2008.4.19 |
朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター |
新潟 |
お久しぶりのライブツアーでございます!!
やっぱツアーよね〜。
ツアー好き、旅好きを自覚してやまない高島です(笑)
今回のわんだふるわーるど。
ジャケットの仕様からして、ステージングが心配です(笑)
木がいっぱい生えてて森だったらどうしよう…
鳥がピチュピチュ鳴いてたらどうしよう…
ありえなくはない。
ていうかむしろ、やらかしがち(笑)
スミレの時に散々木が邪魔だ〜木が邪魔だ〜とぼやいていたのを
思い出します(笑)
で。
お馴染みの仲間とまったり会場入りしてみれば、なんとなんと。
とてもシンプルなステージ。
いきりな好印象!!
無駄な装飾は一切なく、サイドぎりっぎりまでなんだかんだと作りこんだ
貧乏臭いステージではなく(笑)
正面にきゅうっとすべてを集約させたようなこじんまりとした印象を持ちました。
横幅利かすんじゃなく、奥行きが広いのかな?
ま、この謎は後ほど判明(笑)
ふたりのマイク位置も近いし、期待大!です。
11年目のゆず。
どんなステージを見せてくれるのでしょうか。
セオリー通りラジオ体操が終わると、暗転のステージにバンドメンバー、
ゆずがスタンバイに入る。
ご大層な映像からのイン、みたいなカンジじゃないのが逆に嬉しい。
おもむろにスポットが二本のびる。
ギターをかきならし、大きく息を吸い込んで歌い出す、ゆず。
行こっか
緊張に上ずる声。
重なり、溶け合い、消えていく。
北川悠仁と、岩沢厚治の声。
ぐっと胸の内が、苦しく熱くなる。
左右から照らされるスポットが、丸く壁に歌うふたりのシルエットを映す。
姿勢よくぶれない声でマイクに向う岩沢厚治と、上身を折り、リズムを刻み、
ぐらぐらと揺れながら、一曲目だというのに汗を散らして
噛み付くようにマイクに向う北川悠仁。
いつだかわからない『あの日』の彼らに、その姿をだぶらせながら
確かに11年目を歩み出したふたりの姿に、意味もなく深く心打たれて
呼吸も忘れて、ただただ見つめることしか出来ない。
日々の中で、嫌というほど身体に沁み込んだはずの『ゆず』が、
すっかり薄れて自分の中のどっかに仕舞いこまれていたのが、
唐突にぐいぐいと意識のメインに舞い戻ってきたカンジ。
うわ〜、ヤバい(笑)
このままフェイドアウトさせてくれる気は、さらさらないらしい(笑)
ふたりのインナー。
北川さんの赤。
岩沢さんの青。
鮮やかなその色の対比がやけに眩しく目を細める。
一変。
ステージが輝き出す。
光りの渦の中、元気にシャウトする北川悠仁。
ぐい、と片手でハープホルダーの位置を上げる岩沢厚治の
何気ない仕草に、ぎゅんと一気にテンションが上がる。
眼差し
新生バンド。
お久しぶりのシュウちゃん。
相変わらず男前な昼田さん。
ドラムの何さんだっけ?
名前忘れた(笑)次の宿題。
このドラム様がまた、いい。
佐野さんも素晴らしいんだけど、ちょっと素晴らしすぎて佐野ワールド
全開になってしまう部分があるので(笑)
このドラム様は、とても頃合がいい。
耳に心地いい。
素敵です。
向こうのベース氏もかっちょよさげだし、銀髪のジーケンも頑張っている模様。
北川さん正面ぐらいの席だったので、右側の様子がわからんかった。
ごめんなさい(笑)
弾けるようなサウンドに乗って、北川さんが拳を振り上げる。
会場がジャンプする。
思わず飛び上がりながら、みんなよくアルバム聞いてんな〜、と感心する。
私、通しで3回ぐらいしかまだ聞いてないから、この曲のタイトルすら
わからんよ(笑)
今回はちょっと腕組みなんぞしながら大人しく見ようと思っていたのに
もうすでに汗だくでないですか。
ヤバイ。
楽しい(笑)
ほや〜んと放心状態になっているところに追い討ちのように、
君宛のメロディー
ぎょっ!!
こんな前半に最大の山場を持ってきますか?
今日一番楽しみにしていたのに(笑)
岩沢さんの声が、のびるのびる。
重なる北川さんの声も、楽しげに弾んでいる。
気持ちよさげに放った、美しく澄んだ歌声は、真っ直ぐに響きすぅと消えていく。
岩沢厚治、絶好調。
こんなコンディションのいい、テンションの乗った岩沢さんは、
そうそう見れるもんじゃない。
ありがたやありがたや…
暑くなってジャケット抜いて、青シャツになった岩沢さんは
軽く袖口をひとつ折っている。
いまにも落ちてきそうな中途半端なその折口からのぞく手首、甲、指先…
たまんないんですけど(笑)
うっわ〜…と、そこだけに視線くぎづけ(笑)
露出が高いより、逆にそそる(笑)
んも〜、無意識でこれだからイワサワコウジは罪深い(笑)
完全にヤられてふにゃふにゃしてても、暗転ステージで慌しく動いている
ふたりが気になる。
岩沢さん、よっこいしょと渡された弦のストラップを肩にかけ…
バ…バンジョー?
何故このタイミングでバンジョー?
パキパキ指鳴らしてる場合じゃないわよ、あーた!!
予感的中。
もうすぐ30歳
い〜や〜っっっ!!
もうちょっと余韻に浸らせてくれよっ!!
なんで君宛のメロディーの直後にもうすぐ30歳…
ガラガラと崩れ落ちる私の感動(笑)
ひどいわっ!
誰が考えたんだ!このセトリ!!(笑)
しかもなんでアルバム外曲のチョイスに30歳…
雰囲気おかしいだろ、合わんだろ、とブーブー言いつつも、
岩沢さんのハープソロのかっちょよさに大満足(笑)
一昔前は、バンジョーといえば河口修二だったのにね(笑)
弦が一本途中から増えるっていうのが意味がわからん、と
岩沢さん語っていたのにね(笑)
いまやすっかりバンジョーニストです。
バンジョーソロもかっちょいい。
赤のサムピックがとってもかっちょいい。
なんだかんだ言いつつ、楽しかった(笑)
北「みなさん、一緒に歌ってください」
センチメンタル
その言葉のとおり、スクリーンにはふたりのアップとカラオケのように
歌詞が映し出される。
…う〜ん…
色々な年齢層や幅の皆さんに気をつかった演出心がけてるんだなぁ
程度に流すのが正解なんだろな。
そしてシュウちゃん復活記念なのか、シュウちゃんがいると選曲率の高い
呼吸。
あらためて、まったくもって、岩沢厚治絶好調。
声がのびるのびる。
でるでる。
いや〜、スゴイ。
至福のひとときでございました。
前に背の高いお兄さんがいてシュウちゃんの様子見れなかったんだけど
また梅干すっぱ!みたいな顔で全開にコーラス入れてほしいな(笑)
どこで入ったのか忘れたのでこのへんで。
MC。
このライブ、どーよ。
と、嬉しそうに話す北川さん。
北「苦節3ヶ月…
…そんなに時間かかってねぇな」
自分でつっこみ、笑う(笑)
いや。これ最後まで見て思い返してみると苦節の意味がわかります。
ご苦労さんでした。
いいライブに育つと思います。
そうそう、ライブといえばゆずのね感謝祭以来なんだけど、
北「来れなかったよね」
岩「…は?」
北「来れなかったじゃないですか」
岩「…へ?」←本気で意味不明(笑)
『ね』でね(笑)
新潟には来たかったのに来れなかった、と言いたかったらしい(笑)
岩沢さんが何か飛ばしたのかと思ったよ(笑)
北川さんの主語のない話しは、察するのが大変です(笑)
そしてもういっちょう。
今回のアルバムは、去年のね感謝祭が終わってから2週間後ぐらいから
作り始めたそうで。
しかも最初は岩沢さんが北川さん家にチャリを飛ばして、
北川家でふたりでゴソゴソ作っていたらしい(笑)
北「ゆず、11年目で案外家が近いんですよ(照)」
岩「もともと家が近いですから」
幼少時代を過ごした家を出るも、結局ご近所さんなゆずです。
…っていうか、そこで照れる必要なくね?
そこで照れるからおかしなことになるんじゃね?(笑)
それはさておき、岩沢さんは仕事が終わってから帰るのが速過ぎるというお話し(笑)
『おつかれさまでした〜』って言って、北川さんが振り返った時には、
もう玄関のドア開けて半分外に出ているそうで(笑)
岩「オンオフの切り替えは大事ですから」
いや、うん…
同じようなこと、私最近お気に入りのお笑いコンビの男前じゃない方の人も
言われてるから…なんだ、私の好みの人はそんなんばっかなのか(笑)
…ていうか、そのドア開けてる姿見られたことも本人的には失敗なんだろう(笑)
あ、見つかった!みたいな(笑)
どこまで小動物なんだ、お前さんは。
そんな岩沢さんを妄想するだけで、可愛くて身悶える(笑)
北「でも、あの日はそんな岩沢くんも最後までつきあってくれたよね…」
意味深に北川さんが話し出したのは、
今回のアルバム『WONDERFUL WORLD』のプリプロの日。
つきあってくれたっちゅーか、思いっきり業務時間内じゃねーのか、それ(笑)
北「時間は…そう。もう12時を回ろうとしていたぐらいかな…」
岩「あぁ…」
北「てっぺんまたぎですよ」
岩「業界用語で12時のことてっぺんて言うんですよ」
嬉しそうにてっぺんてっぺんを繰り返しながら(笑)
北「12時回るとね、岩沢くんの手もこう…」
ぷるぷる…と右腕を震わせて、アルコール切れのサインをする北川さん(笑)
爆笑の岩沢さん。
北「こんなイメージね、イメージ。
実際逢うとそんなことはない」
当たり前じゃ(笑)
でも、素でほやほやしゃべってた仁ちゃんがすこぶる可愛かったので
全然おーけー(笑)
プリプロ終了し、出来上がった音源を、ゆず、ふたりで仁王立ちで聞いたそうです。
ソファーとかあるのに、ふたりしてスピーカーの前に陣取り、
腕を組み、うつむき目を閉じ…
その後ろではスタッフ一同大号泣、みたいな(笑)
どーなってんだゆずチーム(笑)
相変わらず自画自賛が得意技です(笑)
そんな自画自賛のふたりのお次の曲も岩沢タイム。
黄昏散歩
歌ってる方も、聴いてる方も、あんまりにも力が抜けすぎて
ライブ中だということを忘れるぐらいリラックス(笑)
「そういや岩沢さんあのさ〜…」
と、素で話しかけてしまいそうなくたくたなカンジがとってもいい(笑)
出ましたモンテ。
何故今更モンテ。
まったくもって意味ナシソングのモンテ(笑)
岡村ムラムラブギウギに続く、岡村町リスペクトソング(笑)
怒らないのか?
モンテの人は(笑)
客足が遠のかないのか?モンテは(笑)
映像がレゴブロックの人形みたいな登場人物が次々にモンテカットに
なっていくってヤツだった。
ぼんやり歌を聞きながら、先日見たTVチャンピオンのレゴ対決を思い出す(笑)
曲中で歌を止めて、北川さんの語りが入る。
オフィシャルで募集していた『あなたの街のモンテを紹介』コーナーをここで
やるらしい。
ちゃんと写真入りで新潟では理容ダンディさんをご紹介。
歌詞をダンディに変えて、
ダンディ、ダンディ、ダンディカット♪と歌わされてみたが、
北川さんは嬉しそうだが、見事に空回ってる気がしなくもない(笑)
このコーナー最終日まで持つんだろうか(笑)
あれ?そういや最初そんなことしてたよね?
なんて幻のコーナーになりそうな気がしなくもない高島でありました(笑)
曲はまだ続くよ、ふいに暗転したステージに響く小芝居の声。
岩「今日はどんなカンジにしますか?」
北「全体的には今のカンジで短くしてください」
岩「あ〜、はいはい」
チョッキンチョッキン
北「えっ!?」
岩「こんなカンジ?」
チョッキンチョッキン
北「えぇっ!!ちょっ…!!」
岩「こんなカンジ?」
北「えぇぇぇっ!!」
岩「すっごいかっこいい」
バン、とライトがつくとモンテカットのヅラ着用の面々(笑)
金太郎か(笑)
…ていうか、バックのおっちゃんまでもモンテ…
ごめんなさい…昼田さん…(笑)
暗転ステージでバックもみんな立ち上がり、なんだか楽しそうな雰囲気。
バンマスはアコーディオン。
さて、何が始まるのか…と楽しみにしていたところ、
前奏が始まったものの、なんかちぐはぐ。
あれ?あれ?
首を傾げていると、メンバーもキョロキョロとお互いの顔を見合わせあう。
一度止めるのかと思いきや…
北「気にしない!!」
リーダーの一声でそのまま続行(笑)
気にするよ(笑)
まったくもって何の曲だかわかんなかったそれは、明日天気になぁれ。
今日はなんだかPAが不安定。
マイクもちょっと拾えてなかったりしてるし。
ま、初日ですから(笑)
頑張っていきましょう(笑)
歌が始まっちまえはどうってことはない。
その流れで春風へ
北川さんのアカペラ感に、最初なんの曲かまったくわかんなかった(笑)
ヴァイオリンパートに昼田さんのサックス。
また雰囲気が変わってなかなかいいカンジでした。
一旦全員はけて休憩タイム。
インストWONDERFUL WORLD。
ほぇ〜…とまったりしていると、徐々にミュートのかかった
北川さんの歌声が聞こえはじめる。
いきなりビカビカ楽しいサウンド。
ノリノリのライティングにのせて、ダンサー登場。
ゆず初、女性ダンサーふたり組みです。
う〜ん…こう、米米を思い出してしまうのは、私の年代だからでしょうか(笑)
凹と凸を持って、ステージ左右で踊り出す。
凹凸
なんでしょう。
三十路も越えて、ここらで女性タンサーでも入れないとステージに花がないと
思ったのでしょうか(笑)
まぁいいんですけど(笑)
ダンシングも楽しい一曲。
ぜひ振りを覚えましょう。
その楽しい雰囲気のまま人間狂想曲へ突入。
最後の『人間狂想曲♪』を客席に歌わせる岩沢さん。
すこぶる楽しそうで、こっちが嬉しくなる(笑)
うまく言えないは、PVを丸流し。
初印象の『CDTVのアルバム全曲紹介で流れてそうな歌』な雰囲気そのままで(笑)
PVに登場する若いふたりの初々しくも切ない恋心に、そのサイドに映される
歌うふたりの姿に年食ったなぁ、としみじみ思う(笑)
ま、全然いいんですけど(笑)
今回のライブのヒートアップポイント。
怒涛の3連。
リアル
夏色
陽はまたのぼる
リアルは…沁みる。
沁みるねぇ。
リボンのリアルとも、ねのリアルとも違う、WWのリアル。
センターステージで汗だくになって歌う悠仁に、
心を根こそぎ持っていかれながら、岩沢さんのその衣装はないよなぁと
苦笑する(笑)
黒いジャケット脱いだら、緑の七部袖の無地トレーナーに白パンツって…
せめてそれ、vネックだったらまだマシなのに…
前後逆に着てんじゃねーか?
なんでそんな首つまってんだよ、と無意識に毒が溢れ出すのは、
私のせいだけじゃないと思う(笑)
夏色から陽はまたのぼるの流れも自然で、とってもいいカンジ。
体力消耗しまっせ、奥さん(笑)
心してかかってください。
荒い呼吸を整えて、じわりと滲む汗を手の甲で拭って、
昂った心と身体を落ち着かせる。
暗転に、深い森の木々たちに磨かれた水が滴り落ちる、
雫の音。
ふわ〜とマイナスイオンに包まれた気分になるから不思議。
映像には、砂漠の中を歩くズーゾロとしたファンタジーな民族衣装を纏う少年ふたり。
杖の先につけた鈴が印象的な音色を響かせる。
やがて辿り着いた果てで、ふたりは砂を両手で掘り、掻き出し、大切そうに取り出した
青く発光する石を埋める。
丁寧に砂をかけ、その場を後に…
ってカンジだったと思うのだが、次どうつなげたのかが思い出せません(笑)
吹き抜ける風のように、静かにふたりだけで歌いだす。
つぶやき
濃厚な北川ワールドの中にあって、不思議とすべての序章になるような
雰囲気を持つ岩沢曲。
重なり重ならないふたりの道程の、一瞬の交差点。
そんな気持ち。
どこまでも透明で、どこまでも澄んで、どこまでも哀しい。
求めながら拒絶する。
どうしても破ることの出来ない、硝子の壁に力なく拳をぶつける。
どことなく懐かしさの滲むそのメロディーに心地よく、ふたりの声が溶け合う。
純粋で美しいからこそ、他と交じり合えない。
じん、と哀しさが、心に沁み込んでくる。
暗転したステージ。
流れるBGM。
私が最初おそれていた鳥がピチュピチュ鳴いている(笑)
いや、ここまで来たらもうなんでもいいよ(笑)
ポツン、ポツンと灯り始めたライトに目に入るのは緑。
蔦の生い茂るバック。
大きな木。
鬱蒼とした森の中、現れたふたりの足元も、気がつけば緑。
まるで森の中にいるようなその演出に感嘆のため息がもれる。
本当、上手い!!とビックリした。
かなり前列だったんだけど、こう展開するとは全然わかんなかった。
新鮮な驚きがまた凄く嬉しい。
壮大に歌いだす、ワンダフルワールド。
身体を折って、全身で歌う悠仁。
それよりなにより、目に飛び込んできて度肝を抜かれたのは、
ステージに浮かぶ巨大な木。
長い根を重く垂らしながら、宙に浮くその姿。
ラビュタ…ラピュタだよね、これ(笑)
そういやさっき、ガキンチョ達が飛行石砂漠に埋めてたぞ。
なんだ、リンクしてるのか?
ふたりで手をつないで滅びの呪文を唱え始めたらどうしよう、とか(笑)
よく見ると、王蟲の森っぽいなこれ…とか(笑)
ウチのパズーは、そんなに正義感も熱血漢でもないから、
シータ頑張って自分で脱出するんだよ〜…ていうか、脱出しそうだ、とか(笑)
どうでもいい妄想ですっかり楽しくなる(笑)
まわりのセットに対して、あの巨大樹のクオリティーはどうよ。
でもあれだけの大物吊るすにはあんま重くてもあれだし、
根っこの部分はいいとしてもブロッコリー部分がもうちょっとどうにか
ならんもんか…とか(笑)
証券取引所みたいな電光掲示板にグルグル歌詞が回る。
渾身の力を込めて歌うゆずを堪能するのはまたの機会にさせていただいて
ステージつっこみに専念させていただきました(笑)
アンコール
森の中ですよ。そのまま。
そういやサンバ歌ってないぞ、森の中でサンバなのか?
なんて話していたら、アンコール一曲目、陽気にバックのオッチャンたちが
花だの葉っぱだの身につけてサンバ隊。
おでかけサンバ
両サイドから登場のゆずにまたビックリ。
北川さんの可愛らしいこと。
森の妖精だぁね、こりゃ(笑)
全身に緑と花を纏わせて、ワイヤーアクションもかませてしまえそうなぐらい
ファンタジーです。
一方岩沢さんは…大差ない格好しているハズなのに、
お花の冠は威嚇したインコみたいだし、
緑地に蔦やら花やら縫いこまれたマントは、土遁の術に失敗した忍者か!と
思わずつっこんでしまいたくなる有様(笑)
なんだろうなぁ、やらされてる感がありありなのがいけないんだろうか(笑)
本人結構ノリノリですけど(笑)
可愛らしく妖精さんが愛想をふりまいている反対側の花道で楽しそうに
ギターかき鳴らして拳上げてるスナフキンの楽しそうな様子に、ま、いっか。
と思う(笑)
こんな格好させられてしまっている岩沢さんに自虐的に萌(笑)
掛け合いも楽しいよ。
ご当地シリーズで楽しめそうです。
衣装は脱いでも、緑のハンドウォーマーとお花のマイクはそのままの北川さん。
シンプルなツアTの岩沢さんに安心(笑)
続くは少年。
またしても女性ダンサーズ登場。
そしてまたよりにもよってゆずマンと桃の女の子(名前なんだっけ?)登場!!
ひぃ〜…
最前列のちっさい男の子は喜んでいるんだろうか。
なんだこの振り幅。
どこを目指しているんだゆずよ(笑)
最後はストーリー。
初日なのに、お約束な雰囲気ぷんぷんの、堂々のラストソング。
いや〜、とっても楽しゅうございました。
やっぱりいい歌。
ストーリー。
すごく好きです。
最後のご挨拶。
岩沢さんが、やっと緊張がとけたのかしどろもどろ(笑)
自分でも「しどろもどろですけど」って言って笑ってた(笑)
そこが可愛い。
…ていうか、あーた。
汗に濡れた前髪が、素モンテになってますから(笑)
どーにかならんの?それ…と文句をつけ続けて11年(笑)
続いてリーダー。
今回のツアー、なんで初日が新潟なんだ?ってよく聞かれるんだけど、
たまたま偶然なんです…とのこと。
ホントは1月からツアー始めたかったんだけど、諸事情が諸々ありまして
4月開始になって、たまたまそこが新潟だった、っていうのが正解らしい。
でも、偶然はすべて必然、の精神で、新潟が初日だったのは必然のことだったんだと
今実感しています!
と語る仁ちゃんは初日だってのに、すでにうるうる(笑)
今回のツアーにかける意気込みがひしひしと伝わってきて、
なんにも言えなくなりました。
でも本当。
このキャパ、このアットホームさ。
初日新潟は、必然だったと私も思う。
さあ。
旅は始まったばかり。
素敵な、素晴らしいツアーにしようね。
|
2008.4.22 |
大阪城ホール |
大阪 |
2008.4.23 |
大阪城ホール |
大阪 |
2008.4.26 |
横浜アリーナ |
神奈川 |
いやぁ〜、まったりまったり。
さすが地元横浜。
なんだこのホーム感。
まったりしすぎて緩みまくって、ライブ中眠くて仕方のなかった高島です(笑)
先日の新潟は、ステージ激近すぎて、全然落ち着いて見れなかったんだけど、
本日のお席はステージ真正面のスタンド席。
ぎゅ〜んと後ろに下がりましたが、逆にステージから真っ直ぐ見上げられる位置で
気持ち的にはとってもステージと『つながってる感』を味わうことができました。
ベンベベベベン、と鳴り響くギターの重い音と、
重なり高まっていくふたりの声。
行こっかは、CDだけで聞いてたときと大分印象が変わった。
オープニングに相応しい、徐々に盛り上がっていく感がたまらない。
…ていうか、岩沢さんののびる高音がたまらない(笑)
しかし、岩沢さんが出しすぎなのかスピーカーの位置が悪いのか、
やたら音が割れて聞こえる。
惜しいなぁ、真っ直ぐ届いてくる声を堪能するには、
絶好のポジションなのになぁ。
眼差しに続くドキドキわくわく感は、二度目でも薄れない。
君宛のメロディーの心地よさったら、あーた。
岩沢さんの高く澄んだ声に乗って、意識まで遠のいていくよう(笑)
↑それはマズい。
初日でブーブーだった30歳。
バンジョーがかっちょよくてかっちょよくて、
これはこれでやっぱりアリか、と思う。
すっかり忘れていたけど、最後のもうすぐ30歳♪のリフレインで、
もうすぐ40歳、もうすぐ50歳、もうすぐ60歳、もうすぐ100歳、のふたりの
未来予想図写真が映し出されます。
なかなかリアルでガッカリします(笑)
最後はなぜか赤ちゃん写真への合成でエンドなんだけど、
岩沢赤ちゃんだけがっつり哺乳瓶握っているところに、
ちゃっかり要領よさを感じてちょっとツボです(笑)
センチメンタル。
北「一緒に歌ってください」
そうしてまた、歌詞入りのビジョンが流れ始める。
文字の羅列。
大きくなったり、横にくねり下にのび…
エヴァ的な(笑)
↑先日雨トークのエヴァ芸人を見たからかぶれている(笑)
聞き慣れた、むしろ聞き飽きたぐらい(笑)身体に馴染むメロディー。
地元の気安さからなのか、ふたりはとってもまったりリラックスしている
のがこっちにまで伝わってくる。
テンポも心持ちゆっくり。
奇を衒うことのない、お約束の振り、お約束の笑顔…
…ねっむ〜
一気に睡魔に襲われる高島(笑)
いや、けしてつまらないとかでは絶対無い。
安心するっていうか、リラックスしすぎっていうか、
疲れてマッサージに行ったらあまりにも気持ちよくてうとうと…的な、
あ〜ここで寝たら最高気持ちいいのに〜ってカンジ(笑)
最後の最後のフレーズで中途半端な仁ちゃんアレンジ。
…えぇ〜!?
後で悠マニの友達に聞いたら『いつもだよ…』って(笑)
気がつきませんでした、まったく(笑)
追い討ちをかけるように、呼吸でしょ。
たまらんわ、もう(笑)
でろ〜ん、どろどろと一気におウチのリビング気分に突入(笑)
あ〜、厚治の声がきもちい…
今日はふたりの声の重なり具合が、ミックス具合がとてもいい。
ゆず声がものっすごく心地よく身体を包んでいく。
青いライトがやさしく横浜アリーナを満たして、波のない満月の夜みたいな
穏やかな静寂を思わせる。
なんだろ、私疲れてるのかな(笑)
初日はアドレナリン出まくりで大興奮だったけど、今日はα波出まくりで
落ちそうなほどにリラックス…
まったく同じメニューなのにね。
不思議なもんだ(笑)
でろでろしているところに、北川さんの『どうも〜』と気の抜けた挨拶で
MCがはじまる(笑)
絶対あんたたちもでろでろしてるでしょ(笑)
本日は地元横浜。
話題も必然的に地元話へ。
北「あなたこの間同窓会に行ってきたでしょ」
と、北川さんのフリで岩沢さんの同窓会話へ。
正月に仲間内で飲んでいたら、そのうちの一人が盛り上がっちゃって
『同窓会がしたい!!』と言い出したらしい。
岩「今って、ネットワークがすごいじゃないですか。
ミクシー的な…僕は全然わからないですけど」
北「俺も全然わからないけど(笑)」
で、ミクシー的なコミュ的なカンジで一気に話が進んで、同窓会に相成った、
ということだそうで。
北「どうでした?」
岩「どうでした…って、楽しかったですよ」
北「ティキティーン♪(@東京ラブストーリー)的なこととかなかったんですか?」
岩(爆)
北「ままっ♪(@東京ラブストーリー)みたいな」
岩「それじゃ来週に続いちゃうでしょう(笑)」
ティキティーン♪的なことに期待しすぎてワクワクの北川さんと、
その様子に若干引き気味でローテンションの岩沢さん(笑)
大体ねぇ、正月に実家の庭で焚き火をする男ですよ?
ティキティーン♪なんてあるわけないじゃないっすか(笑)
岩「だいたい、何人わかるんだよ、それ(笑)」
北「わかる?あ、けっこうわかる」
頷く客席。
そりゃ知ってるだろう、東京ラブストーリーぐらい。
岩「てことは、結構いってる人が多い、と…」
北「こう見えて、結構厚塗りな人が多い、と…」
失礼なっ(笑)
北「いいよねぇ、岩沢くんは共学だから。
俺なんて同窓会やったってヤローばっかですよ」
岩「出た!北川さんの共学コンプレックス(笑)」
いや、私も女子高だったから、北川さんの気持ちはよくわかる(笑)
共学だったらきっと自分の人生変わっていたかも、とかすごく思うもん(笑)
絶対楽しいことが巻き起こっていたハズだ、と。
実際共学の人に言わせたら大したこっちゃないのかもしれんけど(笑)
そんな、高校のときはワクワク共学ライフと職員室のコワい男子校生活を
送ったふたりですが、その前の中学まではずっと同じ学校。
いつだったか、ふたりで同窓会に参加したことがあったね、という話になり。
北「21ぐらいの時だから、ちょうど十年前か…」
感慨深いふたり(笑)
北「僕ねぇ、中学生のとき肥満児だったんですよ〜」
ボテボテ小走りしながら汗を拭き拭きする北川さん。
岩「そんなんじゃなかったでしょ(笑)」
北「イメージ、イメージ(笑)」
で、肥満児だったけど好きな女の子が出来て、夕暮れの教室で告白したら
なんとOKをもらい、めでたく付き合うことになったんだけれども。
北「でも、中学生ぐらいの恋愛って、微妙じゃないっすか。
付き合いましょう、ハイ、ってなって…
じゃあ次どうしたらいいんだ?って」
岩「あぁ、わかる」
北「付き合います、で、何をしたらいいんだ…ってなって、
妙に意識しちゃって、うまくしゃべれなくなっちゃったりしてね」
で、ここで何故か、『中学生のときに、付き合って意識しちゃって
しゃべれなくなっちゃったみたいな経験した人いる?』と、挙手を求める
北川さん。
その曖昧な質問に困惑する客席(笑)
そんなん聞いてとうする、と思ったら、まんま同じように岩沢さんがつっこむ(笑)
北「いや、(酒でも)酌み交わしたいな、と」
…絶対リビング気分だ、こいつら(笑)
で、その中学生のときに付き合うとなったはいいけれど、
妙に意識しちゃってしゃべれなくなってそのままフェイドアウト的になった
女の子がふたりで参加した同窓会に来ていて、
北川さんはそこでようやく『あのときはごめんね、なんか妙に意識しゃってね…』
なんて社交辞令的に当時のわだかまりを解くことが出来たそうでございます。
隣でふぅ〜ん、と大して興味もなさげに聞いている岩沢さん。
薄いリアクションに北川さんが暴れ出す(笑)
北「あんたは情緒のない男だねぇ!!」
こんなに俺がもどかしい思いをしているのにっ!!
みたいな(笑)
岩「関係ねぇもん」
まったくもってそのとおり(笑)
爆笑の北川さん。
北川さんが中学生時代に好きだった女の子が同窓会に参加してようが
してまいが、そこでしんみりわだかまりが解けようが解けまいが、
岩沢さんにはまったくなんの関係もない(爆)
自分が理不尽なことを言っているのに気がついて爆笑、はいいけれど(笑)
最近のNHKや僕らの音楽でも、北川さんの岩沢さんに対するぼやき的な
ものはすでに熟年夫婦のお母さんがお父さんにつける理不尽な文句の域に
達している(笑)
自分が考えていることと、相手がまったく同じことを考え同じ答えを導くと
疑いもしない了承も得ない強引さといいましょうか(笑)
近すぎるんだぁね、存在が(笑)
それに気がつくと照れくさい、というところが乙女北川さんの可愛いところなのですが。
ホンモノのおばちゃんとは違うところです(笑)
で、なんだか当てられた気分になりながら、多分これオチねぇんだろうなぁ…と
思っていたら案の定(笑)
ひととおり笑って笑いつかれて、はぁ、とため息の北川さん。
岩「歌いづらいわ」
まったくもってそのとおり。
返す言葉もございません(笑)
なんだかこうむず痒い空気のまま、黄昏散歩へ(笑)
楽しそうなふたり。
その、楽しそうなふたりを見ているとたのしい。
これがゆずを好きになった原点かもしれない。
おどけて歌う。
ギターを弾く。
シンプルだけれど、一番大切なもの。
自らが楽しいと思わなくっちゃ、聞いてる方だって楽しいわけがないのだ。
楽しさの鮮度を保つ努力。
これは大事です。
そこに対するゆずの努力は、すごいと思う。
言葉にしちゃうと子供みたいだけれど、どんな技術を身につけるより、
どんな新しい分野を学びとるより、楽しさの鮮度を保つことは難しい。
日々努力。
日々感謝ですよ。
岩沢さんじゃないですけれど(笑)
心がけよね。
常日頃の。
慣れてしまうと忘れてしまいがちな。
続くモンテ。
僕の私のモンテのコーナーは、北川理容所。
この理容所は、いい子にしていると、最後に100円くれるそうだ。
岩「キャッシュバックっすか!!」
北「画期的なシステムですね!!」
えらく感心してるけど、案外ありがちだと思うぞ、それ(笑)
元値を安くしてくれればいいのに…なんて語ってたけど、
子供にもらえるから、意味があるんですわよ。
ちょっと嬉しいおこづかいなんだよね〜。
北川、北川、北川カット。
…あんな髪質になるのは嫌だ。
はっ!髪質の話じゃないか(笑)
ツインギターで、シュウちゃんとジーケンがツインスポットって
なんの曲だっけ…と思ってたんだけど、明日天気になぁれでしたね。
年齢差は成人式ぐらいなんでしょうか?この人たち(笑)
ツインギターといえばついついかっちょいいギュインギュイン言わせたく
なっちゃうのですが、今回はアコースティックに。
はぁ、そうか。
これが正解か〜と感慨深げにイントロを聞く(笑)
あらためていい歌だ。
続く春風。
昼田さんのサックスでイン。
ヴァイオリンとはまた雰囲気が違って、結構好き。
曲中にほややんと思ったことは、やっぱり私は厚治のギターが好きだなぁ、と。
今回はギタリストがいわば四人もいるワケですが、やっぱり私は厚治のギターが
一番好き…
耳を澄まし、音を追う。
柔らかく愛しげに響く、岩沢厚治の音。
一音一音に艶があるんだよね。
声も、ハープも、ギターも。
愛しくてやまない。
きゅう、と愛しさに胸を掴まれながら聞き入るこの幸福感たらない。
この空間が心地よい。
意識が身体を離れて、漂い出す。
ほやほやふわ〜んと。
あ〜また…ねむ…
と、そこに追い討ちのインストWONDERFUL WORLD。
映像は緑。
原始の森…ってカンジなんでしょうか。
そんなに私を眠らせたいのか?(笑)
うっそうとした緑。
一体何が始まるんだろう…と、ドキュメンタリーちっくな雰囲気から
テクノなカンジのミュートがかかった北川さんの声が響き始める。
結構これが可愛い。
バン!と証明がつき、歌いだす。
「不完全な僕らだから…」
だからさ、なんでフードを被っているのよ(笑)
初日見たとき、またカッパ着てきたのかと思ったよ(笑)
凸凹
楽しい歌ですこぶるご機嫌なのだが、せっかく振りがあるのに
ワンダフルガールズが遠いので、よく見えない。
新潟はまだ狭かったからなぁ。
仁ちゃんも踊っているが、そうそう彼ばっか抜かれているワケでも
ないのでよくわからない、という。
そして、おぉ〜っと、岩沢さん!!
苦しそうに首のつまった七部袖トレーナーではなく、
一応首元がボタンで開けられるようになっています。
相変わらず無地緑だけど(笑)
ま…まぁまぁまぁ、初日よりはマシ。
後で黒ジャケット脱ぐと、やっぱり中途半端な袖の長さな挙句
妙にダボっとしていて、なんでその服やねん、と涙のつっこみを
入れざるを得ないんだけど(笑)
なんだろう…スタイリスト業界に恨まれるようなことでもしたんだろうか(笑)
でも、数点候補の中から自分で選んでいるという話もある。
…そうよ。
そう。
きっと、見た目はあれでも、あの緑、きっと素材がとってもふわっふわでさらっさらで、
着心地が見た目なんてどうでもいいぐらい、いいに違いない。
男岩沢厚治、お洒落のために、チクチクゴワゴワなんて着ないのさ。
見た目がどうあれ、ふわっふわさらっさらを選ぶのよっっ!!
と。
むなしく力説してみる(笑)
でも仁ちゃんの前半の赤長袖にシルバーのベストってのも、大概よねぇ(笑)
後ろシマシマだし。
ウリ坊かよ!と(笑)
話がずれまくったけど、凸凹は…
楽しいけれど、微妙な気持ちになる。
北川さんがキラキラの笑顔で『あなたの凹と…』と歌えば、
くぅっと身を捩ってしまうぐらいの美声で岩沢さんが『私の凸が…』と答える。
…エロい(笑)
なんとなくはばかられて口にはしないが、エロいっす(笑)
微エロっす(笑)
厚治に『私の凸が…』と、歌わせる北川さんがエロいっす(笑)
いや、もちろんナイスです(笑)
そして時間がないのでぶっ飛ばして、ワンダフルワールド。
微妙にふたりの足元の草が減ってる…?
なんかスカスカ…
新潟ではあんなに鬱蒼としていたのに。
あんまり衝撃が少ないのは、2回目だからかな。
ドックンドックンと心臓の音と共にスモークの中から
おぼろげに現れる巨大樹…みたいな演出は変えてきたところですかね。
しかし、遠目で森の中にたたずむゆず…を眺めると、
音とかライティングとか一瞬忘れると、
キリギリスふたり…的な(笑)
ほら、スタンド遠いから、肉眼で見えるふたりのサイズもキリギリスサイズだし(笑)
今日はなんのギリギリに挑戦しますか?みたいな(笑)
壮大な音楽で気持ちよさげに指揮をする北川さんを尻目に、
ろくなこと考えていなくてごめんなさい(笑)
でも色合い的にはモリゾーとキッコロっていうカンジもある(笑)
サンバ
岩沢さん、今日もイカしてます(笑)
友達が『酋長』と呼んでいて、あぁ、それアリだな、と思った(笑)
ライブもゆず的には4本目…
岩沢厚治の顔がや〜っとライブ仕様の男前な締まった表情になってきました(笑)
氷溶けかけ〜みたいな顔してたからね(苦笑)
これからがとっても楽しみです。
必要以上にふざたことを書いてしまうのは、コンセプトが重いだけにバランスを取ろうとする
今回のアンコールみたいなもんです(笑)
けっして茶化しているワケではございません(笑)
|
2008.4.27 |
横浜アリーナ |
神奈川 |
本日は奇跡の出来栄え。
岩沢厚治のテンション&コンディションが尋常じゃない。
第一声で、崩れ落ちる。
あ〜も〜…
ダメだ。
顔つきもキリリとライブ仕様。
すこぶる男前…
やっと…やっとライブモードに突入し始めた岩沢さんに
トキメキが止まりません(笑)
今日は北川さんサイドからステージを見下ろす感じ。
真正面ではなくて、斜め横から見つめるステージは、
ライティングやスモークが、なんだか自分達向けではない
気持ちがして、いつも以上にスタッフ目線に拍車がかかります(笑)
しかし北川さんの靴、あれシルバー?
キラッキラキラッキラ☆
気になって仕方がない(笑)
あまりの岩沢さんの素敵具合に挙動不審な高島ですが(笑)
奇跡というのは、起こるモンですいっぺんに。
神が降りたとしかいいようのない30歳(笑)
まず、ハープソロのど頭で、ハープをぱくっとくわえたものの、
ハープホルダーが斜めになってて慌てて片手をそえて、
足りなくて両手ハープv
ふぎゃっ!
もうもう思わぬご馳走に大興奮(笑)
ま、ハプニングですからカメラは避けるようにパーンしてしまう。
むっきー、そこが本命なのよ、私にとっては(笑)
その後のハープソロも、バンジョーの弦を押さえる指を横目で見やる姿も、
なんでもかんでもかっちょいい。
どーしたんだ、岩沢厚治(笑)
そんな男前モード全開の岩沢さんですが、地味に職人魂爆発するのが
センチメンタル。
もうさ〜ギターのかっちょいいことかっちょいいこと。
メインの北川さんの笑顔とか、流れるエヴァ風の歌詞とか(笑)
まったくもってアウトオブ眼中で岩沢さんをご堪能。
はぁ〜。
しあわせ。
「かっこいい…」
「かわいい…」
曲終わりにもれたため息の一言。
岩さん派の私と北さん派の友達。
見ているものがまったく違います(笑)
気合と気力充分の岩沢さん。
呼吸もガンガンいっちゃいます。
今日はスピードあるよ、厚治の声(笑)
真っ直ぐのびて、横アリの天井や壁にぶち当たって、
散り散りと分散して消えていく。
その軌道が見えるよう。
本当に思う。
ゆずにとっては、横浜アリーナなんぞホールとかわんねぇな、って。
数年前は、早くこのバブリーな人気が落ち着いて、ホールでライブが
見れるようになればいいのに…
と真剣に思っていたけど、今となってはアリーナですら、ちっさいちっさい。
すっかりホーム。
まぁ、ビジュアル的には席によってヒドイ目に合う事はあるけれど、
その歌声を聞く分には全然問題がない。
すごいなぁ。
こう付き合いが長くなると、どうも当たり前のような気がしてしまうけど
ゆずは凄いよ。
確実に、成長していく。
それを体感できるから、ライブツアーはたまらなく楽しいのだ。
夢から覚めたような声で、
ほやほやっと北川さんが岩沢さんに話しかける。
北「さっきギター弾いてて、ふっと、あぁ〜今横浜アリーナでうたってるんだ…
すげーなぁ〜…って思っちゃって」
はにかんで笑う。かわいいじゃねーか(笑)
そんな気持ちにさせたのは、
地元横浜の空気と隣の岩沢さんですかね。
その流れなのか、話題は地元話しへ…
まだゆず始めたばっかりの頃、ふたりで歌の練習に行っていた公園。
大きな木の下。
小高い丘の上にあって、なかなか雰囲気がいい。
だけど春になるとやってくる、あのシーズン。
北「なんですかねぇ。
種を撒いているんでしょうかね…
その時こう、土を掘り返したりするじゃないですか」
岩「肥料的な、ね…」
北「風にあおられて、臭いがブワーっとくるんだな」
岩「まぁ、ようするにアレの臭いですよ」
北(爆)
岩「すいませんね」
…まぁ、ありがちですわな(笑)
で、まだまだ無名の小僧っこふたり。
まだ業界のなんたるか、なんてまったく知りもしなかった頃、
その公演に某アイドルグループのロケハンがやってきて、
『ちょっとあっちに行って大人しくしててください…』的な(笑)
北「まぁね、そこで岩沢くんが殴る蹴るの一悶着あって…」
岩「…そんなキャラなんですか(笑)」
北「いや、そんなことない。全然ない(笑)」
で、ロケハンつながりで話題は続き、
こうして業界で仕事をするようになっても、町で芸能人に逢うのは
嬉しいもんだ、と話し出す北川さん。
北川さんは、好きなテレビ番組のひとつに『ちい散歩』があるそうだ(笑)
読んで字の如く、地井さんが散歩する番組だ(笑)
で、ある日いつものように体育館でバスケをしていると、
なんだかザワザワとした気配が…
で、見るとなんと!!
ちい散歩のロケをしているのではないのさ!!
テンションめっさ上がって、思わず駆け寄って「地井さ〜ん、地井さ〜ん!」
とワンフー丸出しのノリで行ったら、騒がれると混乱すると思ったのか
地井さんはクールに背中を向けて歩み去りながら、背中越しに手を振って
くれたそうだ(笑)
その後親切なスタッフが、放送日はいついつなんでよかったら
見てください…と声をかけてもらって、ご満悦な北川さん。
北「岩沢くんは、あれでしょう?
録画予約とか、得意な派でしょう?」
岩「あぁ、はい…」
北「 …録画予約…予約録画??」
岩「どっちでもいいですけどね(笑)」
で、録画予約とかよくわからない北川さんはバスケ仲間に録画を頼んで
(あんたはおとーさんか(笑))
楽しみにオンエアを見たら…
北「オールカット!」
岩(爆)
北「まぁまぁ…いいんですけれど」
そしてなんと、偶然は続くよ…
北川さんが家の近所をひとりでランニングしていると、
なんとまたロケハンに遭遇。
そう、またしてもちい散歩(笑)
横浜で(笑)
しかもこんな短期間に二回もちい散歩(笑)
嬉しくて手を振ったら、また地井さんはクールに背中を向けて
背中越しに手を振ってくれたそうです。
そしてお約束で、今回もオールカット(笑)
あぁ、そしてなんとなく。
わかっていたけど、オチもなく(笑)
仁ちゃん嬉しかった、で話が終わる(笑)
でもお次の曲は黄昏散歩。
昨日『歌いづらい』と岩沢さんに苦情を言われたので、
仁ちゃんコンピューターフル稼働で考えてんでしょうか(笑)
歌いだすのかと思ったら、ぽそりと岩沢さんが一言。
岩「…でも、二度あることは三度あるって言いますからね」
三度目はぜひゆずで(笑)
名乗れば絶対オンエアだよねぇ(笑)
…ていうか、岩沢さんの一言になんだかわからないけど
いや〜ん、的なリアクションできゃっきゃっと北川さんが
はしゃいでいたシーンを覚えているんだけど、何の話
してるときだったかな…
そのはしゃぎっぷりが、お前どこの女子だよ…
っていう(笑)
本日の
北「僕の」
岩「私の」
北岩「モンテコーナー!!」
北「僕らの生まれ育った町、磯子区岡村町。
歌詞にもあるとおり街中の子供達はみんな、モンテで髪を切っていました」
岩「いまでも、その、ほろ苦い…ほろ苦い…ほろ苦い仕上がりが、
頭に浮かびます」
盛り上がってるんだか盛り上がってないんだか、
イマイチわからないこのコーナー(笑)
本日紹介する理容店は『ロダン』
お便りをくれた方によると、少し洒落っ気のついてきた
年頃になって、いつものようにロダンで髪を切るとき
当時大好きだった堀ちえみの切抜きを持参して、
『これと同じ髪型にしてください』と、ドキワクで言ってみたそうだ。
…そう。
結果は予想通り。
似ても似つかぬ髪形で、翌日からの学校でのあだ名は『どんぐり』
北「あぁ〜!!だいたいわかりますね(笑)」
岩「あぁ〜…浮かびますね(笑)」
掘ちえみに反応して小さく『教官!!』ってつぶやいてたけど、
それ東京ラブストーリーより知ってる人少ないから(笑)
ロダンは髪を切ると、キャッシュバックではなくマッチがもらえるそうです。
子供にもらってもいいことない代物ですが(笑)
そのお写真。
白地に考える人のイラスト…そして、かっちょいい書体で『技術のロダン』
岩「ウデがウリなんですね(笑)」
北「技術のロダン(笑)」
明日天気になあれの満を持したシュウちゃんとジーケンの
ツインギターにどーしてもむむむと思ってしまうのだが、
考えてみたら北川さんと岩沢さんほど息ぴったりにしろっていうのが
無理な話であって、これはこれでこうなのかなぁ…と思う今日この頃。
春風も微妙にライティングが変わってないか?
あれ?花吹雪どうした?
とか思っていたら。
確実にマイナーチェンジの凸凹。
熱帯雨林な、ウホウホと怪しげな獣の雄叫びが聞こえてきそうな
風景にテクノなミュートの北川さんの声が響き出す…までは一緒。
いよいよいよいよクレッシェンドで、
バン。
スクリーンは白。
すっかり光で飛ばした、鼻下の黒い輪郭。
北川さんの唇のアップ。
『フカンゼンナボクラダカラ…』
うぉ、セクシー路線か?
と思った瞬間センターステージに、バンとピンスポ浴びて、
岩沢厚治登場!!
うおぉ…えっ!!??
ステージサイドにもスポットが当たり、
シュウちゃん、厚治、ジーケンのギタースリーショット。
かっ…かっちょい…
と思った瞬間、岩沢さんの上。
上段ステージにスタンドマイクの北川さん登場!!
両手におねぇちゃんで歌いだす(笑)
振りが入るとき、おねぇちゃんが北川さんに寄ってきて
三人でカメラ抜かれるから、ダンスレクチャーに丁度いいんだわな。
考えたな。
でも、隣で歌うんじゃなくて上下で歌うから、
岩沢さんの『私の凸が…』のエロさが半減(笑)
ちょっと残念(笑)
隣の友達は北川さんがフード被って出てこなかったことが
えらく不満だったらしい(笑)
お互いどーでもいい話(笑)
うまく言えないは、なんだかとても気合の入る歌になってきました。
雰囲気がものすごく沁みるんだけど、歌うふたりの陶酔した表情が…
岩沢さん、物凄く男前で切ない顔をするようになった。
ん〜…素敵。(身悶え)
だからねぇ…こういう変化をつぶさに見ることが出来るから、
何本も行っちゃうのよねぇ…
続くリアル。
私はあえて声を大にして言いたい。
やっぱりリアルの入りは、おかしい(笑)
緑のライト。
ワンダフルなおどろおどろしいBGMにのせて、
北川さんがソロで熱唱しはじめるのが、リアル。
どう聴いたって不穏なシーンでのBGMに、乗せる歌詞では
けしてない(笑)
一体なんのサスペンスなんだ?
岩沢さんが入ってハモるとついそっちに気が取られて誤魔化されそうに
なるけれど、やっぱりヘンだよ(笑)
しかも仁ちゃん自由だし。
『さぁ』←手を差し伸べて(笑)
一変してキラキラステージになると、とってもいいんだけれどさ。
夏色
シュウちゃんが…シュウちゃんが(笑)
いつものとおり北川さんと曲中遊んでるんだけど、
一回目が平泳ぎ。
2回目が…手をパックマンなのかジョーズなのか…
パクパクさせながら顔に近づけ…
バクっ!!
お…思いっきり頬を噛まれる(笑)
北川さん、爆笑?苦笑?
意味わかんね〜!!
それでこそシュウちゃん(笑)
この調子で(笑)
一度終わって、もう一回!!
お約束で、バカヤロー!!と叫ぶ仁ちゃん。
えらく真面目な顔で小刻みに頷きながら、格好つけてドリンクを飲む
岩沢厚治(笑)
北「ゆず、11年目もおねだりされるのが大好きですv」
ソレソレソレソレ、で、妖しい笑みを浮かべながら指でゆっくりカモーン、
する悠仁。
隣で口パク『頭おかしい…』と言いながら爆笑している岩沢さんが
すこぶるぷりちー(笑)
なんだってワケのわからないところでセクシースイッチの入る
北川さんであります(笑)
一連の盛り上がり曲終わりに北川さんが叫ぶ。
北「元気ですか〜!!
ゆずは元気だぞ〜!!」
…あ…あぁ、そうっすか(笑)
なんか問いかけといて惚気られた気分になるんですけど(笑)
アンコールにすっ飛ばして、
本日のおでかけサンパ。
うわ〜、北川さんマジで可愛い。
岩沢さん…岩沢さん…
ま、なんか見慣れたんだか結構可愛くないこともない(笑)
やっぱり冠のツンツン葉っぱが威嚇しているように見えて仕方ない(笑)
なんだろな〜…なんだろなぁ…この差。
岩沢さん、きっとギター抱えてるから装飾すると邪魔なせいも
あるんだよね。
だから、ツンツン冠と、マント。
そのマントの下は、素、みたいな(笑)
あ、なんかそう書くといかがわしい(笑)
そうなのよ、北川さんはまるっきり非現実な姿になりきって、
気持ち的にもイっちゃってるけど、岩沢さんはマントの下は素だから(笑)
コートの下は裸的な(笑)
しかも足元だけ、レッグウォーマー的というか、
ブーツイン的に北川さんとオソロなのよね。
コートの下は裸で、靴下ははいている、的な(笑)
ギター弾くのに邪魔で肩でマントをぐいっとやったりすると、
思わずうわっと目を反らしてしまう的な見てはイケナイ感が(笑)
そこが違和感の原因なのよ、きっと。
…せめてギターをもっと遊べばよかったのに。
北川さんお花マイク持ってるんだからさ。
最近よく作ってるじゃん、アレンジギター。
今回の衣装に合ったさ。
そうすれば、多分マントの下は素…的な違和感はなくなるんだと
思うんだけど。
そのうちアルフィーの高見沢さんみたくギターコレクション(しかもヘンなのばっか)
自慢できるようになるかもね(笑)
箒に銃に…
おでかけサンバ終わりで、ワンダフルガイズ紹介。
北川さんが元気にステージに駆け戻ってくる。
…あれ?
あっち側のおっさんがなかなか戻ってこないんですけど。
ワンダフルガイズ紹介途中に、こそこそとステージに戻ってきた
岩沢さんは、ステージサイドによっこいしょと腰を下ろし、
リズムに身を任せ楽しそう。
…ていうか、あんた靴底真っ青じゃないの(笑)
鮮やかすぎる青にビックリ(笑)
そんな青い靴底の君は、気合が入りまくって
もうもうもうもう、少年のギターが尋常じゃなくかっちょよかった…
…嬉しさにうるうるしながら見つめていたんだけど、
どうしてもどうしても気になることが。
目を反らしていたんだけれど、どうしても目に入ってしまう現実に、
私は思わずにはいられない。
…なんで岩沢さんの方だけ萎れてんのよ〜!!!
おでかけサンバで、花道に出てくるふたりなんだけど、
その花道の先が、お花になってて色とりどりの花弁が
綺麗に咲いているのね。
ラストまでそのまんまなんだけどさ。
明らかに岩沢さんの方だけ空気が抜けている(笑)
いよいよ萎れて、ダラーンと枯れかけのガーペラみたいな
状態になってしまっているお花を哀れに眺めながら思う。
あぁ、きっと厚治の毒にやられたんだわ(笑)
あのツンツンの葉っぱ冠、実は葉先に毒あんじゃないのか?
刺されたらえらいことになるんじゃないのか?
普段は大人しい顔して、攻撃されたり不機嫌だったりすると
毒葉っぱ逆立てるんじゃないのか、あの地味な方の妖精は(笑)
…なんだ、妙に可愛いじゃないか(笑)
毒花厚治(笑)
|
2008.4.29 |
横浜アリーナ |
神奈川 |
一日ぶりの横浜アリーナ。
本日のお席は、センターの後ろも後ろ、すげー後ろ(笑)
もうハナからステージ見えない前提で(笑)
音とライティングと全体構成見れればいいかな〜ぐらいの
お気楽気分でございます。
でも楽しかった。
色々な角度から見ることのできた横浜公演だったなぁ。
一昨日のベストコンディションから一日置いて、
本日の調子はどうよ…と、半分期待、半分心配(笑)
予想通りステージはまったく見えないけど、
目を閉じれば、歌声だけで気持ちは伝わってくる。
それだけでいいのだ。
空気感が気持ちいい。
ライブ会場の、この張った空気がとても好きだと思う。
緊張感と高揚感を徐々に引き出していく行こっか…
それを一気に爆発させるまなざし。
最初のこの流れは、とても好きだ。
一気に爆発した会場を、鎮めるようにゆっくりと照明が落ちていく。
無数のその残像は、まるで祭りの後の提灯の灯りのよう。
ぼんやりと滲んで消えていく光をただ、きれいだ、と思う。
君宛のメロディー
心地良さそうに岩沢厚治が声を放つ。
ふたりの声のブレンドがまた気持ちいい。
うっとりとリズムに身体を預け、浮遊する。
輝く光と、澄み渡り響き渡る岩沢厚治の美声に満たされた
横浜アリーナ。
最後の音階を刻むうぉううぉうもまぁ、心地のいいこと。
前回のアルバムから、あっちこっちで武者修行していた成果が
あちらこちらで見受けられて、とても新鮮だよねぇ。
慣れ親しんでいると気がつかない良さや一面を、
引き出してもらったり気づかされたり。
コラボレーションの醍醐味ってヤツよね。
大げさな言葉なんてなくっても、
情熱的なボディーランゲージなんてなくったって。
はにかむ様に、それでも嬉しそうな笑顔で、
そんな風に歌われたら、もう…すべてが霞んでしまう。
君に届け 僕のメロディー。
岩沢厚治を知るからこそリアルな、このラブソング。
たまりまへん(笑)
大化けしたもうすぐ30歳。
両手ハープこそなかったものの、バンジョーを弾くその姿の
かっちょいいこと。
ちらりと横目でコードを確認する視線。
軽快にリズムを刻む指先。
かっちょいいわ〜…
岩沢さんて、格好つけようと思って格好つけてる時より、
こうして無心に弦に触れている職人の時の顔が一番格好いい。
曲調やら曲質やら、関係ない(笑)
ここまでテンションが上がっちゃうと、どうしても先へ先へと行きたくなって
だんだんだんだんスピードアップしがちなんだけど、
あえて一呼吸置くように、本来のペースを保つセンチメンタル。
これはドラムの小田原さんが上手いんだな。
今回のライブメニュー。
コンセプチュアルな部分と、コミカルな部分、聞かせる部分…
色々なゆず要素を欲張りにギッチギチに詰め込んだメニューを
なんとかかんとか形に保ってこなしているのは、バックのワンダフルガイズ
の皆々様が、百戦錬磨の玄人さん達だからだろう。
世の中に偶然なんてない、すべてが必然…
などと初日に北川さんが語っておりましたが、このツアーにこのメンバーだったのも
やはり必然なんだと、そう思う。
本日のMC。
今回のワンダフルワールドライブのリハ中、
北川さんは愛するXの復活ライブに行って来たそうだ。
音楽で仕事をするようになって、ライブに行く…となると
どうしても他の人の仕事の現場にお邪魔する、的な感覚になってしまう
そうなんだけれど。
中学生の頃から憧れのX。
目の前にしたら、ただのワンフーに戻って、曲の間無意識でず〜っと
『キャ〜vキャ〜v』と叫んでいたそうだ(笑)
どこの乙女だ(笑)
思い起こせば、中学2、3年生の頃…十数年前ですよ。
ちょうどこの横浜アリーナでXを見た、当時肥満児の北川少年(笑)
北「席は…ほら、ちょうどあの手を振ってるあたりのとこ…」
岩「…大概手振ってますけどね」
↑この岩沢さんのつっこみがたまらなく好きだ(笑)
で、お亡くなりになられたHIDEのギターソロがあって、メンバーが全員
ステージ降りて、会場に流れるのは『ズン、パーン、ズズパーン』という
重低音のループ。
なんだよ〜、何が起こるんだよ〜!!と、当時まだライブの舞台裏事情など
知る由もない北川少年。
待つこと1時間(爆)
その間、ず〜っと『ズン、パーン、ズズパーン』(笑)
で、1時間ぐらいあとにボーカルのTOSHIがステージに現れて、一言。
「YOSHIKIが倒れた!!この借りはいつか返すから待っててくれ!!」
と(笑)
当日チケの振り替えで別の日のライブが見れるという手筈になったんだけど
振り替えライブの日、北川さんはどうしても外せないテストの日とブッキング
してしまい、見ることが出来ないまま今に至ったそうですわ。
…ということは、本当にあの日のTOSHIの待っててくれ!を十数年も待ち続け、
ようやく『待たせたな!!』と言って貰える時が来たんだとさ。
そりゃ〜『キャ〜!!』っとなるわな(笑)
その大好きなXライブで感じた、何もかもすべて忘れて楽しい!っていう
カンジを、自分達のライブを見に来てくれた人にも味わってもらえるよう
頑張る!!という北川さん。
岩「いい話しですね」
北(照れ笑い)
…的にキレイに締まると思ったのに。
北「僕達も頑張ります」
健康第一。
サブリーダーが倒れた!!なんてことのないように(笑)
北「…それは、確実に酒のせいですね」
岩「気をつけます…」
…って(笑)
なんでXから岩沢さんの反省会?(笑)
ほのぼのムードのまま黄昏散歩。
北川さん高音が全然出ない(笑)
そろそろ喉ヤバイね〜。
続くモンテ。
北「僕の」
岩「私の」
北・岩「モンテコーナー」
こういうときは息ぴったり(笑)
先日、北川理容所をご紹介したので、絶対あるはずだ、
とスタッフ総出で探しまくったそうであります。
↑そういうことに労力は惜しまない(笑)
そして、見つけました。
鎌倉に(笑)
岩沢理容室。
店構えは、プランタでお花とか置いちゃってなかなかシャレオツ。
看板も「IWASAWA」
横文字っすよ(笑)
そして北川さんが嬉しそうに紹介。
北「近くの電柱には、こんな看板が!!」
直球で『イワサワ→ここ』
と書いてある(笑)
『イワサワ→ここ』と、爆笑の岩沢さんが交互にUP。
岩沢、岩沢、岩沢カット。
街中の子供たち…というか、大概の子供達は同じ髪型だと思う(笑)
最後のオチの、モンテカット。
さすが男前昼田さん。
モンテカット…まるで奈美悦子(笑)
さすが個性派バンマス。
モンテカット…まんまジャイ子(笑)
春風はなぁ…やっぱり北川さんと岩沢さんのツインギターで
すっぴんで聞きたいなぁ…と、思ってしまう(笑)
でも、この後うまく言えないが控えているし、ガッツリ歌っちゃうと
構成が重くなるのかな…
一昨日リニューアルした凸凹。
岩沢さんの勇士を見ようと頑張って眺めてみたが、
遠いとそんなにインパクトはなかった(笑)
席が近いときに堪能しようと思います(笑)
それより、上段センターで歌う北川さんがフードを被ってご登場で
北さん派の友達が、可愛い可愛いとものっすごく喜んでいた(笑)
結局最後までフードで通したよ、この男。
なにを目指しているのかまったくよくわからないが、
友達が喜んでいたので、ま、いっか(笑)
続く人間狂想曲。
この凸凹→人間狂想曲の流れも、完全に入ったね。
楽しくて仕方がない。
四分割のビジョンに、くるりくるりとマジックのカードのように
ふたりの姿が映し出される。
も〜…なんて可愛いんだ。
なんて愛しいんだ。
このときばかりは手放しで『ゆず好きだ〜』って思う(笑)
うまく言えない
センターのPV映像を挟むように、左右に映し出される、
北川さんと岩沢さんのアップ。
も〜。
も〜ね〜。
かっちょいいんですよ、厚治が。
見惚れてしまう、思わず(笑)
初日はまだ氷溶けかけ…みたいな半端な顔してたのに(笑)
やっと…やっと本格的にライブ仕様のキリリとした表情が戻ってきて
思わず泣けてくるほど嬉しい(笑)
ハープを吹き終え、つ…と唇を横に吹き切る。
睫毛を伏せた、その男前で艶っぽい表情に、胸いっぱいでございます。
…何度も言うけれど、リアルの入りは、絶対おかしい(笑)
ジャングルクルーズのような緑の照明と獣の雄叫びが聞こえそうなBGM
のなかで北川さんが自由に歌う。
岩沢さんが入ってくると誤魔化されそうになるんだけど、
やっぱりおかしい(笑)
なんでリアルの頭をわんだほー風にせにゃならぬのか。
そこはこだわらなくてもいいんじゃないのか?(笑)
夏色
本日も、おねだり大好き31歳。
ソレソレソレソレソで『もっとセクシーに…』は、間違っているし、
見せたいものがあるんだ、でちらりとジャケットを捲ってみせる
のも間違い(笑)
夏色のエンドレスおねだりがなくなった分、しつっこいのが陽はまた昇る。
私は全開に楽しいからいいけれど、覚悟のない人は相当に疲れるし
まだやるのかよ…的なカンジに確実になるだろう(笑)
いいやお嬢ちゃん、早まるなかれ。
ヘイヘイさせられてるステージの向こうでは、えらくかっちょいいことに
なっているのよ。
弦の皆さんがステージぎりぎりまで出てきて、渾身のプレイ。
私は北川さんと岩沢さんふたりツーショットのギターが物凄く物凄く好き。
顔を見合わせ、汗を散らしながら、ガツガツとピックを振り下ろす
すの姿はもうなんとも素敵としかいいようがない。
つぶやき
ワンダフルワールド
今日は真面目に語ってみましょうか。
妙にシンクロしたふたつの歌。
寄り添いあうのは必然のような。
それを言ったら、このワンダフルワールドのライブ自体の
楽曲のひとつひとつが、寄り添いあい必然の存在とも言える。
ワンダフルワールドは単体で聞いてしまうと、少し別世界に
行ってしまうけど(笑)
確実に北川さんが孕んでゆずが産み出した歌である。
振り切ってそっちの世界に行ききってしまうのではなく、
反動つけて反対側に同じだけ傾いて、必死にバランスを保とうしている…
なんとなく、ありありとわかってしまうその姿にあえて触れるような
真似はしたくないから、なんとなく語るのを控えてしまうのだ。
それは、北川さんの成長した姿であり、
変わらない姿でもあるのかもしれない。
満面の笑みが時折歪むのを、
見て見ぬ振りをするのが優しさなのだろうけれど。
どこか切迫した北川さんの声と、ゆったりと丁寧に歌う岩沢さんの声が
背中合わせの別世界を象徴するように、溶け合っていく。
望まれずに生まれてくる人などいない…
神は何の為に…
問うても仕方のないことである。
望まれずに生まれてしまう命はあるし、
神の意思などは匙加減で戦争の道具にしかならないことを知っている。
問うても仕方がないことをわかっているからこそ、
絶望の淵で見る世界は、美しいのである。
何のために生まれ、何のために生きるのか。
どうしてここに生まれ、ここで生きねばならぬのか。
人は思考することで進化を遂げてきた生物だから。
考え続けること、それこそが生きるということなのかもしれない。
思いやることは出来ても、具体的な手立てはないことだって沢山ある。
何も打つ手がないからといって、思いを寄せてはいけないということもない。
思考には制限も国境もない。
自分の価値観で、自分と比べて可哀想な人だと哀れむ。
自分の価値観で、自分と比べて許せないやつだと怒りに震える。
他に術がないのだから仕方がないけれど、それは絶対ではないと
いうことを知っておかねばならない。
価値観が違えば、見える風景も感じる喜びも怒りも、まったく違う。
自らの価値観で良かれと思って行動したことが、
逆に相手を傷つけることだってある。
沢山の思考が、交わり、重なり、交差していく。
圧倒的なエネルギーの中にいながら、ふと気がつけば
思考の中に、ひとり。
思いやること。
そして、相手の気持ちや立場を察すること。
結局すべてが独りよがりにしかならないのかもしれないけれど…
思考することそのものが人として生きるということであり、
その思考の中にこそ、神はいるのだと思う。
ちなみに久しぶりに真正面からステージを見たんだけど、
今回の森仕様は正面から見るといいのかもしれない。
新潟で感じた鬱蒼感やバックの蔦感がとてもよく感じられた。
めっさ遠かったけどね(笑)
アンコール
本日奇跡のおでかけサンバ
か…可愛い。
岩沢さんが、すこぶる可愛く見える!
どうしたんだろう?(笑)
ギターが黒だ。
あれ?白使ってなかったっけ?
まさかギターの色ひとつで可愛くなるわけでもあるまいし。
やっぱりライブ仕様の身体になってきたからでしょうか(笑)
楽しい時間もそろそろお終い。
いつものように北川さんが語りかける。
この時間が終われば、みんなそれぞれの日常に帰っていく。
その日常の一筋の光となるよう、祈りと願いをこめて歌います…
祈りと願いを込めて…ラクに行こうぜ(笑)
うん。
つくづく。
今回のライブではバランスの妙というのを考えさせられました。
ワンダフルワールドを相殺して昇華する。
アンコール3曲は秀逸。
最後のお言葉。
岩沢さんが、妙にかしこまって、妙に丁寧(笑)
これ、照れ隠しね(笑)
本気で楽しそうで、とても嬉しい。
これから全国を回って、さらに大きくなって帰ってきます。
嬉しいお言葉。
一方北川さん。
僕だけでは出来ないことがある。
僕と岩沢くんのふたりだけでは出来ないことがある。
僕たちとスタッフだけでは出来ないことがある。
何気にとてもいい言葉だと思う。
ここに集まったすべての人の共鳴の結果が、本日のライブなのだ。
私はゆずの追っかけではない、と豪語しているが(笑)
ファンか、と問われてもファン…とはまた違う立ち位置のような気がする。
ゆずのライブは『見に行く』ものではけしてない。
そうだな。
ゆずvs私で試合をしているような気持ち。
ゆずは同志であり、ライバルであり。
チームメイトであり、好敵手であり。
ライブ後の仲間との打ち上げは、草野球の試合後のビールを飲むお父さん達に
近いのでは、と(笑)
何が言いたかったかというと、ゆずライブは一方的に受け取ったり見つめたり
するもんじゃない、ということ。
ステージと、客席のひとりひとりとの共鳴が、その日のライブを作るのであります。
だからみなさん、真剣に臨んで下さい。
真剣に感じ、真剣に楽しんでほしい。
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2008.5.3 |
マリンメッセ福岡 |
福岡 |
2008.5.4 |
マリンメッセ福岡 |
福岡 |
2008.5.7 |
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愛媛 |
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神戸ワールド記念ホール |
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2008.5.11 |
神戸ワールド記念ホール |
兵庫 |
2008.5.16 |
山形市総合スポーツセンター |
山形 |
関東に引っ越してきて初の東北シリーズでございます。
なんか実家を通り越して遠征って不思議なカンジ(笑)
しかし、山形ライブといえば必ずなんか仕事がトラブる私。
ご多分に漏れず、前日大トラブルが発生し一夜にして
ストレスどっぷり体調最悪(笑)
…ま、そんなん投げ捨てて行くんですけどね、結局(笑)
身体はいっこしかない。
無理なもんは無理。
関東からみんなで遠征、っていうのも久しぶりというか初めてで
ライブというよりすっかり旅行気分(笑)
美味しいお蕎麦をいただいたり、ケーキ食べたり(笑)
すっかりまったりしつくして、大好きな山形ライブへ!!
期待を裏切らない、素晴らしい山形ライブでございました。
会場入りして、わかっているのに思わずつぶやく…『ちっさ』
PA席が最後尾。
正面スタンドなんてアリーナ20列ぐらいの位置でステージと同じ高さ
ぐらいの感覚。
あれ、1列目だったら相当気持ちいいよね。
一回当たってみたいもんだ。
今回のツアーで一番大きくない会場(@気遣い仁ちゃん)でございます(笑)
そして楽しい4連席。
結構良いお席で、右サイド花道の先端ほぼ横ってカンジ。
いや〜、色々楽しみが広がります(笑)
ステージへゆず登場。
近っ。
ストロークが生でしっかり見える。
いや〜も〜。
幸せ(笑)
私、背が小さいのでステージ近くて前の席の人の背が高いと
視界にまる被りになってしまう。
贅沢はいいません。
しっかり厚治ロードだけキープできれば、あとは何も見えなくたって
文句いいません。
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2008.5.18 |
ホットハウススーパーアリーナ |
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さいたまスーパーアリーナ |
埼玉 |
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広島 |
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静岡 |
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大分 |
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神奈川 |
2008.6.29 |
横浜アリーナ |
神奈川 |
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