愛いの。
すごく嬉しい…
私のねライブで見たかった歌ワンツーの、未練歌・傍観者が達成されました。
大・満・足(笑)
と、個人的な話はどーでもいいのですが、ダンスはまだまだ続きます。
あなたのシュミはなんですか?
ということでシュミのハパ
はーば、はーば、林家ペー。
諸事情がありまして(笑)
前バージョンはちょっと無理(笑)
北「くらえ!」
北川隊員がスクリーンのオドラン星人を銃で撃つ。
パァンとスクリーン右上から火花散る…
も、致命傷には至らず。
仕込んでんなぁ〜、色々と(笑)
サウナ
うわ〜、懐かしい…サウナ。
ダンスがまったく思い出せない(笑)
次の時まで勉強しときます…
で、ここまで踊ればオドラン星人は壊滅的被害を受けて、大爆発…と、
思いきや、お約束で巨大化してしまいました。
北「岩沢隊員!!」
岩「北川隊員!!」
階段降りて、岩沢隊員に駆け寄る北川隊員。
北「岩沢隊員!大変だ!」
岩「北川隊員…」
…ダメです。
ここで我に返ってはいけない。
はっと我に返って、なんなんだこのショートコントは…なんて思っちゃダメです(笑)
ここは入り込んでおかないと、相当こっ恥かしい目に合います(笑)
岩「俺達に、もう出来ることは…」
悔しそうな岩沢隊員。
すると、空から何故かタオルが降ってくる。
岩「これは…北川隊員!!」
北「どうした!岩沢隊員!!」
岩「俺達には、まだこれがあるじゃないか!!」
北川隊員にも、タオルが降って来る。
北「これは…」
スクリーンにご丁寧にふたりの解説が入る。
岩「解説しよう!これはグッズ売り場で売っているタオルで あーる」
北「税込み千円で あーる」
北「岩沢隊員!…ただの物販の宣伝になっているぞ(笑)」
このタオルは『パワータオル』ということで、翳すと
とても強いパワーが集中できるというものだ。
みんなでこれで宇宙人を倒そう!という安易な作戦である。
岩「タオルを持っていない人は…」
北「タオルを持っていない人は…アレで」
岩「代わりにアレで、一緒に戦ってくれ」
↑アレってなんだよ(笑)
北・岩「せーの」
パワーチャージ!!
北川隊員は、暗転した会場に向けて、レーザー銃を放つ。
アイライクのピコピコ音に合わせて、北川隊員思いのままに銃を振り回すと、
真っ直ぐに伸びる緑のレーザー光線が城ホールを貫いていく…
これは新しいおもちゃだ(笑)
嬉しかろう(笑)
大爆発するオドラン星人。
やっと倒せたらしい(笑)
そうすると、濛々と上がった煙の中から、ほんのりベビーピンクに
色が変わり、穏やかな愛らしい表情に変わったオドラン星人が登場。
北「わたすたち、みんなのダンスさ見てたら、感動したんです」
岩「わたすたちも、みんなとおどらせてください」
…なに弁なんだ(笑)
ま、いいけど(笑)
北「…一日かけて撮った甲斐があったな」
岩「顔がカピカピになりながら…」
北「銀でカピカピ…」
た…大変だったのね(笑)
そんな改心したオドラン星人と最後のダンシング。
メドレーを締めくくるのは…
少年
仁ちゃんが縦横無尽にステージを走る。
岩沢さんが銃型ギターをかき鳴らす。
ふと我に返ると、なんでそんな格好してんの?あんたたち?
ってカンジだけど(笑)
少年は楽しいのであります。
最後。
北「撤収!!」
敬礼するふたり。
はぁ。
いや〜、かなり面白かった(笑)
さっきのお遊びと雰囲気一変。
ここから次のステージです。
北川さんが、マイクを持ち客席に語りかける。
10年…10年の間には、沢山のことがあった。
最初は路上からはじまり、ホール、スタジアム、今はアリーナで
やれるまでになりました。
でも、10年前の路上時代と変わらず思っていることは、
この会場に来てくれたすべてのひとりひとりの心に、
僕達の歌が、届けたいということ。
この会場、すべてのひとりひとりのために歌います。
笑顔のまま、マイクに向って心地良さそうに歌う。
ウォ〜オォ ウォ〜オォオ〜♪
1
カモン!と会場を誘い、大阪城ホールが、優しいメロディーでいっぱいになる。
ウォ〜オォ ウォ〜オォオ〜♪
あぁ、なんて心地のよい空間。
ステージと客席が、
ゆずと私たちが、
シンクロしていく。
佐野さんのドラムが走り出し、シュウちゃんのギターが唸る。
ジャンプする悠仁。
ギターをかき鳴らし、顔を伏せたまま笑う厚治。
きらめく光り。
溢れるパワー。
身体を躍らせながら、想う。
あぁ、1だ、と。
奇しくも、今隣でライブを見ている友は、夢地図・ONEツアーを
鬼のような勢いで行きまくった友である。
東北と関西に住んでいながら、今週青森で、じゃあ来週沖縄で逢おうね〜!
なんて(笑)フツーなカンジで(笑)
私の行きたい事情と彼女が行きたい事情が重なっただけで、
たまたまツアーの合間に相方になる機会が多かったっちゃそれだけなんだろうけど。
その時分、私は私で抱えていたものがあり、行かずにはいれない何かがあり、
彼女には彼女で抱えていたものがあり、行かずにはいれない何かがあったのだろう。
あーでこーでと詮索しあう仲でもないし、
どーしたこーしたと愚痴をこぼし合うような仲でもない。
多分周りがびっくりするぐらい、お互いの情報は知らないと思う(笑)
でも、そんなのどーでもいいんだよね。
こうして、ゆずの音に身を任せる。
この瞬間を誰に気を使うことなく、自分に没頭して集中することができる。
そう、そんな仲間。
生い立ちだったり肩書きだったり、そんなもんは関係なく、
私は『彼女』を、知っている。
彼女は『私』を、知っている。
そう、ゆずだって同じ。
例えばばったり道端で出会っても、一方的に私は気がつくかも知れないけど(笑)
面識のない他人同士であることには違いない。
でも、私は『北川悠仁』を『岩沢厚治』を、知っている。
彼らも、今この瞬間、私を含め大阪城ホールにいる全ての人を、受け止めている。
丸裸の、飾ることなく構えることなく偽ることのない、『私』を、知ってくれているもの。
ふと、たまたま隣の席になった方の真剣に聞き入る姿や、アリーナ席に立ち尽くす
人々が視界に入る。
こんなに、無防備になれるものだろうか。
人って。
ここにいる仲間。
ここにはいない仲間。
ゆずとは関係のない、仕事の仲間。
可愛い後輩達。
様々な、大切な人の顔が浮かんでは消える。
心の根っこの部分は、
大きくて、自由で、
距離とか、
時間とか、
知ってるとか、
知らないとか、
関係なくて。
こうして、誰とだって、
わかちあえるものなんだ。
そう、それを解放するものこそが、
歌であり、音楽なんだ。
肉体なんていう窮屈な枷を飛び出して、
沢山の心が共鳴し響きあい昇華していく。
ライトに散る、北川悠仁の額から流れ落ちる汗。
瞳を閉じ、大きくシャウトする岩沢厚治。
振り上げられた沢山の拳。
語ることなんてなくっても、
私たちは、
確かに繋がっている。
その確信が、深い感動となって押し寄せてきた。
荒い呼吸を抑えて、北川さんが歌う。
その歌声に、重なる抑えた岩沢厚治のギター。
その静寂を、待ちきれぬように突き破る、光りの乱反射。
ラストに向けて走るドラムのリズム。
胸にジンと響くギターの音。
顎の下の汗を拭いながら、無性に友をハグしたくなった。
しなかったけど(笑)
なんかね…本当に…大切な人に、愛してるよって、
今すぐ言いたくなるような、そんな気持ちになりました。
…なんなんだろうね、こういうのって(笑)
汗も乾かぬまま、岩沢さんが嬉しそうにギターのネックに
タオルを結んでおります。
北川さんも、タオルを片手に拳を突き上げます。
陽はまた昇る
盛り上がらないワケがない(笑)
真っ白になりました…
夏色
どんだけ〜、そんなの関係ねぇ!、北川さんお気に入りギャグ満載(笑)
もう一回!の後の、お約束の『バカヤロ〜!!』では、
北「もう31歳なんだよ!だんだん体力なくなってくんだよ!!」
岩沢さん、爆笑(笑)
そういう割には3回やった(笑)
最後にせっかく10周年なんで…と、北川さんが軍配を手にし、単身
センターステージへ。
北「いち!」
軍配を振り下ろすと、
正面から、銀テープど〜ん!
北「にー!」
左斜めから、銀テープど〜ん!
みたいな(笑)
最後、10!!は、円形に銀テープど〜ん!
うははは、派手なような地味なような(笑)
最後は北川さんがステージに戻り、でっかい手持ちキャノンを手渡される。
白いボディーのこっち側に、
『祝!10周年』
くるっと反対側向けると、そっち側に、
『11年目も、よろしくお願いします!!』
で、せ〜の、ど〜ん!
手持ちですから、そんなに破壊力あっちゃ困ります。
これも派手なような地味なような(笑)
最後の曲は、
栄光の架橋
最近すっぴんで聞く機会が多かったので、バンドアレンジは
逆に新鮮。
ステージに灯る、トーチの炎。
壮大なスケール。
栄光の本領発揮と言うべき、堂々たるステージでした。
客席が歌っている『友達の唄』から、ゆず登場。
アンコール
北「アンコール呼んでくれてありがとう!!」
ふと考えると、誰一人アンコール!なんて催促していない(笑)
客がライブの合間に好き勝手に歌っているだけである(笑)
これで成立するのって、ゆずだけだぁね。
北「今日は、特別ゲストが来ています。
スゴイよ〜。誰だと思う?
みんなちびんなよ」
誰?
北「紹介します!ユーミン!!」
うそん!マジで?
ステージに登場するユーミン。
うわ〜、ホントだ〜!!
拍手喝采、大盛り上がりの大阪城ホール!!
かわい〜!!と聞こえた声に、お約束。
ユ「もっと言って!!」
かわい〜!!
北「一万人の『可愛い』入りました(笑)」
ねぇ。
ユーミンが来たらねぇ。
歌わないワケいかないでしょう。
ミュージック
呼人さん、はじめてクローズアップ(笑)
最後、ユーミンが仁ちゃんとハグ。岩沢さんとハグ。
呼人さんも、遅ればせながら腕をのばしかけても、
ユーミンは気がつかず、笑顔のまま退場(爆)
よ、よっひー可哀想(笑)
スペシャルサプライズに超ビックリだったけど、
ここからゆずに戻っても、またまた度肝を抜かれるカンジで。
境界線
北川さんのピアニカと、岩沢さんのギターのオープニングに、
シュウちゃんのアコギが入り…
とても素敵なイントロ。
アコギのツインギターは、音色が美しい。
岩沢曲にはアコギが似合う。
素晴らしいアレンジに胸がいっぱいになる。
渾身のサポートメンバーの演奏に乗って、
魂から搾り出すような北川悠仁のコーラス。
そこに重なる、
幽玄なまでに美しい岩沢厚治の高音。
岩沢曲って、あんまりこういうアレンジが加わる印象がないんだけど、
このゆずのねバージョンの境界線は…
もう、素晴らしい!!
としか言葉が出ない。
全てを出し尽くした。
全てを聞き尽くした。
そんな、不思議な満足感の溢れる、歌でした。
本当に。
聞けてよかった。
いや〜…もぅ、なんていうか、ありがとう。
そして、再び過去映像。
音声は…幸拍のラストトーク。
路上ライブが終わって、歌うところがちょっとずつ
少なくなって…
自由になったこともあるけど、
不自由になったこともある…
ゆずは、歌が大好きです…
これは…卑怯だ。
涙がぶわ〜っと(笑)
あの頃のキラキラしていたふたりの姿。
苦しんでたふたりの姿。
無垢な目の輝き。
見るもの触れるもの、
何でもかんでも全てが初めてで。
何をやっても新鮮で、
何をやっても過剰な賛否にさらされて。
馬鹿騒ぎしたこと
苦しみ傷ついたこと
それでも、また顔を上げて歩み出したこと
得たもの
失ったもの
様々なことが一瞬に頭を駆け巡り、胸がぎゅうと
締め付けられる。
それでも。
それでも、今、彼らはこうしてステージに立っている。
こうして、私たちは彼らのステージを見つめている。
ビジョンに、一言。
そして、僕らは歌い続けるんだ
リアル
いや〜…やばい。
すごくやられる。
これは…いいライブだ。
本当に。
穏やかな笑顔で歌う悠仁。
力を振り絞って、
声を枯らして、
ではなく。
挑みかかる、とか。
受けて立つ、とか。
そんなんじゃない。
穏やかな笑顔で、
岩沢厚治の隣に立って、
その背に手をまわし、
語りかけるように、
歌う。
胸がいっぱいになる。
ゆずが、ゆずらしく。
北川悠仁が、北川悠仁らしく。
岩沢厚治が、岩沢厚治らしく。
これからも、歌をうたっていければいい。
歌っていって欲しい。
心から思った。
私の望みは、それだけだよ。
それだけでいいんだ。
城ホールいっぱいに上がった、
LOVEのL。
北川さん、岩沢さんのボーカルに、客席のコーラスが絡む。
渾身のバンドサウンド。
心地よい一体感。
ふとバンド演奏が止み、
北川悠仁と岩沢厚治、
客席のラストコーラスのみがホールに優しく溢れ、
余韻に浸りながら、そのままストンと暗転する。
ん〜っっっ
素敵。
かつてこんな、オトナなゆずライブがあったろうか。
いや〜、いいわ。
ゆず10周年、こんなライブも出来るようになりました(涙)
ここでゆずバンドのメンバー紹介。
前に出てきて、礼。
素敵な演奏ありがとう!!
バンドメンバーが、
北川さん、岩沢さんとハグし、手を振りながらはけていく。
ここでふたりのご挨拶。
まずは岩沢さん。
岩「ありがとうございます…」
言葉につまった岩沢さんに、頑張って、的な声が飛ぶ(笑)
岩「いや〜過去の映像とか、色々ありましたけど、
引退するワケじゃないんで(笑)」
ここでね、ポロっと出てくる言葉が、
『解散』ではなく、
『引退』なところが岩沢厚治です(笑)
岩「これからも頑張ります!」
とのこと。
引退されちゃ困るので、ゆずでいてください(笑)
続いて北川さん。
北「ホントに…わはは(笑)
これで終わりじゃないですから。
11年目も頑張ります!」
20周年、30周年目指して、頑張りましょう!!
北「…せっかくだから、もう一曲歌ってもいい?」
もう、どーぞどーぞ。
センターステージに、移動するゆず。
頭にタオル。
岩沢さんはお揃いになるのを嫌ったのか、
裏返し、白(笑)
空模様
一瞬。
ここってどこだっけ?とわからなくなるゆず空間。
切なく、懐かしく。
愛しい一曲でございました。
歌い終わり、岩沢さんがハープホルダーを首にかけ、
演奏を始める。
蛍の光
北「楽しい時間が過ぎるのは早いもので、最後の曲になって
しまいました…」
いつものフレーズから、ツアーの告知、アルバムの告知。
来春ですってよ。
楽しみですわね。
大盛り上がりの大阪城ホール。
また帰って来るからね!!
叫ぶ悠仁に、待ってる〜!!って、私ジモティーじゃないけれど(笑)
で、なんとなくここはセオリーで、
てっ…
ぺんは、こないようです(笑)
本気で終わってしまって、なんとなく肩すかし(笑)
いやでも、これ、結構やってんぞ。
すげー長くないか?もしかして。
さっきから、どんどん人が帰ってるんだけど、
今何時?
ステージに戻り、がっちり握手。
笑顔のふたり。
スクリーンに浮かぶ、
ありがとう10年。
また逢おう。
ありがとう。
本当に、ゆずに出逢えたことを心から感謝いたします。
これからも、よろしくね。
10周年のお祝いメッセージが要所に入ってました
バスケの田臥勇太氏。
今、アメリカでバスケを頑張っている彼。
試合前やオフの時、ゆずの音楽を聞いて元気を貰ってます!!
ぜひ今後ともグローバルに活躍してください、とのこと。
石原さとみ嬢。
桜木町PV撮影時は、仕事が四本も五本も重なってて、
実はものっすごく忙しく、ワケがわからなかったんだって。
今でもPVを見ると、その忙しさを思い出すそうだ。
ゆずさんに負けないように頑張ります!!
と、とても可愛らしかった。
南海キャンデース
相変わらず噛み合わない、ネタだか素だかわからない
山ちゃんとしずちゃん(笑)
ゆず直々に、CD参加依頼のファックスいただいて、
カラオケボックスとか通い詰めて歌練習したのに、
曲の間にコントやってくださいって…ははは、というカンジだったそうで(笑)
しずちゃんは名古屋ラストリボンで北川さんに抱かれてから
(しずちゃんが羽交い絞めにしたとも言う(笑))
艶っぽくなったともっぱらの評判。
この気持ち、どうしてくれる…とのことでした(笑)
もちろんほったらかしてていいですよ、と山ちゃんのフォローが入って
お後がよろしいようで。
山本先生
厚治くん、悠仁、お元気ですか?
先生はとても元気です。
なんか、ホントにふたりの先生みたい(笑)
厚治くんはビールを飲むとすぐに真っ赤になる癖は治りましたか?
悠仁は、○×△は治りましたか?いつも心配しています。
今日は応援しに行く予定だったんだけど、試合があって行けません。
次の百周年のときは、ぜひ応援に行きます!とのこと。
↑百周年…まず先生がやば…いやいやいやいや(笑)
横浜の中田市長
全国どこに行っても、必ず横浜に戻ってきたときにはただいま!と言って
くれるゆずを、誇りに思います。
伊勢佐木町は、ストリートミュージシャンの聖地のようになっていますが、
あそこにお花とか缶ジュースとか置いていかないで下さいね。
ゆずはまだ元気に活躍中ですので、と(笑)
面白いなぁ(笑)
ゆずが地べたから自力でチャンスを掴み取って、今があるように、
横浜を誰でも頑張ればチャンスがあるんだ!と思える町にしていきたい!
とのこと。
市長若いのね〜。面白いし。
横浜は、ますます楽しい町になることでしょう。
頑張ってください!
ユースケサンタマリア
うわ〜!ユースケだ!!
テンション↑↑
岩ちゃん、悠仁と初めて逢ったのは、ちょうどデビュー一年目ぐらい
の時かな…まだ名前がゆずじゃなかった。
その時の名前はクリエイティブサンシャイン。
デビューシングルは空色。
あの時は、ふたりともまだチェリーボーイだった…
相も変わらず意味のないことを延々と(笑)
随分キュルキュル早送りされてましたが(笑)
最後は、ゆずを宮廷料理を食べに連れて行ってやる、と約束したのに
まだ果たしてないから、来月15日に行くぞ!と(笑)
その時は会場のみんなも招待するってさ(笑)
また…いい加減なこと(笑)
最後に自分で『自分でも何言ってるか、さっぱりわかんねぇ』とこぼしてた(笑)
お次もすごい人からコメント届いてますよ!
ユーミン!と振りでお終い。
ユーミン
ユーミンだ!!
10周年という節目の年に、一緒にお仕事が出来て嬉しい。
いつまでもフレッシュな、仲のいいふたりでいてね、とのこと。
また機会があったら、一緒にお仕事しましょう!!
だって!嬉しい言葉だよね!!
大黒&恵比寿
わざわざご登場です。
大黒さんの不発の小槌と、恵比寿さんの「めで鯛!」が妙に好き(笑)
本日のお席:スタンド12列29番
2007.10.23 横浜アリーナ 神奈川
本日は相方チケ。
座ってみれば、アリーナAセンターステージ真横。
なかなかの良席なれど、本気で真横で、
これ多分岩沢さんと北川さん丸被り。
すまぬ…私だけ美味しくて。
相方は北さんファンなのに(笑)
大阪はかなり長くなったので、どっか修正が入ってくるのかな?
それもまた楽しみ(笑)
さて、ライブが始まりますよ。
<メインステージ(すっぴん)>
雨と泪
あら、今日はセンターステージへの花道ないのかしら?
さすが横アリは、せり上がりで登場なのかな?
なんて思ってたら、大阪城ホールとは反対の向って左寄りに
設置されてました(笑)
ラジオブースって、こんなにメインステージとくっついてたんだ。
もっと距離あるのかと思ってた。
雨と泪、歌い終わりで、センターステージに歩いて移動。
お客さんとタッチとかしながら。
楽しそうだなぁ、ふたりとも(笑)
<センターステージ(すっぴん)>
贈る詩
連呼
遊園地
ところで
春風
おぉ〜っと。
音が悪い(笑)
横アリ、広いんだわ。
忘れてたけど。
なんだかうす〜い霞がかかったように、ぼんやり聞こえる。
クリアじゃないの。
微妙なこだまのせいなのかなぁ…
支障があるほどではないんだけど、もどかしいっみたいな(笑)
生身がそこに見えているだけに、なんとも歯痒い気持ちもするが、
仕方ないさね。
選曲は昨日長かったし、色々諸々だったので(笑)
路上曲に固めたみたい。
安全パイさね(笑)
北川さんがハンドマイクで、マイクスタンド前位置でお客さんを
煽りながら歌う。
大きく腕を広げてくるりとそのまま後ろを向いて、後ろのお客さんを
煽りながら歌う。
北川さんは、歌うの一生懸命。
お客さんとコンタクト。
真横で見ている私、思わずつぶやく…
「近っ…」
北さん気がついていませんが、
かなり岩沢さんと真正面から近すぎる位置(笑)
どーよそれ…と、半笑いで見つめていたら、
ギター弾きながら、顔にはなんにも出さないで
岩沢さん、そろ〜っと忍び足で一歩、二歩後ずさり(爆)
かわいい〜っっ(笑)
北「10周年なので、色々な企画を準備してみました!」
BITTERSWEET SAMBAが流れる中、暗転しない花道を小走りで、
ラジオブースに入るふたり。
流れも見せちゃうのね(笑)
落ち着かなくないのか?
<オールナイトゆずのね(ラジオ)>
北・岩「オールナイトゆずのね〜!!」
本日も始まりました(笑)
趣旨説明&どーでもいい前フリの後、北川さんが得意の無茶振り。
北「岩沢くん、最近どうですか?」
岩「最近〜…」
↑答える気ないでしょ、あんた(笑)
北「さんまのまんまとか、出てましたね」
岩「えっ!おま…」
おまえもだろうっ!と(笑)
なぜ外野にまわる!と(笑)
北「どうでしたか?」←にまにま
岩「いや〜、緊張しましたね〜」
北「緊張したなぁ…」
岩「大体ねぇ、緊張の原因はマツ○マちーなんですよ」
北「マツ○マちーって言いましたね(笑)」
岩「マツ○マちーが、音楽がどうの、とか、アレンジがどうの、とか
話しているところに、僕達がピンポーンって入っていくわけですよ」
北「ヒドイ事させるよな〜…」
北・岩「…」
岩「…今日は、こんなカンジで。
横浜、落ち着くなぁ〜」
落ち着かないで下さい。
放送事故です(笑)
さりとて今日も今日で、思わずグダグダしたくなるような質問コーナー
であります(笑)
岩「ぶっちゃけ、ゆずは何人組みなんですか?」
北「あぁ〜…」
岩「…」
北「ゆずはですね、元々三人組だったんですけど、ひとり抜けて、
今はふたり組みです」←にまにま
岩沢さん、大爆笑。
口をタオルで押さえちゃって、全開で笑ってるよ、この人。
岩「お前、そんな…リアルな(爆)」
北「北川さんと岩沢さんのユニット名はなんですか?」
あと何だっけかなぁ〜…
北川さんに、なんだったかのネタを小島よしおでやってください、という
リクエストが来てて、
北「これは脱げってことですか?」
と、会場を喜ばせておりました(笑)←脱がないけど(笑)
そして、最後の質問。
北「ちょっとプライベートな質問をしてもいいですか?」
あからさまに嫌そうな顔をする岩沢さん(笑)
北「出たよ、秘密主義(笑)」
いいじゃないのよ(笑)
北「ゆずの名前の由来はなんですか?」
岩「…」
北「岩沢くん、答えてあげて」
岩「さ。そんなワケで…」←スルーかい(爆)
笑いながらも北川さんフォロー。
北「ゆずシャーベット系ってことで」
岩「ま、名前の由来は聞かないで、ってことで」
お後がよろしいようで(笑)
大阪はここでリクエストまで読んじゃってから移動だったけど
今日は向こうで読むみたい。
CM!
スィートテンCMのラスト、ふたりが寄り添った後に
岩沢さんの声でナレーションが入っているのに気がついた(笑)
よく聞き取れなかったので、次の課題。
ふたりの記念日に…とか、そんなカンジのナレーションだったような。
お別れ間際の横アリライブ
リクエスト曲 スミレ
久しぶりに聞いたスミレは、ほっこりまったり。
優しいあったかい気持ちになりました。
楽しそうなんだもん、ふたりとも。
笑顔のふたりを見れるのが、一番幸せv
相変わらず岩沢さんの足ぱたぱたリズム取りは、
どーゆータイミングでパタパタしてるんだか、
ちっともわからない(笑)
お別れ間際〜も終わり、やれやれ…としているところに、
なんだか初見の映像が。
バーン!!
『あの!大物アーティストとの約束が、ついに実現!!』
みたいな。
ジャカジャカジャカ〜って、かき回しの中、
真ん中いるのは…清志郎さん?
清「次は、ゆずの10周年で逢おう!!」
I(ハート)KIYOSHIROU Tシャツで、
ひたすら恐縮している若かりしゆず…
これ…これ、見たぞ。
確かにあった。
あれだ。
清志郎さん30周年イベントの、耳の日リスペクトの時…
えっ…てことは、まさか…
黒服、サングラスのボディーガードに守られ、
ど派手なふたり組みがステージに現れる。
ぎゃ〜
マジで清志郎さんだよ!!
そして三宅伸治さん…
なんだこの豪華なステージ!
スゲ〜…
<スペシャルゲスト:黒ゆず@忌野清志郎&三宅伸治>
ギターを持って、ステージを行ったり来たり、
満足したところで(?)マントを脱ぎ去ると、
なんと岡ジャー(笑)
しかも、清志郎さん、リメイクしてスパンコールとかついてて
とってもシャレオツ。
清「こんばんは、黒ゆずです!」
解説しよう。
黒ゆずとは、ゆずのアンチテーゼとして生まれ、
10年間漆黒の暗闇で活動していたが、
黒ゆずも10周年ということで、地下から出てきたとのこと。
こじつけも、なんか文学的だぜ(笑)
ちなみに、自己紹介。
清「黒ゆずのリーダー、北川(キタガワラ?)無人(多分)です」
三「サブリーダーの、岩沢突貫工事です」
そんなネタまで(涙)(笑)
せっかくだから、北川悠仁の暴露話をひとつ、ということで、
北川さん、親不知が左右上下4本生えてきているそうだ(笑)
このライブが終わったら、左右上下4本を抜く予定をしているとのこと(笑)
あ〜、仁ちゃん。
いっぺんに抜くなら入院だな(笑)
頑張れ(笑)
せっかく地下から出てきたので一曲…ということで。
サヨナラバス〜黒ゆずバージョン〜
うわ〜。
清志郎節のサヨナラバスだ(笑)
なんかもう、いいんだわるいんだかっていう次元を超えて
ありがたい、もったいないの域に達している(笑)
ほわ〜…
聞き惚れていると、最後に『雨上がりの夜空に』サビを追加。
単純に嬉しい(笑)
本家ゆず、ギターを抱えてつやっつやの顔をしながら登場(笑)
北川さん 清志郎さん 三宅さん 岩沢さん
ま〜なんてゴージャスなステージ…
北川さんが、つやっつやきらっきらの顔で、清志郎さん&三宅さんを紹介。
北「ジャージまで着て頂いて…」
清「これ、くそ暑い…」
暑いだろ、そりゃ(笑)
清志郎さんがジャージを脱ぐのを、すかさず背中にまわってフォローする
北川さん。
気が利く子(笑)
で、せっかくなんで4人でセッションを…ということで。
金儲けのために生まれたんじゃないぜ(ゆず&黒ゆず)
リスペクトで歌ってた歌だあね。
嬉しそうだなぁ、北川さんも岩沢さんも。
4人でギターを弾きながら、ステージ下にはける。
ステージ上、慌ててギターケーブルさばくスタッフ(笑)
ステージ降りた、階段下のせっまい空間で、4人でジャラジャラ、シメ。
カメラに向かって、ピース!!
なんでそんな狭いとこで(笑)
っていうか、それがむしろ楽しそうな、無邪気な心はいつまでも
少年なゆず&黒ゆずでした。
…しかし、こんなライブ前半で大物ゲストって…
消耗するわ(笑)
気持ちを切りかえて、ゆずのねに戻ります。
<メインステージ(ゆずバンド)>
アゲイン2
旅立ちのナンバー
た…びだちっ。
予想してなかったんで、岩沢さんの第一声にのけぞる。
うわ〜…嬉しいっ。
今まで薄ぼんやりとかかっていた靄が、さぁっと晴れていく。
曇り一つない、岩沢厚治の澄んだ声。
高く伸びる美しい声が、横浜アリーナに響き出す。
うっとり…
また、歌詞もタイムリー。
聞き惚れる。
あぁ、なんかこのタイミングで、旅立ち聞けて、よかったなぁ。
すごく心に沁みた。
僕の漫画の主人公
北川さんの、スローバージョンのアカペラからスタート。
こ…これは…
これは…あの…
佐野さん…
頑張りすぎですっ!
なんでこんなえらくパンチの効いたドラムをここでっ(笑)
岩沢さんのギターが聞きたいんですっ。
もうちょっと、抑えて…
と、思ったら呼人さんのペースもえらくよく聞こえてくる。
これは、スピーカーと私の位置関係が悪いのか?
リズム隊ばっかりがストレートに入ってきて、もう…
いっそ笑える(笑)
うわ〜ん、聞かせろ岩沢さんのギター。
ボーカルソロ部分で、ようやく落ち着いて北川さんの歌声と
岩沢さんのギターを聞く。
ほっとしたのも束の間、またもや大ハッスルの佐野康夫(笑)
落ち着けっ、頼むからっ!(笑)
そしてここで一息。
北川さんから、今日はゲストミュージシャンにストリングスの皆さんを
お呼びしています、とご紹介。
バンドとゆずの間に、粛々とストリングの皆さんがご登場。
岩「なんか、レコーディングみたいなカンジで」
そ…そう…なんだ(笑)
皆さん、着席してスタンバイ出来たようです。
北「さて。ストリングスの皆さんにも来て頂いたことですし。
岩沢さん、何を歌いましょうか?」
岩「へ?」
北「何を歌いますか?」←繰り返すときは大抵ロクな事考えてない(笑)
岩「リハ通りだよ!」←最悪(笑)
うひゃひゃひゃひやっと笑っている北川さん。
…この一場面。
@岩沢さんが単にカンジ悪い
A北川さんが、岩沢さんがいっぱいいっぱいなのわかっててからかっている
どちらが正解なのかは、わかりません(笑)
高島的にAだろう、仁ちゃん…
と、思う根拠は次の曲。
北「今日はね、せっかくプロデューサーの呼人さんが参加してくれて
いるんで、あれ、いつだったかな…99年…2000年…
三人でユニットを組んだことがありまして」
ままま、まさか、そのまさかです。
星がきれい
うわ〜、嬉しい!!
GCで歌ってたの、インターネット放送で聞いたことがあるだけで
生聞きは、はじめて。
ストリングスが入ると、ぐっと雰囲気が変わる。
ねぇ。
緊張するよねぇ。
久しぶりも久しぶりすぎる、あんまり歌ってない歌だもの。
可哀想に(笑)
どことなく硬いままの表情で歌う岩沢さんに心の中で
エールを送りながら、耳を澄まして聞き入る。
いいうただ。
欲を言えば、もっと音回りのいい場所で聞きたかった…
今夜君を迎えに行くよ
北「季節外れの冬の曲をやったので、もう一曲冬の歌をやりたいと
思います」
ストリングスが奏でるクリスマスソングのイントロからイン。
今夜君を〜であります。
極寒の高知、冬至ライブで北川さんが足に鈴つけて歌っていたのを
思い出します(笑)
これ、いい歌だね。
心がほっこり暖まるカンジ。
にこにこの北川さん。
冬の日の、
白く曇った窓ガラスや、
暖かいお家の空気感。
鼻先につけたマグカップからのぼる、暖かい湯気…
なんとなく幸せな風景が浮かんでくる。
寒い季節だからこその、暖かさ。
しんしんと降り積もる雪、
キラキラと輝く、静かな銀世界。
今年も、白鳥がやってきました。
もうすぐ、冬がやってくる。
高島は、冬は結構好きです。
…色々大変だけど(笑)
<ダンスメドレー>
言えずのアイライクユー
未練歌
シュミのハバ
GO★GO★サウナ
全体的に映像がつまんでありました(笑)
シュミ攻撃によって、オドラン星人真っ黒こげ…
ステージ上段で、北川隊員が満面の笑みで岩沢隊員を呼ぶ。
北「岩沢隊員!」
岩「北川隊員!」
北「岩沢隊員!」
岩「北川隊員!」←一応テンションを合わせてみる(笑)
北「い〜わ〜さ〜わ〜隊員っ!」
岩「…き…北川隊員」←そこまで乗り切れなかった(爆)
北「やったー!やりました!」
岩「予定より早く片付いちゃったな」
んじゃ、撤収!
グダグダなカンジ(笑)
帰りかけたところで、オドラン星人復活!
北「いっ…岩沢隊員っ」
岩「な…なんか、前よりコワくなってる…」
↑可愛い(笑)
そして、パワーチャージタオル。
北「タオルがない人は、別のツアーのタオルでもいいです!
タオルがない人は、ハンカチでもティッシュでもいいです!」
アレってとういうことだったらしい(笑)
少年に入るとき、
北「佐野隊員!行ってみよう!!」
黒づくめのスタイリッシュな佐野さんのドラムイン。
佐野隊員て(笑)
巻き込むな(笑)
少年
<メインステージ(ゆずバンド)>
1
超特急
夏色
栄光の架橋
1の後、なんかステージがバタバタして呼吸合わせてるなと思ったら、
いきなり超特急!!
くると思ってなかったので、思わず仰け反る(笑)
うわ〜…いいね、超特急。
笑顔にこにこ。
リボンツアーの後半、とてもいいカンジに熟成した超特急を
思い出します。
岩「カモン!横浜!!」
今日も元気にシャウト!
ひたすら楽しかった〜。
夏色の「もう一回!!」は、
北「ばかやろう!もう、30歳…31歳なんだ!
色々ガタがきてんだよ!」
岩沢さん、燃え尽きた表情で固まり動かない(笑)
三十路は自虐でいきますか(笑)
センターステージでの銀テープは、大阪では
いちカウントずつ、バンバン打って、最後に円でドスンでしたけど、
カウントはやめて、円でドスン一発だけにしときました(笑)
長いしね。
仕込み時間かかるしね。
そうそう、歌途中で、シュウちゃんの当て振りを抜く余裕が
出来たようです(笑)
今日はギターで、バイオリン演奏してました(笑)
そして、ストリングスの皆様再び登場。
従えての栄光の架橋です。
いや〜…やっぱり、締まるね。
歌の持つパワーが倍増して還ってくる、そんな感じがします。
その音の厚さが相応しい。
そして、ふと北川さんのボーカルソロになった瞬間の、
静と動のコントラスト。
岩沢さんのギターだけで、噛みしめるように歌う北川さんの歌が
心に響きます。
素晴らしい栄光でした。
ありがとう。
〜en〜
<メインステージ(ゆずバンド)>
境界線
リアル
アンコール…境界線〜リアルの流れは、本当に素晴らしい。
なんかもう、もったいないよ。
境界線が、大阪より短く感じたのは大阪が初回インパクト強すぎた
からでしょうか(笑)
なんかもうちょっと長くエンディングの演奏&コーラス聴けた気が
するんだけど…気のせいかも。
最後のお言葉。
まずは岩沢さん。
ゆずも10歳になりました。
誕生日を祝われるのは、気恥ずかしくてあまり好きじゃないんですけど
嬉しいモンですね。
これからも頑張ります、とのこと。
岩沢さんは、実はゆずが大好き具合がひしひしと伝わってくる
コメントでございました。
続いて北川さん。
今日は僕のわがままで、清志郎さん、三宅さんに来ていただいて
本当にありがとうございました!
ここで、みんなでもう一度おふたりに拍手。
さっき清志郎さんと歌った『金儲けの〜』は、
19歳のとき、まだ将来なんてまったくわかんなくて
不安だった時期によく聞いてた歌。
あの頃は、まさか同じステージで、こうして清志郎さんと歌える日が
くるなんて思ってもみなかった…
あの時の自分が清志郎さんの歌に励まされたように、
みんなにとって、ゆずがそんな存在であってくれればいいなと思う…
北川さんの中で蘇る、若かりし日の想い、葛藤。
推し量ることぐらいしかできないけれど、
きっとね、とても大きな感動と、感謝と、達成感に包まれて
いるんでしょう。
潤んだ瞳と、上気した頬。
輝いている、その表情に胸が熱くなります。
僕の家のリビングで岩沢くんに告白した時、
このユニットがこんなに長く続くとは思ってなかった。
僕はロックが好きで、昔はロックが10年続くなんて格好悪いと思っていた…
若いときは何故か、刹那なものが美しく格好よく思えるもんだ。
安定や安寧を、怠惰でつまらないものと感じてしまうことは
誰にでもあるのではないだろうか。
それは、現状に甘んじ、成長を進化を怠ることを防ぐための
本能なのかもしれない。
だけどこうして、年を重ね振り返ってみると、
実は、重ねていくこと、続けていくことが、いかに大変で、
いかに努力がいるものなのかを実感することになる。
続けていくこと、重ねていくことは、『変化しない』というとではない。
めまぐるしく変わっていく、気持ちや世間の中で、
波に飲み込まれることなく、諦めることなく、自らの意思を持って。
手を握り合い、共に超えていくということは、けっして楽なことではない。
こうして振り返った道程が、紆余曲折がありながらも、輝いて見える
誇らしいものだ…と。
自覚できることで、また、次の一歩を踏み出せる新たなステージへの
スタートラインに立てたんだと思う。
最近、とても気に入っている言葉がある。
松尾芭蕉の言葉なんだけど。
不易流行
絶えず新しみを求めて変化していく流行性と、
変わらないこと(普遍の鉄則)。
両者は矛盾しているようで、実は根元においては
一に帰すべきもの、結合すべきものである。
よーするに、変らないためには変わってかにゃならん、てことだ。
深みのある、いい言葉だ。
でもさぁ、これ。
まんま、北川悠仁と岩沢厚治だよねぇ(笑)
自分がこれからフリーになるのに、座右の銘にしようと探した
言葉なんだけど、なんだよ、結局ゆずじゃんか、と気がついて
しまいました(笑)
<センターステージ(すっぴん)>
空模様
蛍の光
北「これを作ったときは、こんな大きなところで歌うとは
思ってもみなかった。
一番初めにつくったラブソングです」
スポットを浴び、
北川悠仁。
岩沢厚治。
ふたりだけで、ぽつねんと立ち尽くす。
北「やべ、色々思い出しちゃった」
掠れた声で、北川さんが笑う。
息を大きく吸って、歌いだした北川さんにそっと寄り添う岩沢さんの声。
やけに胸に沁みてくる。
大事にしたい、色々な想いを、胸いっぱいに噛みしめながら
今日はこれで締めくくりとさせていただきます。
本日のお席:アリーナA10列24番
2007.10.25 横浜アリーナ 神奈川
本日は一般チケ。
アリーナB。
ステージ真正面より若干右寄り。
とっても見やすい。
これだけ正面なら、音もこの間よかいいだろう。
ライブ前に久しぶりのお友達…本日ねライブ初日のお友達に逢った。
友達が聞きたいって言ってた歌、歌うといいなぁ。
<メインステージ(すっぴん)>
雨と泪
第一声、友達とガッツポーズ。
音がよろしい。
よかった〜(涙)
ちゃんと聞きたいもん、歌。
センターステージに移動。
北川さんの後に続く岩沢さん、胸の横に腕をつけて小走り。
それ、すげーおっさんくさいから、やめたほうがいいよ(笑)
そう言ってたら、北川さんに追いついてしまって、
テンション高くお客さんとタッチ!とかしている後ろを
何をするでもなくついていく。
タイミング失って放棄だよ(笑)
相変わらずな岩沢さんが好き(笑)
<センターステージ(すっぴん)>
贈る詩
四時五分
遊園地
ところで
春風
贈る詩歌い終わり、岩沢さんがギターのボディーをバンバン叩く。
あら〜、タイミングは逸したけどテンションは高かったみたい(笑)
四時五分の、岩沢さんのアップアップアップ。
堪らなく男前…身悶えてしまう。
かっちょい〜よ〜(涙)
ギターがかっちょいい曲っていいよね。
テンションが上がる。
みんなに歌わせるのに、ギター抑えてジャカジャカするのもかっちょいいし…
しかし歌ってるのは、らんらんらんらんらららら〜ん♪て(笑)
このギャップが(笑)
遊園地
特にピックアップしてなかったけど、間奏のピアニカ&ギターセッションの時、
ふたりでオルゴールのバレリーナみたいに、ちょこちょこちょこっと動きながら
外回りに一周する、っていうのを絶賛推進中です。
回り終わって正面向いたら、歌いながら足に絡まったコードをよっこいしょ、
と踏み越えるんだけど、そーゆーとこばっか気になる(笑)
ラジオに移動中。
岩沢さん、暑さにジャージを脱ぐ。
そのまま花道でぽーい、と放る真似をしたらピラニアの群れが、
くれくれと手をのばす(笑)
そのまま調子にのってブン投げてたんだけど、
あれ、あげちゃったのかな(笑)
↑と、思ったらPA席に投げ込んでました(笑)
<オールナイトゆずのね(ラジオ)>
本日は、本当にゆず10周年の記念日。
ゆずの素が発売された日であります。
ちょっと余談だけど、これ、隣同士に座るのに、
なんとなく抵抗があるんだか、岩沢さん半身背を向けながら、
身体捻って北川さんを見るのよね。
これって、やられると結構上目遣いで逆に萌えません?(笑)
か〜わいいなぁ、と思ってしまう私(笑)
北「10年前のこの日、岩沢くんはどこで何してたか憶えてますか?」
岩「あぁ…」
北「何してました?」←言わせたいらしい(笑)
岩「あれですよ。伊勢佐木町の…今はなき、丸井…
だから、今はなきカレーミュージアム…」
北「今あそこ、なんにもないのな」
岩「なんにもなくなった…」
…のはどーでもいいのですが、北川くんとふたりで待ち合わせをして、
発売されたCDを見に行ったのであります。
インディーズコーナーに並ぶ、ゆずの素。
北「だから、これですよ」
北川さんが、ゆずの素のジャケットをカメラに向ける。
岩「なんの罰ゲームかと思いましたね」
もちろんゆずの絵がジャケットになるよとは聞いていたし、
デモ版とかはもちろん事前に見ていたけれど、他のCDと雑多に並べられた
時のインパクトっていうものは、衝撃的だったらしい(笑)
岩「恥かしい〜っって、それだけでしたね」
北川さん、ジャケットの裏面をカメラに。
北「この、岩沢くんの死んだ魚のような目…」
岩沢さん爆笑。
北「俺の目も、ぶっ飛んでる…
…もっといい写真あっただろうに…」
ホント、何故これなんだ…思ったよね(笑)
初めて見たとき(笑)
ラジオコーナーの趣旨説明は、北川さん担当だったんだけど、
しゃべる傍から言うこと思い出して、後付け後付け、みたいな。
まぁさ、大体はわかるけどさ。
岩「…大丈夫ですか?最初っからカミカミですけど(笑)」
北「ごめん(笑)」
で、本日の質問コーナー。
今日はグダグダなだけではなく、ちょっと面白かった(笑)
一枚目はお約束。
岩「どちらが北川さんで、どちらが岩沢さんですか?」
北「…」
質問の紙を、ど〜ん!と言いながら、
カメラ前に投げ捨てる岩沢さん(笑)
岩「今左側にいますけど、いっつも右側にいる僕が岩沢です」
北「僕が北川です」
岩「ふたり合わせて」
北・岩「ゆずで〜す」
偽善者の笑み(笑)
北「ゆずの歌に、直径5ミリという歌がありますが…」
岩「はい」
5ミリメートルです(笑)
ちゃんと言ってあげましょう(笑)
北「それは、岩沢さんのホクロの大きさのことですか?」
岩(笑)
北「…ということで、今日は岩沢さんのホクロを測ってみたいと思います」
カメラ前から、何の変哲もない筆箱に無造作に入ってるカンジの定規を取り出す。
岩沢さん、爆笑。
岩「それ…その定規、リハの時から置いてあったよな」
なんだろ?って、気になってたみたいです(笑)
北「でも、岩沢くんのホクロ、確実に大きくなってるよね」
カメラに泣きボクロを見せる岩沢さん(笑)
北「ちょっと…いい?」
岩「いいっすよ」
北川さんの方に向き直る。
ホクロに定規を当てる北川さん。
北「…10年やってて、初めてだよ〜。岩沢くんのホクロ測るの」
ちょっとドキドキな北川さん(笑)
冷静に見ると、ヘンな画(笑)
北「えっと…5ミリメートルだ!!」
岩「えぇ〜っ?(笑)」
一回離れるも、不審な目の岩沢さん。
それ、絶対ネタだろう。
私も思う(笑)
北「…じゃあもう一回」
岩「…」
すなおに顔を預ける岩沢さん(笑)
だから、冷静に見るとヘンな画(笑)
ホクロに定規を当てて…北川さん、口が半開き(笑)
北「5ミリメートルだよ」
どんどんアップになる映像に、岩沢さんが慌てて頬を手でガード。
北「もう31ですから(笑)」
岩「いろんなメラニンが…」
北「いろんなメラニン(爆)」
毛穴が綺麗、と言われた20代はとおに過ぎ…ですか(笑)
いやいや、まだ充分イケますよ(笑)
なんとなく、やらせ疑惑が拭えないまま、次(笑)
岩「ふたりでプリクラを撮った事がありますか?」
北「プリクラ〜?」
う〜ん、と考えるふたり。
あんたら、リホとタカシで撮ってただろう(笑)
大黒&恵比寿のプリクラより、そっちが欲しいわ。
あ、コスプレじゃなくて素で、ってことよね(笑)
20代前半の飲み友達だった時って、
フツウに撮ったことありそうだけど…
女子はフツウに友達同士で撮ったりしますが、
男子ふたりでは撮らないもんなんでしょうか(笑)
岩「あれならあるよ、スタンプクラブ」
北「あぁ〜!!」
岩「昔、路上の時カセットのジャケット書くの面倒くさいから、
ペタペタ押してた」
北「スタクラ、あったなぁ!」
岩「プリクラじゃなくて、スタンプクラブですよ(笑)」
どんだけ古い話だ、と笑うふたり。
インク出なくなって、押してもスカスカになるんだよね…
見た〜い!という会場の声に、
北「いや、今ないから、それ。
あれ、どこにやったかな?」
岩「ウチ(実家)にあんじゃないっすか?」
結論。
スタクラはあるけど、プリクラはありません。
今度ふたりで撮ってみますv
とのことでした(笑)
次の質問は中学生の方から。
北「私はそろそろ反抗期です。
…いいね〜反抗期!!」
激しく反応して、テンションの上がるゆず(笑)
北「ちょっとしたオカンの言動に、イラっ!!とするんだよ」
うきうきな北川さん(笑)
北「なんでこのタイミングで部屋に入ってくんだよ!みたいな」
岩「あぁ〜、ありますね〜」
で、肝心の質問は、お約束の『ゆずの名前の由来』
北川さんが丁寧に、昔一緒のバイトをしていて…と説明し、
ふたり笑顔でカメラに向かって、
北・岩「名前の由来は聞かないで」
お後がよろしいようで。
『(笑)』をつける元気もなくなってきました(笑)
お別れ間際の横アリライブ
リクエスト曲 友達の唄
あぁ、うれしかったなぁ。
友達の唄。
友達の唄は、会場の皆が歌っちゃうから、岩沢さんパート
まともにライブで聞けることってないんだけど、
今日は『一緒に歌おう』と言われても、みんな歌うモードより
聞くモードだったらしく、静かだった。
北川さんの声に重なる、岩沢さんの声。
北川さんの声を、追う岩沢さんの声。
はぁ…なんか、幸せだなぁ。
しみじみ。
<メインステージ(ゆずバンド)>
アゲイン2
ウソっぱち
君は東京
ジャニス
ダスキング
アゲ2の後は、岩沢さんメイン曲。
パブロフの犬状態で、聞く前から涎が出ます(笑)
今日はウソっぱち
おぉ〜…これも予想してなかった(笑)
シュウちゃんのギターがかっちょいい。
ほっこりまったり。
続いての君は東京
も、予想だにしていなかった(笑)
北川さんがピンスポで歌う。
岩沢厚治が、頭の上で拍手を煽りながら、
右へうろうろ、左へうろうろ(笑)
なんだか懐かしい風景だ(笑)
口笛も久しぶりだし、
行ったり↑来たり↓の仁ちゃんアレンジを久しぶりに聞いて、
これもまた懐かしかった(笑)
今日はサックスがゲストサポート。
北「ゆずのねは、ふたりで選曲したんだけど、入れたい曲は沢山あっても
限界があって、今回選ばれなかったカップリングの曲をやりたいと思います。
ゆずのカップリング曲には、隠れた名曲が沢山あって、その中でも気に入っている
曲です」
ジャニス
スタジアムの、風と、風に煽られて真横に揺れるトーチの炎を思い出すね(笑)
目を閉じ、朗々と歌う北川さん。
私はジャニスの間奏の、岩沢さんのハープが堪らなく好きだ。
ボリュームのあるバンドサウンドにかき消されることなく、
サックスとのコラボレーションにだって、決して劣らない、
真っ直ぐに突き抜ける、高く切ない揺るぎない音。
歌・ギター・ハープ。
どの音も、すべてが岩沢厚治そのもので、物凄く愛しい。
マイクを掴み、渾身で歌う北川悠仁の声に重なり、
その魅力を120%引き出すもの。
添え物的なもんじゃ、けしてない。
メインの北川さんを食うほどの、気迫と陶酔があって、
はじめてふたつが溶け合い、ひとつになる。
ゆず声。
ゆず音。
たまらなく心地良い。
すっかり堪能。
満足のため息。
ほぇ〜…としているところに、いきなりダスキング(笑)
ジャニスの直後にダスキングはねーだろう(笑)
うひゃ〜一気に楽しいモード。
ダスキングは、岩沢曲の中でも、ものすごく好きな歌。
メロディーももちろんなんだけど、歌詞がねぇ。
『祝福の花もやがて散り行く定めなら…』
歌い出しの詞のインパクト。
ケロっと厭世的(笑)
何度聞いてもうむむ〜っと思う。
すげーよ、この人(笑)
この感性、韻の踏み方、言葉のセンス…
それをちゃらっと歌い飛ばす。
ん〜…素敵。
楽しくてピョンピョンしながら、唸っちゃうのよねぇ。
<ダンスメドレー>
映像の方も、簡潔すっきりわかりやすく見やすく、
流れもスムーズ…みたいな、なんだかとってもスッキリした感が
あります(笑)
単に私が慣れて把握できるようになったからかな(笑)
ちょっともう一度整理しましょう。
UFO出現
突然ですが、緊急ニュースです。
北川クリステル嬢が報道。
現場の岩沢レポーターがビビリながらも中継中、
UFOが突然攻撃を開始し、横浜アリーナ周辺は火の海に…
逃げ惑う人々、パニックに陥る岩沢レポーター
→ミサイル発射
「あれはなんだ!」
岩沢レポーターの示す指先には、地球防衛隊の戦闘機。
岩沢隊員がパイロット、北川隊員が攻撃手。
ミサイル発射!
UFOを見事撃墜。横浜アリーナの近くに落ちて大爆発(それはマズいだろう(笑))
→巨大化
やった〜!!と思ったのも束の間。
巨大化した宇宙人が現れる。
つるりとしたタコ型宇宙人。
顔は何故か、北川さんと岩沢さんにクリソツ(笑)
『ワレワレハオドランセイジン デ アール』
『チキュウヲセイフクニキタノ デ アール』
北・岩「し、しまった〜!!」
→ダンスが弱点と知る
形勢逆転、攻撃される地球防衛隊。
オドラン星人の目からビーム!
戦闘機に直撃。そのショックに思わず踊り出す北川隊員。
北「うわ〜っっっ」←アイライク
岩「踊ってる場合じゃないぞ!北川隊員!!」
再びオドラン星人の口からビーム!
激しく揺れる戦闘機。
北「うわ〜っっっ」←シュミ
岩「北川隊員!北川隊員!」
すると何故か、オドラン星人が嫌そうな顔で元気がなくなる。
岩「…君が踊ると、ダメージを受けているようだぞ!」
北「そうだ!オドラン星人の弱点は!」
北・岩「ダンスだ!!」
岩「こうしゃいれない!!」
操縦席から出て、上部ハッチに向うふたり。
北川隊員が、梯子方の階段を上れなくてまごまご。
岩「何やってるんだ、北川隊員!はやく!!」
腰を押し上げたいけど、触るのもなんだし…みたいな(笑)
で、無事戦闘機の上に、両手を腰に当てて立つふたり。(危ないです(笑))
北・岩「横浜アリーナの皆さん、オドラン星人の弱点は、ダンスです!
地球を救うために協力してください!」
映像から一転、アイライク開始。
会場を無尽に走る緑のレーザー光線の中、
北川隊員と、銃型ギターを抱えた岩沢隊員が上段ステージに登場。
岩沢隊員はステージの戦闘機型のブースに降り、
北川隊員はそのままビジョン前の上段ステージでダンス隊とダンシング開始。
『ソンナコウゲキハ キカナイノデ アール』
と、オドラン星人に小馬鹿にされる(笑)
ミレンソーン…ミ・ミ・ミ・ミレンソーン…のSEと共に、
暗転ステージの階段を駆け上がる岩沢隊員。
未練歌
超絶男前なギターソロで、曲開始。(ヘルメットだけど…)
これは岩沢隊員の可愛いあ〜あ〜あ〜♪のコーラスもぜひチェックしてほしい(笑)
北「くらえ!」
北川隊員の銃から放たれたレーザー光線。
ビジョンの右上角がパァンと爆発。
しかし…
『ダンスガゼンゼンソロッテイナイノデ アール』
またしても、ベロベロバーと子供のように小馬鹿にするオドラン星人。
岩「北川隊員!ぜんぜん効いていないじゃないか!!」←北川隊員のせい(爆)
北「よ〜し!次はこの攻撃だ!!」
岩沢隊員の隣に降りてきた北川隊員。
ふたり合わせてにっこりと『あなたのシュミはなんですか?』
シュミのハバ
はーばはーば林家ペー(笑)
息のあった攻撃が効いたのか、オドラン星人倒れる。
上段ステージの北川隊員、歓喜の表情で岩沢隊員を呼ぶ。
北「岩沢隊員!やったぁ!」
岩「倒したぞ!やったぁ!」
北「岩沢くん」
あ!って顔する北川さん(爆)
思わず普通に呼んじゃった…
岩「北川隊員…」←半笑い
だから。
このショートコントは、我に返ると恥かしいんだってば(笑)
北「よし、帰ろう帰ろう!!任務完了!!」
岩「予定より早く片付いちゃったな…」
帰ろうとするふたりの後ろで、オドラン星人大復活。
しかも、色も焦げ茶で角が生えてて凶悪な表情になって
さらに巨大化。
北・岩「なんじゃこりゃ〜!!」
北「しまった! 岩沢隊員!」
岩「しまった…なんか、前よりこわくなってるし」
北「くそ〜、どうしたいいんだ…」
岩「俺達にはもう、打つ手はないのか…」
とんだ猿芝居(笑)
その時、一枚のタオルがヒラヒラ天から舞い落ちる。
岩「き…北川隊員!!
北川隊員!!
俺達には、まだこれがあるじゃないか!」
北「そうか!!これがあったか!」
もう一枚北川隊員用に降らすのはやめたらしく、自分の小物置き場から
タオルを取ってくる北川隊員。
ビジョンには小さい円で、岩沢隊員と北川隊員。
岩「説明しよう!このタオルは、グッズ売り場で千円で売っているタオルで あーる」
北「ちなみに税込みで あーる」
北「…岩沢隊員、ただの物販の宣伝になっているぞ!」
ここで、タオルの説明。
このタオルはパワータオルと言って、みんなで
『パワーチャージ!』と叫びながらかざすと、すごいパワーが
生まれる、という代物だ。
もしタオルを持っていなければ、他のツアーのタオルでも、
ハンカチでもティッシュでも代用可能 で あーる(笑)
年齢のことや、仕事のことを忘れて、
心を込めて叫ぼう。
『パワーチャージ!』
少しでも恥ずかしい気持ちが残っていると、北川隊員にダメ出しされて
もう一度やる羽目に陥るぞ(笑)
パワーが蘇った地球防衛隊。
攻撃曲は、GO★GO★サウナ
これは、北川隊員のリクエストで、
『10年目も!』と言ったら
『ゆずが大好き!!』と、掛け合いです。
上段ステージの北川隊員の銃から放たれるレーザー光線が、会場を貫く。
曲は再びアイライク。
入りのど頭は中盤の、弦ソロ見せ場。
ステージ上では、
ギターのシュウちゃん、銃型ギターの岩沢隊員、ベースの呼人さん
三人並んで、ちゃっちゃっちゃ♪のネック振り。
これ、かっちょいいんだよ〜。
つい北川さんに目が行っちゃうんだけど(笑)
夢に見るほどI want you …
ビジョンには、キラキラの光りの中振り返り、花のように微笑む北川隊員。
続いても、キラキラの光りの中振り返って微妙な笑顔を見せる岩沢隊員(笑)
敵の攻撃の中、ダメージを受けて胸を押さえる岩沢隊員の肩を担いで
逃げながら何故か満面の笑みの北川隊員…
じっと一点を見つめて凹んでいる北川隊員の肩をポン、と叩き、
何やら励ましながら夕焼け空を指差す岩沢隊員…
なんだかよくわからん映像が、走馬灯のように流れ(笑)
最後の攻撃。
オドラン星人、大爆発、真っ黒こげ。
北「岩沢隊員!」
岩「北川隊員!」
北「岩沢隊員!」
岩「北川隊員!」←一昨日同様テンションは一応合わせる
北「い〜わ〜さ〜わ〜隊員!!」←調子乗りすぎ(笑)
岩「北川隊員…」←半笑い
やった!!と、喜んでいる北川隊員と岩沢隊員の後ろで
黒焦げのオドラン星人にパリパリとヒビが入り、
濛々と上がった煙の中から、ほんのりベビーピンクに
色が変わり、穏やかな愛らしい表情に変わったオドラン星人が登場。
北「わたすたち、みんなのダンスさ見てたら、感動したんです」
岩「もう ダンスのとりこです」
北「わたすたちも、みんなとおどらせてください」
岩「おどらせてください」
岩「なんか、とてもプリテーな姿になったぞ」
北「オドラン星人もこう言っていることだし、もう一曲踊ってくれますか?」
で、少年に続く。
岩沢くん!て、北川さん(笑)
一瞬で素に戻るだろう(笑)
めっさ面白かった…
<メインステージ(ゆずバンド)>
1
陽はまた昇る
相変わらず素晴らしくてトリップしてしまう1ですが、
これ冷静に聞くと、シュウちゃんのギターと岩沢さんのギターが
物凄くかっちょいい。
そこから紡ぎ出されるメロディーに、佐野さんと呼人さんのリズム隊が
またかっちょいいんだ。
やっぱりこのトリップしてしまうグルーヴを生むのは、
後にも先にも『音』なんだよね。
その音に乗って、北川さんが、自在に跳ねる、叫ぶ。
ぐっと腰を落として、それを支える岩沢厚治も、恍惚の波の飲まれていく。
ん〜…いい。
いいとしか言いようがない。
陽はまた昇る、もその流れを継いで熱く燃え上がりました。
盛り上がらないワケがない。
そして、ここで本日のゲストが登場。
<スペシャルゲスト 松任谷正隆>
桜木町
夏色
栄光の架橋
松任谷さん、いつもの笑顔で登場。
いい人だ〜…
松任谷さんの顔を見ると、つい言ってしまう(笑)
そう、松任谷さんと言えば、これです。
桜木町
松任谷さんの優しいピアノ。
岩沢厚治の歌声が、心地よくのびる。
ヘンな緊張感みたいなものは、全然ない。
聞いている方も、思わず笑みが浮かんでしまうような、
歌うことを心から楽しいんでいる気持ちが伝わってくる。
大サビのボーカルソロ。
ぎゅう、と右手を握り、歌う岩沢厚治。
その声は、真っ直ぐに横浜アリーナに響き渡り、
どことなく甘い余韻を生むのです。
ん〜、愛しい。
優しいピアノ後奏。
大拍手の中、またしても笑顔の松任谷さんがビジョンに抜かれる。
いや〜、いい人だねぇ。
別に一言もしゃべってないし、
なんにもしてないんだけど、
そこにそうやって佇む姿が『いい人』オーラに溢れている。
松任谷さんが詐欺師だったら、私100%落ちると思う(笑)
続いて夏色
GCでコラボ済なので、なんとなく安心して見てられる(笑)
仁ちゃんの『ソレソレソレソレ!』の、煽りを、
ちゃんと口パクで『ソレソレソレソレ』って返してくれている
松任谷さん(もちろん笑顔)。
いい人だ〜(笑)
ゆず、松任谷さんにペコペコ。
相変わらず腰の低い青年達(笑)
最後はもちろん栄光の架橋
一呼吸おいて、松任谷さんのピアノソロ。
不思議な存在感。
楽器って、不思議だよね。
ちゃんと、触れた人の魂がこもった音が出る。
凛とした、笑顔と裏腹のストイックさを感じる音。
自然と背筋をピンと伸ばして聞いてしまうような…
低く、抑えた北川悠仁の声。
重なる岩沢厚治の声が、導火線となって解放へと誘う。
目を閉じ、咆哮するように歌う北川悠仁。
うつむき、ギターを抱え静かに燃える岩沢厚治。
爆発的なパワー。
渾身の歌声に、ただただ身を任せて、息を殺す。
揺れる、トーチの炎。
確実に、厚く重さの増している『栄光の架橋』という歌が持つパワー。
あぁ、繋がっているんだ、と。
再び、想う。
この歌に、
勇気付けられ、
涙し、
また歩き出した、
沢山の沢山の人々の想いが、
歌に宿り、
また、
大きく成長していく。
名曲というものが廃ることがないのは…
こうして歌い継がれる度に、新たな人々の想いを取り込みながら
成長を繰り返すからではないだろうか…
歌は、音は、『いれもの』に過ぎない。
新陳代謝していくのは、歌い手の、聴き手の想い。
だから、歌は年を取らない。
老いることはない。
無限大に、成長していくもの。
その手綱を握るのは、容易ではない。
それに負けない、気迫と力。
歌えば歌うほど、鍛えられ逞しくなっていく。
ゆずは、逞しくなった。
強くなった。
胸が苦しくなるような、沢山の想いにぐるぐるしながら、
松任谷さんが奏でる後奏を聞く。
いや〜…なんだか、とってもトリップいたしました(笑)
松任谷さん、笑顔で手を振りながら去っていく。
う〜ん。
相変わらず一言も言葉を発せず(笑)
本日は、ホントのホントのゆず10歳の誕生日。
アンコール待ちの横浜アリーナが、綺麗な歌声でひとつになる。
Happy Birthday ゆず!
嬉しいね。
大切な大切な、記念日だね。
ステージにライトがつき、
ゆず&ゆずバンドが登場。
ありがとう!と叫ぶ、北川さん。
あぁ、なんか…むずがゆい、感動の空気。
〜en〜
<メインステージ(ゆずバンド)>
境界線
リアル
贈る詩〜ワンフレーズ〜
境界線
ビジョンはありませんが、多分どえりゃあテンションの上がっているゆず(笑)
その感動を、テンションをぶつける曲が境界線というのは、
もう本当に、貴重なこと。
北川さんのピアニカ。
岩沢厚治とシュウちゃんの前奏のギターから、
もうすでに、溢れ出している。
岩沢厚治という人は。
全身でウワーっと発散するタイプの人ではありません。
一度、飲み込んで…押し殺したものが、
じわりじわりと肩から…
背中から…
溢れ出し、立ち上る…
静かに燃えていくタイプの人です。
しかし、この箍が外れた時の、ぶっ飛んだボルテージは桁外れで、
ただただ圧倒されてしまいます。
横浜アリーナ一杯に響き渡る、岩沢厚治の高音。
重なる北川悠仁の叫ぶような声。
白熱するバンドサウンド。
すべてが飽和状態で、
真っ白に相殺されてしまってもおかしくないような音の渦の中で、
真っ直ぐに突き抜けてくるのは、鋭く、そして、どこか甘い、
岩沢厚治の声。
滴り落ちそうな、艶のある声。
押し寄せる波のように、ギターの旋律が、
甘い余韻に被り、押し流していく。
寄せては返し、瞬く間に。
波間に輝く幻のように、淡く重なる北川悠仁と呼人さんのコーラスに
被る岩沢厚治の高音。
限界まで吸い込んだ息を、腹の底から全部吐き出すような、
渾身のシャウトも、すぐに寄せる音の波にまた、
かき消されていく…
少しでも、その余韻を止めて置きたくて伸ばした指の間から、
さらさらと寄せる波が、瞬く間に奪い去っていく…
満たされる、満たされない…
そこにはあるのに、触れることは出来ないもの…
触れることは出来ないが、確かにそこにあるもの…
ただ美しいギターの旋律が、すべてを押し流していく…
書いてるだけで、息が苦しくなる。
ほんの一瞬と言えど境地に触れた気がします。
岩沢さんの世界の。
ここで、暗転。
過去映像に被る、
北川悠仁の声。
岩沢厚治の声。
そして、僕らは歌い続けるんだ。
リアル
一変した、カラフルな世界。
跳ねる悠仁。
岩沢厚治のハープが、軽快にメロディーを刻む。
ひとつ、ひとつの歌詞を、噛みしめるように歌う。
上気した頬。
輝く瞳。
腕を広げ客席に語りかけるように歌う悠仁。
ふと目線をあげて、
確かめるようにその横顔を見つめる厚治。
ふたりの間にだけ、流れている空気。
あぁ、なんだか。
まだ若かりし日に悠仁が語っていたインタビューを
鮮烈に思い出した。
今こいつとバカなことやれればいい、
歌をやれればいい、
そんな気持ち、俺一人だったら、
ぜったい楽しくなかったろうし…
歌いたいって思ったのは
やっぱり岩沢がいたからですよ。
ものを作って表現するってことが
楽しくて楽しくて仕方がない!ってなって…
だから、いいんですよ。
5人でも3人でも観てくれる人がいれは。
いや、逆にいなくても、隣に岩沢がいますから。
歌つくって、一緒にやれればそれでいいっていうか。
最初に人がこわくなったって言ったけど、
それは大きくなっていくことで、
名前が知られていくことで、
何かが壊れてしまうのが怖かったんでしょうね、きっと。
岩沢と歌をうたってること、
それが僕のすべてなんです。
<99.3 音楽と人>
岩「さっきも言ってましたけど…
10年前、僕はJOGに乗ってて、北川はカブに乗ってて、
ふたりで待ち合わせして…
あれ、11時だっけ?(振り返って北川さんに確認)
11時にふたりで待ち合わせして、伊勢佐木町のバージンレコードに行って、
『北川く〜ん、ここにゆずのCDあったよ〜』なんて言ってた頃には、
まさか、こんな10周年が迎えられるとは思っていませんでした…」
ありがとう、と照れくさそうな顔で頭を下げる、厚治。
すっかりピンクに染まった頬。
自分だってうるうるの瞳のくせに、
紹介しようと振り返った北川さんの、今にも泣き出しそうな顔に
だははと笑う。
北「岩沢も言ってたけど、10年前、ゆずの素が出たときは、
まさか、こんなに沢山の人に、お祝いしてもらって、
ハッピーバースディまで歌ってもらえるなんて、
思ってなかった…
本当にありがとう。」
歌うことが大好きで、ただ歌いたくて…
でも、その歌うことが仕事になって、
色々悩んだこともあった。
でも今は、こうして歌を歌えることに、
感謝と誇りを持っている…
一生懸命堪えながら、言葉をつまらせる。
意味なく後ろをうろうろうろうろ歩いていた厚治が、
背中を向けたまま、ビジョンに大写しの北川さんの
くしゃくしゃの顔に拍手を送る。
ひとつひとつの言葉を、噛みしめる様に話すふたり。
10周年という、月日の重みと確かな手ごたえを味わうように。
センターステージに移動しギターを肩にかける。
空模様
重なった、ふたりの声。
呼吸。
潤む瞳を無理に開いて、ふたりの姿を見つめる。
そう、まだなにもない、街の片隅で。
こうしてふたりで、歌っていた。
足早に通り過ぎる人々。
いつの間にかスーツに身を包み、ヒールを鳴らしながら、
他人行儀な顔をして通りの向こうを歩いていく昔馴染み達。
焦る気持ちや、漠然とした不安を抱えながら、ただこうして。
だから、今ここにゆずがいる。
祈るような気持ちになる。
ゆずに出逢えてよかった。
こうして、今日、横浜アリーナの10周年のステージにゆずが立ち、
私がこうして足を運んで、今こうしてふたりの歌声を聞いている。
さっきまで、当たり前に見ていたステージが、
なんて奇跡に近い出来事なんだろう、と、今さらながらに気がつく。
鳴り止まぬ拍手。
ありがとう!と、叫ぶゆず。
帰りの花道に、稲葉社長と黒木さん(…だと思うんだけど)が、
花束を持って登場。
ふたりに渡し、おめでとう、のハグ。
いきなり、こんなサプライズ…
すっかりこう、祭りの雰囲気より、涙に潤むような光景が広がっております(笑)
花束もらって、嬉しそうに掲げながら子供のようにステージを走るふたり。
右サイドでありがとう!
左サイドでありがとう!
センターに、大きく、ばいばい!!
なんだかとっても感動の一日でした。
レポ書いてても泣けてくるもん(笑)
私はゆずが大好きだ。
本日のお席:アリーナB20列47番
2007.10.27 横浜アリーナ 神奈川 2007.10.28 横浜アリーナ 神奈川
本日自分チケ。
スタンド北。
はじめて左側に来た。
あ〜、花道ってこうなってるのね〜とか、PA席ここにあったんだ〜とか、
いろいろ確認できて楽しかった(笑)
右側いると、全然見えないんだもん。
いや〜しかし。
序盤で泣きつくしたせいか、最後の方はわりとサッパリ見れた。
人間そんなもんである(笑)
今日もライブ前に、久しぶりのお友達に逢った。
久しぶりでも楽しかった!って言ってもらえる
ライブになりますように、と心に祈りながら会場に向う。
泣いても笑っても、ゆずのね最終日。
いよいよ開幕です。
ゆずライブ至上、最高のものにしましょう!!
ササさんのナレーションが入る。
PA席で、大きく手を振りピースのササさん。
…生じゃないんだ(笑)
<メインステージ(すっぴん)>
雨と泪
歌いだし前、よろしく!!と、マイクオフで気合の入った挨拶を
しながら手を差し出す悠仁。
軽く頷きながら、その手を握る岩沢厚治。
マイクに向う。
気合の入りまくった第一声。
声を荒げながら、ガツガツと感情のままにギターをかき鳴らしても、
似合ってしまうのは、そんな環境で生まれた歌だから。
その隠しもしないギラギラっとした空気を、くっと締めるのは
岩沢厚治のハープ。
高く澄んだ音が、静寂の空間に放たれる。
暗転の中、ふたりを照らすスポットライトだけが丸く白い世界をつくる。
足早に通り過ぎる、人の群れの幻影。
ふわりふわりと揺れてはのぼり、消えていくシャボン玉の幻影。
その音色に身を任せ、目を閉じ身体を揺らす姿に、
まだか細く、若かったふたりの姿に被る。
確実に刻まれた年輪と、
何一つ変わってやしない歌うことへのスタンス。
様々な想いが心の中に、去来する。
胸がいたい…
<センターステージ(すっぴん)>
贈る詩
四時五分
遊園地
ところで
シュビドゥバー
10周年、めでたい日なのでめでたい歌を。
贈る詩。
何気にギターが超絶男前な
四時五分。
ねアルバムに入れたかったけど、入れられなかった歌。
遊園地
間髪置かずに
ところで。
この定番の流れも、今日で見納め。
なんだかとっても寂しい。
そして…
北「この10年の間、いつも大切な時に歌ってきた歌です」
シュビドゥバー
ねライブ本編では、初シュビ。
ぐっとラストライブ感が強まる。
悠仁が、おどけた調子で歌いだす。
おどければおどけるほど、明るく振舞えば明るく振舞うほど、
余計に胸の痛みが強くなるのは、何故なんだろう。
凛とした岩沢厚治の低音。
張るときはやたら男前なのに、
語尾に滲む、わずかな揺れ。
唇を引き結んだ内側に溢れる、確かな想い。
シュビドゥバー
あの頃の僕らはただ…
感情が、シンクロする。
誰もいない路上の片隅で。
馬鹿ばっかりして叱られた学生時代。
いつの間にか足早に通り過ぎていく人たちの中に取り残されて
呆然と立ち尽くした日々。
出逢い、別れ。
音楽。
何にも無いけど馬鹿みたいに楽しくて、
はしゃいでいた日々。
自分の記憶なのか、ゆずへの追憶なのか、
よくわからないビジョンの中で、
いつもそうであったように、ふたりは並んで、歌っている。
軽く頷きあい、マイクを離れ、
ふたり向かい合い、ギターを弾く。
シュビドゥバー
身体を傾け、高い高い天井に向けて全身で歌う。
生声のシュビドゥバーは、シンと静まった横浜アリーナに
吸い込まれていく。
悠仁が、右を向いて、左を向いて、前を向き後ろを向き、歌う。
顔が向いた瞬間はわずかに大きく聞こえてくる声に、
あぁ本当に生声なんだなぁ…と、当たり前のことを実感する。
思い切り息を吸って、その声が途切れるギリギリまで、
厚治もぐるりと身体を回転させて、360度の客席に、
歌いかける。
息が続かなくなって、途切れた声に訪れる静寂。
笑顔でマイクに向って、最後のワンフレーズ。
客席と共に、身体を揺らし、歌う悠仁。
飛ばし気味のハープがそれに重なり、
ライブは始まったばかりだというのに、
グズグズになった顔を、タオルに押し付けた。
褪せることのない想いが、
止まらない時間のなかで、
そのまま風化していく。
早過ぎる時の流れを、
いくら睨みつけてみたって、
取り残される焦燥感は拭えない。
まだなんのセットも、贅沢な照明も、
なんにもなかった質素なステージで、
おそろいのTシャツと岡ジャーで、
汗だくになりながら、歌っていたシュビドゥバー。
若さとシチュエーションでの、
痛すぎるリアリティーは流石にもうないけれど、
重ねた時の中で繰り返される想いと実感は、
より深みを持ち、胸を打つ。
…まあね、この人たち。
今もおそろいのTシャツでジャージですけど(笑)
ラジオブースに移動途中、ふたりで歩きながらジャージを脱ぎ、
ふたりでPA席に、とうっ!と放り投げる(笑)
ギャーってなるのが楽しいのか?(笑)
<オールナイトゆずのね(ラジオ)>
ラジオも最終回。
岩沢さん、本日も始まった途端に半分北川さんに背を向けて
どこ見てんだかわからない上の方を見上げながら話し始める(笑)
岩沢さんの趣旨説明は、慣れたもんでスムーズ。
最初の質問は、定番(?)の
『どちらが北川さんでどちらが岩沢さんですか?』
続いて…
『いつまで『さわやかフォークデュオ』名乗る気ですか!!
昔の映像に比べると、最近衰えが著しいです。
どうしても『さわやか』といい続けたいなら、
証拠にふたりでさわやかな笑顔を見せてください』
ふたりとも大爆笑。
岩「そりゃ〜昔の映像には敵わないでしょう。
だって二十歳そこそこの、まだ小僧ですよ」
北「でも、まだ言い続けますよ、さわやかフォークデュオ」
岩「…じゃあ」
カメラを右の手の平で隠す岩沢さん。
ビジョンには『やめてください!』調の(笑)手の平映像。
ふたりでゴソゴソ向かい合って準備中。
岩「3.2.1…」
ぱっ、と手をのけると夏色ばりにカメラに顔を近づけ、
満面の笑みを浮かべるゆず(笑)
さ…わやかかどうかはさておき、それなりに可愛い(笑)
いいですよ、言い続けてください。
四十になっても五十になっても(笑)
世が平成でなくなっても(笑)
そして…
『岩沢さんのステージドリンクの中身は、水ではなく焼酎だという
ウワサを聞いたのですが、本当ですか?
確かに、お前酔っ払ってるだろう?と思う時が時々あります』
岩沢さん、爆笑。
北「これは、今日僕が検証させていただきたいと思って、
持って来ました」
岩沢さん、何を始める気だよ…的な半笑い。
北「これが僕が飲んでるヤツね」
水のペットボトル。
ラベル部分は紙で隠してあります。
岩「これは、形からして某ボルビックですね」
…某の意味がない(笑)
北「飲んでみますか」
キャップを開けて、普通に飲む。
岩「…普通に水ですね」
北「そして、これが岩沢くんの。飲んでみますね」
嬉しそうにキャップを開けて、グビっと飲む北川さん。
途端にゲホゲホっと咽る。
北「あ…っ、これ、酒だ!!」
猿芝居に笑いながら、北川さんの手からペットボトルを奪う。
岩「なんかコソコソやってると思ったら…
もっとなんとかなんないのか、これ!」
ペットボトルのラベルを隠している紙の部分に、
北川さんの手書きで思いっきり「酒」と書いてある紙が、
透明テープで貼り付けてあるだけ(笑)
北「一応ね、フタにこれ」
キャップにこれも手書きで思いっきり『岩』って書いてある(笑)
…ていうか、楽屋で仕込むな(笑)
で、なんかやってるの気がついてて気にしつつ
気にしないフリみたいな岩沢さんが、可愛いんですけど(笑)
そして最後…
『ラジオ企画。
そして、今回のツアータイトル〜名前の由来は聞かないで〜
ゆずラジオ暦の長い私にはわかる。
あんた達得意のやらせの匂いがプンプンする。
どーせやらせなら、会場のみんなで乗ってあげましょう』
…ということで、北川さんが『ゆずの』と声をかけたら、
横浜アリーナ全員で「名前の由来はなんですか?」
北川悠仁、岩沢厚治ふたりでにっこり
北・岩「名前の由来は聞かないでv」
…こんなオチでいいんだろうか(笑)
お別れ間際の横アリライブ
リクエスト曲 サヨナラバス
バスか〜。
バス…
エピソード的に
始発列車あたりで帰ってくれるとすごく嬉しかったな(笑)
<メインステージ(ゆずバンド)>
アゲイン2
灰皿の上から
傍観者
カナブン
無力
も〜…高島ここでメタメタ。
このミラクルなセットリストはなんなんだ。
さすが最終日。
やられた…
イントロを聞いた瞬間、歓喜に飛んでしまった(笑)
友達が聞きたい聞きたい言っていた、念願の
灰皿の上から
大阪で歌ってくれていたからさぁ…
横浜でも、ない話じゃないよとは思ってたけど。
よかったね〜!!って、自分のことのように嬉しくて、
泣けてきました。
兎にも角にもイワサワコウジが大好きで(笑)
なんだってあんなに好きだったんだか(笑)←いや、今も好きですけど
一挙手一投足にハクハクハクハクしてた頃を思い出します。
あそこがよかった、あれはないよね〜とか(笑)
褒めてんだか貶してるんだかわからない(笑)愛溢れる会話は尽きず、
一緒に旅をした思い出とかね。
馬鹿騒ぎした宴会よりも、ふとした空港や駅でのシーンを
思い出すのはなんでなんだろうなぁ。
時は流れて、自然の流れで、ゆずを離れていった友達もいるし、
それぞれのペースで、あの頃よりは随分落ち着いたゆずライフを
過ごしている友達も多い。
(それだってワンツアー一本でも毎回行ってりゃ
世間一般では充分すぎるぐらい充分な話だ(笑))
岩沢さんの、心地良さそうな高音がのびる。
気負うことなく励むことなく。
本当に、ぽつぽつとしたつぶやきみたいな言葉の
寄せ集まりが、とても愛しい。
流れ行く時を、流れ行く人たちを。
厭わしいなんてけして思わないけれど。
そこにある、ことに価値観を見出してしまうのは、
性なんだから仕方がない。
ゴウゴウと流れる川の中で、削られながら磨かれながら、
動けないからそこにいるのか、動きたくないからそこにあるのか。
またしても、岩沢さんの事を考えているのか自分のことを
考えているのかわからなくなる。
心地よいサウンドに身を預け、心地良さそうにシャウトする。
最後のボーカル&ギターソロ。
相変わらずの未明の薄闇で、
相変わらず膝を抱えてつぶやいている彼を、
好きだと言ってくれるといいなぁ。
そして一変。
傍観者
うっ…うれしいっ…
すごくすごく見たかった、聞きたかった曲。
北川さんの濁声(…って言ったら怒る?)が映える。
なんか、ハスキーボイスなんてお綺麗なカンジじゃなくて、
吐き出すみたいな蔑むみたいな。
意味なく牙を剥き出して、唸りつけるような若さが、いいのだ。
岩沢さんの、力の入った荒さもまたしかり。
シュビと同じように、若さ故のリアリティーはもうないけれど、
「それがいい」「そのカンジがいい」って、
思って歌うのって、また一味変わって、いいんだなぁ。
確信犯的格好よさは、
逆に年を重ねる度に増すんじゃないかと思えてくる。
超見たいもん。
40歳ゆずの、傍観者。
50歳ゆずの、傍観者。
絶対格好いいよ。
間奏から、岩沢さんのハープソロへと続くくだりの、焦らし感とかね(笑)
来る、来る、と思っていても、ライティングでまで演出されちゃ、
あまりの素敵具合に、身悶える。
暗転したステージに、
背後からの強いスポットで浮かび上がる岩沢厚治のシルエットと、
闇を切り裂くような、鋭くセクシーなハープの音色。
激しいバンドサウンドが加わっても、かき消されやしない存在感。
北川悠仁のシャウトにハープが絡む。
壮絶に格好いい…
エンディングの弦隊のネック振りもかっちょいいしね。
大満足!
ありがとう!
そして、またしてもイントロを聞いた時点で涙がダー(笑)
カナブン
言葉が出ない。
呼吸も出来ない。
ひたすら息を殺して、その歌声を少しでも拾おうと
耳を澄ます。
ただ愛しく切ないのであります。
大きく澄んだ瞳に何を湛えて、
何を見つめているのか。
岩沢厚治の澄んだ高音は、透明で美しいが故に、
どうしようもない寂しさや、凍てついた空気を思わせる時がある。
胸が締め付けられるほど、切なく苦しい。
そこにふと、北川悠仁の声が重なった瞬間の、
安心感、暖かさというものは計り知れない。
どこか懐っこい、暖かくて包容力のあるハスキーボイス。
深い安堵のため息が漏れる。
離さないで、と。
強く思う。
この人を、ひとりにしないでほしい。
振り解かれた手を、追いすがるような人ではない。
だけど、確実に…依存度は、この人の方が高い。
こんな哀しい歌を、ひとりで歌わせないで。
お願いだから、と。
祈ることしか出来ないけれど。
言葉も失い立ち尽くす、追い討ちのようにまた。
無力
口端に笑みを浮かべるように、
大切に歌う。
ラブバラードでありながら、
胸を締め付けるどうしようもない切なさ。
のめり込む様に歌う北川悠仁。
彼が渾身の力を込めれば込めるほど、
重なる岩沢厚治の声とハープは、
押し殺した悲鳴のようにも聞こえるのだ。
どんなにうまく笑っても、
どんなにうまく話せても、
どんなにうまくやっていたって、
ひた、と見つめてくる瞳には、
誤魔化しようの無い真実しか映らない。
音の洪水の中でシンクロする。
彼らの胸中には今、何があるのだろうか。
ぼぅ、と飽和状態になっている頭。
椅子に座り込む。
正直しばらく続く映像がありがたい。
<ダンスメドレー>
言えずのアイライクユー
未練歌
シュミのハバ
GO★GO★サウナ
少年
あぁ、私の未練歌。←いや、あんたのもんじゃないし(笑)
今日で見納め…
多分この先よっぽどのことがないと拝めないんだろう
岩沢さんのギターソロ。
うわ〜ん、哀しい。
本日はダンス隊に、ラッキー池田氏スペシャル参加。
黒服に、頭のゾウさんはシルバーのサイバーゾウさんでした(笑)
改心したオドラン星人が登場し、わたすたちっとかって話している
映像を、ステージから見上げるふたりの後姿の間抜けさに笑ったり、
岩「頬がピンクだった」←しょーもないコメント(笑)
両手で自分の頬を指差しながら、くりくりっと指し示す仕草とか(笑)
楽しかったなぁ。
全てが終わって、北川隊員、岩沢隊員が撤収した後、
ビジョンには青い地球。
-こうして、地球の危機は去った。
振り返り、男前な顔で敬礼する北川隊員。
そして同じく振り返り、笑顔を浮かべる岩沢隊員。
-でも、本日の事は忘れないで欲しい。
いつかまた、危機が訪れた時のために…
ダンスは、地球を救う。
↑多分こんなカンジ。
あ、これ別に最終日のスペシャルではなく毎回流れてたエンディング。
書き忘れていたので、ここに追記。
<メインステージ(ゆずバンド)>
1
夢の地図
ウォ〜オォ ウォ〜オォオ〜♪
1
北川さんの心地良さそうなボーカルに、
たくさんの声、たくさんの気持ちが重なる。
ウォ〜オォ ウォ〜オォオ〜♪
やがて走り出す時に、向けてむず痒いような期待感が膨らみ、
怒涛のドラムとギターに、会場が一気にヒートアップする。
1を初披露した、仙台の衝撃が…未だにフラッシュバックする。
幕が下りた途端、世界が一変する。
サウンドの格好よさ、強烈なドラムのインパクト。
流れる映像、軽快なメロディーから、胸を打つほどドラマチックに展開していく曲構成…
オリオンが卒業して、スタドの音がゆずのバックボーンになったのもこの時だった。
めまぐるしい音の洪水の中で、
私たちは見せつけられたゆずの新しい第一歩に、
心の底から震え完敗したのだ。
鮮烈な衝撃。
そんなONEツアーでさえ、三年前…
時の流れって…
拳を振り上げ、歌う北川さんには貫禄すら感じる。
シャープなギタープレイ、そして飽和状態の音を、突き抜けるコーラス。
岩沢厚治は、ぶっ壊れるよりも寡黙にストイックに燃えていく感じが、
この曲にはいい。
佐野さんのドラムに身を躍らせながら、悠仁がシャウトする。
重なる厚治の声が、高く尾を引きながら消えていく軌跡を、
目で耳で、全身で追う。
何度聞いても、新しく鮮烈な印象を与えてくれる曲。
ありがとう。
なんか、そんな言葉ぐらいしか出ない。
続いて…これは嬉しかった。
夢の地図
昨日歌ったって友達に聞いていたから。
聞けてよかった〜。
とても好きな歌。
1で、汗だくになった心と身体が、ゆっくりとほぐれていく。
穏やかな笑みを浮かべ、うつむきギターを弾く岩沢さんの、
楽しくて仕方がない笑顔に、なんだかとっても胸が熱くなりました。
目の端で北川さんを追いながら歌う厚治。
自由気ままにステージを走り回る悠仁。
スピードで誤魔化さない、
ひとつひとつの言葉を、気持ちを、大事にしながら。
はしゃいだ気分にステップのひとつでも思わず踏んでしまいそうな
浮かれた心。
悪戯っぽい笑みを浮かべながら歌う厚治と、
満面の笑みで格好つけ気味で歌う悠仁の
かけ合い。
HEY!HEY!
会場がひとつになる。
嬉しい。
楽しい。
いい歌だ、と。
しみじみ思う。
みんな笑顔。
輪になる、つながっていく。
そして、ここでスペシャルゲスト。
昨日までロンドンで、帰国したばかりなのに駆けつけてくれたのは…
熱き男、葉加瀬太郎!!
<スペシャルゲスト 葉加瀬太郎>
春風
夏色
わ〜、葉加瀬さんだ!!
贅沢…
情熱大陸の熱いステージを思い出す。
やってきました葉加瀬太郎。
さっそく北川さんと熱烈ハグ(笑)
ぎゅうぅぅぅ〜っっっ。
それをまた傍で見せつけられたら、
うわぁ…ってなるよな(笑)
続いて岩沢さん、腰が引けてて顔をそらし気味ですが、
お構いなしにぎゅうぅぅぅ〜っ(笑)
ぽいって放された後に、よろよろっとハープホルダーを
直している姿が哀れです(笑)
で、葉加瀬さんが来たら、これでしょう。
春風
やっぱり葉加瀬さんのヴァイオリンは凄い。
一音で空気を変える。
そこに重なる岩沢さんのハープもまた、
素晴らしい音色を奏で、私たちを魅了する。
フルオーケストラになんて負けないのよ、
ウチの子たちの生音は。
歌いだした北川さんの、心情たっぷりのボーカル。
とってもいいシーンなのに、岩沢厚治…
髪型が、綺麗にムーチョ(笑)
な…なんでそんな自然に七三になっちゃってんの、あんた…
しかもセットしたみたく綺麗に流れちゃって(笑)
キツいなこれ…
感動したらいいんだか、笑っていいんだか(笑)
続く夏色も、葉加瀬さんと一緒に。
情熱大陸のステージで度肝を抜かれた、夏色にでさえ
自然に絡んで違和感のない葉加瀬さんのヴァイオリン。
いや〜ホント凄い。
しかも、シュウちゃん、葉加瀬さん、仁ちゃん
三人で、シャーッシャーッと曲中ステップ(笑)
なんでそんな動きながら、あれだけ滑らかな音が出せる(笑)
岩沢さんなんて、ちょっとステップしただけでわけがわからなくなるぞ。
はっ!それは、もしかして技術の問題じゃなくてリズムか…ゲフンゴフン(笑)
もう一回!!も、自ら北さんに人差し指を立てて『もう一回!もう一回!』
葉加瀬さん自身が夏色を楽しく満喫している雰囲気が伝わってきて、すごく嬉しい。
こういう会場一体になってはっちゃける、とかって、
あんまりないよねぇ。
北川さん、センターステージで軍配持って10カウント。
鳴り止まぬ拍手。
いや本当に。
素晴らしかった、葉加瀬さん。
ホンモノっていうのは、素人だって肌でこいつは凄いと感じるほど
違うもんなんですよねぇ。
拍手の雨の中、嬉しそうにお別れのハグ。
両腕を広げ、北川さんとぎゅうううぅぅぅ〜っ。
あぁ…またハグ選手権が会戦してしまった(笑)
ぎゅううぅぅ〜っと抱きしめあったまま、
仁ちゃん軽くニ三度抱き上げられてたぁね。
どれだけ熱烈なんだ(笑)
しかもねぇ、明らかに戦いなの(笑)
間違いなくハグ選手権。
熱さをかけた、男の戦い(笑)
いやもうそんなの最初から、試合放棄ですから。
岩沢さんは片腕で抱き寄せて、背中ちょいちょい、ぐらいで。
それで充分です(笑)
あんなことされたら死んじゃいます(笑)
栄光までやっていくのかと思いきや、ここで退場。
ちょっと葉加瀬さんとの栄光聞きたかった気もするけれど
そんな贅沢言っちゃいけないですよね(笑)
本当に貴重な演奏ありがとうございました。
楽しかった!!
栄光の架橋
ゆずの10年。
私たち、それぞれの10年。
そして、これからの10年に。
感謝と、慈しみと、励ましと、闘志をいただきました。
本当にありがとう。
マイクに向かい、両手を上げて岩沢厚治がありがとう!と叫ぶ。
ゆずバンドも北川さんも、それぞれ気ままに手を振りながら
頭を下げながらはけていく。
このアンコールありきな本編ラスト(笑)
もはや一幕ニ幕と呼んだ方がいいんじゃないか?(笑)
〜en〜
<メインステージ(ゆずバンド)>
境界線
リアル
贈る詩〜ワンフレーズ〜
渾身の、境界線。
声も出てたし、ぐっときました。
やはりあのこれでもかと畳み掛けられるギターの旋律には、
圧倒されてしまう。
身体を屈め、一心不乱にギターを弾きながら歌う悠仁。
マイクに向かい、渾身の力を込めて歌う厚治。
そのふたりの影が、ステージサイドのセンター席の下の
コンクリートの壁に大きくのびている。
大きく息をつき、噛み付くようにマイクに向う。
ふたり、並んで立ち向かう。
もちろん今、ステージで歌うふたりの影だけれど、
それは過去映像にあった路上時代と、妙に被る気がする。
コンクリートの灰色に、演出されたわけでもなく
自然に無造作に現れた、もうひとつの『ふたり』。
それを見つめていると、なんだか音が消え、
無音の中でもがく様に歌い続ける、
ふたりの姿しか目に入らなくなる。
10年という月日を重ねても、
こうして横浜アリーナの会場を満員にして歌う日が来ても。
彼らは、たったふたりで、
悩みながらもがきながら、
挑んでいるのだ。
すべてに。
岩沢厚治の渾身のボーカルに、北川さんのコーラスが絡む。
輝きに満ちた、圧倒のステージ。
ビジョンにさざめく波のように、
音の洪水が横浜アリーナを寄せては返していく。
光り溢れるステージに立つふたり。
無造作にコンクリートの壁に現れた、ふたりの陰影。
そこに歴然とあるというのに、誰も意識しない誰も目に付かない。
そういう部分にばかり目の行ってしまう自分に苦笑しつつも、
私だけは見つめていたいと思うのだ。
気がついていたいと思う。
光や演出に飾り立てられた姿と、
そうではない本当のふたりの姿を、
惑わされることなく、私は見つめていたい。
ところで。
欲を言えばやっぱり、最後のコーラスをもっとよく聞かせて欲しい。
バンド抑えて、ボーカルを…
そしてシュウちゃんのギターインが早い(笑)
もう少し待って。
もうちょっと聞かせて。
このアレンジが、これで最後になってしまうのは非常にもったいなく
残念なので、いつかツアーで選曲してやってくれないかなぁ…
ベストコンディションの岩沢さんで聞きたいし、
回を重ねるごとに色合いが深まっていく感を味わいたいから。
あぁ、ツアーで見たい。
と、最終日なのに小毒を吐く(笑)
ビジョンに映し出される、『歌うゆず』
いつも、いつの時も、一生懸命で汗だくで、
瞳を輝かせ、時に潤ませて。
私たちに、勇気と進む力をくれたゆず。
ふたりに何が返せるだろうか、と考えても、
こうして歌うふたりを見つめ続けることしか出来ないのだけれど。
私はね、場でありたいと思うのです。
それは時々に、環境や感情的に、
常にゆずゆず一辺倒に言っていられるほど暇はないし、
YESマンでもないので、思うところが違うことは私にだって、ある。
それはそれでいいと思う。
人間関係なんてそんなもんだ。
だけど、途切れぬ縁で近しい仲で、
ありたいあり続けたいと思うのです。
そして、久しぶりにゆずに戻ってきた人や、
初めて彼らに触れる人に、
彼らの近況や、人となりを感じてもらえる媒体になれたら
それはとても幸せなことだと思う。
私は幸いにして彼らよりいくらか年が上なので、
順当に行けば、私よりは長く現役でいてくれるはず。
そんな30年40年先のことまで、よかったなんて思ったりして(笑)
彼らが、ずっと彼等の唄を、カッコつけて唄い続けるのなら、
私はずっと、そんな彼等の唄を、絶賛しつつ毒を吐きつつ(笑)
見つめ続けていきたい。
リアル
最後のリアル。
じんと胸に沁みる。
最終日なのでね。
風船など降って来ましたが。
上から見ていると、落ちてくる瞬間は綺麗なんだけど、
客席に行き渡ると、風船いっこいっこが
色々なブツブツで、ちょっときもちわるいです(笑)
贈る詩の歌詞が、北川さんの手書き文字でビジョンに現れる。
君の心に
この歌が
届きますように。
優しい笑顔
曇らぬように。
この歌を贈ります。
優しい言葉。
スポットを一本浴びて、北川さんがアカペラで歌いだす。
重なる、岩沢さんのギターとコーラス。
やっぱりふたりの声が重なった瞬間は、
胸がきゅんとする。
ゆず声。
大好き。
最後の言葉。
すっかり上気した頬。
頭に巻いたタオル。
ビジョンに映された岩沢厚治は、
達成感のせいか、
充実感のせいか、
近年まれに見る男前っぷりで、
非常にときめきました(笑)
岩「祭りの終わりっていうのは、寂しいっすね…」
はにかむような語りだし。
たった5本…あっという間だった。
だけど、これだけセットリストが変わって、
ゲストミュージシャンがいて、
では、準備は相当大変だったと思う。
岩沢さんが、寝ても覚めても10周年、と言っていた
意味が実感できます。
元々ご近所だった北川さんと始めたゆず。
岩「今回10周年ということで、色々昔の曲をあらためて
聞いたり、演奏してみたりする機会があって。
本当に、若気の至りで出来たような曲ばかり。
北川も思ったろうし、自分も思ったんだけど、
改めて自分達の作った歌と向き合って感じたことは、
俺達も、まだまだだな、ということ…」
引退するわけじゃないし、もう11年目に入ったゆずを
これからも頑張りますので、応援してください。
ありがとう、と手を上げる岩沢さんに、拍手。
ポソポソと、言葉を捜すように話す優しい語り口に、
胸が熱く、この人のことがすごく好きだと改めて思った。
北「まずは、ゆずを10年こうして支えてくれたスタッフに、
大きな拍手を!」
ゆずスタッフに、心から拍手を送る。
そして、こうしてゆずを愛してくれる皆さんに、ありがとう、と
北川さんが頭を下げる。
北「10年間、本当に色々なことがあって、
変わったこと、変わらないこと。
10年間こうして僕達を支えてくれている人もいるし、
もう逢えなくなってしまったヤツもいます…」
込み上げてくる涙を、熱い想いを、
懸命に飲み込んで、口を開いた北川さんの、
ひどく掠れた声。
北「そして、岩沢くん。ありがとう…」
油断して後ろをウロウロしていた岩沢さんを振り返る。
笑みを浮かべようとして失敗したような、
泣き出しそうなのを堪えるような微妙な表情の岩沢さん。
すでにほろほろと涙が溢れてしまっている北川さん。
ふたり、両腕を広げてハグ。
胸が熱くなる。
ねぇ。
また、15周年、20周年を、
お祝いしようね。
曖昧だったデビュー○周年も、今回はっきりしたことだしさ(笑)
赤ちゃんみたいなぷくぷくつやつやの頬を涙に濡らして
子供みたいに手の甲で涙拭って、最終日の挨拶をしていた
可愛い可愛い、悠仁。
あの頃に比べたら明らかに肌の張りはなくなったが(笑)
もう30だから泣かないもん、なんて言わなくていいよ。
いつまでも感激屋で、泣き虫で、感受性豊かな
子供みたいな仁ちゃんでいてください。
そんな仁ちゃんが大好きです。
グズクズと鼻をすすりつつも、センターステージへ。
歌いだす前、思わずついたため息は、
思いっきり涙声なんですけど、大丈夫?(笑)
スタンド席にいるのに、右上から唐突にドスンと音がして
ビクゥッとしたら、センターステージ正面の壁に、
『10周年おめでとう!スタッフ一同』
の垂れ幕。
驚いた顔で、でも嬉しそうに、ありがとう!と叫ぶ北川さん。
あ〜、ビックリした。
予想もしないところから音がするって、コワイ(笑)
空模様
最後の歌。
さすが。
しっかりと聞かせてくれます。
少し掠れた仁ちゃんの声が、やけに優しくて
切なくなる。
寄り添う岩沢さんの声。
北川さんの呼吸に合わせ、そっと。
岩沢さんは、ゆずが、大好きなんだよね。
具体的な言葉になんてしなくても、
溢れてしまう、滲んでしまう、気持ち。
切なくなってしまうぐらいに。
ここで、来春のアルバム発売&ツアーの発表!
スケジュールを、公開します!!
と、ふたりしてビジョンの方を向き直って、正座(笑)
岩沢さん、ギター抱えたままで、正座(笑)
ドロドロドロ…と流れるツアー日程。
これ、昨日の夜モバイルサイトにフライングで掲載
されてたけど、あれは大丈夫なんだろうか(笑)
正座から、よろよろっと立ち上がるふたり。
そんなよろよろするなら、正座しなくていいのに(笑)
蛍の光
岩沢さんが、ちょっとハープを吹き出しただけで、
『えぇ〜っっ!!』
の、ブーイング(笑)
ちょっと吹いて、止めてみて、
また吹き始めて、
ブーイング(笑)
北「…最後の曲なのに、ブーイング。
哀しいです…」
神妙そうに言いながら、手にはタンバリン(笑)
やっぱ、最終日ですから。
てっぺん
『歌う』より『歌わせる』感の強い、てっぺん。
それもいいんだけれど、全開で歌っている
ふたりが見たい。
やっぱツアーだな。
ツアーで見たい(笑)
そして、演奏終わり、ギターを返しても
鳴り止まぬ拍手。
北「もう一曲やるか!!」
オォ〜っと盛り上がる横浜アリーナ。
これ、上から見てると、猛獣の群れの中に
ぽつねんと取り残されてるふたりみたいで笑える(笑)
こわっ、頑張れ(笑)
嗚呼青春の日々
みんなで歌える歌を!ということで。
大合唱であります。
大充実だった、10周年感謝祭。
本当に本当に、素晴らしいライブでした。
今回のライブは、本当に沢山のつながりというものを、
感じました。
ひとつひとつの出逢いを、ひとつひとつの縁を、
本当に大事にしていかなきゃいけないなぁ、と。
しみじみと実感しております。
ゆずライブは不思議です。
ただ歌だけ聞いて帰ってくる、なんてこと、
絶対無い。
北川さんの想い、岩沢さんの想い、みんなの想い。
様々なものが重なり、同調し、交じり合って、
心の中に、なんだか大きな結論や決意を得た
気持ちになります。
形は人それぞれなんだろうけど。
きっと、みんながパワーチャージしあって、
気が満ちるんだろうね。
同じ釜の飯を食った仲、ならぬ
同じアリーナの気を分かち合った仲。
妙な仲間意識(笑)
みんな、頑張れ。
私も頑張る。
ゆずが、11年前に何もない路上に立ち、
10年前にチャンスのきっかけを自ら掴み取ったように。
私は今、何もない誰の足跡も無い道を歩み始めようとしている。
上手くいくかどうかなんて、わかりゃしないけど、
こうして目の前に、違う山とはいえ先駆者としてのゆずが
いてくれるというのは、とても心強いことだ。
大丈夫。
きっとできる。
根拠のない自信が、私にはある(笑)
頑張るよ。
ライブ行かなきゃいけないもん。
そうそう無職でなんていられない。
次のツアーが始まる頃には、
こっちだって忙しいんだよ!
なんて悪態つけるぐらい、仕事していたいもんだ(笑)
そう甘くもないことは、わかっているけど。
北川さん、岩沢さん、
ゆずバンドの皆さん、
スタッフの皆さん、
本当にありがとうございました。
これからも、大好きなゆずを応援させてください。
来年また、どこかで逢いましょう!!
バイバイ!!
本日のお席:北スタンド 北3列54番
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