体育館ツアー2004 「1〜ONE〜」
                     ツアーライブレポート


2004.10.09 グランディ21 宮城
すげーよ、ONE。
ホントすごい。
久々にメロメロにやられました。
いや〜、すごいわゆず。
これです。
私が見たかったライブは、これです。
やっとわかってくれました?
もう、初日にて大満足涙涙でございました(笑)

…でもさ。←でも毒を吐く(笑)
今回は変形ステージなんですよ。
メインステージから丸く花道が延び、円の一番膨らんだところにサブステージ。
(座席表見た瞬間ジャニかよ!と突っ込んだ(笑))
その円の中に中州席がある。
中州は、通常の凹形でセンターが凹んでるんじゃなくて、凸形で、センターが出てサイドが
へこんでるカンジ。
花道の外側にも座席あり。
ただ、多分会場の規模によってこの中州と花道外席は変化するんでしょうね。
サブ・メインで繰り広げられるメニューはどっちもとってもいい!見たい!大充実の内容
なんだけど、サブ前だとセンター遠いし、中州だとサブの時ふたりの背中見つめてることに
なっちゃうので、う〜ん…難しいね。
ちなみに私はスタンドメインステージから三分の一ぐらいの位置だったんだけど、ちょうど
サブステージが目の前で、ふたりを真横から見ているカンジでした。
すごく良かった(笑)
これよりメイン寄りだと、サブの時ふたりの背中になっちゃうし…
今回は本当ポジショニングが難しいステージ構成ですわね。
一回しか見れないわ、という方には断然スタンドの中盤あたりの席をオススメします。


さて。では本題に入りましょうか。
外は台風。
雨・雨・雨。
グランディは周りに本当何もないので、ライブの行われるメインアリーナの隣のサブアリーナが
グッズ販売と、待合室に開放されていました。
お心遣いがありがたい。
本当は4時会場なんだけど、雨のため3時に早めます、とスタッフのお兄ちゃんからおふれが
あった。
…でも、大丈夫?なんかまだバリバリリハしてるんですけど(笑)
ていうか、音もれすぎグランディ。
多分晴れの日だとみんなザワザワしてるからあまり耳に届かないんだろうけど、
静かな雨の日は、メインアリーナ付近に行くと、綺麗に音が聞こえてきます。
ギャ〜、ライブ楽しみにしてるんだからやめてやめてっ。
耳を塞いで、ギャーギャー言いながら移動する私たち。
北川さん、全開で白鳥熱唱中。
抑えろよ、リハなんだから(笑)

で、結局開場は3時半。
開場は早まっても開演はそのままだから、5時までヒマっこ(笑)
友達とおしゃべりしたり、アリーナ席を観察したりしながらまったり過ごす。
時間が迫るにつれ、緊張…
初日ですものね…
どうなることやら。

最近定番になった、ステージ後方に階段があって、ビジョンの中から出たり入ったり
するって構成は、今回ナシ。
ふたりの背中、ステージど真ん中にドラムセット。
右手にバンマスキーボードブース+ベース
左手にケンちゃんキーボードブース+ギター
円形の花道は、メインステージのサイドの出っ張りからも乗れるし、ず〜っと丸くステージ
後方までつながってて、ぐるんと向こうまで行けるようにもなっているらしい。
果たしてどのぐらいこの花道が活用されるのか…
だからゆずは花道使えないんだってば(笑)

ラジオ体操後、微妙に客電がついたまま、ふたり登場。
ドラムの左右に奈落から階段で上がってくる。
地味っちゃ地味か(笑)
ふと明かりが落ち、円形の花道の端がふわっと発光する。
下から上へとのびる光がとても美しい。
その花道を、左右にわかれて歩いてくるゆず。
私は厚治側スタンドだったんだけど、とても向こうの北川さんはどんなことになってるのか
見えりゃしません(笑)
ま、目の前厚治なんでそんな余裕もないけどさ。
初日、で初舞台で、初登場シーンなのに、北川さんと別れてひとり大歓声の客席の合間を歩く厚治。
足元からのびる、手・手・手。
そんな歓声に答えるどころか、まったく目線を下ろしません(笑)
ど、どこ見て歩いてるんだお前さんは(笑)
すんごい緊張してるでしょ。
なんか…いっそ可哀想になってくる(笑)

サブステージで北川さんと合流。
ギターを受け取る。
隣に北川さん。
腕の中にギター。
マイクに向かって、ようやくほっと一息ってカンジでしょうか。

北「仙台元気か〜!!」
拳振り上げる悠仁。
う…うれしい、すっぴんなんですねっ。
てか、サブステージなんですね。
マイクは後方に向いている。
サブよりメイン寄りのアリーナ、スタンドの皆様はふたりの背中見つめることに…
ま、それも一興か。
私は本日サブの真横。
岩沢さんの横顔を見つめる。
ふたりの身長差を改めて感じる。
厚治の頭越しに見える北川さんの表情ってのも、かなりオツなもんです。


わだち
そうだよね、これだよね、一曲目。
厚治の探るようなハープ。
北川さんの少し緊張した声。
初日の緊張感が心地いい(笑)
聞いてるほうも緊張する。
曲終わり、見つめあいタイミング合わせて、シメ。
厚治に向かい、にこりと微笑む北川さん。
ご…ごちそうさまです(笑)

で。
もうさ。
書きたくないぐらいなんだけど。

マイクに向かい、真剣な表情で深く息を吸い込む。
意を決したように、ストーロークをはじめる厚治。
こ…この…これって…

飛べない鳥
ギャー!マジっすか!2曲目から?ありえないっっっ!
心の中では大パニックなのに、身動きひとつ出来ない(笑)
固まってしまった。
うわ〜…うわ〜…
ト…トビラ曲聞きたい聞きたいって散々言ってたけど、鳥が来るとは。
初日の気合からなのか、勢いつけないと飲み込まれそうなのか、
めずらしく声を荒げながら歌う厚治。
かき鳴らすギターがたまらなく男前。

人の海の真ん中で、ライトを見上げ歌う。
何千人という息遣いの中心に居るんだけど、まるで北川悠仁と岩沢厚治の
ふたりしか存在しないような、緊張感。
しかしそれは内向的に内に向かうものではなく、外に外に。
何かを解放しようとしているかのように、
ひたすら外に向かう、声。

この緊張感はトビラを生で知っている人だけが持つものなかな…
新しいファンの人にとっては、素に『好きなシングル曲』ってとらえるのだろうか。
身動き出来ないぐらい飲まれている人。
ノリノリで聞いている人。
はっきり分かれますね(苦笑)
静かに見てくれれば、私は何も申しません。

だけど、まったく。
サビ前の一瞬の間に北川さんが叫ぶ。
「say!!」
な…なに〜っっ!!
思わず拳振り上げる高島
歌わせんな、コラ〜っっっっ!!(笑)

もうさ、いいよ。
初日だし。
久しぶりの鳥だし。
どういう風に溶けてONEらしい鳥になるのか、見守っていきます。

挑むように歌っていた岩沢さん。
だけどやっぱり二番の出だし、少しかすれる声に私はギュ〜っと胸を掴まれてしまうのです。
この堪らない緊張感と切なさ…
あぁ。
聞きたいのに聞きたくない、みたいな。
特別な歌です。
こりゃあラストライブまでの3ヶ月間、私にとっても戦いの日々になりそうだ。
このツアーが特別な意味を持った、と確信した瞬間←早いから、まだ2曲目(笑)


情感たっぷり、滴るほどのゆず声に満たされた会場。
身動きも出来ずただ立ち尽くす私たち。
静かに呼吸を合わせ、歌が始まる。


からっぽ
切ないハープのフレーズ。
聞いた瞬間崩れ落ちた。
な…なんですか、殺す気ですか?
なんでこんな初っ端から厚治祭りなんですか?
うわ…いつ以来だろう、からっぽ。
ゆっくりと呼吸をして、たっぷりと声を出す岩沢厚治。
背筋が震える。
今となっては、そのゾクゾクと震える身体を自ら抱いていたことぐらいしか
思い出せません。
ただ…仁ちゃんもかなり緊張していたんだか、なんだかいつもの絶妙なタンバリズムが
とてもぎこちなかったような(笑)
ま、初日ですから(笑)
頑張ろう(笑)


ほにゃほにゃのくたくたになっている所で、北川さんが気合を入れている(笑)


大バカ者
ウギャ〜っっ、こ…厚治のギターが…ギターが…壮絶にかっちょいい。
ホントに。
殺す気ですか?
なんなんだこのセットリスト(笑)
少し余裕が出てきた厚治が、ギターごとこちらを向いて、ニヤリと笑って腰を落とし
激しいストローク。
や〜め〜て〜…
スタンド最前列。
遮るもんなくそんなもの見せられたらあなた。
ジタジタジタジタ暴れてました(笑)
救けてっ、勘弁して、もう許して。
もうそれしか言えない(笑)
今思い出しても身悶えしないといられない(笑)
はぁ…厚治…素敵っ。
こ…こんなに好きだったんだ、私…厚治のこと。ビックリだ(笑)


一気に消耗。
もう…帰ろうかな(笑)
ようやくほぐれてきたゆずがニコニコしながら次の準備。
北川さんがマイクスタンドにカズーホルダーつけるの手間取ってる。
もたもた。まったくブッキーなんだから。
手伝ってやるでもなく、ほにゃっと笑いながら見ている厚治。
あ、厚治のハープホルダーにもカズー。

北「真ん中なんだよね、ここ」
改めて前後左右を見回すふたり。
目線の行く先々で歓声が上がる。
ほぉ〜ってカンジで眺めるふたり。
いや、キャーキャー言われてるの君たちだらか(笑)
北「すごいよね、四方八方から」
背後を振り返りにこりとする北川さん。
その一言で、いきなりお尻を隠す厚治。
途端に気になったらしい(笑)
わはは、バカだ。
で、お尻を隠しながら、
岩「あらそう」←オバちゃん(笑)
意味わかんね〜(笑)


で。カズーデュエットで何をやるかと申しますれば。
シャララン
うわ〜ん、これもナイスチョイス☆
か…可愛い…
可愛い可愛い。
ひたすら可愛い。
厚治の「しゃららららら〜はぁん♪」に崩れ落ち(笑)
やばいって、絶対。
そ…そんな可愛い声で、はぁん♪て。
じゅるっと、唾液が(笑)
か〜わ〜い〜い〜、厚治〜っっ。
エンディング。
北「岩ちゃん!」
のコールと共に、
北「しゃらららららら〜♪」
岩「(カズー)ブブブブブブ〜ブ〜ゥ♪」
このふたりの掛け合いが、凄まじく可愛い。
厚治、口では言えないから、カズーだと甘えるんだものv
なんだなんだ、その甘えたフレーズは(笑)
じゅるじゅる…

最後の最後も、見つめあいもう互いしか目に入らないぐらいに見つめあい、
ツインギターでシメ。
この絶妙なフレーズ。
頭の中で寸分違わず再生出来るんだけど、文字で表現出来ないのが残念。
楽しくて仕方のない、弾むような音。
北川さん…ヤバイです、その厚治に向ける笑顔。
思わず「うっわ!」と低く唸ってしまった(笑)
ちょうどそのなんとも言えない最上級の笑みを浮かべた北川さんが見つめる
岩沢さんは、頭しか見えませんので(笑)
どんな表情を返しているんだろう…
愛深いですねぇ…
無敵です、この人たち(笑)


一呼吸置いて、聞きなれないフレーズ。
ドキ。
予感的中。
蛍光灯の先
すごい嬉しい…これは絶対すっぴんで聞きたかったのだ。
ギターのストローク、厚治のため息をつくような歌い方。
悶々と感情を持て余し、堪え切れずにその思いを解き放つような…
緩急の落差が、余計に魂を揺さぶる。

サビの振り下ろすようなストロークと、絶叫するような歌声。
掠れる高音…高く、グランディの天井へと消えていく。


波紋が消え、穏やかになった水面。
またため息のように歌い出す、厚治。
長い睫毛を伏せて俯く。

結論なんて出ない、そんなものなんて求めていない、
淡々と歌う。
淡々と…した内に秘めた激しさ。
穏やかであればあるほど、内に秘めたものの激しさを想う、
不思議な感覚をおぼえる歌です。
これからどういう風に育っていくのか、非常に楽しみ。


再び、向かい合うふたり。
心のままに
ツインギターを聞いただけで涙がホロリときてしまう。
激しくも切ない。
張りのある声で、まっすぐ前を見て歌う北川悠仁。
ゆずに出会ってから、様々なシーンで歌われた歌。
時には激動の時期だったり、時には転機の時でもあった。
今、この歌を聞きながら『北川悠仁』という一個の人間を想う。
一言では言い表せない。

私は、この人を深く愛しているんだなぁ、と再確認しました。
スキスキちゅーvみたいな愛じゃないよ(笑)
なんだろうな。
人間として。
共に同じ時代を生きる同士として。
心から、愛しいと思う。

その、北川悠仁に寄り添い歌う岩沢厚治。
激しいギター、そして胸に突き刺さるハープ。
けして、北川悠仁ひとりの歌ではない。
共に傷つき、共に苦しみ、共に唇を噛みしめる。
余計な言葉はなくとも、必ず共にある。
どうして岩沢厚治のハープは、こうも忠実に、むしろ言葉よりも雄弁に
北川悠仁の心を剥き出しにするのか。

ふたりがふたりである所以。

久しぶりに、全身全霊かけて聞き入りました。
またこの歌に出逢えて幸せです。


そして。
サブステージラスト曲です。
シュビドゥバ〜
な…なんて贅沢なんだ(涙)
もう帰っても、お釣りくるぐらい。
微笑む北川さん、視線を合わせるふたりがとても印象的でした。
生声とかもなく、シンプルに。
シンプルが相応しい。
足を踏ん張って、左右に身体を振りながら歌う。
そのスタイルは、ぜんぜん変わっていない。
とてもジンと胸に沁みました。
本当に、これでライブ最後の曲でも惜しくないぐらい。

最高のステージありがとう。


大拍手の中、ギターを渡し、大きく手を挙げ歓声に答えるふたり。
また、花道を辿ってステージに戻る。
ぜんぜんさっき来た時と表情が違う(笑)
今度は、右に左に、にこにこしながら手を振り、声援に答えステージに戻る厚治。
すごい差だ(笑)
やっぱり歌ってなんぼの人たちなのよね、ゆずって。
メインステージサイドまでやってきて、大きく頭を下げ、礼。
暗転する会場。

さあ。これからメインステージです。


まるで環境音楽のようなヒーリング系のBGM。
ビジョンには、アニメ。
セリフとかは一切ない、イメージのみの映像。
ビジョンが綺麗です。
登場したのは、レイとイッチ(ノットいのっち(笑))
ふぅ〜ん…と眺める。
すんません。
汚れたオトナなもんで。
これだけの長さのアニメ放送するのに版権っていくらかかるんだろうなぁ、とか
ぼんやり考える。世界のムラカミですから(笑)
つくづくやっぱりいらないと思うのよね…
キャラモノなんて必要ないじゃん、このアルバム。
なんでかなぁ…
唯一納得いかない点でございます。


波の音と共に、映像が終わる。


俯き静かに控えていた、メインステージが動き出す。



最初の第一音から、思わずのけぞった。
か…かっちょいい…
サウンドがめちゃくちゃかっちょいいのだ!!
ドラム・ベース・ギターが初お目見え。
バンマスとケンちゃんは健在。
だけど、ケンちゃんも本領発揮ってカンジで、ノリが違う(笑)

それもそう。
新生ゆずバックバンドは「スター…ドックス?ボックス?」そんなカンジ(笑)
聞き取れなかったんだもん。
北川さんの滑舌が悪いんだ(笑)
北「スターバックスじゃないよ」
スタバじゃないんだ(笑)スタド?スタボ?
なんでもいいけど(笑)

しかし本当、リズム隊が変わると、全然違うのね。
背筋が寒くなった(笑)
不思議なことに、ふたりのアコギのサウンドも違って聞こえる。
すごくシャープな、いい音。
軽快なグループのドラムサウンドに乗って北川さんが歌いだす。
メインとサブをつなぐ花道もライティングの重要な要。
すごく美しい。
サブステージでのすっぴん大満喫から、まったく別のライブを見ている感覚に陥る。

すごい、すごい

かっちょいい、かっちょいい

これを繰り返しながら、グネグネしてしまいました(笑)

ツアータイトル曲が本編ラストやアンコールオーラスではなく、切り込み隊長でやってくるってのも
何気に初めてですわよね。
勢いがついたところで、さらにヒートアップ


命果てるまで
本当に本当にかっちょよかった…
ダメになるかも、私。
だって、すごくいいんだもん(笑)
なんなんだ、この曲。
散々20回以上生聞きしているくせに、まるで別の曲のようなグルーブ。
我を忘れて飛びました…
まるで力強いダンスを踊るように、全身で叩く骨太のドラム。
金髪の髪を振り乱しながら、テンションを上げていくギター。
今までのゆずにはなかった要素。
化学反応を起こし、素晴らしく新鮮で素晴らしくかっちょいい…
いつもの北川悠仁、いつもの岩沢厚治なんだけど、まるで別人に見えてしまうような
新鮮さを感じました。
ヘンにスモークもないし。
『プレイ』そのものを楽しめる。
素晴らしいです。
これを待っていたのら〜っっ
拳振り上げ、歌う。
飛ぶ。
暴れた…
ブチ切れた(笑)

ただ〜し!!
ビジョンにさ。
ふたりの映像と共に、歌詞が出るんですわ。
赤字で。
死ぬだの、死んだだの、死んでいるだの。
コワイって(笑)
やめてください(笑)


積み木ゲーム
かっちょいいの3連発(笑)
でもでもでもでも、積み木ゲーム…や〜な予感が…しなくもなかったんだが。
的中。
すごくすごくかっちょいいサウンドに、すごくかっちょよく歌う北川さん、岩沢さん。
ひゃ〜っっと思ってる瞬間に、出たよ。
色とりどりの□だの△だの円錐だのの、積み木に見立てた柔らか素材を持って
ゾロゾロ出てくるスタッフ。
最悪なことに、その積み木には『不安』だの『怒り』だの、ネガティブ感情が書いてある。
なんで〜なんでなんだよ〜っっ。
右サイド、左サイド、そしてセンターに、曲に合わせてネガティブ積み木を重ねていく
スタッフたち。
見ない、見ない。
目に入らない。
ひたすら歌に集中。
ホンキでかっちょいいんだってば。
頼む余計なことすんな。
そしたら間奏に入る瞬間白いでっかいハンマーが登場。
まるでだるま落としみたいなヤツ。
そのハンマーを嬉々として受け取った北川さん。
まず左の積み木の山を豪快に叩き壊す。
吹っ飛ぶ柔らか素材。
お客さんに当たるぞって勢いだったけど、柔らかなんで大丈夫でしょう。
(大丈夫なのか?(笑))
そして厚治の後ろをスキップする勢いで走りぬけ、右の山も撃破。
残ったブロックはステージから蹴り落としたりして、非常に嬉しそう&楽しそう。
…ま、仁ちゃん喜んでるみたいだから、いっか(笑)
笑えたのは、最後の最後…
センターにだけ残った、ネガティブ積み木の山。
かなりヤなカンジ。
どうするのかと思ったら、超かっちょいいギターソロでシメた後、厚治がよろっと身体を
右に避ける。
前に厚治がいるってのに、まったく躊躇なくハンマー叩きつける北川さん。
飛び散るブロック。
もろにぶつかったりはしなかったものの、両手上げてくるくる回りながら避ける厚治(笑)
なんじゃそりゃ(笑)
すごいかっちょよかったのに爆笑のシメとなりました。
ギターソロ、落ち着いて堪能させてよ〜っっっ。
もっと左に、悠仁の後ろに積めばいいじゃん、積み木(笑)


ウソっぱち
軽快なサウンド。
心地よいナンバー。
しかしナゼかバックスクリーンには延々スキップするおさげの女の子(影)のアニメ。
意味わかんないし(笑)
途中で成長して、少しお姉さんになるんだけど、明らかに頭身がおかしい(笑)
横向きスキップだったのが、最後は前に進んでく後ろ姿のスキップになって、
やっぱり意味がわからないまま終了。
はっ!
私は歌が聞きたかったんだってば!
ついボケ〜っとビジョンを見てしまった。
心地よいですわよ、厚治の歌。
うっとり。
もうちょっと歌詞噛みしめたり、表情見ながら聞きたいな。
これは大阪への宿題。


白鳥
キーボードの音色が美しい。
やはり今までのゆずではない雰囲気を醸し出しています。
朗々と歌う悠仁。
バックに白い羽が一枚ひらひらと落ちてくる…
やがて満点の星空へ。
すごく奥行きがあって、美しい星空。
少し感動。
でも、飛んでいるのは白鳥じゃなくて明らかに火の鳥だろう(笑)
違うじゃん、間違っちゃった?(笑)
最後は北川さんの口笛ソロ。
久しぶりに聞いた北川さんの口笛は、沁みます…


歩行者優先
馴染みの、広がりのあるオープニング。
ほう…と、感嘆のため息がもれる。
小気味よくギターを弾きながら、厚治が大きな瞳にライトをキラキラと反射させながら歌う。
バックの映像には、なんとCGの紙飛行機!
一枚の紙から、ゆっくりと飛行機に折りたたまれて、飛び出す。
ビジョンに映る、リアルライブ。
そして紙飛行機が、まさに今歌うゆずに向かって飛んでいく…
PVの映像に繋がるんですわね。
貧乏くさく使いまわし。
↑そんなことを言ってはいけません!(爆)
演出です、演出!!
どうもこのPV映像を見ると、ゴゴイチでやまだひさしが「仲悪いから別録りなんですね」と
サラッと毒吐いたのを慌てて否定するふたりを思い出してしまう(笑)
仲良いからからかわれるんだってば。
にまにま〜
その、ゆったりとしたテンポ、厚治の心地良さそうな声に、うっとりと聞き入る。
今、自分がどこにいて何をしているのか忘れるぐらい、曲に浸ってしまいました。
ものすごく長い時間に感じた。
永遠、とすら。
『聞く』という動作が、ここまで人を集中させるものなのだろうか。
人間て不思議。


映像には何やらPC画面。

PASSWORD:
点滅・点滅

PASSWORD:1
↑えらく簡単なパスワードだな〜(笑)

accessなんちゃら…
そんな感じだったか?
あれ、これってここに入ったんだっけ?
記憶超曖昧(笑)

何やら白いボックスが北川さんの後ろに運ばれてきて、すんごく嬉しそうに、
そのハコの下にうずくまる悠仁。
なに?なんなの、それ。
また何かやるの?
何が入ってるの?
厚治もギターを外し、身一つになって客席に背を向ける。
なんだなんだ、何が始まるんだ?
すっくと立ち上がった北川さん。
サ…サングラス…
しかもヘッドホンを肩に挟んで、もったいぶって右手でポチ。

シンとした会場に響くSE
アナタノ〜シュミハ〜ナンデスカ〜スカ〜スカ〜スカ〜

いきなり
キュイキュイ盤を回し始める悠仁!
ディ…DJかよ!!(爆)
しかも結構様になっている。
まずは形から、これ大事(笑)
もうさ〜、ホント嬉しそうなのよ仁ちゃん。
その隣。
おもむろに振り返った岩沢さん。
同じくグラサン。
そして、北川さんの魂のサウンドに合わせ、ロ…ロボットダンス(笑)
バカだ…バカでしょ、あんたたち(笑)
くるし〜、おもしれ〜…

画面に…なんだっけ?「ready?」だったかな〜?そんなような言葉が出ると
両手上げて「イェ〜イ!」と、やらせる北川さんと岩沢さん。
あぁ、バカだ。ホントバカだと思いつつ、付き合う私(笑)

機械音声で「Lesson1」
なんかこれってヤな予感しません?
そうですわ。
やるんですわ、シュミのハバ体操(笑)
しかも外人機械音声で、HA-BA-HA-BA-SYUMINO-HABA-みたいな(笑)
画像はCGの、ダンサーネエチャンが踊っている。
延々この調子でレッスンレッスン。
厚治はギターなしで体操している。
うっく…厚治がやってるのに、バカ笑いだけはしていられない。
しかし夢の地図に参加してない人にはまったく意味のわからない演出なのでは
ないでしょうか(笑)

一通りレッスン終えると「GREAT!」と、褒め言葉が入り、厚治にギターが運ばれてくる。
バカだ〜…そして結局シュミのハバ(笑)
登場するダンス隊。
今回は体操服じゃなくディスコチックなので、兄貴のリーゼントが光ります(笑)
その派手な衣装とあいまって、まるでぐっさん…
兄貴、ちょっとお太りよね(笑)
北川さんを挟んで向こうの金色の衣装でアフロは山岸なのか?
ぜんぜん誰だかわかりません(笑)

バカだ…バカだ…を連発しながら、とても楽しかった。
ふたりずっと居てくれるし。
何気に黒ジャケットの岩沢さん、かっちょいいのよね。


小物だけ撤収して、ゆずはそのままステージ残留。
バンマスを指差す厚治。
バンマスのキーボードソロ。
そこにドラムが入りギターが入り…
なんだ?なんのオープニングなんだ?
北川さんを見ると、手にはハンドマイク。
私はピンときた。
夢の地図
ギターないんで、かなり自由にのびのび歌っていた。
花道も行ったり来たり。
実はあんまりおぼえてない(笑)
楽しかったな、ってしか。


暗転するステージ。
楽しい楽しいテンションの上がった会場を一度クールダウンするように、
ヒーリング音楽のような波の音…
スクリーンには、ありがたいお言葉。

えっと…なんだっけな。
ONEの歌詞の引用のようなカンジの言葉が、安らぐ波間のアニメーションに
現われては消える。

手を取り合って…
とか
たったひとつの、君だけの命…
みたいな。

どうもこう、わざわざ切り取るとヤらしいんだよな。
好きじゃない。←きっぱり

最後、なんだか「1」を忘れないで…
みたいなカンジで終わる。
なんだ、イッチ(ノットいのっち)は、いなくなってしまうのか?
関係ないの?
う〜ん…よくわからんけど、まったりしたことは確かだ。


ステージに佇む、ゆず。
ここから劇的に曲が始まる。

いつか

キーボードの旋律、凍えるような寒さを感じる美しいハープの音色。
ライティング。
冬のツアーですから。
定番曲に入るのは久しぶりではないでしょうか。
ふたりの上に、雪が降りしきる。
顔を歪め、渾身の力で歌う悠仁。
飾り気なく、気負いもなく、ただ全身全霊を込めて歌う。
そんな北川悠仁が好きだ。


素晴らしい…素晴らしいんですけれど。

ダメだ。
ダメダメ。


長い睫毛を伏せ、目を閉じ、歌に身を任せる厚治。
その恍惚とした表情がビジョンに映るたび、えらく動揺する高島。
ダメっっ、こんな表情アップで映しちゃっっ。
不謹慎極まりないが…萌(笑)
あぁ、いつかでなに萌えてんだよ私、と罪悪感感じつつ…うっとり…
やばいよ〜絶対ヤバい。
ビジョンだって、北川さんより厚治比率が高かった気がするぞ。
こんな、いい顔をする厚治は限られた一部の人間の秘宝でいいんだ。
世に曝さないでくれ(笑)


美しい旋律がエンドマークを刻む。
立っていられなくて、へにゃへにゃと座り込む高島。
いや〜…もう…ダメです、メロメロです。
どうしてこんなに好きなんでしょう。
好きすぎで涙出ちゃう(笑)


続いて…これも、前奏でなんだかわからなかった。
確実にかっちょいい!ってことだけわかった曲(笑)
なになになに???

アゲイン2
悲鳴上げて、飛んだね。年甲斐もなく(笑)
きゃぁっ!!ってあんた(笑)
嬉しい…
しばらくもう聞けないかと思った。
切り込み隊長役を終えて、重鎮の位置へ。
やはり、この歌はこの位置が似合います。
サウンドもまたかっちょいい。
じっとしてなんて居られない。
飛んで拳上げて、ゆずと共に誓う。
思えば、今…ONEであり栄光の架橋であり、ゆずの方向性を決めたのは
この歌ではなかったのでしょうか。
すべてのメッセージの根源は、ここにある気がする。
(はっ!世界のムラカミとのコラボ根源もここじゃないか(笑))
大事な歌です。
これからも、育てて生きたい。
ゆずと共にね。


アゲイン2の勢いのまま、北川さんはハンドマイク。
少年
子犬のように、ステージを花道を走り回る北川さん。
花道ようやく本領発揮(笑)
円をダダダダターっと走る。
…若いね、君(笑)
左の花道からサブステージに行ったかと思えば、右ステージからバックステージ
まで一気に走る。
その時、両手を開いて「キーン!」て。

年がバレるよ、ボソ(笑)

ていうか、大観衆の前でアラレちゃん走りをする27歳男子は
多分日本中で君だけだと思う(笑)

ここでメンバー紹介。
新生スタボ?スタド?の、ソロ紹介。
ゴメン、よく憶えてないんだ(笑)
追々ご紹介させていただきます。
でも、すでにゆずに馴染んでて、とてもいい雰囲気のバンドでした。
金髪のギタリスト、かなり北川さんとノリノリだった(笑)
いいカンジ。


そして…
このステージを見た瞬間から、サブステージで足を踏ん張って、
身体を前後左右に向けながら、おっきな口開けて歌う悠仁が、目に浮かぶようでした。

いくら背伸びをしてみても…

歌うことが楽しくて仕方ない。
悩んだり凹んだり最悪だったりなんだりかんだりするけれど、歌っている時は、無敵。最強。
20代も後半に差し掛かった彼らだけど、ゆずにはいつまでも「ワカゾー」でいてほしいのだ。
「ワカゾー」漢字で打とうと思ったが「若僧」「若造」どちらを使うか決めかねて「ワカゾー」(笑)
そんな話はどーでもいいんだけど。
やっぱり周りと抵抗しながら、ふたりでブチブチ「だってなぁ、こっちの方がいいよなぁ」
みたいな(笑)
ふたりぼっち度、青さ度を持ち続けてほしい。
それがゆずの醍醐味。

最後の最後、シメがうまく合わずにガッタガタ。
北川さんが仕切りなおして、シメ。
メンバーが全員、やっちゃった!って顔でいっせいに北川さんを見たのには笑っちゃいました。
仁ちゃん、さすがリーダー(笑)


北「時間が経つのは早いもので、次の曲で最後になります!」
え〜!!
と、言ってみたものの、結構もう満腹です(笑)
サブステージのすっぴんライブが遥か昔のよう…

北「季節外れですが…夏色!」
そうですそうです。
夏色なしに、ゆずライブは終われない。
メインステージ上で目線を合わせ、軽く頷くふたり。
そして、左右に別れ…
岩沢さんはギターを弾きながら、ゆっくりと花道を歩く。
サブステージで合流。

いち、に、さん、ジャンプ!
サブステージサイドの花道からキャノン砲。
銀テープが飛ぶ。
かなりアリーナ後方まで飛んでいった模様。
たまにはいいんじゃないでしょうか。

勢いよく歌いまくり、もう一回!もう一回!
わはは、と笑いながら、もう一回。
バンマスのキーボードソロもキレイにきまり、シメたっていうのに、興奮状態の会場。
一呼吸ついたゆずに、もう一回!もう一回!
北川さん、笑いながら「もう一回いくか!」
そして、もう一回!
今度こそシメて…
でも、まだまだテンション落ちなくて、もう一回!もう一回!
北川さん「マジかよ(笑)」
もうくたくた。
でもやる。
厚治なんてタオルで頭拭きかけて、頭にタオル置いたまま慌ててギター。
飛ぶ元気ももう残っちゃいない(笑)
オーディエンスの欲望のままにもう一回(笑)

で、くたくたのままシメたものの…すごいテンションですわね、
もう一回!もう一回!
さ…さすがに可哀想になってきた(笑)

苦笑しながら、両手を上げて北川さんが一言。
北「待て。落ち着け」
その一言で、ようやく我に返り笑い出す会場。

北「ありがとうございました!」
もうくたくたなんです。
だって今回、一回もブレイクないんだもの。
MCもないし、お色直しもないし、出ずっぱり。
疲れるよ〜そりゃ。
初日の緊張もあるし、倍消耗してるよね。

はけていくふたりに、たんと休むんだよ、と小さく声をかけて、私も座る。
はぁ〜楽しい。
すげーよ、ONE…
すげーよ、ゆず…
その言葉しか出てこない(笑)
思い返してみれば驚くようなセットリスト。
やれば出来るじゃん、これよこれこれ。
興奮しながら友達としゃべる(笑)

アンコールは、東北特有の、
悠仁 チャチャチャ☆ 厚ちゃん チャチャチャ☆
なんで悠仁は悠仁なのに、厚治はちゃんづけなんだろう?
素朴な疑問を抱きつつ、参加(笑)

で、ちょっと休むのかと思ったら、夢地図よりもさらに短いブレイクタイムで
ステージにスポット。
おいおい、全然休めてないじゃん、大丈夫〜??
心配してみたものの、今日台風だから、押すと帰れなくなる可能性あるから
ちゃっちゃと終わらすんだね。
あぁ、可哀想。
頑張れ、もう少しで終わるから。


くたくたのまま、微塵もそんな気配見せずに「アンコール呼んでくれてありがとう!」
アンコール一曲目は、すっぴんで…
夏祭り
優しい歌。
優しい悠仁の声。
重なる厚治のハーモニー。
ほんわかあったかくなる歌。


桜木町
桜木町です。
アンコールのこの位置に来たことによって、岩沢さんも少しリラックスして歌える歌に
なったんじゃないかしら?
そして、観覧車やら何やらかにやらないので、ビジョンには歌うふたりの表情。
これがまた、いい顔して歌っている厚治。
長い睫毛が頬に影を落とす。
それだけできゅんとするのに、目を閉じ幸せそうに微笑みながら歌われた日にゃあ、
どうしてやろうかコイツ(笑)
もうひたすら厚治が愛しくて愛しくて、ハクハクしてました(笑)

でも頼む。
手拍子はホント勘弁してください。
静かに聞いてくれ。


そして、オーラス。
栄光の架橋
ステージ上、ボッという音とともに、本物の炎が五つ。
大きい版のランプに吊るされて、ゆらゆらと揺れる。
不思議ですね。
火って、とても神聖な気持ちになる。
そして…歌いだしは北川さんのアカペラ。
おもむくままに歌う。

仁ちゃんの、仁ちゃんによる、仁ちゃんのための、仁ちゃんアレンジ(笑)

ど…どこに行っちまうんだい?
君はどこに向かっているの?
今どこにいるの?

途中不安になったが、きっちり着地(笑)
栄光。
なんだかとてもスケールアップしたような気がします。
揺れる炎を見上げ、胸にこの時間を刻み込みながら…
山形では無理だろうなぁ〜、あれ…と思う(笑)
ていうか花道つくったら、後ろにくっついちゃうよ(笑)
あ、でも前がメインステージで、真後ろがサブステージで、最前が前と後ろ両方、まるごと中州
なんていうステージングも楽しいなぁ、なんてこれからのツアーに対する期待がもくもくと
膨れ上がってきた。

すげーよ、ONE。
すげーよ、ゆず。

きっと、素晴らしいツアーになる。
あぁ、幸せだ。


最後の最後。
北「サブリーダー岩沢厚治!」
紹介されて、マイクに向かう厚治。
ちょっとうるんだ瞳は興奮のせいか、感動のせいか。
岩「え〜無事初日を迎えられて…」
むにゃむにゃ…
いきなり噛む(笑)
ぶ、と笑ってたら、何を思ったんだか、両手を耳っつーか頬っつーかに持ってきて
岩「噛んじゃったぁ〜」
な、なななんだその乙女台詞(爆)
ビックリだ(笑)
岩「噛んじゃったけど、初日なんで許してください」
別に大したこと語ってなかったけど(コラ!失礼だぞ(笑))、可愛かったから許す。

北「最近、ツアーの初日は横浜で迎えることが多かったんだけど、大好きな仙台で初日を迎える
  ことが出来て本当に嬉しいです。仙台、また帰ってきます!!」

とても素晴らしいライブでした。
グランディって、こんな素敵な会場だったかしら…と思うほど(笑)

外に出れば、大雨大風物凄いことになっていてビックリ(笑)
電車も高速も止まってたりしましたが、参加の皆様は無事帰れたのでしょうか。

ゆずも巻き巻きで苦しかったね。



今回はMCも入らず、ひたすら歌うセットメニュー。
すごくよかった。
すごく嬉しい。
いらないんだよね、余計なブレイクや過剰な演出は。
ステージにふたりがいてなんぼ。
歌ってなんぼのゆずですから。
あぁ、嬉しかったなぁ。
サブステージも、もう死んでしまいそうなぐらい良かったし、
メインステージも物凄く男前だった。
どっちも美味しい。
どっちも素敵。
それを繋ぐんだから花道はやっぱり必要なのかしら。
でもはっきり言って、厚治は左側の花道ほとんど踏んでません。
↑やっぱり(笑)

それから、最後礼!した後に、少し花道を降りて挨拶に来てくれるふたりに、
駆け寄るのはやめましょう!!

物凄く危ないです。
スタンドから見ててハラハラしました。
警備のお兄ちゃんたちも抑えるのに限度があります。

花道近くの方、そして、花道よりサイドブロックの皆様。
席を離れるでない!!


ルール違反して駆け寄って将棋倒しになって怪我しようが
そんなの知ったこっちゃないが、北川さんや岩沢さんの身が危険なので
ホンキで止めて下さい。


そういや潤子結婚式の時もそうだったよなぁ…
花道使えないのは、ゆずだけじゃなくオーディエンスもしかりのようです…

あぁ、いいライブだったのに、最後に毒…(笑)


本日のお席:スタンド東T-1列6番

2004.10.16 大阪城ホール 大阪
もう、ホントやばいです、ONE。
厚治、大好き。
…ていうか、好きすぎてどうしていいかわからない。
あまりの好きさに、身動き出来ず胸の前で祈るように手を組んだまま
ひたすら見つめていたら、一緒に見てた友達に「大丈夫?息してる?」と
揺り動かされました(笑)
あ、あぁ、大丈夫。かろうじて生きてます(笑)

仙台が厚治側サブステージ真横。
本日が悠仁側サブステージ真横。

なんと、真逆のお席(笑)

厚治側真横だと、厚治の頭越しに北川さんが見えるので、とてもいいカンジ
なんだけど、北川さん側だと、丸被りだね。
今日はロイヤルボックスの上最前だったもので、高い位置から見下ろす
カンジだったので、よく見えたけど。

まず、ステージングですがやはりハコの大きさ広さで変わるらしく、仙台とはまた
微妙に違う配列になっていました。
これはやっぱりどの会場も、行ってみないとわかりません、状態だな。


あぁ、ライブが始まる。
それだけで胸がきゅ〜んと締め付けられる。
かなり重症の模様(笑)

大げさな演出もなく、登場するゆず。
光に導かれるようにサブステージに歩き出す。
初日よりはいくぶん緊張がほぐれてきたかな?
でも、こういう時が逆に危険なんです(笑)


まったくもって、ものすごく気合の入った北川さん。
えぇ、やる気満々なのはとてもいいことです。
2曲目、鳥。
大阪初日、ほぼ初聞きの会場からは、驚きの声とため息でざわりと揺れる。

く、と顎を上げライトに向かい歌う厚治。

そして、腰を落とし激しくギターをかき鳴らす、悠仁。
激しく…
それは、男前に…



て、あの…ちょっと待て。
そのギター、チューニングどうなってんねん(笑)

しかも、北川さんが入りまくってプレイが激しくなってく毎に、厚治のリズムとずれていく。

わ、わかった。
気持ちはわかった。
気合が入っているのも、充分わかった。
だから。


落ち着け。


こんなに鳥で笑えたのは生まれて初めてだ。
も〜、仁ちゃん頼むよ〜。

涙出るぐらい笑ってたので、会場を訪れた他の人の反応はわかりません(笑)

最近打楽器だったり、アクセサリーだったりしたギターにて、男前プレイをしよう!と
思い立つのもいいでしょう。
多分、こうやって場数踏んで上手くなっていくのよね。
それはわかるし、そうやって色々なものを会得してきたのよね、仁ちゃんは。
うんうん。
でもさ。
客前で腕を磨かないでくれ(笑)
まあさ〜、でもさ〜。
憎めないのよ、仁ちゃんは。

隣で歌っている方は、どうなんでしょう?
歌いづらくないんでしょうか?
…あんまり気にしなそうだなぁ(笑)

むしろ、ササさんあたりにこそっと注意してほしい(笑)
悠仁、落ち着け、と(笑)

自分の曲だったら自分の呼吸で出来るし、厚治が合わせてくれるだろうから
存分にやっちゃっていただいていいのですが、あの…
あくまで主役は岩沢さんですので、むしろフツウにしててください(笑)

…確かに北川さんメインでも、厚治のギターにすべて持っていかれることは多々あるが(笑)
まあそれは、別の意味で見せ付けられるからであって。
やっぱり私たちが目をつぶれ、脳で調整しろってことなのか?
そうなんですか?スタッフの皆様…

当然のように、『当たり前だろう』と返されそうでコワい(笑)

そうでした。
私たち、パセリでした…

どうか、ツアー終了ぐらいまでには、脳内調整しなくてもその男前っぷりに酔えるように
頑張ってください、北川さん(笑)


つづいて、仙台でなんだかあんまり印象に残っていないとつぶやいていた
からっぽの北川さんのタンバリン。
そうなんです。
北川さんは、歌い出しの自分パートはあえてタンバリンを叩かず、歌に集中していたんですね。
で、岩沢パートになってから、タンバリン…
そうだったんだ…
でもなんだか、いつもの響きがないんだよ、タンバリン。
シャララン、と余韻が残る美しい音がない。
タン・タンという単音でしか聞こえてこない。
まさかトレモロ抑えるワケないから、音響の関係なのかマイク位置なのか、
はたまたタンバリンが悪いのか…
これもぜひ音響スタッフの皆様、解明いただき改善いただきたい。



さて、そして鳥の仕返しかなのかわかりませんが、本日の大バカ者も『殺す気かっっっ!』と
叫んでしまうぐらい、超絶男前でした…

両足を開き、腰を落とし、これでもかってぐらいの激しいストローク。

あぁ、もうダメかも。
なんでこんなに男前なのでしょう、この人。
確実に確信犯なんです。
だって、ニヤってしてるもん。
『これが見たいんだろう?』と、言わんばかりに。

わかる?
余裕なんっすよ。
こんなん朝飯前なんです、岩沢厚治にとって。
そんな小手先で、ぐわんぐわん人生狂わしている私たちって一体(笑)

まんまと撃沈。
いいんです、幸せだから(笑)


お次のシャララン。
本日も仁ちゃんまごまご。
岩沢さん、トークでつなぐワケでもなく、じ〜っと仁ちゃんを見つめるナリ(笑)
ようやくセッティング完了。
呼吸を合わせて、せーの、

しゃららららら〜ら〜…











北「…もう一回やっていいですか?」


ビックリした(笑)
いや、どこに行っちまうのかと(笑)

岩「大事な、始まりですからね」
や、やり直しましょう(笑)

ふたり、顔を見合わせ、ぴょこんと飛ぶ。
タン、と着地。

北「はい、そんなワケで…」
可愛い(笑)
リベンジは大成功でした。


続く蛍光灯。
初日の緊張か、気合入りすぎだったのか、えらく男前に歌っていた仙台と一変。
とても丁寧に歌っていました。
…個人的には、ちょっと丁寧すぎる気も…
これはやっぱり、思わず気持ちが昂っちゃった、ぐらいの荒さがあっていいと思うのです。
日替わりですわね。
明日はどんな歌になるのか…これぞライブの醍醐味。
心のままにのカッティングもめっちゃくちゃ男前で、もう、座りました(笑)
立っていられるワケがない。
あぁ〜…男前すぎる…

うっとり目がハート状態のお次は、シュビドゥバ〜。
いきなり北川さんが歌詞を間違う(笑)
ぎゃはは、と笑っていたら、つられたのか、厚治も間違う(笑)
もうメチャクチャ(笑)
ヒドイ(笑)
ふたりで合わせてぴょこんと足を上げたりするのは可愛かったけど。


本編突入。
ここでいきなり『PASSWORD:』
あれ?これシュミの前じゃなかったっけ?
微妙に変更になっているのかも。
レイとイッチ(ノットいのっち)のアニメ後に、バ〜ン!とふたりの一本指のモノクロ静止写真。
これ、やっぱりちょっと不吉(笑)
なんとなくリングの貞子井戸を指差す覆面の男を思い出した(笑)

大本命の「1」
す…っごい、かっちょいい!!
もう尋常じゃない。
大興奮しながら、メインステージサイド席にいるお友達をチェック★
お久しぶりのゆずなのに、あの席じゃサブあんまり見えなかっただろうな…
サブのメニューを姿を見ることできず聞くなんて辛すぎる…
テンション低かったらどうしよう、ととても心配していたのだ。
ひょいと覗けば、探すまでもなくすぐわかった。

…めっさ飛んでる(笑)

楽しんでいただけているようで、よかった(笑)
倍嬉しい気持ちになって、とても気持ちよく歌に身体を預けることが出来ました。
いつもは毒を飛ばしまくる仁ちゃんアレンジですが、1の仁ちゃんアレンジはかなり素敵だと思う。
日常の瞬間にふと耳に聞こえてくるのは、Wowowowowo〜♪の気持ちいいハモと
悠仁の逞しい「僕らはひとつ〜♪君だけの〜♪」のアレンジ部分。
一番印象に残るシーンよね。
大本命が本編一曲目っていう構成も珍しい(笑)
命もかっちょいいし、もう本当に、この前半2曲だけでライブの八割方終わった気分になります(笑)

仙台でブーブーだった、積み木ゲーム。
若干改善されて、センターの積み木は北川さんの後ろに積むようになってました。
そりゃそうだ(笑)
そして、北川ハンマーを振るうたびにドッカンというSE。
相当嬉しそう(笑)
シメもちょい変更。
厚治のギター後、バンド入りシメ、ドッカン。
そんなカンジ。
そりゃそうだ(笑)
くるくる厚治が逃げるって絶対ヘンだもん(笑)

もひとつブーブーだった白鳥も、映像とアレンジが変更になっていた。
大宇宙の中、火の鳥@手塚治虫が飛んでいく…
ではなく(笑)
少し白鳥らしいお姿になっていました。
ひらひらと舞い落ちる羽。
北川さんの口笛がよりフューチャー。
曲間に北川さんピンスポで口笛ソロ。
その後壮大にバンドアレンジが入って再びピンスポ口笛ソロでシメなんだけど、
慣れていないオーディエンスは暗くなるたびいちいち拍手するもんで、
ちっとも集中できない(笑)
これはどの会場でも起こりうること。
ちょ〜っと考え直した方がいいかもですよ、これ。

そうそう、先日朝までチャットをした時に、北川さんのマイクにくっついていた電球は
なんだったんだろう?という話題が出たんだけど、判明しました。
この、白鳥のライティング用の電球だったんですわ。
もちろん岩沢マイクにも電球。
あちこちに配置された暖かいまろみのある光を灯す電球は、
とても素敵な演出だと思います。


本日のシュミ。
DJ北川、ワザが増えてやがります(笑)
だんだん長くなりそうな嫌〜な予感(笑)


夢地図前、パンマスソロの後、佐野さんのドラムソロ。
ソロに入る前、厚治がビシっと後ろを指差し、『オンドラムス!佐野康夫!!』
おっとこまえな紹介、おっとこまえなドラムソロ。
ギャ〜っっっ
このおっとこまえ紹介は、仮面を思い出すね…しみじみ…
あぁ、仮面見たい…
↑意識飛…

意識を飛ばしついでに、言っちまえば、岩沢さんの、二度目のお色直しの衣装を
選んでくれた方に、熱烈キッスを贈りたい(笑)
北川さんほどダルダルではないけれど、いつになく少し開いた鎖骨らへんから、
グレーのインナーの下に続く胸板が…
たまらなく色っぽいのだ。
私はいまだかつて岩沢厚治に色気なんざ感じたことはなかったが(笑)
なんなんだ、この生唾ごっくんしてしまうような色っぽさは(笑)
最近しているチョーカーもナイスバランスで、ついね。
目が行ってしまうんですわ。
少し俯いた表情もよし、キッと集中してギターを弾くもよし、
陶酔するように入り込んで歌うもよし。
どのシーンでも、ドキドキと胸が高鳴り、
気がつけば頬がニヤ〜っと不気味にニヤけているぐらい、
岩沢さんがセクスゥイ〜なんです…
どうしよう…
あぁ、なんでこんなに色っぽいんだ岩沢厚治。

さすが28歳は違う(笑)

こんな滴るような艶っぽさをふりまく岩沢さんを、放っておけるワケがない。
うっすら辛いから少し本数減らそうかな…なんて思っていた気持ちが
綺麗サッパリ消え失せた。
地の果てまでも行ってやろうじゃないの、ONE。


あぁ、余計なことを語りました(笑)
レポに戻ります(笑)

夢の地図は、北川さんハンドマイクなので自由自在。
チャッチャッチャ★のところで、にっこにこしながらだるまさんが転んだ、のように前進したかと思えば
後ずさって、再びチャッチャッチャ★
すこぶる嬉しそう。

花道からサブ、サブからメインへ、ぐるぐる走り回る北川さん。
メインで、笑いながらそれを見ている岩沢さん。
どっちもとてもラブリー。
大好き。


本日のいつかも素晴らしかった。
でもやっぱりちょろっとしか降らない雪が気になります(笑)
やっぱいらないんじゃないでしょうか、それ(笑)


最高に楽しかったアゲイン2後、少年。
グダグダだったシメを解消するためか、北川さんひとりサブステージで、
メインを振り返ってシメ。
中州挟んでたって呼吸はバッチリ★


本編ラスト夏色。
これまたブーブーだった(笑)厚治、左花道一歩も踏んでないじゃん!という事態を
脱却すべく、最初とは逆に、右から北川さん、左から岩沢さんがサブに向かう。

円形の花道からキャノン砲が四方八方に発射されるので、スタンドにいてもかなりの
勢いで銀テープが飛んできてコワイ(笑)

夏色ですから。
中締めして、メインに戻って、もう一回!もう一回!になるのはお約束じゃないですか。
問題はいつやめるかってこと(笑)
ここまでくると、やはりゆず的には体力限界で、見てて可哀想。
北川さんが『もう一回』じゃなく『あと一回』と言わせてシメるが、どうもすっきりしないのだ。

やはり夏色が最後の曲っていうのは、ムリがあるのでは…
少年と反対にして、少年でシメ、の方がすっきりいくと思うんですが、いかがですか?



本日は岩沢厚治氏のお誕生日に一番近い日、ということでアンコールはハッピーバースディ
の合唱となりました。



ぼへ〜っとしながら、隣の友達と、案外こういうのって厚治自身よりも北川さんの方が
感無量だったりするんだよ、絶対!と語り合っていた(笑)



ステージライトがつき、ゆず登場。
ハッピーバースディにテレテレする厚治。
北川さんが、行け!とばかりに片手で厚治をマイクに追いやる(笑)
岩「ありがとうございます!10月14日をもちまして、無事28歳となりました!」
オメデトー!の声のなか、北川さんがサイドステージのスタッフに、
ギター早く!の指示。
テレテレしゃべってる厚治の後ろでギターを抱え、準備万端。
ジャカスカジャカスカと、贈る詩のイントロを弾き始める。

余計なしゃべりもなく、時計の針が〜♪と歌いだす北川さん。
呼応するように、歌いだす客席。

マイク前でちょっと動揺して一歩下がってみたものの、ギター持ってないので弾くに弾けず、
またマイク前に戻ってみたものの、自分への贈る詩なのに自分が歌っちゃヘンだろう、と
思ったんだが、また一歩下がる。
挙動不審に、ステージをうろうろする岩沢厚治(笑)

可愛らしく、とか、おちゃらけて、ではなく、やたら男前な北川さんの贈る詩にしびれる。
サビ前では『厚治の心に!』と、前フリをいただき、大阪城ホールに集った全ての人々が
心から厚治の心にこの歌が届きますように…と祝福をする。

ひたすら照れる厚治がすこぶる可愛い。

歌終わりも特別何か余計なことを言うのではなく、シンプルに通常の流れに戻る
北川さんが、とてもとてもとても素敵でした。
仁ちゃん、オトナになったのね〜っっ。
すんごい気持ちよかった。
アンコールで歌った歌が、贈る詩ではなく、ハッピーバースディだったのも、流れ的には
とてもよかったのではないでしょうか。
高島的には◎むしろ花丸の、お誕生日ハプニングでした。


北「では、アンコール2曲目に行きたいと思います」
岩「(小さな声で)俺は聞いてなかった…」
可愛いやつめ(笑)


夏祭り前の、カウントは、君たちおかしくないか?
リズミカルに、トントトン、トントトン、とギターのボディを叩く。
手紙でも歌いだすのかと思った(笑)
でもちゃんと夏祭りだった(笑)


桜木町も、厚治の色気にメロメロ。
もう、ダメかもしれません。
腰が抜けて座ってみてました。
どうせスタンド最前だから遮るもんないし。
あぁ〜、くぅ〜、たまんね〜…見てるだけなのに(笑)
理性、完全崩壊(笑)


続く栄光。
北「え〜、本日この会場には9821人の人が来てくれています。
  このライブが終わると、9821通りの…いや、僕達もいるから、
  (振り返ってスタドとゆずの人数を数えて)
  えっ…と…

  …

  (頑張れ、仁ちゃんコンピューター!(笑))

  9828通りの人生があると思うんですけれど…」

はいっ?7足すのに悩んでたのか、仁ちゃんコンピューター(笑)
しかも位上がらない足し算じゃねーか(笑)



仁ちゃんアカペラから、暗転、炎ボッとつき、演奏が始まる…
あぁん、栄光の、厚治もステキ…
↑そればっか(笑)
…ていうか、それしか目に入らない(笑)



最後の最後。
祝福のお礼を言う岩沢さん。
まだ照れているのが可愛い。
そして、北川さん。

北「今日は、相方を祝ってくれてありがとう。相方のことですが、自分のことのように嬉しいです。
 こんなに沢山の人に祝ってもらえて、相方は幸せ者です」

な〜んて、やっぱり岩沢さんより北川さんの方が感無量だったんじゃん、と笑えた。
でも、そこで終わらないのが北川さん。

北「昔ね、岩沢くんの誕生日を、岩沢くんと、僕と、Hくんという友達三人でカウントダウンした
  時がありました」
岩「あったなぁ、そんなこと」
↑懐かしそうに、可愛い笑みを浮かべる。

この北川発言について、
それに比べたら今はスゴイ!との意に素直〜に受け取るべきなのか…

テメエラの知らない厚治を、俺は昔から知っているんだ、誰よりも祝ってきたんだ、
特別なんだ、だって相方だも〜ん、ふふん。

…と聞こえてならぬ気もしなくもないのだが(笑)
そこはかとなく自慢くささ、独占欲くささが漂うのは、
私の被害者妄想でしょうか(笑)


ああそうだよ、敵わねーよ、北川さんには。
わかってるよ、充分。
いいじゃん、オメデトウ言うぐらい。
いいじゃん、ちょっと可愛い顔で照れてくれたのぐらい(笑)



本日のお席:Nブロック スタンド N-13列48番


2004.10.17 大阪城ホール 大阪
本日のお席は、メインステージサイド。
えぇ、何気に初めてサブより後ろっつーか、前に来ました。
これはね〜、サブのすっぴん、かなりストレス溜まるね(笑)
あぁ、今ものっすごい男前なことが、あそこで繰り広げられている…

厚治、こっち向けっっ!!

みたいな(笑)
いや、背中でも伝わることはなきにしもあらずなのですが…
やっぱり見たい。
くっすん…

でもその分、メインは新しい発見多々ありとても楽しめました。
なんだかバックステージの花道に、→が書いてあって、明らかに厚治の出場所から
『こっちに歩いていくんだよ』とばかりに(笑)
さすがにそれぐらいわかるだろう(笑)
あの→は北川さん側にも書いてあるのかな?
今度どこかで確認してきます(笑)

本日一番印象に残ったこと。
本日一番面白かったこと。
本日一番笑ったこと。

そ・れ・は。

ぜひ皆様、メインサイドになった際は必ずチェックしてください。
シュウちゃんの『呼吸』に負けない、爆発的なオモシロさです。



そ・れ・は。




オンドラムス!佐野康夫氏の、シュミのハバ体操!!


シュミの時間がやってきて、かったる〜く手を動かしながら、まったくこんなバカなこと
新メンバーはどう思って付き合ってるんだろ?
ホント申し訳ない…
…なんて、ふと思ってドラムブースの佐野さんを見たら…


超やる気満々(笑)

このバカな体操にも、佐野ビート。
ビシッ、ビシッ!
いちいちキマってかっちょいい…
いやいや、全然かっちょよくない、
いや佐野さんはかっちょいいけど…

とにかく、爆発的にオモシロイ(笑)

「あれ、あれ…」
と、一緒に見てた友達と共に、腹を抱えて大爆笑。
だって、オモシロ…わははははは(笑)
ライブ中なのに、身体折って、本気でゲラゲラ笑った。
あんなに、涙出て腹筋いたくなるぐらい笑ったのはいつぶりか…
思い出すだけで、笑える。
ホント迷惑な客(笑)
周囲の皆様、大変失礼しました。
隣のカップルとか、何に爆笑してるんだかわからなくって『?』『?』って
カンジでした(笑)

はぁ〜…消耗した。

木村健氏の、夏祭り時素の手拍子ってのも、結構面白かった。

しかし、スタド内、オモシロキングは佐野さんに決定。
だってさ、爆発的にオモロいシュミ体操の直後に、今までの姿から一変超男前ドラムを
叩くのよ?
そのギャップも、輪をかけて笑える。
いや〜、来ちゃったよ〜、天才が(笑)

イケメンで、男前ドラムで、オモシロキング。
なかなか深いぞ、佐野康夫。
願わくばMCが聞いてみたい(笑)
どんなキャラなのかしら?
気になるわ〜
しかし…純粋な佐野ファンの皆様的には、どうなんだろう…
こんな佐野さん、許せない!
とか言われたらど〜しよ…
サポート入って、あんなバカな体操させるのなんてゆずぐらいよね…

とりあえず謝っておきます。
ごめんなさい。
(私のせいじゃないけど(笑))


スタドも、スタバのマークの真ん中にブルドックソースのブルドックが鎮座、みたいな
シンボルマークまで誕生し、これからもっと楽しくなりそうなカンジ。
ベースの彼がまだいまいちキャラが出てないので、今後に期待。
↑いや、彼はサポートベースなので、キャラは必要ないだろう(笑)

北川さんは、木村健氏を川村ケン氏と区別するのに、健ちゃん、と呼んでいるが
年上相手にちゃんづけは失礼だろう。
健さんと呼べ、健さんと(笑)
いや、ケンちゃんにだって、ケン坊はないだろう、坊って…(笑)


もう今日はこれにつきるんだけど、覚書をひとつふたつ。

昨日に引き続き、アンコール前は「ハッピーバースディ」
なんだか気合の入りすぎた方々がいたんだか、昨日の方がキレイにキマった気がする。
厚治、お礼を言うものの、贈る詩はナシ。
さくっと夏祭りへ。
これがよかった。
そうそうそう!いつまでもしつこくやらない。
目出度いことは、レアだからこそ美しい思い出となる。
ようやくわかってきたか〜北川悠仁!
見直した(笑)
もうね〜、秋(音)楽旅行ツアーの時は、やりすぎで厚治に凍えるほど冷たくされるまで
引っ張って祝ってたからね(笑)
  ↑
  <余談>
  前日に調子にのって、厚治にステージ上でデコちゅーをかました北川さん(笑)
  翌日もおめでと〜!!と浮かれてたら

  岩『もう10日も経つのに、いつまで言ってんだよ』(氷点下)

  か…可哀想(笑)
  前日のちゅー事件を目撃した人は、ありゃりゃ、やっぱり…と大爆笑。

  その後、いつかはとちるわ、あれしか歌うとこないのに、くず星はとちるわ、
  散々だった北川さん(笑)
  あ〜、今思い出しても笑える…
  面白かったなぁ〜、あの日(笑)



いやはや、オトナになりました(笑)

そして、オーラス。
サブリーダー岩沢厚治!と紹介されてマイクに向かう。

ライトがキラリ。
輝く大きな黒目がちの瞳。

岩「この世に生を受けて28年…とてもいいスタートが切れたと思います。
  忘れ得ぬ思い出となりました。ありがとう」

しつこく岩沢さんのアップ。
うるうるうる…
さとう玉緒ばりの潤んだ瞳(笑)
これもセクスゥイ〜攻撃なんでしょうか?
そのフェロモンで、どんな獲物狙ってるんだお主は(笑)



↑最悪な結びだ(笑)
でもシメちゃう。



本日のお席:Hブロック スタンドH12列36番


2004.10.19 広島グリーンアリーナ 広島
2004.10.23 名古屋レインボーホール 愛知
本日は、ステージほぼ真正面。ブリージア席のはじっこでした。
一度見てみたかったシチュエーションなので、満足。
ここだとサブもメインも遮るものなく堪能出来ます。
ただ、やっぱりちょっと音が遠いかな?
会場のつくりの問題もあるのかもしれないが、視界的には満足でしたがやっぱり
音がよろしくなかった。

書いてる時間がないので、以下覚書


北川さん、頑張りすぎ。
タメだのサビだのお構いなし(笑)
『じっとしてろ』←低音
と、思わず口走ってしまう(笑)

大バカ者
テンション上がる分、どんどんどんどん早くなる。
厚治が必死(笑)
大変そうだけど、とても男前なのでヨシ。

蛍光灯
やはり、丁寧に歌うより荒く歌った方が栄える歌。
叩きつけるような言葉。
ため息のようなつぶやき。
愛しい。

シュビ
曲前、ルーズなハープソロから前奏、歌へ…
このハープが泣かす。
切なさに胸がきゅんきゅん。
これぞ、岩沢厚治のハープ。

積み木
最後の最後、シメがまた微妙に変わる。
厚治ギターソロ→スタド→厚治ハープにてシメ。
シメと同時にステージ暗転。
センター積み木のバックからライト。
北川さん、積み木を崩して、SEドッカン、で終了。
暗転したら、せっかくの厚治のシメも北川さんの嬉しそうなハンマーも
見えないじゃねーかよ。
しかも本日勢いあまって、北川さんがぶっ叩いた積み木が、北川スタンドマイクに激突。
思いっきり、マイク倒れる(笑)
ドカっとかって鈍い音(笑)
音響さん、ご愁傷様。

夢の地図
曲前のバンマスソロ、佐野ソロがますます男前。
とてもステキ。
厚治のハープソロと、仁ちゃんアレンジの掛け合いがたまらなく愛しい。
いいなぁ、ゆず。

いつか
正面で見たのに…ボフっと出た雪は、吹雪のように岩沢厚治にだけ降り積もっていた(笑)

アゲ2
曲前に、色々追加。
仁ちゃん・厚治のツインギター。
これがいきなりかっちょいい。
スタドが入って、北川さんマイクに向かう。
男前に客席に歌いかける。
ここから、コール&レスポンス
かけあいしたかったのね…
大阪ではなかったから、広島から始まったのが名古屋が初だったのか…
ま、最初のギターがたまらなくかっちょいいのでよしとしよう。

少年
恒例のYUZUの時、いちいち厚治のアップ。
いちいち笑顔だったり、眉しかめたり、ヘン顔したりしながらYUZUの厚治。
ちょっとテレテレなところがまた可愛い。
ビジョンにメロメロ。

夏色
サブステージで仮シメして、せっかくスタドがご大層なエンディング演奏してくれてるのに
メインステージに凱旋していく姿が、ふたりして猫背〜で、全然かっちょよくない。
しかもトテトテ早足だったりして。
もう少し大物っぽく堂々と歩かないと、演奏に負けてるぞ君たち(笑)

栄光
もうね、ビジョンが素晴らしくて素晴らしくて、毎回あやしい人になっているんだけど
本日はシメまでの結構長い時間だったのか、短い時間だったのか…
厚治が俯きながら北川さんに顔を向け、真剣な表情でただ北川さんを見つめる。
見つめ続ける。
そのショットにやられて、今はそれしか思い出せません(笑)
あぁ〜あんな目で見つめられたら射抜かれるな。
ハートを(笑)


アンコール時、岩沢さんいつもよりタオルを上にぎゅっと縛ってて、
ちらちら見える耳のうしろだったり襟足だったり首筋だったりに、
ひとりドギマギドギマギの高島(笑)


最後のMC
岩「また台風が近づいてきていて、またぶつかったらどうしようかと思ったんですが、
  うまく反れてくれてよかった」
頑張ってしゃべろうとして、考えながらゆっくり話す厚治が好き。
間があきすぎて、別にただつまってるだけなのに色々勘ぐっちゃう(笑)
季節ネタ、時事ネタを時折交ぜる岩沢さんでした。
その発言をじ〜っと聞いていて…
北「台風が近づいてきて、またぶつかったらどうしようかと思ったんですが…」
即パクリ(笑)
ウケる会場。
大げさに、右手をのばして、「オイ」とつっこむ岩沢さん(笑)
ニコニコとパクり続ける北川さんに、思いっきり「えんがちょ」する厚治(笑)
しかもビジョン大写し、えんがちょ(笑)

わははは、今時の若者意味不明だっつーの(笑)

※えんがちょ…中指と人差し指をクロスさせて絡ませる。
          誰かを仲間外れにしたりするとき使う。

小学生か、お前さんたち(笑)



本日のお席:Dブロック ブリージア D6列31番


2004.10.24 名古屋レインボーホール 愛知
…もうすでに記憶が(笑)

本日はPA席の真隣。
いや〜、さすが音がいい。
一番いい音を聞かせていただきました。
しかも隣では、ピジョンに関係なく、
北川さん常時アップモニター、岩沢さん常時アップモニターがいるんだもん。
ついつい、つーっと寄っていってしまいます。
だって美味しそうなんだもん(笑)

からっぽ、厚治コード間違う(笑)
間違うともう取り返しつかなく最後までヨレヨレ(笑)
そんな日もあるさ。

いつか
本日の雪は北川さんにだけ降っていた(笑)
世の中うまくいかない…


アゲ前暗転時、
シャー!シャー!
奇声が聞こえる。
なんだ、なんの幻聴だ??と思ったら、北川さんが気合入れをしていた(笑)
うるさいよ(笑)

その後のギターはものすごく男前だったから、いいけど(笑)


本日はアンコールが素晴らしかった。
桜木町も最高★
久々に沁みた〜…
大満足。

最後。
にっこにこの北川さん。
カメラ目線で、両手を唇に押し当て、んちゅ〜vと投げキッス。
とても可愛らしい(笑)
続いて岩沢さんのアップ。
半分マネしかけて、両手を頬のあたりまで持っていったものの、やはりキャラ的に
ムリだったのか、そのままくるんと結んでパッと開く、というまったく意味不明の
リアクションをする岩沢厚治(笑)
めっちゃ可愛い(笑)


本日のお席:アリーナ40列32番

2004.10.30 横浜アリーナ 神奈川
雨。
寒いんですけど。
なんか天候に恵まれないっすね、最近。
もうコート着てもいいですか?許されますか?
風邪っぴきなんです。
今日はスタンド席だし、オブザーブ気分で大人しくしてよう…と、思ったら。
なんだ、近いじゃないか横アリスタンドって。
全然上の方かと思ったけど、とても見やすい席で嬉しかった。

高島的にちょっとぐったり気味なせいか…ゆずちゃんたちもぐったり気味のせいか…
なんだかサブステージ始まった瞬間は、今日ふたりともベストじゃないなぁ、大丈夫かな?
と、ちょっと心配になる。
だけど、やっぱり横浜はいいね。
私ジモティーでもなんでもないけど、なんとなく『帰ってきた』ってカンジの安心感がある。


横浜…初ONEの方も多かったらしく周りの反応がとても新鮮。
イントロ聞いた途端涙ぐんでるお姉さんとかもいて、なんだか初日の仙台を思い出します。
最初全然厚治の声が出てなくて、どうしようかと思ったけど、北川さんの激しいギターと
共にテンションを持ち上げていく。
エンディング前に呼吸を合わせるように、厚治が北川さんを見る。
ほ…、とナゼか安心しました(笑)

からっぽ
これも苦しい(笑)
北川さんも声カスカスだし、厚治もいまいちだったけど、中盤あたりからものすごく良くなって
背筋が震えるような、素晴らしい歌でした。
大サビの、厚治の高音…
思わずホロリ。
飛ばし気味な歌が多いんだけど、もどかしいぐらいゆっくりとテンションを上げていく、
この歌が好き。

…なんて、ゆっくりレポ書いてたら寝る時間なくなる(笑)
以下覚書

シュビ
2番、いきなり歌詞間違う北川さん
「間違えた…」←素(笑)
歌いなおし(笑)

積み木
曲中、いきなり北川さんがステージを降りる。
どしたの?と思ったら、嬉しそうに自らハンマーを持って上がってきた(笑)
いいじゃん、渡してもらえば(笑)
メインステージを上から見下ろしていたので、積み木の後ろもバッチリ見える。
最後、岩沢さんのかっちょいいギター、スタド、ハープにてシメ。
キレイにキマって、暗転。
同時に、勢いよくスタッと積み木の後ろに屈みこむ悠仁。
積み木の後ろから、強烈なライト。
勢いをつけて、ハンマーを横なぎ…
ドッカン。
…中途半端に当たったらしく、崩壊せずに中途半端に崩れて残る積み木の山。
か…かっちょわる〜っっっ(笑)
勢いつけて、やる気満々だっただけに、倍かっちょわる〜っっ(笑)
そんな北川さんが好きです(笑)

シュミ
北川さんDJ、アップ、ドン。
続く厚治…いきなりサングラスのモダン(ていうんだって、今調べた(笑)耳にかけるところ)を、齧る。
グ…グラビアアイドルっすか(笑)
か〜わ〜い〜い〜っっ(笑)


夢地図前、バンマスソロ。
いきなりメンバーがニヤニヤとステージに座り込んだりしてバンマスを見つめる。
ソロプレイ開始…盛り上がりまくるメンバー。

「ヨッシャー!!」←悠仁・厚治筆頭に全員の雄叫び

うるさいよ(笑)
ハンドマイクを持って走り回ってる北川さんを、メインステージで笑いながら
見ている厚治が好き。
大サビ前、多分悠マニの皆様はサブステージに釘付けだと思うんだけど(笑)
メインで左サイドに、来い来い!!って大きく左手で煽る厚治が
めちゃくちゃ好きなのだ。
今日は直撃(笑)
行くってば〜もう(笑)
北川さんがウロウロしている間、メインでは厚治と沖山氏が結構遊んでいます。
向かい合ってジャカジャカ弾きあってたり、ステップステップ♪したり。
軽快なキーボードフレーズに乗って、膝折って歩いてくる姿は、まるでカルガモ親子のような
愛らしさでした(笑)


アゲ2前、激しいギタープレイ。
センターで向かい合う、北川さんと岩沢さん。
…ち…近いっす。
近すぎっす(笑)
深く腰を落として激しくストロークの厚治に覆いかぶさるような勢いの北川さん(笑)
いや〜、いいんですけど。
かっちょいいんですけど。
私もその角度でその近さの岩沢さんを見て見たいです(笑)

北「Say,Ya-Hey!」
いいカンジで枯れててとても男前。

とても盛り上がったんだけど、大サビの時…
マイクから離れて、客席に歌わせる北川さん、
腰を落とし北川さんを向いて渾身のギタープレイの岩沢さん…
あぁ…
と、ステージに向かって身体が傾ぎそうになったとき…
『この胸に飛び込んでおいで』とばかりに、大きく腕を開く木村健と目がかち合う。
いやっ、違うからっ(笑)
お前じゃね〜!!
主役は、そっちだからっっっ(笑)
何勘違いしてんだよ(笑)
うっとりしてたのに、爆笑しちゃった。
面白すぎ…スタド(笑)

少年
どのタイミングだったか忘れたが、地味〜にステージでつまずく厚治(笑)
み〜ちゃった(笑)
調子に乗って、花道でつまづいて寝転がる悠仁を、ガハハって笑ってみている
岩沢さん…好きか?そんなに好きか?北川さんが(笑)
最近恒例の、YUZUの時の、岩沢アップ。
今日はUの時に間違って、Yってやっちゃって、慌てて違う違う違う、と自分に突っ込んでた(笑)

少年後、ハープホルダーを右袖に投げる厚治。
いつもとてもかっちょいいんだけど、今日は特に…v
強く投げちゃうと、舞台下に落ちてスタッフ拾うの大変だったりするんだけど
↑舞台が鉄骨組んであるから下に落ちると腕のばしても届かなかったり(笑)

本日は綺麗にキマる。
惚れ惚れ(笑)

夏色
サブに移動。
すんごく楽しそう。
後ろ向いちゃって、マイクにだけ顔近づけて歌う。
ようやく360度ステージにも慣れてきたふたりのパフォーマンスはとてもステキ。
楽しいなぁ、どうしたらいいんだ。
夏色って本当に素晴らしい。
もうビジョンなしでは居れない身体な高島(笑)
だって…ステキすぎるんだもん。
みんな生ゆず見てるから、サブに身体が向いているのに、半分ビジョン見ている私は
邪魔くさいでしょう。
ゴメン、友達(笑)
すごいいいんだよ〜、すごい笑顔で、すごい男前で、すごい仲良しなの。
あぁ、ゆず好きだ…
でもやっぱり夏色ラストはキツイ。
本当汗だく。
くたくたくた。
もう一回、もう一回!をあと一回、あと一回!に修正する悠仁。
どこだったかで、「殺す気か!殺す気か!」と言ってたのが、面白かったなぁ(笑)

本日高島が一番笑ったのが、桜木町。
すんごく良かったのよ。
岩沢さん、ものすごくいい顔で、幸せそうなほにゃ〜って笑顔浮かべて(注:別れ歌です(笑))
気持ち良さそうに声出してた。
すんごく綺麗な高音。
気持ちよかった〜…
うっとり幸せ、ほにゃほにゃ〜っとなっていたところで…
最後の最後…

ー最後の手を振るよ…ー

最後のフレーズを気持ち良さそうに歌い終える岩沢さん。
その横で、ふっと唐突に笑みを浮かべて手を振る、北川さん。






なんだその、勝ち誇ったような笑みは(笑)


これ絶対さとみスマイルだよ、PVの。
北川さん、さとみ入ってるよ(笑)
…ていうか、さとみ越えてるよ(笑)
ふふん、勝ったな、的な(笑)
何勝負してるんでしょう、この人。
あ〜面白い。
面白すぎる(笑)

最後のMC

岩「本日は、お足元の悪い中、来ていただいてありがとうございます。
  …いいっすね、横浜。
  楽しかったです、ありがとう」

結婚式の祝辞のようなご挨拶(笑)

すかさず…

北「本日は、お足元の悪い中…」

真似する北川さん(笑)
ちょっとコケながら、でも真似されて嬉しそうな岩沢さん(笑)

北「今日はね、ライブの前に『横浜文化奨励賞』っていう賞をいただいて…」
そうなんだよね、おめでとう。
言わないかと思ったけど、言ってくれて嬉しかった。
その、しゃべってる北川さんの横で、
自分と北川さんを交互に指差しながら、『ゆず、ゆず』って口パクしている厚治(笑)
よっぽど嬉しかったのか(笑)
そうよね〜、あんまり賞をいただくような人生送ってないもんね(笑)
なんて、冗談はさておき…
『ゆず』として、賞をいただいたのがこの上なく嬉しそうな岩沢さんが、ものすごい愛しいです。
ゆず、好きなんだなぁ、厚治は。
ホントに。
しみじみしちゃいました。
この間、意外とゆずに依存しているのは、北川さんじゃなくてむしろ厚治の方なんだよね…
なんて、飲みながら友達と語っていたのを思い出す(笑)
多分、ないと生きていけないんです。
むしろやる気はある方で〜やるべきことがわからない〜♪
な、岩沢さんには、やっぱり「こっちこっち!」って、しっかり手を握ったままギュイギュイ進んでいちゃう
リーダーが必要なのよね。
北川さん、末永くよろしくお願いします。
共白髪…命果てるまで(笑)

岩沢さんの、メイン衣装が本格的にダルダルです。
ハープホルダーに引かれて、ダルーン、みたいな(笑)
いや、あの…美味しいんですけど、ちょっとどうにかならないんでしょうか(笑)
今や北川さんよりダルダルです(笑)


本日のお席:東スタンド 東2列59番

2004.10.31 横浜アリーナ 神奈川
祝!初中州!!
しかも、良席…うわ〜ん、もうどうしようもなく幸せ…
壊れまくった横浜2日目でした。
明日平日なんで、とりあえずざらっと覚書のみ

中州で振り返る、サブステージ。
案外近い。
ふたりの背中を見つめながら、その先の、彼らが見つめているものと同じ風景を目にして
いるんだと思うと、とてもジンときてしまう。
目の前に何万人という人間がいるんだけれど、サブステージを包む光のヴェールはすべてを
遮断するように、まるでそこには北川悠仁と岩沢厚治のふたりしか存在しないような
空気感を生み出す。
とても素敵でした。
サブステージですでに涙止まらない私(笑)
重症。
蛍光灯のライティングはすごい。
暖かいオレンジ、少し冷たい青白、交互にゆらゆらとゆずを照らす。
こう、心が騒ぐというか落ち着かない感覚に陥るんだよね。
素晴らしい演出。
あぁ…語りたいけど語ってると朝になるので、後日(笑)
シャラランも素晴らしかったなぁ…
厚治のハープ。猫背でそのハーブに合わせる様にギターを弾く悠仁。
さらにその悠仁を見つめて、ひとつ息を吸い込み再びハープに口をつける厚治。
ふたりの背は、けして逞しいわけでも、大きいわけでもない。
必死に足を踏ん張って、身体を左右に振りながら、歌う…
なんだか、夢を見ているような気持ちになりました。

積み木
仁ちゃんのタンバリンがかなりかっちょいい。
もったいないっす、やっぱり…
最後、ハープシメ、暗転、仁ちゃんハンマー炸裂…
暗転してますが、初日仙台同様、厚治くるくると回ってました(笑)

シュミ
グラサンかけて、ダンシング時、厚治はハープホルダーつけたまま。
かっくんと90度に倒してるんだけど、ホルダーの先には、
ハープと、そのハープの真ん中にちんまりと▽ピック。
これが…ダサ(笑)
ダッセー厚治(笑)
大爆笑。

夢地図
バンマスソロ
恒例の、メンバー座って鑑賞会。
北川さん、口に手を当てて「いいぞ〜!!」
だから。
うるさいよ(笑)
風邪治りかけだから歌わないように歌わないように気をつけていたのに、
仁ちゃんがサブステージで歌っている時、メインの厚治がオフマイクで叫ぶ。
「カモンセイ!!」
う…歌っちゃったじゃないか〜バカ〜っっ(笑)
もう後の祭り。
歯止めなく歌いだす高島(笑)


中休み、暗転時。
厚治がふっと前髪を吹き上げぷるぷる…
うひゃ、久しぶりに見た(笑)
大好きなの〜、ふっ、ぷるぷる。
昔はよくやってたんだけどな。
…前髪短いと、ふっ、が出来ないからかな(笑)


いつか
本日は岩沢厚治のみ、吹雪(笑)
雪が…厚治に降り積もる。
ギターは大丈夫なのか?
あまりの降雪に、歌いながらちらっと天井を見上げて、にゃははと苦笑する。
か〜わ〜い〜い〜っっ。
昨日は北川さんのみ吹雪で、歌いながら思わず顔を腕で拭ってたっけ(笑)
今日は、厚治の頭真っ白に雪が積もってて、この雪はいつになったらとける
んだろう…と、つい見つめてしまいました。

アゲ2前
北川さんのギターソロ。
そして、くるっと横を向いて厚治に向かってずんずん歩いてくる。
ギターのネックを顔の横まで上げて、かき鳴らす厚治。
ずんずんずんずん、近づいてくる仁ちゃん。
近づきすぎだっつーの(笑)
まるで、いやん、それ以上寄らないで、とギターで身体庇ってるみたいな厚治に
とても笑えた。

少年
YES、NO!YES、NO!
Let'GO!Let'GO!
を客に歌わせた後、仁ちゃんがポソっと言う「えらい!」が好き(笑)

夏色
本気でヘロヘロ。
汗だく。
あと一回!のラストが、スタドスピード上げすぎで、花道疾走している悠仁、戻って来れず(笑)
すんごい必死に戻ってきて、ヘンにジャンプしてたけど、身体捻って痛くするとマズいから
ちょっと考えてやってください(笑)

そうそう、アンコールで見てて思ったんだけど、北川さん腕の筋肉随分ついたね〜!!
女の子みたいなつるんとした腕じゃなくて、男らしいカンジになってた。
隣の岩沢さんと比べちゃうと霞みますが(笑)
いい腕してますよ、結構。

アンコールでタオルを被って出てきた厚治は、神が光臨されたがごとく素晴らしく可愛かった。
もう、厚治の周りはソフトフォーカスで霞んで見える(笑)
視線を動かすたびに、流れ星キラキラ☆
あぁ、北川さんすら霞む…(笑)
のは、やはり幻視だったらしい。
隣の悠マニの友達に、「あっはははは、バカじゃない」と速攻否定されました…

北川さん、毎回タオルの被り方ヘンなんだけど、今日はまるでほっかむり。
お母さんみたくなってた(笑)

はぁ。
今は楽しかった記憶でいっぱいいっぱい。
はい、詳細は明日以降。


本日のお席:センター4列33番


2004.11.2 横浜アリーナ 神奈川
2004.11.3 横浜アリーナ 神奈川
うおん、うおん。
意味なく遠吠えしてしまうような楽しいライブでした。

でも、流石にキツそう。
ふたりとも声出てないし、明らかにもう余力はないってカンジなんだけど、
テンションだね、ありゃ。
ほぼテンションで持ち上げて成り立ってたってカンジでした。
それはそれですごく良かった。
でも、本当ヒドイっす。このスケジュール。
一緒にデモ行進とかするよ?
ふたりだけの労働組合(笑)
私、組合員じゃないけど、ほぼ受ける余波は一緒だから(笑)


本日もさらっと覚書

わだち
昨日参加組から『声出てなかったよ〜ふたりとも』と聞いていたので心配してたが
けっこう元気でほっとした(笑)

でも、鳥はかなりキツそうだったなぁ…
出てないなりに、いいんだけどさ。
サブステージ真横の席だったので、北川さんが後ろを向いてギターを弾くと
まるでふたりがピッタリ背中合わせに歌っているように見える。
見えない何かに挑むような、そんなふたりの姿がとても好きだ。

からっぽ
厚治が出てない分、いつもはあまり意識しない北川さんのハモがとてもよかった。
北川過多なからっぽ…
はじめて聞いたけど、すごくいい。
沁みる…
大サビでは、きっちり出し切るところが岩沢厚治のプロ根性。

大バカ者
北「みなさん、こんばんは。ゆずです!!」
叫ぶ北川さんの声がすでに掠れている(笑)
ここでは恒例で「こんなに前に来ちゃいましたv」と言った後、ふたりして前に礼。
北川さんは左に、岩沢さんは右に礼。
ふたりで中州振り返って、礼。
最後にお互いに向き合って、礼。
というのを定番でやっているんだけど、岩沢さんのギターがワイヤードなもんで、
今くるんと回った方向に逆にくるんと回ってマイクへ。
↑北川さんも同じくくるりと反対回りするから、とても可愛らしい。
しっぽみたいにギターから伸びているコードを、動きやすいように、遊び持たせるように
ホイっと後ろに投げる。
いつも思うんだけど、なんで岩沢さんのギター、ここでワイヤレスじゃないのかしら。
大バカ者はワイヤレスだろう…
もっとアクティブな姿が見たい…

北川さんが、掠れた声を男前にシャウトさせる。
テンションの上がっていく横浜アリーナ。
岩沢厚治の、渾身のギタープレイ。

本当にかっちょいい曲だ。
大好き。


大興奮の大バカ者の後…
北川さんがニコニコしながらマイクに向かう。
北「今日は、追加公演なんです。
  追加公演なんで、今までやっていない曲をやろうと思います」

うわ〜、マジっすか!大喜び。

北「ふたりで練習しました(はにかみ笑い)聞いてください」

ななな…なんだろ…
固唾を呑んで、ふたりを見守る。

すんごくちっさく、スリー、フォーと呼吸を合わせ…

厚治のギターが低音で唸る。
ジャララジャンジャンジャンジャンジャ〜♪

その一音聞いただけで、隣の友達と手を握り合って飛び上がった(笑)

恋の歌謡日

マジっすか!すっぴん恋カヨ!!
うっ、嬉しい…
懐かしい…
厚治かっちょいい…
どうしていいかわからない(笑)
北川さんが、素で歌う。
潤子風ではなく、フツウに北川悠仁にて。
これが結構男前。
岩沢さんのギターは本当にかっちょいいのだ。
要所要所で北川さんを向いて弾くもんだから、いいもん沢山見せていただきました。
おこぼれいただきまして、ありがとう(笑)

間奏時、きちんと台詞を入れる悠仁。
北「横浜のみんな〜っ」
これは潤子口調(笑)

岩「久しぶりに…逢おうよ〜」
油断してたので、笑った。
でも構えてたらぬるいっちゅーかワケのわからんテンションだった(笑)
負けじと思ったんだか北川さんも…
北「恋の相談…されちゃったの」
ゴロの悪いアドリブ(笑)

ラストのギターソロも男前にキマり、
片足を引いてしゃなりと腕を胸に当てて礼をする北川さん。身のこなしは潤子(笑)
そして…さらって前髪かきあげ(笑)すっかりムーチョな岩沢厚治(笑)

ムーチョ、ムーチョだ…うわ〜…かっちょいい(笑)

ライティングも赤やら青やら黄色やら、様々な色がグルグル。
ミラーボールキラキラ☆

ほんの一曲だけの、リメンバー恋カヨでした。

サブステージで、客席に頭を下げるのは紛れもなく潤子&ムーチョ。
そういや、こいつらここで結婚式したんだったと思い出す(笑)

こっ恥かしい…(笑)
花道といえば、ねぇ(笑)

そして、ふたりですんごい恥かしそうに顔を上げる。
照れて爆笑している厚治。
岩「潤子…」
な…ナゼ名を呼ぶ(笑)
しかも結構低音の男前声(笑)

北「すっぴんでは、恥かしいっすね…(照)」

あぁ、見てるこっちが恥ずかしいよ(笑)


で。
恋カヨから蛍光灯はムリだろう、と思ったら、シャラランも削らず歌いました(笑)
そりゃそうだ。


蛍光灯
これは、元々荒く歌った方が好き、と公言している歌。
今日の少し苦しいってカンジがとてもまた良かった。
サビ直前の荒い息遣い。
搾り出すような高音、ため息のような声。
ブレスから喉に絡む甘い高音に、ただ夢中になりました。


心のままに
あぁ、どうしてこの歌はこういう時にこそ力を発揮するのでしょう。
素晴らしくよかった。
北川さんの振り絞るような声、もうどうなっても構わないとばかりに叫ぶ。
首を左右に振りながら、全身で魂を叫ぶ。
岩沢厚治の、鋭く胸をつくハープ。
向かい合い、呼吸を合わせ、全てのものに毛を逆立て威嚇する。
逆境にこそ生きる歌。


そして、シュビ。
歌に入る前…
厚治がルーズにハープでフレーズを刻み出す。
北川さんが背を丸め、そのハーブに合わせる様に不器用なアドリブで
ギターを鳴らす。
そんな北川さんを見守るように、頷くように、厚治がハープを吹く。
私に見えていたのは背中だけれど、きっと北川さんはつぶらな瞳で
一心に厚治を見つめているのだろう。
柔らかなオレンジのライトの下で、ふたりだけのセッション。
なんだかとても心打たれるシーンでした。
あぁ、なんだろう。
多分、きっと、今日のこの風景は、私一生忘れないと思う。

どこか懐かしくて、とても切ない厚治のハープ。
北川さんの、少しおどけたような歌いだし。
ギターを弾かず、ネックをくっと掴んで、目を閉じ、心のままにハープで
フレーズを刻む。

ふたり、ここに居るのに。
大観衆の前で、歌っているのに。
どうしてこうも『とり残されている』ような、漠然とした不安というか、
焦燥感がつのってくる。

あの頃の、僕らはただ…

この切なさが、とても好きだ。
ゆずの原点というか根本というか…
どんなに年を重ねても、どんなに演奏するハコが大きくなっても、
彼らの中に脈々と流れるものは、変わらない。
だって、それがゆずそのものだから。
シュビを聞きながら、先ほどの蛍光灯を思い出した。
この頃の、ではなく、今の、岩沢厚治があれを書くというのは、
かなりすごいな、なんて。
ひとつひとつの歌詞が、もうまるで『この、ゆず』なのだ。
彼らの中に、そして私たちの中に、サザエさん的に時間の止まった
心の場所があって、そこに褪せることなく、いつもある、風景。
その中に、背を丸めて寄り添うようにぽつんと立っている、
ふたりぼっちの北川悠仁と岩沢厚治。
そんな、原風景に触れた気がした。

とても感動しました。
なんだか涙が止まらなかった…


…な〜んて、サブでいっぱい書いちゃった(汗)
もう寝なきゃ…

メインはホントにメインだけとりあえず(笑)

本日、シュミでスタドが全員アフロのヅラだった(笑)
木村健氏なんて、ご丁寧に金髪アフロなの(笑)
バカだ…本気でバカだ、こいつら(笑)
せめて厚治がヅラじゃなかっただけ救いか…

続く夢地図前バンマスソロ。
いつものように、入り込んでソロ演奏しているバンマスに、北川さんが両手を頬に当てて
「いいぞ〜!!」
盛り上がるステージのメンバー。
うるさいよ(笑)

で。
一番、一番盛り上がって、一番いいところで、バンマス、すっくと立ち上がり、
ものっすごく男前に、頭に乗ったヅラをするっと外し、高らかに投げ上げる。
キレイにまっすぐライトに向かって飛んでいくヅラ。
バーン、と感動的なキーボードエンディング。

や…やるじゃないか!バンマス。
笑うを通り越して、ほぉ〜っっっ、と感心してしまった(笑)

ステージ上は、もう大騒ぎ。
仁ちゃんなんて、ぴょんぴょん飛びながら、手ぇ叩いて喜んでた(笑)
好きよね〜、こういうヅラパフォーマンス。
大好きだもんね〜、仁ちゃん。
よかったねぇ、なんて、なんかお母さんな気分になった(笑)

夏色
サブステージでの中締め、厚治間違う(笑)
思わずメインを振り返って、スタドに口パク『ごめん!』
マイクスタンドからピック取ろうと思っても、クタクタなんだかボロボロ落とす(笑)
かわゆ(笑)
花道を帰る時も、背中丸めてぽくぽくと恥かしそうに歩いていく(笑)
もちろんメインに戻ってからは、きっちりシメますよ。
カメラの厚治の手元アップ。
やるときゃやるんです(笑)

アンコール前の歌は、ナゼか岡村ムラムラブギウギ。
うわ〜、懐かしいな、岡村ブギ(笑)
ていうか、歌うの難しい…
いつ初めて、いつ終わるんだ、みたいな(笑)
途中で中途半端にウェイブとか起こって、中途半端に歌が止みかけたところに
ゆず登場。
かろうじて歌いだす。
これ厚治メインでしょ。
厚治歌うのかと思ったら、いつもと同じくオブザーバー(笑)
北川さんが、一生懸命両手をポムポム合わせながら
「岡村町に帰ります〜♪」
で。

北「アンコール呼んでくれて、ありがとう。
  でも、もう少し帰らせずここに居させてください」

岡村町に帰ります〜♪だけにね(笑)
すんごい優しい声で、本人的にはキマった!
ってカンジだったんだろうけど、あっさり流されて全然誰にも拾われず無反応(笑)
可哀想な仁ちゃん(笑)


他にも沢山あったんだが(笑)
今日は高島的に仁ちゃん祭りでした。
桜木町も、すごく仁ちゃんがよかったし。
後でゆっくり語ります(笑)

最後の挨拶。

岩「間に1日挟んだとはいえ、初めて4日間も横浜でやるっていうことで、
  最初どうなっちゃうんだろうと思ったんですが…
  こんなカンジになりました」

…こんなカンジって、どんなカンジやねん!
わかんねーよ厚治(笑)

あ、やっちゃった、と思ったんだが一瞬救いを求めるように悠仁を見てしまう
厚治が好き(笑)

で、結局。

岩「横浜、バンザ〜イ!!」

意味わかんねーよ(笑)

ふたりで礼、の時マイク前に移動するとき、厚治がどうぞお先に、って
悠仁に「どうぞ」をしてたのが、敬ってるカンジでとてもよかった(笑)
最後のアップ、北川さん満面の笑みで投げキッス、うちゅ〜v
続いて岩沢さんにパーン。
んんんん〜…
真似するんだか、するんだか、しそうなんだか、
ぐぐぐっっ、とカメラも、観客のハートもぐぐぐっと掴んでから、
ふいにぱっと顔を背ける厚治。

ガク〜っ、やらないんかい!(笑)
でも、こういうつれないところが素敵(笑)

最後のハッスルハッスル、でも、もはやハッスルハッスル、ではなく
ピョンヒョン飛んで、はしゃいでいる悠仁を、『こいつおかしいよ〜』とばかりに
半分呆れ顔、半分笑い顔で指差す厚治がとても可愛かった。
…元気ねぇ、仁ちゃん(笑)



今日はここまで。


本日のお席:D6扉 アリーナD16列59番




2004.11.13 真駒内アイスアリーナ 北海道
寒いよ、北海道…
飛行機降りた途端に、空気の冷たさにビックリしました。
寒いぞ寒いぞ、と覚悟はしていたものの、まだ身体が冬モードになってないもんだから
かなりこたえました。
真駒内アイスアリーナ。
夢地図ラスト以来です。
あの時も充分寒かったなぁ、そういえば…
会場入りしても、寒くてコートが脱げない…
そういえば、トビラの1日目スタンドで見たとき、あまりに寒くてライブ中でもコートが脱げな
かったことを思い出す(笑)

今回は、まず入場してビックリ。
Bブロックだったので、すっかりサブ前あたりかな〜なんて勝手に思っていたんだけど、
なんとなんと、通常最前ブロックのAブロックがステージサイドに行っちゃって、
中州と花道外周がB。
サブ前はCブロック。
だって、会場の真ん中より後ろだもん、サブステージ(笑)
やっぱり、あの花道の円周を縮めることは出来ないらしい…
まさか中州だとは思わなかったので、呆然としたまま席へ…
そしたらまたメインステージが近いじゃないの。
思わぬ良席でまたビックリ(笑)
たまたま今回ご一緒した仲間は全員Bブロックだったので、中州でしみじみ語り合う。
これってさ〜山形セット組めないんじゃないの?なんて(笑)
ていうか、サブステージの真正面、PAでしょ(笑)
いやいや、PAも中州でスタンドに向かって歌ったぐらいにして、とか。
サブステージせり上がる必要ないじゃん…とか、観客の八割に背を向けて歌うってどうよ、とか(笑)
くだらないこと話しているのも楽しい。
どうなることやら、山形。

お休み挟んだので、元気いっぱいかと思いきや、なんだかイマイチ調子のよろしくないゆず。
少しハラハラしたサブステージでございました。

鳥、からっぽとも、イマイチ声ののびのない岩沢さん…
真駒内だけに、ちょっと楽しみにしていたんだけど…まあそんな日もあるさ。
サブステージを振り返って、身体の後ろから(メインステージサイドのスピーカーから)
音が聞こえてくるってやっぱり慣れない、というか居心地悪いというか。
中州でサブを振り返るのは、これがあるからちょっと嫌かも。
からっぽの北川さんのタンバリンは、いつもより光を感じるような、シャラシャラとした美しい音を
響かせていました。

北川さん側の席だったもので、心のままにで北川さんに向き合う岩沢さんが被るものなく
見ることが出来た。
その、真摯で、なんともいえない色を湛えた瞳。
ふたりの間だけに流れる空気を少しお裾分けいただいたような気持ち。
ありがとう。
少し苦しげにシャウトする北川さん。
いいんだよね、綺麗にキマらなくたって。
こうやって、いつだって、いままでだって、ふたりで乗り越えて来たのだから。

シュビドゥバ〜
曲に入る前の、岩沢さんのルーズなハープアレンジ。
ギターのコードと、岩沢さんをちらちら見ながら、合わせるっつーか合わせられてるっつーかの
北川さん(笑)
この光景がとても好き。
ジン、と胸が温かくなる。
本当に、いい歌。
ゆずの歌って、歌自体ももちろんいいんだけど、それをふたりが歌うからこそ、
輝くんだよね。

デビュー前、未明の青春時代のゆず。
私が初めて出会った頃のゆず。
今まで共に歩んできたその時々のゆず。
そして、今目の前で呼吸を合わせ、歌うゆず。

いつだって、こうやってふたり向かい合い、歌い続けてきた。
ゆずが好きだなぁ…
しみじみと思う。
そう思うたびに、ちょっと涙ぐんでしまう(笑)
こうやって歌うふたりの背を見つめながら…
きっと、何年たっても、この光景は忘れることなんて出来ないだろうと思った。


メインに移ります。
徐々にテンションを上げてきたふたり。
何もかも吹っ飛ぶぐらい楽しいライブとなりました。
1、命とも、ものっすごく盛り上がる。
北川さんナナメ向かいの席。
岩沢厚治のストロークが遮るものなく堪能できる。
すげ…
もう、身も心もじっとなんてしていられないぐらい楽しいのに、身動きつかん、みたいな(笑)
かっちょいい…
男前すぎる…

続いても男前ナンバー、積み木。
釘付けとはまさにこのこと(笑)
時折視界を横切っていく北川さんに、あっもう積み木崩しなのね、と我に返る。←ダメダメ
最後の最後。
暗転、センター積み木を北川さんが豪快にぶっ叩く。
そしたら…飛んできた積み木に、岩沢さんが蹴り(笑)
いや、暗転してるし。
見えてないし(笑)
仁ちゃんのやることは、なんでもやってみたい岩沢厚治くん、28歳でした(笑)

ウソっぱち
楽しそ〜に、にこにこ歌う岩沢さん。
きょろきょろしながら、時折何か見つけたみたいににこぉっとする悠仁。
本当、可愛い。
可愛い子たちだ。
いいんですけど、木村健氏のアコギが主張しすぎです(笑)
あの…もう少し押さえていただけると嬉しいんですが…
ベインベインうるさ…いやいや、気になって(笑)
岩沢さんの音が聞きたいのよ〜。

白鳥
やたらコールがウルサイ日だったんだけど、ナゼか白鳥の仁ちゃん口笛ソロの時は
ピタっと静かだった。
とても気持ちよく聞けた。
最後…これまた北川さんのみスポットで、暗転している厚治。
目を閉じ、歌う悠仁をじっと見つめる、その表情。
う〜ん…
少し動揺してしまうぐらい、真摯な表情でした。
あぁ…愛されてるのね、仁ちゃん…

歩行者優先
回を追うごとに好きになっていく歌。
岩沢厚治のストロークが、とても優しく美しい。
その表情もまたいい。
時折斜め上を見上げて、小首を傾げ、にこ。
か〜わ〜い〜い〜っっ。
殺人的な可愛さ(笑)
「目を開けて〜♪」
のところで、北川さんが子供みたいにぎゅっっと目を閉じ、ぱっと開く、という
顔芸…じゃなくて(笑)パフォーマンスをするのが最近お気に入りなのだが、
隣の悠マニの友達が、「かわゆ…」と崩れてていた(笑)
モロに入ったらしい(笑)

シュミ
どうでもいいが、岩沢厚治壊れすぎ(笑)
なんでここまでハジけてしまってるんだかわからない(笑)
個人的に、ワンモアタイム♪の時、人差し指を立てて、ちっちっ!てするみたいに
くるりんくるりん回してたのに、激萌え(笑)
スタドも相変わらず物凄いことになっているんだけど、やっぱり近いと厚治が
可愛くて可愛くて可愛くて…厚治しか目に入りません(笑)
病です(笑)

夢地図
バンマスソロ。
みんな膝ついて、仰ぎ奉っているのにひとり立ってる岩沢さん(笑)
随分腰を落としていますが目立ちます(笑)
悪ノリコンビの北川&北村(笑)
「伊藤〜!!!オォ〜!!」
大コール(笑)
すんごいファンみたい(笑)
バンマス、髪が伸びてきました…素でアフロ被ってるのかと思った(笑)

アゲ2前
激しい北川さんのギタープレイ。
その姿をじっと見つめる岩沢厚治。、足を大きく開き腰を落として、片手はギターのネックを握る、
もう片手は…どっこいしょと腰に当てる←え?(笑)
オッサン(笑)
ギター弾き始めると超絶男前なんだけど。
なんだその腰に手(笑)

曲終わりに、ピックをビシって足元に捨てたのがものっすごく男前でございました。

本日はここまで。
寝ます…
2004.11.17 大阪城ホール 大阪
2004.11.19 マリンメッセ福岡 福岡
2004.11.26 山形市総合スポーツセンター 山形
岩沢厚治、見事に散髪…
前髪がバッツンオンザで一直線(笑)
いや、いいんです。
愛してます。
モミアゲも、半分カットしたよね…
LだのVだのにならなくていいが、そのグレーゾーンが妙に気になった(笑)
北川さんは、また微妙なカンジにのびてらっしゃいました。
あ〜ゆず久しぶり。
すごい好き(笑)

本日のお席は、岩沢さんサイド花道かぶりつきの中洲外。
初めての場所。
ちょうど仁ちゃん水撒き&仁ちゃん寝転びゾーンで、本当申し訳ないぐらいナイス仁ちゃん
ポイントでした。
ぽにょぽにょしてて可愛かった(笑)
いや〜ホント可愛い。
ホントいい子。
お姉さん抱きしめてあげたい(笑)


山形、やっぱり狭い。
素敵。
サブステージはもちろんアリーナ半分より後ろ。
むしろ正面のスタンドに向かって歌ってるカンジ。
一番美味しかったのは、スタンド最前列ではないでしょうか。

花道かぶりつき。
久しぶりに拝見する岩沢さんの前髪ぱっつんぶりに、のっけからビビる。
ビビるって、最近使わないね(笑)

あ〜やっぱり少しリバウンド?
…てか、妙にオッサンくさい気がするのは私だけ?(笑)
うわ〜ん、生厚治なのに(笑)

最近ふと気がつくと口ずさんでいる歌。
わだち
気合充分な北川さんの歌。
楽しげに絡む厚治のハーブ。
あぁ、ゆずだゆずだ…テンションが上がってきた(笑)


案の定手拍子の海と化す会場。
でもそんなのまったく気にならないぐらい岩沢さんが気持ちよく歌っている。
すんごく気持ち良さそうな、声。
少し上向きに、目を細め、歌う。
歌うことが、好きなんだね…
しみじみ。
北川さんのパフォーマンスに不自然に沸くバックなんてまったく気にせず、
バインバイン言っちゃってる激しすぎるギターなんて気にせず(笑)
お構いナシに、自分のペースで歌う厚治。
で、要所要所だけはしっかりアイコンタクトなのよね、この人たち(笑)
そのアイコンタクトに音楽的要素は感じない…
だって互いにマイペース(笑)
自分だけ楽しんじゃってるもん、お互いに(笑)
隣にいる愛する相方が楽しんでるか確認するだけの作業と化している
としか思えん(笑)
聞いてる身にもなれよ(笑)
いや、まあ、いいんです。
悠仁が、厚治が、楽しいなら。
楽しそうなふたりを見るのは何より楽しいから。
でもやっぱり、それ、鳥じゃなくてもいいじゃん、と思ってしまう切ない女心(笑)

からっぽ
岩沢さんの声、のびるのびる。
とても気持ちのいい時間でした。
切なさよりも、心地よさ。
いいんじゃないですか、今日!

大バカ者
岩沢厚治のギターの弦切れる。
随分前半にブッチン切れて、思わず「早っっ」とつっこんだ(笑)
弦をブラーンとさせながら、必死で残りの弦でカタチにする厚治。
でもそううまくは行かないさ(笑)
やっちゃった、って悪戯っぽい笑みの厚治。
すっごい可愛いんですけど…
知ってか知らずか、テンション上がりまくりの北川さん、どんどんスピードアップしていく(笑)
速っ…速いよ(笑)
必死にそのスピードに合わせて激しくストロークの厚治。
必死なもんで、うぎゅっと時折足が上がる。
満面の笑顔の北川さん。
厚治の顔を覗き込むように目を合わせ、にっこり。
かっ…かわゆ…
弦切れちゃったし楽しいし、もう、うわ〜っっって勢いの厚治。
そんなに舌をベロベロ出してると、いつか噛むぞ(笑)
ジャン、と締めて、勢いで身体持ってかれる…みたいにヨロっとする。
がちゃ歯をのぞかせて、わははと笑うその笑顔がたまらなく愛しい。
その厚治にとろけるみたいな満面の笑みを浮かべる悠仁。
何がそんなに楽しいんだってぐらいにっこにこのふたり。
あ〜…嬉しい…
ムリして来た甲斐があった(涙)

なんだかこんなにほんわり幸せなの久しぶりで、そしてまた本日は
お久しぶりのKKPスーパー4での観戦で、席に横並びっていうより
みんなで寄りかかりあいながら見る、ってカンジだから、なんか
とってもアットホーム。
アウェイでライブ見ているっていうより、もうお家感覚っていうか…
やっぱりツボが同じメンバーで見るライブはすこぶる楽しい。
ゲラゲラ笑いながら、思いっきり毒吐きまくりながら、
楽しくて仕方がない。

あまりに楽しくてぼんやりしているところに、プチMC。
北「こんばんは、山形〜!ただいま!!」
そう、待ちに待った山形ライブなんです。
伝説の山形…
あぁ、またここに君たちを迎えることができて、ホントにホントに嬉しいよ。
ほんわり楽しいまま、シャララン

そして蛍光灯
メイン寄りの席だと、目の前で厚治が歌っているのに後ろから声が聞こえてくる
っていう状態にどうも慣れなく居心地悪い思いをすることがあるんだけど、
今日はスピーカーを通した声っていうか、ほぼ生声に近い感覚で聞けた。
やっぱりこのぐらいのキャパがいいよ…
シン…と、ただ厚治の歌声だけが会場に響き渡る。
息を殺しながら、きゅっと胸の前で手を握り余すことなく受け止めようと
じっと耳を澄ます。
とても素敵な時間を過ごさせていただきました。

続く心のままに
これも…もう…なかり…
きた。
凄かった。
テンションが…ふたりのテンションが。
今日はどうしたんでしょう?
本当に。
もうどうしていいかわかんないぐらい、よかった。

シュビ
大好きな前奏。
ふたりきりの、ルーズな呼吸合わせ。
…なんだけど(笑)
今日はやったら高いところから降りてくる厚治のハーブ(笑)
あまりの高音に爆笑。
そして、そこに不器用に、って言ったら怒られそうだけど(笑)
不器用にギターアドリブで答える悠仁。
北川さんだけを見つめる厚治。
ルーズなハープフレーズ。
唇をちょっと噛んで、キラキラと瞳を輝かせ、得意げな顔でポロロンとギターを弾く悠仁。
上手いとか下手とかそんなんどうでもいいんだけど(笑)
その得意げな表情に、笑えて仕方なかった。
か〜わ〜い〜い〜、仁ちゃん(笑)
いいなぁ、この人たち。
楽しいんだろうなぁ…
いつまでもいつまでも、らぶらぶしていたいところですが、(結構長かったと思うけど(笑))
曲に入ります。
なんでこんなに今日は砕けてるんだ(笑)
北川さんの茶目っ気たっぷりのボーカル。
ハープをはむっとくわえて、ギターは両手でネックをきゅっと握って弾かない。
ちらりんと悠仁を横目で見ながら、ハープで絡む厚治。
にこにこ、足あげ〜は定番だったんだけど、本日の砕けた厚治はやっちゃいますよ〜
コソコソとタバコを〜♪
目を細め、ちまっと人差し指と親指でシケモクつまんで、オヤジくさ〜くタバコを吸う厚治(笑)
あ…当て振り(笑)
珍しすぎる(笑)
大爆笑。
ど〜しちゃったのさ、厚治〜(笑)

面白すぎるサブステージでございました。
あぁ、もう…どうするよ、メイン。
凄いことになるよ、絶対。

メインに戻る厚治はもうすでに汗だくで、いかに完全燃焼かを物語る…
最近新陳代謝よくなったよね、厚治(笑)


ものすごい勢いの、ONE・命果てるまで
あまりにかっちょよすぎて、意識が飛んだ。
…ていうか、厚治…インナーはだけすぎ。
ハープホルダーに引かれて、もうベロンベロン。
頼む。
そんなに露出しないでくれっ(涙)
すでに素敵の域を超えている。
もっといいもん着せてやって、お願い…
最初から見ている私たちは、あぁ、あれがこうなっちゃったのね…って過程がわかるが
今日いきなり見た人は、なんてだらしないんだこの人って思っても仕方ないと思う(笑)
いや〜ん、違うのっ。
ま、普段もそんなときもあるけど(笑)

今日のお席は、目の前花道で空間があるため、ステージに何も被らない。
視界最高。
すごい良かった。
ナイス厚治ポジションであり、ナイス佐野ポジション。
佐野さんのドラムがしっかりばっちり見える。
あまりにかっちょよくて、つい佐野さんを見ちゃう(笑)
いけないいけない…
と、いいつつ、ONEと命は…見ちゃうよねぇ…
素敵です、佐野さん。

積み木
積み木を運ぶ黒子の皆様。
センターの積み木積んでるのって、兄貴だったのね…
今日はじめて気がついた。
大忙しじゃないか(笑)
この後即着替えてシュミでしょ?
でもライブ中、PA付近をウロウロしているのをよく見かける…
今回のツアーでもっとも忙しいお人かも(笑)
すごく遊んで歌っているふたり。
大好き。
…なんだけど、ハンドマイク持ったカメラマンが邪魔で仕方ない。
ちょっと〜っっ、被らないでよっ、厚治見えないじゃんっっ。
て、ムカっとするとビジョンに厚治のヘンな顔(笑)
ま…睫毛長…
漫画みたい…
上を見上げたくっきりアーモンド形の目にそって、一本一本くりんくりんと
上向きの長い睫毛…
ビジョンで見てもバッサバサ(笑)
下睫毛も何気に長くて可愛らしいのよね。
素敵だわ〜…
うっとりしつつステージに目を戻すと、兄貴が積んでいるセンターの積み木が
全部裏返しで、ネガティブメッセージが一個もない。
ただの積み木(笑)
い…いいのか、それ(笑)
間違っちゃった?

最後の最後、超絶男前厚治のギターソロ。
瞬間北川さんが、とっても得意げにセンター積み木にぴょこんと身を沈める。
そして厚治のハープソロ。
ギッと、横にハープを吹き切る。
めちゃくちゃ男前で、ふにゃ〜っと膝が砕ける高島(笑)
暗転、そして北川さんが勢いよく積み木を壊す。
すごく男前よね〜、北さん…一緒に見ていた友達がつぶやいていたが、
暗転ですので会場の皆様には見えていません(笑)
おしかった〜
そして、暗転してるからってよろんよろんの姿勢で積み木を蹴飛ばす岩沢さん(笑)
み…見えてますから、一部の人には(笑)
そのよろんよろんぶりに腰まで砕けて大爆笑。

ウソっぱち
厚治のアルペジオ。本当に彼の指運びは美しい。
うっとり見入る。
はぁ〜vと堪能したいのに、やっぱり木村健氏の主張の激しいギターが邪魔をする。
あのね、ウルサイよ(笑)
厚治のあのやわらか〜く動く指先から聞こえる、やわらか〜い音が聞きたいの。
バババインバイン♪みたいな力強すぎるサポートは、本当勘弁してください(笑)
でもでも案の定、当の岩沢厚治さんはまったく気にせずマイペース。
あぁ、そうさ、そういうヤツさ。
岩沢厚治(笑)

白鳥
今日は視界良好だし、座って聞こうか?と、友達とふたりで席につく。
ゆっくりまったり聞くつもりだったのに、歌だったかギターだったか…
忘れちゃったけど、突然の仁ちゃんアレンジ(単に間違えたのか?)が
クリティカルヒットで、ふたりで重なり合いながら笑いをこらえた。
く…苦しかった(笑)
最後の最後、仁ちゃんの口笛ソロに合わせて、そっとギターを爪弾く厚治。
悠仁を見つめる表情は真剣そのもの。
あくまで北川さんの世界を崩さず、そっとそっと色を添える。
きゅんとする。
はい、そっちの左側のおふたりさん。
こういうのが、真のサポートなんですわよ。
わかるかな?
わかんね〜だろ〜なぁ〜(笑)
ま、いいわ。
キャラだからね、仕方ない(笑)

歩行者優先
白鳥でかなりまったりしたところでやってくる、大好きな歌。
厚治の芸術的なストロークに、もうただ見つめることしか出来ない。
ものすごく、優しい柔らかい笑顔を浮かべながら歌う厚治。
そして隣の悠仁も、すごく穏やかに歌っている。
多分。
シングルカット曲としては、いささかパンチが足りない感のある歌かもしれない。
でもこうやって聞き味わう、味わえば味わうほど胸にこみあげる何かがある。
生で聞くべき歌ですわね。
聞く、というか、見る、というか。
歌うゆずの姿、そのものがこの歌だと思うから。
最後の最後…マイクに一歩近寄り、厚治がポソリ。
「ありがとう」と一言。
ほわほわと幸せな気持ち。
思わず微笑んでしまうような幸福感。
これは私たちだけが感じているんじゃなくて、ステージの上のゆずも共有
している空気。
忘れがちだけど、ライブはステージから発信されたものを受け取るだけの
ものではない。
客席の「聞く」パワーも、またステージに還っていく。
あぁ、今日はいいライブだ。
ものすごくコールがうるさいけど、そんなの関係ないぐらい密な空気が
ステージと客席の間に流れているのだ。
それを読めずにギャーギャー騒いでいるのは、ただの馬鹿。
もったいない、なんでこの空気を味わおうとしないんだ。
ひとつ、深呼吸してちょっと耳を傾けてごらん。
どんなに声を枯らしてふたりの名を呼んだって独りよがりだけど、
こうしてゆずと私たちが作り上げた空間を、目を閉じ感じるだけで
どれだけの一体感を味わうことが出来るか…
ライブに参加する、ということを勘違いしている人が多すぎる。
音を出し声を出すのは、ステージの上の人です。
私たちオーディエンスの一番のお仕事は「聞く」ことなんです。
それで充分なんです。
それが一番のパワーとなるのです。
どうかわかってください。
邪魔しないでくれ。

シュミ
厚治のはっちゃけすぎのリアクションに笑いっぱなし。
どこのネジ落としちゃったのかしら。
壊れすぎです、あなた(笑)

夢地図
すんごい面白かった。
最高に楽しかった。
日だまりの猫みたいな、ほにゃほにゃの笑顔の北川さん。
きょろきょろっと周囲を見ては、にこぉっと笑み崩れる岩沢さん。
もう可愛いったらありゃしない。
北川さんがサブステージで歌いまくっている時、メインの厚治も
いつになく左右を煽る。

そして、思いっきりでっかい声で
「カモンセイ!」
びっくり(笑)

オフマイクだったけど、通る通る。
笑っちゃった。

スタドの演奏とともに、メインでメンバーとたわむれる厚治。
いつも沖山氏とかるがも親子のようにステップを合わせて
左サイドに歩いていく…ってのがあるんだけど、今日は厚治
沖山氏と顔を合わせてうしろステップ。
ちらりちらりと背中気にしながら後ろ歩きのその姿はめっさ
ラブリーv可愛いv
本気でメロメロ…

一方北川さんが花道からメインに戻ってきて、いつもだとこれまた
ベースの沖山氏と、楽しそうにヒップタッチしながらダンシング♪の
シーンがあるんだけど、そこで何を考えたんだか、

両手を胸の前できゅっvと握って、身体を左右にふりふりっっv
膝ちょっと曲げて、ふりふりっっv

まるでラムちゃん(笑)
「ダーリン、ウチはダーリンが好きだっちゃv」
そこから高島の頭に流れるラムのラブソング(笑)
あんまりソワソワしないで〜♪
よそ見をするのはやめてよ〜♪

あぁ、ものっすごくラブリーな笑顔で、北川さんが可愛いコぶってる(笑)
乙女全開(笑)

かなう女の子なんて、いねーよ(笑)
あぁ〜つかまっちゃうだろうなぁ〜岩沢さん。
でも、あたるってカンジじゃないよな〜…
おね〜さ〜んvなんて、ナンパしまくり厚治なんてあり得ない…
ていうか、なんで勝手にうる星ごっこしてるんだ(笑)
すんません、夢地図見ながらそんなことで頭がいっぱいでした、私(笑)

ものっすごい興奮状態で、鎮静剤となるはずのお休み時間も
そわそわガヤガヤ。
落ち着かない、じっとなんてしてられない。
そうそう、前回の山形もそうだった。
改めてコンセプチュアルにメッセージを伝える、なんて必要はまったくないんですよ。
ここでは。
それよか、早くやるべ(笑)

いつか
とても美しいライティング…なんだけど、今日は会場が狭いせいか、私が花道のところに
いたせいか、なんか明るいなぁ〜ってカンジだった。
花道の下から発光するブラックライトのような白い光が、とても幻想的だった。
ステージ上部から、ボフっと噴出される雪はうまいぐあいに中州に降り積もり、ステージは
安泰(笑)
ぎゅっと目を閉じ、懸命に歌う悠仁。
北の地で聞く「いつか」は、やはり格別なのであります。
岩沢さんもねぇ…もう半歩前に出てくれれば…
どうして抑えるのかなぁ。
メイン喰うぐらい出しても、全然いいと思うんだけどな…
凍てつくような冷たく澄んだ空気を感じる、ハープ。
絶品です。

暗転…そしてザワザワしはじめるステージ。
スポットと共に、激しくギターをかき鳴らす悠仁。
斜に構え、ゆるくギターのネックを握ったまま、呼吸を合わせる岩沢厚治。
ペロリと厚い唇を舐めて、悠仁が厚治に身体を向ける。
深く腰を落とし、受け止める厚治。
激しいギタープレイ。

…近。

何度見ても、ドキっとするんですけど、その近さ(笑)
ほんの一瞬なんだけどさ。
彼らがロックアーティストなら、もちろん濃厚キッスでシメだろう(笑)
でも、ぎりぎりフォークデュオなんでそこまではっちゃけない。
だから余計にアヤシイっちゅーか(笑)
ま、いいんですけど。
別に何を期待しているわけでも拒否しているわけでもないんですけど(笑)
いやむしろ、もっとやってください(笑)

北「山形〜!!」
シャウト。
雄叫び担当北川悠仁。←懐かしい…
今日は「山形」「山形」言ってしょうがない。
久しぶりに来れたの、そんなに嬉しいか(笑)

もう、なんだかわかんないけど、ステージも客席も壊れ始めています。
すんごいおかしなテンションに陥る山形市総合スポーツセンター(笑)
そこに追い討ちをかけるように、佐野さんのカウント。
「ワン・ツー・スリー!」
は…初めて聞いたよ、佐野さんの生声カウント(笑)
はっちゃけすぎのカウントにKKP4人顔を見合わせ大爆笑。
そ…それじゃジーコだよ(笑)
すげーよ、山形。
佐野さん崩壊(笑)

アゲイン2
ものっすごいハイテンション。
もちろんノリッノリのステージでは、仁ちゃんが飛び跳ねている(笑)
厚治も大きくギターを振りながら、渾身のプレイ。

飛ぶさ、そりゃ。
歌うさ、そりゃ。

ハイテンション。
な〜の〜に、北川さん歌詞を間違う(笑)
それもまた起爆剤(笑)
ありえないぐらい盛り上がりました。
いや〜楽しかった。


その勢いを引きずったまま、というかまだちゃんと区切りつけてなかろうって
タイミングで、
北「少年!」
でもちゃんとついていく(笑)

偉いぞ、厚治。
偉いぞ、スタド(笑)

北川さん、テンション上がりすぎ(笑)
マイク前に出てきて、激しくダンシング。
落ちるから(笑)

もうなんでこんなに楽しいんだってぐらい楽しい。

スタドソロもめっさかっちょいい。
さりげに、メンバー紹介をしている時の厚治がめちゃくちゃ可愛い(笑)
うんうん、て頷いたりの一緒に演奏しているフリしたり。
ビシ!!って指差ししたりするのもめちゃくちゃ男前なんだけど
こうやって、素ではしゃいでいる姿は本当に小動物ちっくな愛らしさ。
かわいい〜、パク〜っ、ガブ〜って、したい(笑)
↑どーぶつ飼ってる人ならわかるよね〜
あんまり可愛いと、噛み付きたくなるのよ(笑)

YUZUはビジョンに釘付け。
厚治可愛すぎ…
Z、が好き(笑)
Zの時の厚治は、とってもジャッキーチェンに見えるのは私だけ?(笑)

サブステージの悠仁。
メインステージの厚治。
中州挟んで向かい合う。
飛ぶ。
「いくら背伸びをしてみても…」
足を開いて踏ん張って、ぐるりと会場を見渡すように悠仁が歌う。
とても、とても好きなシーン。
胸がきゅんとする。
もう、何年前に作った歌なんだろう…
そういや、最初のタイトルは「ショック少年」で、一回厚治の前で披露したんだけど
反応がイマイチで(笑)
あ、よくなかったのかな…とお蔵入りになっていた歌だった、なんて言ってたっけ(笑)
そういやあの歌どうしたっけ?と、見事発掘されたワケですが(笑)
ぜんぜん青い、真っ青な歌なのに、今でもとても輝くゆずらしい一曲。
30代、40代になっても、きっとこんなテンションで、少年は輝き続けるんだろうなぁ。

北川さんが北川さんであるかぎり。
岩沢さんが岩沢さんであるかぎり。

ワクワクしたり、キュンとしたり。
高島も高島であるかぎり、この『感じる心』を失わず生きていきたい。

夏色
目の前には花道。
そして真ん前にキャノン砲。
マジかよ…
最初席についた時からちょっとブルーだったりした(笑)
こわいもん、目の前で発射って(笑)
すんごくハイテンションで、飛びまくってるのに、一番盛り上がるはずの
一番最初の「ワン・ツー・スリー、ヘイ!!」
で、耳を塞いでしゃがみました(笑)
初めてだ、こんなん(笑)
ズドーンと頭上をテープが舞う。
えぇ、砲弾真ん前の私たちには、銀テープのカスしか降ってこねーよ(笑)
あんなにヤダヤダこわいと話していたのに、テンション上がったお友達は
すっかりキャノン砲の存在忘れてて、いきなりの発射に心臓押さえてビックリしてた(笑)
だから〜、危ないって話してたじゃんさっき(笑)
あんまり席近いと、本気で危ないって。
直撃くらったらどのぐらいの衝撃なのかな〜。
痛いけどケガまではしないのかな?
仁ちゃんが遊びに来て、カメラで遊ぶゾーンなもんだから、ものすごく真近でコミュニケーション★
客席と花道の距離も、すんごい近い。
会場も狭いせいもあるけど、踊り子さんに手を触れるようなバカもいない、
奥ゆかしい東北人でございます(笑)

サブで締めて、メインに戻る。
もう押さえきれない堪えきれない熱い熱いエネルギー。
いつもならメインに戻る時は肩で息をしてへとへとなふたりなのに、今日はもう、
まだ足りないまだ足りないとばかりに、メインでの「もう一回」も、ジャンプしながら
左右に大きく「こいこい!」と手で呼ぶ悠仁。
その悠仁を首だけまわして、見ながら頷く厚治。
はっきり言って客よりゆずが盛り上がっていた(笑)
『もう一回、言え!!』みたいな(笑)暗黙の半強制…
三回目の「もう一回」…
タオルで頭ごしごしする厚治。
ホントはやりたくってたまらない顔してるくせに「死んじゃうよ、死んじゃうよ」コールする悠仁。
厚治はカメラに抜かれて、ナゼか大きな目を両手でゴシゴシしながら、うぇ〜んと泣き真似(笑)
かわゆいんですけど(笑)
本気で楽しかったなぁ…
こんなに我を忘れて楽しかったことって、いつ以来だろう…
いや、毎回ライブは楽しいんだけど、やっぱりねぇ…違うんですわよ空気が。
何よりかにより、ゆず自身がものすごいハイテンションなんだってば。
引きずられるのよ、それに(笑)

楽しい、楽しい、熱い、熱い…
ものすごく、ホットホットな状態で中締め。
岩「ありがとーう!!」
大きく手を振る。
北「ありがとうございました!!」
もう、ホントありがとう。
お疲れ!!
ちょっと休んでくれ!!
名残惜しさもないぐらい、堪能しまくったメインステージでした。


アンコール前のみんなの歌は、ナゼかシュビ。
ラララ…で歌ってる人もいれば、歌詞を歌っている人もいる。
お約束だけど、こっちはこっちで歌ってるけど、よく聞いたら向こうは別んとこ歌ってた、
みたいな。
この状態に陥ると、大概戦うんですよ(笑)
で、こっちが正当だ、てめーが合わせろ、的に(笑)
でもね〜、さすが東北人。
向こうで歌ってる!と思った瞬間大きな声で歌っていた子たちがピタリとやめて
耳を澄まし、向こうに合わせて歌い始める。
そうなのよ〜、そういう性格なんです東北って(笑)
同じ東北友と、さすがよね〜、これぞ東北ってカンジ、と爆笑してしまった。
こういうところ、好き。
我ながら(笑)


ほてほてっとステージに登場するゆず。
いつも気になるんだけど、北川さんが頃合を見て歌いだすとき、マイク前に
たまご持つみたく、ふんわり両手を合わせるように手拍子するのよね。
可愛いんだこれが(笑)
ほにゃ〜っとした笑顔の悠仁。
にこにこの厚治。
なんともまったり暖か〜い雰囲気。
この優しい空気のまま、夏祭り
いくよ、と目で語る悠仁。
軽く頷いて見つめる厚治。
トントトン、トントトン☆
厚治のハープが優しく響く。

目を閉じ、薄く微笑みながら歌う悠仁。
情景が目に浮かぶ。
柔らかく寄り添う厚治の声もとても優しい。

うっとりとトリップしていたら…

「忘れない…山形〜♪」
お…おぉ!素でビックリした。
ななな…なんだいきなり(笑)
歌詞をご当地に…なんて、初めてじゃないか。
しっかりハモってたから、ふたりで打ち合わせ済み(笑)
なんだよ〜なんでそんな山形お気にめしたんだよ〜
嬉しいんだけど、なんでなんで?ってカンジ(笑)

夏祭りはスタドもいますが、素っぴん曲。
自然に目に入る沖山氏は、もうまるで木魚叩くような淡々とした手拍子。
↑ビジュアルでイメージすんな(笑)
淡々としすぎて、まるっきりやる気なく見える(笑)
いかんぞ〜、もっと楽しくせにゃ。
あっちがわのダブルケンちゃんはノリすぎだけど。
ていうか、佐野さんがすごい。
夏祭りであんなに乗らなくても…っていうぐらいリズム刻みながら手拍子(笑)
かっちょえ〜…
それと見比べちゃうからより淡白に見えるんだよね、沖山さん。
こう、ぱっと見派手さはないんだけど、悠仁も厚治もにこにこ仲良くしてるから
実は話すと味のある人なんだろうなぁ。
MCがないと、なかなか個性がわかんないね。


突然の「山形〜♪」の衝撃も冷めぬまま、キーボードがメロディーを刻む。
桜木町
もうね、言葉にならないぐらい…
厚治がいい表情で歌うのよ。
なんなんだろう…キラキラとした瞳を薄め、思い切り歌うことを、声を出すことを
楽しむその姿。
北川パート。
ふと下を向き微笑む。
嬉しさをきゅっと噛みしめるように唇を噛み、再び歌いだす…
眩しくて、ただ見つめることしか出来ない。
毎回つっこんでしまうが、別れ歌なんだけどね(笑)
厚治があまりに幸せそうに歌うから。
とても満たされた気持ちになります。

大サビ。
ギターのネックをきゅっと握り、少し俯き首を小さく左右に振りながら歌う。
そして、くっと顔を上げどこまでも響けとばかりに、歌い上げる…

「何度も曲を聞いているうちに、岩沢の声が聞こえてきた」
そうおっしゃっていた北川プロデューサーの心には、どう響いているのでしょうか。
もちろん、最高!だよね?

なんでこんなに気持ちいいんだろう。
少し上気した頬に、満面の笑み。
飛んだり跳ねたり、そういうアクティブな表現ではないけれど、確実に岩沢厚治の
テンションはマックスを越えていたのであります。

歌い終わるのももどかしく、大きな声で叫ぶ。
「ありがとう!!」
そして、ハープ。
珍しく頬をマイクにぶつけるほどのがっつきっぷりで、朗々としたエンディングソロ。

鳥肌。
なんだ…なんなんだ…どうしたんだ。
ただただ、驚きと嬉しさで、ぐわんぐわんする。
いや〜…すごいもん見ちゃった…


ものすごい興奮にざわつく客席。
暗転したステージでは、北川さんがじっと目を閉じ、精神統一するように…
何かを祈るように手を合わせる。
栄光前のMC前、彼は一人、祈るのだ。
別に一緒にどうこうするわけじゃないけど、特に邪魔するわけでもなく
北川さんのペースを、一歩引いて待つ厚治。
密かに、好きなシーン。

北「今日は集まってくれて、本当にありがとう」
いつものMCにプラスして、北川さんがカンペを見ながらたどたどしくしゃべる。
北「今日は山形だけじゃなくて、バスツアーで東北各地から参加してくれてる
  方もいます。秋田…盛岡…」
読み上げる悠仁。
北「…そして、福島。来てくれてありがとう」
キョードー東北主催の会場には、東北各地からバスツアーがあるんですよ。
私も本日はバス参加。
福島からは、たった12人(笑)
平日だしね…
たった12人のために、わざわざ言葉にしてくれるなんてもったいない(笑)
ありがとう。
こうやって、各地を読み上げるのは、その昔…ちょうどセンチメンタルのプロモーションに
各地を回ってローカルテレビなんぞに出てたとき、福島ローカルの音楽番組での
話題がきっかけなんです。

「どうして福島ではライブがないの?同じ東北だけど、仙台とかに行ったとき
 『仙台のみんな元気か〜!!』って言われて、オォーって手を上げるものの…
 『私、本当は仙台の人じゃないんだけど…』と、寂しい思いをする」

それを聞いて、そうか〜…と、心から申し訳なさそうな顔をしたふたり。
それだけで充分なんだけどさ(笑)
ていうか、ライブないのはふたりのせいじゃないし。
そこで、VJと北川さんが約束したんです。
次のライブでは、仙台だけど「福島のみんな元気か〜!」って言うって(笑)
それをね、いまだに律儀に守ってくれているんですよ、北川さんは。
なんていい子なんだ…
やっぱり言葉にしてくれるのは、すごく嬉しい。
そして、その気持ちが嬉しい。
ありがとう。

栄光の架橋
渾身の歌。
渾身の演奏。
とても素晴らしく、時を忘れた。
やはり天井が低く、炎がいつもより近かったけど(笑)
それもまた素敵だった。
色々な思いが心の中に溢れてくる。
本当に素晴らしいライブだった…
なんだかね、考えちゃうのよ。
今の自分のこと、将来のこと。
そしてゆずのこと。
これらかゆずと共に歩んでいく日々のこと…
無心になると、思いが巡る。
ゆずライブの特徴といってもいい現象。
なんだろうなぁ。
ふたりの声には何か特別な波長でもあるんだろうか(笑)


あぁ、終わりたくない。
終わりたくない…けど、とてつもなく満足、満喫、堪能しつくした…
ステージ上のゆずもスタドも、達成感に皆瞳を輝かせ、
こぼれる笑みを隠そうともしない。

ちょっとひとついつも気になるんだけど、沖山さんて厚治とハグした後、
かならず厚治の脇の下と脇腹の間ぐらいのとこを掴むみたいに手をやるのよ。
多分無意識のクセなんだろうけど、高島的にちょとちょっと!と許せない。
気安く触んないでよ〜っっ。
↑めっさジェラシ〜
女性に対してだったら完璧にセクハラだけど、男子的には気にしないのか…
こそばゆいよね、そんなとこ触られたら。
ひとりでプンスカ怒っていたら、一緒に見てた友達に「でも沖山さん、厚治だけじゃなくて
みんなのそこ触ってるよ」と、報告いただいた(笑)
やっぱりクセか…
でもヤダ。
プンプン!

…なんか余計なことを話しましたが(笑)ここから戻る。

北川さんにショウカイされ、マイクに向かう厚治。
ほんのりピンクに染まる、頬…耳…
楽しさと達成感を噛みしめるように、しばし唇をつぐみ…
岩「山形…楽しいじゃないか!」
オッサンくさく、得意の手をひょいっとしながら一言(笑)
爆笑の会場に調子こいてもう一回。
岩「楽しいじゃないか!」
んふふ、照れ隠しなのよね。
ちょっとね、きてるのよね。
わかる…なんか鼻の奥がツンとしてきた。
いつもより潤む瞳。
長い睫毛をゆっくりと瞬かせながら、少し落とした声で北川さんを呼ぶ。
岩「リーダー、北川悠仁!」
マイク前にやってくる悠仁。
あぁもう…
北「…」
ね、なんでそんなウルウルなのさ(笑)
今にも溢れてしまいそうなところをぐっと堪えて、笑顔をつくる。
北「…山形…楽しいじゃないか!」
↑そしてお約束のように厚治の真似(笑)
北「山形は、2年ぶりなんですけれど、前に来たときも本当に楽しくて、
  今回もまた、すごく楽しかったです。また必ず戻ってきます!」
うん…
正直ね…あんまり今回は、オーディエンスのマナーはよろしくなかった。
眉をひそめる事、一回や二回じゃなかった。
非常に残念だけど。
それを差し引いても、充分プラスになるぐらい素晴らしいライブでした。
なんだろうなぁ。
ゆずの、気が満ちるというか。
奥ゆかしくも内に秘めるものは熱い東北の風土と、このキャパが
なんといってもいいんだろう。

はぁ。
ため息ひとつ。
やっぱりいいね、山形。

にこにこの笑顔の北川さん。
北「そうそう、年末紅白に出ることになりました」
一言ご報告いただきました。
おめでとう。
どこでやるかは知らないけれど(笑)どうか、あなたたちが気持ちよく歌える
環境でありますように。
心から願っています。

右に、左に。
悠仁が、厚治が、大きく手を振り、ありがとう、と頭を下げる。
ありがとう。
そして、お疲れ様。
同じ時間を共有できて、本当に幸せでした。
いいライブだった…


なんでこんなに心に残るのか。
やはり、ゆずのふたりがどれだけ楽しめたのか、それにつきるんだと思う。
う〜ん…ちょっと今回はここまで感動していただけるのが申し訳ないぐらい
マナーがよろしくなかったのが…唯一引っかかるところ。



どうしたらいいのかなぁ。
どうしたら、みんなわかってくれるんだろう…
前説でもするしかないか(笑)



本日のお席:アリーナ7列66番


2004.12.4 朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンター 新潟

素晴らしいライブでした。
本当に。
間違いなく、2004年度ベスト3に入るライブだった。

本日は、なんとなんと中州最後尾。
ええ、いわゆるサブステージバック最前列!
しかも厚治真後ろ…
ありえない…きっと二度と見れる位置じゃない(笑)

案の定、ありえない色々なシーンを目撃することが出来て
本当に幸せでした。
楽しかった…ひたすらそれしか言葉が出てきません。

まずは登場のゆず。
花道を歩いてくるふたり。
ち…近っ
ていうか、最前だし(笑)
うわ〜ん、生きててよかった。
なのにこんな日に限って
(いや、むしろそんな日もありがちなぐらいだが)
厚治の前髪がパッツン一直線…ありえない(笑)
北川さんは、ニッコニコ。
ギターを渡すスタッフに、ニコニコっと笑いかけて
なごやかムード。
岩沢さんはどちらかというと、唇をきゅっと一文字に閉じて
精神統一ムード。
↑前髪パッツンなんだけど(笑)

よろしく、と握手するふたり。
なんかそんなことだけで感動。

ふたりがマイクに向かう。
前からスポットを浴びるふたりを背中から見つめる…

ふたりの、挑む姿をただ見つめるスタッフ視点。
その背に背負うもの。
ふたりが向かおうとするもの。

様々なことが、一瞬に頭の中を巡りました。
感無量。
なんか、泣きそう。
その背中、抱きしめたい。


わだち
めっさ気合の入っている北川さん(笑)
厚治のハープも軽快。
なんかいいんじゃなくて?
今日は絶対スゲーライブになる、と確信した一曲目。
音も案外いい。

飛べない鳥
素晴らしかった。
くっと顎を上げた厚治の、どこまでものびゆく声。
ライトの眩しさに目を薄めながらその声の行方を追う。
祈るように胸の前で組んだ指が、かたかたと震えた。
少し前かがみに、一心不乱にギターをかき鳴らし、
歌う二人の姿が霞むのは、ライトのせいか…涙のせいか…
なんて素晴らしい瞬間に立ち会ってしまったのだろう。
感動ひとしお、うるうるうるうるのところに、仁ちゃんが
ものっっっすごい笑顔でくるりと振り返る。
キャーっっ!と悲鳴が上がる。
叫んでしまうのも、わからなくもない愛らしい笑み。
激しいストローク…なのはいいが、調子こいて激しすぎて
ピックがピックガードなのかギター本体なのか…まで
行っちゃって、激しく振り下ろす度に「ボスッ」て
鈍い音が(笑)
ボスッ、てなんだよ、ボスッって(笑)
うるうるしてたのに、大爆笑。
笑いすぎて、北川さんと目が合った…(錯覚)
ヤバイヤバイ。
お口にチャック(笑)
いやもう、でも本当厚治のボーカルが素晴らしすぎて
どうにもこうにも身動きがつきませんでした。
まるっきり背中なんだけど。
そのストイックさがまたソソる。たまんない。
こんなに近くで肩甲骨のあたりの動きやら、
落ち着きのない足やら腰やらを見つめるなんて(笑)
ありえないよねえ。
ごちそうさま。

からっぽ

少しテンションを整えるように、自分に集中するふたり。
やがて厚治がギターを探るように爪弾きだす。
まだ後ろを向いて目を閉じている北川さん。
じっと悠仁だけを見つめ、タイミングを合わせる厚治。
いわば曲間ののりしろの部分なんだけど、こういう瞬間にこそ
ライブの醍醐味を感じる。
厚治の爪弾くギターが美しい音色を響かせる。
ギターチェンジまで、舞台下で真剣にチューニングしていた
スタッフが、その厚治を見上げている。
フロントに立っているのは、北川悠仁、岩沢厚治のふたりだけど
ライブというものは、こうして影でふたりを支える、すべての仕事人たちの
一生懸命の集大成。

北川さんが、ほ…とひとつ息を吐いて、にこりと厚治に微笑み
かける。
ギターのフレーズを刻みながら、厚治が大きく頷く。
ジャン、と空気を切るようなストローク。
北川さんが歌いはじめる…
懐っこいのに、どこか寂しくて胸がもやもやっとするような
切なさを感じる声。
舌足らずな一途な愛らしさ。
雨の日の、捨てられた子犬みたい。
そこに重なる、厚治の美しい高音。
一点の曇りなく澄んだその声は、見なくてもいいものまで
見えてしまうような、感じなくていいことまで
感じてしまうような、多感で繊細な危うさをはらむ。
美しいのに、どこか悲鳴のようにも感じてしまうハープ。
胸がぎゅっと締め付けられる。
少しウワン、と音がこもるような会場全体の鳴りが、
とてもいい効果を醸し出していたのではないでしょうか。
北川さんが、エンディングでとても一生懸命にタンバリンを
振り、叩いていたのが印象的でした。


大バカ者
さ〜て、気分も一新。
待ってました、待ってましたよ、この時を。
北「ワン・ツー。ワンツースリー、ヘイ!」
うぎゃ〜っっ、壮絶に厚治がかっちょいいっっ。
この時ばかりは後ろ向いて弾くんです。
岩沢さん。
て、ことは。て、ことは。
絶対私のためだけに弾いてました、彼(笑)←大錯覚
踏ん張った足。
激しいストローク。
激しくなればなるほど半開きになっていく口(笑)
ぷるぷる、ぷるぷる。
ニコニコ、ニコニコ。
落ち着きゃしない(笑)
ハモ入れるのに、口だけマイクに持ってって歌うのもすこぶる
可愛い!
いや〜ん、もうもう。

…好き。

こんなに好きで、どうしよう(笑)
しかし、思わず『好き…』と、つぶやいてしまう私ですが
あの、厚治をつぶらな瞳でほにゃっと見つめる北川さんの
愛らしさには敵いません…
とろけそうな笑顔で、じっと厚治を見つめながら
嬉しさを堪えきれないように、はむっと唇を噛む。
か…かわええ…
なんだよ、見つめ合うなよそんなに。
毎日見てる顔じゃねーか(笑)
倦怠期ってないんですかね、この人たち。
いいんです…最初から勝負になんてならないのわかってるから。
…お幸せに(笑)

そんなラブラブ幸せモードのまま…
シャララン
まごまごとカズーホルダーをマイクにつける北川さん。
北「ちょっと待っててね」
な…なんか、今日可愛いんですけど。
なんでそんな可愛さアピールなんですか?あなた(笑)
まごまご…
真横じゃなくて半歩ぐらい引いたとこから、じ〜っと見てる
岩沢厚治。
『場をつなぐ』とかって感覚皆無(笑)
カッチリはまって、ちょっと左右に動かしてみる悠仁。
『よし、それでOK』とばかりに頷く厚治。
手伝えよ(笑)いや、ホントに手伝われてもあれだが(笑)

北「次の歌は、歌える人は一緒に歌ってください。
  歌えない人は…手拍子でもしててください」
舌足らずでほにゃ〜っとした声。
厚治が笑う。
ホントに厚治のツボ押さえさせたら世界一だよ、あんた。
マジで可愛かったけど。
手拍子でもしててください、って(笑)
いつも言ってるっけ?
妙にツボにはまって、笑う高島でした。
てめーらは指くわえて見てろ、的なこの発言どうよ(笑)
あぁそうだ。
この北川さんのほにゃほにゃっぷりは、冬至みたい。
素〜で楽しんでいるんだなぁ。
意味もなく口を半開き〜で首をふりふりする悠仁。
同じく口半開きでふり ふりする厚治。
そんなとこまで合わせなくていいから(笑)
顔見合わせて、にこぉ☆
やってろ、ふたりで(笑)

蛍光灯の先
少し後ろを向いて精神統一、とかまったくなく
唐突にジャン、とギター一音歌い出す厚治。
いや、こっちの心構えがまだ出来てないし(笑)
言葉にならないぐらい、よかったです。

喉を震わし、吐き捨てるように歌う。
その背に当たるライティング。
近すぎるので、全体的にどうなってるかさっぱりわかりゃしないんだけど、
ふたりの背を通り過ぎていく、白く眩しい光り。赤いライト。
まるで、ヘッドライトやテールランプが行過ぎるよう。
不思議な感覚に陥った。
ここは、どこだろう。
まるで路上で歌うふたりを見つめているよう。
次々と、留まることなく通り過ぎていくヘッドライトに背を向け、
背をのばし、天へ届けとばかりに歌う。
心に残る、シーン。
きっと、ふとした瞬間にこの背中を思い出し、切なくなるんだろうな。
そんなことを確信した一場面でした。


今日はコンディションもテンションも絶好調。
あぁ…ずっと聞いていたい。
ずっと浸っていたい。

いつもとちょっとのばし方を変えたりしたから、ちこっと悠仁の
声だけ残っちゃったりして(笑)
それもまたご愛嬌。
珍しいよねぇ、こういうの。
厚ちゃんアレンジは、地味〜なんです(笑)


はぁ、とひとつため息。
深々と頭を下げる。
ゆっくり顔を上げ、そしてふたり、向かい合う…

心のままに
ひぇ〜…ふたりが向かい合った瞬間から、倒れそう(笑)
ナゼって…
いつも正面から見るとですね、岩沢さんのギターは必然的に客席にネックを
向けているんですよ。
激しいプレイなんだけど、身体に被ってそのストロークは見えないんです。
それがそれがそれが、目の前にピックを握ったお手手が(笑)
ありえないっ、死ぬ(笑)
口を開き、ふたりにだけ聞こえる小声でカウントを刻む。
美しく奏でられるツインギター。
大きく身体を揺らしながら一心不乱にギターをかき鳴らす悠仁。
少し上体を起こして、その悠仁を見つめながらの厚治のストローク。
限りなく男前…
閉じていた目を開き、キラキラとした瞳で悠仁が厚治を見る。
今度は逆に厚治が腰を落とし、悠仁の視線を受け止めながら激しくかき鳴らす…

もう、誰も入り込めないふたりだけの世界。
胸の奥がきゅうっと軋む。
ただふたりが目の前にいて、ただふたりが心を合わせギターを奏でる。
ただそれだけのことなのに、こんなに胸が熱くなるのは、どうしてなんだろう。

薄く頷き合って、ガツガツと前奏にエンドマークを結び、
悠仁がマイクに向かう。
噛み付くように歌い出す。
顔を伏せ、口を半開きのまま、ぷるぷる、ぷるぷる。
真剣なんだよね、一生懸命なんだよね。
無心になった時の厚治は、小動物(笑)
ギターは超絶男前なのに、どうしてこうも小動物(笑)
長い睫毛がライトに照らされて頬に影を落とす。
コードを押さえる手の甲が見える。
滑らかに角度を変え、せわしなく動く手の甲に浮く筋がたまらなくセクシー。

マイクを掴み、絶叫する悠仁。
伏目がちの、厚治のハープ。
激しくも切ない、胸に突き刺さるシーン。
何度見ても、見る度に胸を打たれる。

ふたりの背を見つめながら、ふたりが見上げるその視線の先を共に追う…
これもまた、素晴らしい経験でした。


肩で息をする。
悠仁の頬をぽたぽたと伝い落ちる汗。
すごいなぁ、と思う。
前後左右、ぐるっと隠す場所もなく人の目・目・目に囲まれながら
あくまで自分達のペースを乱さず、自分達だけのテンションで歌う。
冷静に考えれは、ものすごくコワイことだろう。
何かあったら、身を守る術ないもの。
だけど、あえてこのサブステージに立ち、歌う彼らには、
スタッフに対する絶対的な信頼と、互いに対しての絶対の信頼…
そして、揺るぎないふたりだけの世界があるから。
カシャンと金属音を響かせて、厚治がハープチェンジをする。
呼吸を整えた悠仁が、厚治に身体を向けにこりと笑う。
ルーズにハープを吹く厚治。
それに合わせて悠仁がギターをポロリと奏でる。
すごいよ、もう北川さん、様になってるもん(笑)
不安なんていらないさ(笑)
横目で悠仁を見る厚治。
得意げな顔で、「どう?俺出来るよ!」とばかりの悠仁。
いや本当様になってる(笑)
すごいよ、悠仁。
君の成長スピードは(笑)
か〜わいいなぁ、もう…
キラキラの瞳。
キラキラの笑顔。
あんな顔で見つめられちゃ…
厚治は絶対絶対面食いだ(笑)

すこぶる楽しそうに歌いだす悠仁。
そんな悠仁を横目に、両手でネックをきゅっと握ってハープで絡む厚治。
この感じがたまらなくいい。

歌うことを楽しむ。
生きることを楽しむ。
感じることを楽しむ。

こんなにも切ないのは、生きるために楽しむことを忘れてしまった
本末転倒なオトナに、隣を歩いていたはずの友がなってしまったからなのか。
もしくは、自分自身がそんなオトナに成りかけているのを自嘲しているのか…

生きるためには楽しいことばかりじゃないし、自分を捨て意に染まない
行動をせねばならぬ時もある。
これは仕方のないこと。
私たちが野生に生きているんではなく、現代社会に生きているかぎり。
秩序と常識にがんじがらめにされた生活の中で、いかに自分らしさを守り
見失わずに生きるか…努力しないと、そんな大事な事さえも忘れてしまう
んだよね。
世のスピードに飲まれ、四方八方から目に耳に飛び込んでくる情報に流されて
自分を無くしている人のいかに多いことか。
私だって疲れきって気を抜けば、あっという間に足元すくわれてしまう…

そんな生活の中で、頑張って自分を貫こうと思えるのは、やはりこうやって
歌う彼らがいるから。
ミュージシャンや役者さんや、芸能に係わる方々の生活っていうのは、
ある意味野生に生きているようなもんだと思う。
我々と同じ時代に生きながら、まったく違う生態系、というか。
大変だと思うよ。
時にとても寂しいと思う。
だって「違う」んだもん。
だけど、その「違う」ことをパワーに変え、生きる糧にするってのは
まさに野生だよね。

生まれながらに定められた運命、なんていう人もいるだろうけど、
大概は、この世に生を受け、ある時期までは私たちとなんの「違い」
なんぞないんだと思う。
むしろ、変わっていくのは私たちであって、彼らにしたら理不尽に
取り残される感覚なのかな。
ゆずを見ていると、そんな風に思う。
変わりたくなくても生きる場所を変えねば生きられぬのが今の世の中。
では、生まれたまんま野性に生きることはらくちんなことなのか、
と言えばそんなことは全然ないだろう。
変わっていく誰かに焦燥感を抱きつつも変われぬ自分に堪らなく
コンプレックスを抱えながら生きる。
その才能を開花させスポットを浴び歓声に包まれたって、胸の中に
わだかまる孤独というのは、けして拭えないんだと思う。
仕方ない。
それが「野生」で生きるものの運命なんだから。

こうやって、歌うふたりに生で触れて、感じて、
その心を、時間を、熱くほとばしるパワーを分かち合う…
そんな場である「ライブ」という時間が、現代社会に生きる私たちと
野生に生きるゆずを、互いに癒しあう…そんな気がする。
みんながみんな、野生に生きてたらご飯食べていけないしね(笑)
君たちが君たちらしくあれるように、私は生きるよ。

とりとめもなく、そんなことを感じたシュビでした。

本日もコソコソとタバコを…コソコソ歌う悠仁と、
親指と人差し指でオッサンくさくタバコを持ち、スパーっと吸っては
ギターをジャン、スパーっと吸ってはギターをジャン、の厚治が
すこぶる面白かった。


あぁ、もう…どうしようもなく素晴らしかったサブステージ。
書きすぎっすね、私(笑)
だってよかったんだもん…

ONE・命果てるまで
佐野さんが、ドラムアレンジを変えてくる。
なななな…なんじゃこりゃ!
ものっすごくかっちょいい!!
触発されて、ゆずもテンションうなぎのぼり。
厚治のハープアレンジも冴える。
仁ちゃんが飛ぶ、シャウトする。
凄いんですけど。
我を忘れてノリまくった。
すげーよ、スタド。
きっと、もっともっとかっちょよくなる。
やっと色が出てきて、ものすごく良くなってきてるのに、ツアーが終わってしまうのは
とてももったいない。
これからなのに〜っっっ。


積み木ゲーム
汗だくの仁ちゃん。
汗に濡れる前髪を、額から物憂げにかき上げ、そのまま首に持っていく…
少し顎を上げて、上目遣い。
なんだその、うっふんポーズ(笑)
誰を誘惑してるんだ(笑)
フェロモンむんむん。
隣でれろれろ歌っているオッサンも、それなりにフェロモン(笑)


ウソっぱち
ほぼ真正面。
ビジョンがとてもよく見える。
そうか…正面でメインステージ見るの始めてかも。
こうしてきちんと見ると、歌うゆずとバックの映像。
なかなかドラマチック。
気持ち良さそうな厚治に、頬が緩みっぱなし。
本気で木村健氏のギターがうるさいです。
なんとかしてください(笑)


白鳥
素晴らしい。
白鳥前、シャンシャンシャン…とまるでサンタがやってくるような鈴の音の後、
シーン…と静まり返る会場。
誰もが息を潜め、暗転のステージを見つめる…
なんて気持ちのいい、インでしょう。
感動して鳥肌がたった。
これです。
これこれ。
こうでなくちゃ。
はぁ…素晴らしいわ、新潟。
先日山形で笑いたいのに笑えず悶絶した仁ちゃんアレンジは健在。
神様がどうにかなっちゃうのよね(笑)
あ〜おもろい。
やめて、頼むから(笑)
…そのうち慣れるだろうケド(笑)
曲入りが静かでとても集中して聞けたので、とても心に沁みた一曲でした。
美しく奏でられる間奏。
北川さんの、切なくも暖かい口笛。
引き継ぐ厚治のハープも、美しくまっすぐに私たちの心へ響いてくる。
ふたりのバックに星空。
この星空が、なんだかとても綺麗だった。
満点の星の中、歌うゆず。
大きく羽ばたく白鳥…
鎮魂歌。
数々の天災に見舞われた新潟の地を、鎮めるような荘厳な迫力を感じた。
歌の持つパワーというのは、すごい。
それは、オーディエンスが受け止めようとするパワーに他ならない。
ゆずが放つパワー、オーディエンスのパワー。
その両方が、がっつり噛み合った時、奇跡のようなパワーが生まれる。
素晴らしい時間を、ありがとう。


歩行者優先
ほ、と肩の力が抜ける。
自然に笑顔になるような、柔らかく暖かい気持ち。
とても癒される。
右から左からの、厚治のアップもかなり素敵。
ちょっとやりすぎ感も否めないが(笑)


シュミのハバ
壊れすぎの、ダブルケンちゃん。
シュッシュッシュ…で後ろ向いたとき、厚治が思わずオイオイと突っ込んでしまうほど(笑)
佐野さんも霞む(笑)
どーしちゃったんだ(笑)
仁ちゃん、フリを間違う。
でも、わけわかんなくならず、ちゃんと自分で元に戻れるのは流石だ(笑)


夢の地図
バンマスソロに、大声援を送るステージ。
おかしいから、それ(笑)
すんごい楽しかった。
本日はラムちゃんナシ。
可愛かったのにな〜、あれ。
やっぱり沖山氏には、ムリだったんだろう(笑)
あんなんやって可愛いの、仁ちゃんぐらいだ(笑)
仁ちゃんと言えば、ダダーっと花道走ってきて、「ケンちゃん!」と川村ケンちゃんを
呼び、キーボードを弾くケンちゃんとはしゃいでジャンピング☆
というシーンがあるのだが、北川さん片足台から落っこちる。
両手をあわあわっってしながら動揺する姿がめっさ可愛かった(笑)
危ないから。
気をつけて!!


クールダウンの、映像シーン。
バックかどこかで、まるで鉄板を湾曲させたみたいな、ボワン、ちゅーか、ボイン、ちゅーか
の音が鳴り響く。
なんだなんだ?思わず肩をすくめたら、厚治がバックステージを背を反らして見ながら
爆笑してた。
何があったんだかわかんないけど、可愛いから許す(笑)


いつか
今日はものすごく綺麗に雪が降ってきた。
ちょうど悠仁と厚治の真ん中に。
はらはらと舞い落ちる雪。
それをつなぐ、ビジョンの雪。
綺麗だった。


アゲイン2
改めて、いい歌。
すごく楽しいのに、その詩はずしっと胸にくる。
楽しすぎておぼえてない(笑)


少年
…困る。
仁ちゃんがサブステージにいる。
目の前。
でも、メインの厚治がめちゃくちゃ可愛いのだ。
見たい。
こっちも見たい。
うろうろうろう(笑)
サブステージで、メインステージを振り返り厚治と頷きあう悠仁。
ぱっと顔を上げた瞬間に、汗がキラキラと飛び散る。
漫画みたい(笑)
本当にあるんだね、こういうシーンて。
サブからメインに走って戻るとき、花道の下のスタッフから水のペットボトルを
受け取り、撒き散らしながら投げる。
投げる。
え?
もう一個投げたの、何?
後で悠マニの友達に聞いたら、ペットボトルのフタだって。
フタか…
微妙だ(笑)
「これ〜悠仁の投げたペットボトルのフタなの〜vきゃ〜v」
微妙(爆)


夏色
もう息をするのも苦しいぐらいなのに、来ちゃうんですよ、また。
ふたりが。
近いよ〜、可愛いよ〜、楽しいよ〜。
どうしていいかわからない興奮状態。
厚治も汗だく。
つ、と落ちる汗。
はぁ〜、素敵だ。
仁ちゃんが振り返って、ケンちゃん'sに手を振り投げキッス。
ついでのように、ふと視線を下げて、私たちに向かってキッス☆
キャ〜っっ、崩れる私たち←アホ
後から、一緒に見ていた三人で、
「仁ちゃんはあの時私に向かってちゅーしたのよ」
「違うよ、私よ」
「いや、確実に私にしたのよ」
…と、醜い争いが起こりました(笑)
「あんた厚マニじゃん!」
そんなん言われたって、仁ちゃん私見てたもん(笑)←妄想

いや〜、楽しかった。
そして飛んだ。
足がガクガク。
ふたりがサブを降りてメインに帰るとき、思わず座り込んだもん(笑)
メインに戻っても、ものっすごいテンションで煽りまくるゆず。
ラインを超えて、盛り上がり燃え上がり、ワケの分からない渦と化す
朱鷺メッセ。
物凄かったよ。
もう一回!もう一回!
ラストは仁ちゃん「限界だ!限界だ!」
はぁはぁ、肩で息をしながら、犬みたく舌を出す厚治。
また得意の泣きまねで可愛い子ぶる(笑)

ラストはものっ凄いハイスピード。
ハイスピードなのに、スタドと厚治の息ピッタリ(笑)
スゲー。
弾かれたように、花道を疾走する仁ちゃん。
は…早いだろういくらなんでも(笑)
厚治もガシャガシャストローク。
早くて苦しいのか、ぴょこんと片足を上げる(笑)
走る走る仁ちゃんを、笑いながら見て
岩「仁ちゃんがんばれ、仁ちゃんがんばれ、仁ちゃんがんばれ」
いや、あんたがスピード緩めればいい話で。
容赦ねぇ(笑)
ステージ戻ってくるので精一杯、ジャンプが横蹴りみたい(笑)
体力勝負(笑)
いや、もうマジでへろへろですわ。
余力なんてまったくございません。
締めたら締めたで、しばしステージも客席も肩で息をする(笑)

岩「ありがとぉ〜」
へろへろと厚治が両手をあげ、へろへろと叫ぶ。
お疲れ〜…
ちょっと休んでくれ。
私も休む。
椅子に座り込んだ。


アンコール前は、贈る詩。
結構フツウに贈る詩だったのに…
ゆず登場。
いつもどおり、ぽくぽくと可愛らしく手拍子する北川さんの隣で、
片手を胸に、片手を頬のあたりまで上げて、まるで手で音程掴むように
入り込んで歌う、のフリをする厚治。
え〜…直太朗?
堅?
わかんないけど(笑)
なんで贈る詩でそれなんだ(笑)
おバカすぎ…
爆笑。
この詩を、贈ります〜♪で、きゅっと胸の前の手を握る。
感極まったようです。
歌ってないじゃん、あんた(笑)
小芝居しても〜。
可愛い(笑)


北「アンコール呼んでくれて、ありがとう」
ほにゃほにゃと北川さんが可愛い。
いや、今日は最初か可愛かったが、楽しいライブを終えて、
ますます可愛い…
ものっすごい可愛いモードなので、続く夏祭りは伝説的に可愛らしかった(笑)
その歌い方、声…
厚治も、ものすごく優しく合わせてくる。
あったか〜い空気が、ステージから流れてくる。
「君が好き、君が好きよ。」
小首をかしげ、歌う。
かわゆっっ

「忘れない、朱鷺メッセ〜♪」
その締めもすんごく可愛かった。

あまりに可愛くて、KKP内大流行。
「鍋が好き〜、鍋が好きよ〜♪」
「皮が好き〜、皮が好きよ〜♪」
「牡蠣が好き〜、牡蠣が好きよ〜♪」
声を合わせて
「忘れない〜、朱鷺メッセ〜♪」

打ち上げ、こればっか(笑)
めちゃくちゃ楽しかったっす(笑)
いいネタありがとう。


暗転しているステージに我慢できないかのように急かすような
拍手が巻き起こる。
ヘタにコールうるさいより、全然求められてるカンジがして高島的には好印象。


桜木町
本日も、岩沢厚治絶好調。
ものっすごい声ののび、美しい高音、恍惚とした表情…
共に歌う仁ちゃんも、ものすごく可愛い。
文句つけようがない、120点。


栄光の架橋
暗転のステージ。
祈る悠仁。
頭を垂れる厚治。
しん、と静まり返る会場。
あぁ、なんて素敵な時間なんだろう。
新潟…こんなに素晴らしい会場だったんだ。
ボッ、と灯る五つの炎。
渾身の力を込めて歌うふたり。
本日ご一緒した、新潟地元のお友達が、堪え切れずに涙をこぼしていた。
それを見て、またもらっちゃって、涙が止まらない。
仁ちゃんは、余計なことは一言も言わなかったけど、頑張れ、と叫ぶ声は
確実に届いています。
本当に素晴らしいステージでした。
ありがとう。


スタドが去り、ステージにはふたり。
朱鷺メッセ、を繰り返す厚治が可愛い。
言葉の響きが好きらしい(笑)

北「ちょっと待って、お知らせがあるんだ」
紙が運ばれてくる。
そうです。

北「僕達は、地震があってからみんなに呼びかけてライブ会場で募金をしていました」

新潟に足を運べなかった皆様に、代わってご報告。
きちんと私たちの気持ち、北川さんが伝えてくれました。
最初からうるうるで、涙が溢れそうになるのを我慢して我慢して
長いカンペを読む悠仁。

北「募金を募った会場は、
  横浜アリーナ4公演、
  真駒内アイスアリーナ、
  大阪城ホール、
  マリンメッセ福岡、
  山形総合スポーツセンター…」

端折らず、全会場読み上げる。
その気持ちが嬉しいじゃないですか。

北「そして、集まった金額は…874万…」
金額を読み上げた瞬間、北川さんの頬に涙が一筋こぼれ落ちる。
もう、止まりません。
ぽろぽろと涙をこぼしながら、必死に伝える悠仁。

ありがとう!と、会場から上がる声に…

北「いや、これは僕達じゃなくてファンの皆の気持ちだから」
その言葉にも、また涙。
涙に声をつまらせ、噛みたおす相方の横で、同じようにいっぱいいっぱいの顔をしながら
意味もなくうろうろしている岩沢さんも、とても愛しい。

北「昨日ね、バスで地震の被害の酷かった被災地の方を少し回ってきたんだけど
  建物が崩れたり、ぐちゃぐちゃになったり…大変なことになっていて驚いたんだけれど、
  それよりも、そこで生きる人たちが皆で力を合わせて頑張ろう、皆で町を取り戻そうと
  している姿に、胸を打たれました」

溢れ落ちる涙を、手のひらで拭う。

北「新潟は、大きな被害を受けて、とても大変だと思うけど、人間の力というのは素晴らしくて
  試練に負けず、今確実に復興の道を歩みはじめています。
  次に新潟に来る時はきっと今まで以上に、素晴らしい街に蘇っていることでしょう。
  それを楽しみに…また、新潟に戻って来たいと思います」

北川さんの言葉が、とても胸に響きました。
あからさまに、頑張れなんて安っちぃことを言うんじゃなくて…
心から、人を愛し町を愛しているからこそ、出てくる言葉。
頬を濡らす涙が、また美しい。
いい子だ。
なんていい子なんだ…

本当に、心に力をくれる言葉。

凄いね。
改めて北川さんの器の大きさ、魅力に惚れ直した。


そして…
北「で、今日は募金の他にもうひとつ…歌を贈りたいと思います」
ギターが運ばれてくる。
いったんふたりで向かい合ったんだけど、

北「ちょっと待って」
流れ落ちる涙をタオルでひとぬぐい。
改めて厚治と向かい合う。


彼らが選曲した歌は。



『雨と泪』


ビジョンには、つぶらな瞳を涙に濡らす北川さんのアップと
目元をピンクに染めて、こらえてる厚治。

「そんなに泣かなくていいんだ、
 傍にいるよ。
 だから自分の足で歩こう」

その詩が心に沁みる。
あまりにもいっぱいいっぱいな状況で歌いだしたせいか、
北川さんの歌詞がグズグズ。
途中で作詞しながら苦し〜く歌っていたんだけど(笑)
厚治は半笑いで、きちんと合わせてくる。
グズグズだっていいんです。
心に響けば。


あぁ、なんて素晴らしいライブなんだろう。
なんて素晴らしいんだろう。

ゆずも。
新潟の街も。
そこに集う私たちも。


生きるって素敵だな。
人と人との出逢いって、素晴らしい。
また、ここでゆずに逢いたい。
みんなに逢いたい。
胸に誓いました。
また、絶対戻ってきます。
それまで…胸を張って再会できるよう、精一杯生きていきましょう。


右に、左に、背伸びして手を振って、ありがとうを繰り返すふたり。
とっても楽しかったんだかテンション上がったんだか素だったんだか、
厚治が思わず両手で投げキッス☆
どビックリ(笑)
やっぱり仁ちゃんのやることは、なんでもやってみたいらしいです(笑)



帰りのバスにひとり揺られ、暴風雨の中帰って来ました。
地元のインターに近づくと、さっきまでの嵐が嘘のように青空が広がり、
白い雲が風に煽られ、颯爽と流れている。
美しい空。
智恵子抄で、福島出身の高村智恵子が「東京には本当の空がない」と
故郷を懐かしみ嘆いたという、「あどけない話」があるが、私も地元の空が
大好きだ。
朝から晩まで働きづめの日々では、この美しい空を見上げることなんて
忘れてしまうことが多いが、私はこの空が好き。
高い建物なんてないから、とても空が大きい。
田舎だからね(笑)
遊んだりライブ行ったりするには、首都圏にいた方が断然ラクだし
楽しいけれど、こうやって見上げる空はかけがえのないものだ、
とぼんやり思う。
高速を降りるインターのぐるぐる坂をバスが回る。
青く澄み渡る空に、大きな虹がかかっていた。


とても、生まれ育ったこの土地が好きだと思う。
なんでだろう。
とても郷土愛をかきたてられた。
横浜を愛するゆずに、新潟で頑張る皆さんに触発されたのかな。


やっぱり地に足つけて生きている人は、強いし美しい。
頑張れ、新潟。
そして、私もここで頑張ろうと思った。


本日のお席:12列53番



2004.12.8 日本武道館 東京

『ライブハウス武道館へようこそ』

ゆず、初武道館ワンマンです。
(ワンマン?ツーマン?(笑))
ご大層に FINAL AT BUDOUKAN とかって言うから、
何がどうなんだ?と思ったら、フツーのONEライブでした(笑)
ある意味、ここ最近の…
2年ぶりの山形とか、震災のあった新潟とか。
そういった『特別』感のある気負いは、ふたりにはまったくなかった。

まあ、天下の武道館で初ライブなのに気負いがまったくないっていうのも
ナメくさった話しだが(笑)
なにしろとにかく、ふたりとも嬉しそうで嬉しそうで、はしゃぎまくっていたのが
可愛かったので、許す(笑)


仕事を文字通り切り上げて(笑)走って走って辿り着いた武道館。
分刻みのスケジュールで、ご飯食べてる間もない状態…
ゼーゼーいいながら、入場して第一声が…
「せまっ」
武道館って、こんなに狭かったっけ?

アリーナの、自分の席に座って、あらためてぐるりと周囲を見渡してしみじみ思った。
一昔前は、「武道館でコンサート」なんてとてつもないステイタスだったのに…
八角形の独特の形状。
すり鉢上になっていて、3階なんぞはとてつもなく上にある。
しかも足場狭いのよね…
飛んだら死ぬ、とマジで思うぐらい(笑)
やっぱりなんか、気が引き締まるというか少し特別なカンジがするのだ。
ホール上部に掲げられた日の丸。

日本武道館なんだよねぇ…
なんか不思議だ。

九段下から千鳥ヶ淵を横目に、田安門をくぐって武道館に向かう。
田舎者の私は、生まれてはじめて武道館を訪れた時、この門構えにものすごく
ビビった(笑)
どう見たってこの奥にあるのは、寺じゃん…みたいな巨大な木作りの門。
ぽっとその場に立っただけで、近代日本の歴史のかほりがしてくるような場所。
千鳥ヶ淵の桜。
坂道。
ノスタルジックな気持ちにどっぷり浸っていのに、一歩歩けばダフに当たる(笑)
イマドキって、どんな大きな会場だってこんなダフ屋がひしめき合っていることない
と思う…これもある意味懐かしい風景。
初めての武道館の時は、ダフのおっちゃんが聞きもしないのに入り口教えて
くれたもんな(笑)
『ネエちゃん、急がないと始まっちまうよ〜』とかって(笑)

色々思い出すなぁ。
まったりしていると、ふと耳に入ってくるのはジョンソング。
「Happy X'mas」「Imagine」「All You Need is Love」…
北川悠仁セレクト?
そういえば、今日はジョンレノンの撃たれた日ではないか、とハタと気がつく。
追悼セレクトなのかしら。
懐かしいなぁ、「All You Need is Love」。
そういやいつだったかのラジアンイベントで、ここ武道館で聞いたなぁ、ゆず歌ってるの…


まったりと待ちを楽しみました。


早速ゆず登場☆
サブステージが、本当に真横なの。
北川さんにすっぽり厚治が被っている(笑)
でも、それでも少し身体がずれるとちらっと見えるその表情とかストロークにうっとり…
もちろん仁ちゃんも素晴らしく可愛いんだけど。
かえって座ったほうが見えるから、ひとり座ってみてた。
特等席。

北「武道館のステージに立ったら、絶対言いたかった言葉があるんで、言っていい?
  ライブハウス武道館へようこそ!」
氷室キメ真似するふたり(笑)
はしゃぐな、はしゃぐな(笑)
すこぶる嬉しそう。
テンションそのままに、とてもいいサブだった。
武道館、とても声が通る。
聞いてて気持ちいい。

ある意味、ONEツアーの基本の基本といいましょうか、ここまで回を重ねたからこその
円熟した「いつもの」ステージでございました。

テンション高すぎのふたり…
シュビでは、厚治本日もガラ悪くタバコを吸う。
しかし、そんな舌をべろべろ出してたんじゃ、吸えません(笑)


素晴らしい演奏、素晴らしいボーカル…
じっとしていられないぐらい一気にボルテージの上がる
しかし…
一本指立てて、振るでしょ。
あれって結局、みんなのノリを抑えることになっちゃうんじゃないかな…と
ふと思った。
ここ最近毎回変えてくるドラムアレンジに堪らず身体を揺らし、
時折ジャンプしてしまうぐらいハイテンションな私の周囲は直立不動で
ただ腕を上げ振り続ける人々…
どうなのかしら、これ…
すんごい不思議にすんごい違和感に思う。
音に身を任せるのって、気持ちいいのよ〜
な〜んでそう、一律の動きになっちゃうのかなぁ、この曲で。
もったいない。
ねえ、北さんそう思わない?(笑)


とても面白かったのが積み木
いつも以上にテンション高く、れろれろ歌っている厚治ですが、
ハープソロが自分でもものっすごくよく吹けた!と思ったんだか吹き終わった途端に、
すんごい嬉しそうに、ひたすらぷるぶる〜ぷるぷる〜ぷるぷる〜っ
か〜わ〜い〜い〜(爆)
どうしてこう小動物なのかしら、あなた。

目を細め、心地良さそうに厚治が歌う。
ウソっぱち
何気に北川さんが可愛いのよ。
おだやかな顔して歌うふたりに、なんとも癒され興奮する(笑)
どっちだよ(笑)

白鳥
八角形の会場を一面バックにしているからなのか…
ステージが広いっつーか、バックステージが奥まってるっつーか。
だから、ステージ上のライティングもいつもより効果がつけられるのかな?
星空が、本当に高く高く天井まで続いていて、とても綺麗だった。

私はとても周囲に恵まれて、とても『聞くときは聞く』『楽しむときは楽しむ』という
皆様ばかりだったので、とても気持ちよく堪能することができた。
お近くだった皆様、ありがとう。


歩行者優先
なんだかほっこり涙が出そうになる。
いい歌だ。
厚治が好き。
隣でほにゃほにゃと柔らかい無垢な笑顔を浮かべる北川さんもすこぶる可愛い。
あまりにいい笑顔浮かべて歌うもんだから…ニヤニヤが止まらず、意味もなく
友達の肩をべちべち叩きまくった(笑)


シュミ
あり得ないカメラワーク。
厚治の『瞳』のアップ。
どアップ(笑)
キラキラのお目目。
白目が綺麗(笑)
それが連続するもんだから、倒れたよ〜
すごく笑った。
わかってんじゃん、てカンジ。
しかし、厚治の左側のホクロは確実にでかくなっていると思う(笑)


夢地図
すんごい楽しかった。
それしかおぼえてない(笑)
一言しかないんだけど、それでも飛ばさないで書き留めておきたいほど楽しかった。


いつか
ナゼか朦朧としててあんまり憶えてないんだけど、今日は綺麗に北川さん、岩沢さん
ふたりの上に雪は降りました。
岩沢さんのキラキラキューティクルの上に積もった雪がいつ溶けるのか…
じ〜っと頭だけ見つめていた気がする(笑)


アゲ2
気合一発、北川さんのギターソロ。
厚治と目を合わせ、腰を落とす。
北川さんのギターに合わせ、ダン・ダンと左足を踏み鳴らす厚治。
ギャロップギャロップするように…
我慢出来ないように、がっと近寄るふたり。
思わず「ひゃっ!」って悲鳴上げて隣の友達の手握っちゃうぐらい、
ふたりは近かった(笑)
肩とかぶつかってんじゃないの、この人たち(笑)
この「お互い好きで好きでたまらない」みたいな両思いチックなところが
とても好き(笑)

その後もメッチャクチャ盛り上がったんだけど、盛り上がりまくったせいか
思いっきり歌詞間違う厚治(笑)
はっ!と北川さんの顔見るんだよね(笑)
そして、歌終わりも北川さん見ながらがちゃ歯を覗かせて、だははと笑う。
かわゆい…


少年
盛り上がりまくり飛びまくり。
もう意識がないぐらい。
ビジョンの厚治がすこぶる可愛い。
最後思いっきりジャンプしたい派なんだけど、けっこうみんな大人しいよね…


夏色
厚治がありえないテンション(笑)
すんごい楽しかった。
最後の最後、もう北川さんが走っているのを考慮に入れてやったりする
優しさは欠片もありません(笑)
毒霧する余裕もなく、ペットボトル持ったままメインステージまで全速力。
いつもはジャンプ締めの時真上に向かって吹いてたよ(笑)
水口に含んだまま走るってめっちゃ辛くない?
仁ちゃんすげーや(笑)


夏祭り
忘れない〜武道館〜♪
ますます可愛くなっている(笑)
乙女っぷりに磨きがかかる(笑)
厚治のハープも、夏の日のもやもやっとした空気を感じさせる素晴らしい
音色を奏でている。
とても素敵。


桜木町
今日は、本当によかった。
あまりに良すぎて、ものすごくトリップした。

意識飛んでいるところに、北川さんににこっと微笑まれて手を振られる。
あ、仁ちゃん…と素〜で振りかえす私。

岩「ありがと〜!!」
ビクゥッッッ
厚治のシャウトで一気に我に返る私(笑)

一瞬どこで何してるんだかまったく見失ってた(笑)
素〜で仁ちゃんに手を振ってた…
なんかとても恥かしい(笑)


栄光
語る言葉ナシ。
最高。


今日は最後のMCあたりが最高に面白かった。

岩「…初武道館…『ライブハウス武道館へようこそ!』一回言ってみたかった〜(笑)
  僕達は、路上で歌っている時から野望とか全然なくて、
  『いつか武道館を一杯に埋めてやるぜ』みたいな野望は、さらっさらなかったん
  ですけど…やってみたら、やっぱいいっすね、武道館。
  楽しかったです、ありがとう」

お〜っっと、何気にビック発言(笑)
野望はさらっさらない、とかいいながらしれっと溢れんばかりに満杯しかも3days。
聞く人聞いたら刺されるぞ(笑)
いやいや、でも冷静にもう一度よく思い出してください。
路上で、ふたりで歌っていた時から、野望はない…
だってさ。
『ふたりで歌う』ことこそが、目的なんだもん。
どこで歌おうが、どんな環境で歌おうが、ふたりで歌うということ自体が、唯一の望み
なんだもん。
…ラブラブ発言ですよね、これ充分(笑)
天下の武道館に集まった一万人超の観客、総パセリ。
ただの、北川さんと楽しく歌うための彩りですから(笑)
なくてもいい。
ありゃあ、食う(笑)
そんなヤツラなんです。
そういうところが、私は好きなんです(笑)←自虐的…

北「岩沢も言ったけど、『ライブハウス武道館へようこそ!』これが言えて、
  それだけで満足です(笑)
  今日は、初武道館の日なんだけど、僕の尊敬するジョンレノンの命日でもあるんです。
  その憧れのジョンと、この運命の日に同じステージに立ったのかと思うと、
  とても不思議で、嬉しいです」

そうだ。
やっぱりそうか。
そうだ、ビートルズも武道館のステージを踏んでいるんだった。
それは…なんだか感無量な運命感じちゃうような、武道館初日でしたね。
自分のことのように、嬉しい。
よかったね、仁ちゃん。
にこにこ。
最近涙を見ることが多かったけど…今日は、柔らかい笑顔。

北「そう、この間新潟に各地から集まった募金を届けに行ったんだけど、
  皆様のご協力で800万以上のお金が集まってね。
  ね、すごいね」

その笑顔に、とても胸がじんとする。

武道館でも、引き続き募金活動をしております。
最終日おでかけの皆様…お気持ちがあればぜひご参加ください。


語り終え、マイク前に出てくるシーン。
北川さんがいつものように、すっと左手を厚治に差し出しながら前に歩く。
一歩二歩…
進んだのに、厚治はまごまごしててついてこない。

握り返されない手に、「早く来いよ」とばかりにちらっと振り返る悠仁。
慌てて右手を出す厚治。
そのままその手をきゅっと掴んで、厚治をちらっとも見ず定位置まで歩く。

…どこのカップルっすか、この人たち(笑)

手を差し出しながら、ちらっと振り返った北川さんがえらく男前で
激しくときめいた(笑)
いや〜ん…
今思い出しても、ちょっとドキドキする(笑)
いいもん見た。
ありがとう(笑)






さあ、残すは最終日!!
完全燃焼するぞ!!


本日のお席:アリーナBブロック71番


2004.12.9 日本武道館 東京
2004.12.11 日本武道館 東京

いよいよ…最終日。
実感が全然ない(笑)
泣きそうなほど寂しいっていうより、お祭り気分の方が強いのは満足感から
なのでしょうか。
今年はたくさんライブ見たもんな。

このセットリストが二度と見れないのは嫌なんだけど、これ以上続けられても
死んでしまう(笑)
いい頃合なのかな。
さあ、完全燃焼しますよ!!


本日のお席はサブステージ前、北川さんよりの通路席。
素晴らしく見やすい…
最終日にこんな近くで見れるなんて…幸せの極み。
ありがとう、Rちゃん。

わだち
登場シーンでは…少し緊張気味?な顔してたけど歌っちゃえばもう、
楽しくて仕方ない。
最近調子こいている(笑)仁ちゃんアレンジ炸裂。
「君だけの道〜♪君だけの道〜♪君だけの道〜♪君だけの道〜♪」
何回歌うんだよ(笑)
ハープにかぶってるし。
頃合見計らう厚治は、あんまり気にしていないご様子。
いい相方ですわね…大事にしてね、仁ちゃん(笑)


飛べない鳥
岩沢さんの声が綺麗にのびる。
やっぱりこの歌を聞くのは、正直まだ少し恐い。
どうしても身構えてしまう…
厚治のテンションも全然違うし、北川さんがうまく掻き回してくれてますんで
ズズンと沈み込んだりはしないけれど(笑)
2番の最初の歌詞のところ…
一番弱いとこなんだけど、厚治が歌い終えた途端にくるっと身体を互いに
向けてアイコンタクトがお約束。
なんかとってもほっとする。
私が勝手に恐くて、私が勝手にウルウルなんだけどさ(笑)
しかし、ONEの鳥はなんといっても仁ちゃんギターが目玉でしょう。
なんでそこまで激しくするの?
何が君をそうさせているの?
その疑問を胸に抱いたまま、ツアーは終わってしまいます。
今日なんて、大サビ…

ジャカジャ〜ン♪の、度にずれていく(笑)

弾けば弾くほど、ズレていく(爆)

ふたり、顔を見合わせ…
岩「きっと〜♪」
いやいやいや、合ってないし(笑)
微笑んでる場合じゃないし(笑)

面白すぎです…

仁ちゃん…めげずに初志貫徹。
新たな顔を得た鳥に乾杯。


からっぽ
ただ数音、それだけでどうしてこう切ないフレーズとなるのか…
猫背で足をくん、と張ったままの岩沢厚治のギターの爪弾き。
目を閉じじっとその空気に身体を沈める悠仁。
カウントはない。

ふと、ふたりが同時に顔を上げる。

薄く頷くように厚治がピックを振り下ろし、北川悠仁が歌い始める…

岩沢ワールドに浸りきった、したたるような艶をまとった北川悠仁の声。
きつく目を閉じ、マイクを握り締め歌う。
重なる厚治の声も、高く澄み切った美しさ。
まるで水面に輝く光のような、ゆらゆらと輝くタンバリンの音色。
心に突き刺さるようなハープ。
北川悠仁、岩沢厚治のふたり以外では創り出すことの出来ない世界。
背筋が震えた。


大バカ者
タンバリンを手に、少し準備体操。
よっしゃ!とばかりに、ふたり見つめ合う。
低い体勢。
額をくっつけそうな角度で、互いを上目遣いに見つめ合う姿は、
なんとも言えず愛溢れ(笑)

北川さんのハイテンションなカウントともに、弾かれたように動き出すふたり。
バラードもいいけど、元気が一番(笑)
とにかく厚治のギターが男前!!
中州を振り返り、ジャカジャカかき鳴らし、顔だけ振り返ってマイクに向かう
姿がたまらなくかっちょいい!
惚れた…惚れ直した。
テンションが上がるとともに、どんどんスピードアップしていく。
どんどんヒートアップしていく北川さんをひたすら見つめる厚治。
ひたすら笑顔。
楽しくて仕方ない、嬉しくて仕方ない、そんな気持ちが溢れまくっちゃってる笑顔。
そんなに好きか、北川さんが(笑)
少しうつむいて、必死にストロークしながら、にこにこぉ、ぷるぷる。
にこにこぉ、ぷるぷる…

かわゆい…
どうしていいかわかんない(笑)


シャララン
愛溢れソングは続くよ…
なんでしょう、この互いに向ける笑顔…
焼けるとか、もうそんなレベルではない(笑)
上目遣いでどっかをきょろきょろ見ながらカズーを吹く厚治は素晴らしく可愛らしい…
もう私、さっきから可愛い…可愛い…しか、言ってないんですけど(笑)


ひと呼吸おいて…
蛍光灯の先
うん。
まぎれもなく、ONEツアーの中で最高のボーカルだったに違いない。
岩沢厚治、渾身の一曲。
私は武道館2日間を両方アリーナ(しかもサブ近く)で見てしまったため
全体の音回りはよくわからないんだけど、あまり響きのないストレートな
聞こえ方に、とても満足。
オンマイクなんだけど、まるで生声聞いているような気持ちになった。

歌う厚治と、自分の手元を交互に見ながら、一生懸命ギターを弾く悠仁。
最初はフィンガーなのよね。
それ、音出てる?ってぐらい遠慮がちな指先なのに、
ネックを持つ手だけは、せわしな〜く上に行ったり下に行ったり。
そんなに忙しいの?この歌のコード…
友達が『ホントにそのコード合ってるの?』って疑った、という話を聞いて
爆笑してしまった。
うん、そんな疑い持たれても仕方ないぐらい、遠慮がちっちゅーか
たどたどしいっちゅーか(笑)
仁ちゃんは、気をつかってるのよね。
厚治の邪魔しないように。
歌が歌だけに。
ブレスひとつすら邪魔しちゃ悪いって気になるもんね…
静から動に一気に盛り上がるサビ、さっとピックを取ってストロークへ。
ピック持った途端、仁ちゃん元気(笑)
元気にジャカジャン♪
唇噛んで、ちょっと微笑み…
そしてまた、動から静へ…
目を閉じ、喉を鳴らすように歌う厚治。
深いため息のような、繊細なボーカル。
北川さんはピックを足元に捨て、再びフィンガー。
あれ、動いてるけど弦触ってるのかなぁ…

…いいんですけど、別に(笑)

厚治の繊細なボーカルに重なる、悠仁の淡く掠れたハモがとても
優しく柔らかい色を添える。
最後のピッキングも、切なさの尾を引いて…

とても素晴らしい時間でした。
ありがとう。
…なんて。
最後なのにつっこみまくり(笑)
はじめてこんなにじっくり蛍光灯の仁ちゃんを観察しました。


心のままに
向かい合うふたり。
なんだろうなぁ。
今日は涙涙の最終日という感覚があまりないのだ。
ひたすら堪能しなくちゃ!楽しまなくちゃ!
てか、楽しすぎっっ!!
ツインギターは美しいというより、激しいセッションてカンジ。
歌う北川さんの声も早くも掠れ気味。
でも、その掠れた声でのシャウトが、また胸にぐっとくるんだよねぇ…

壮絶にかっちょいい厚治のギター、
北川さんの絶叫…
そこに重なる悲鳴のようなハープ。
汗を散らしながら、負けじとシャウトする北川悠仁…
深く目を閉じる岩沢厚治…


あぁ、なんてゆずらしいゆずのステージを目の当たりにしているんだろう。
このサブステージでのセットリストは本当に伝説に残る名ライブになること
でしょう。


余談
仁ちゃんの弦切れる。
それだけガチャガチャ弾いてりゃ切れるさ(笑)
ブッちぎってもさらに激しくストローク。
演奏後、礼をしながら切れた弦を一生懸命外す北川さん。
(カポに引っかかっちゃったりしてなかなか取れないんだこれが)
いいじゃん、すぐギターチェンジなんだから…と思うんだけど、
ぶら〜んとしたまま渡すの嫌なもんなのかしら?


本日一番笑えて、一番心に残ったシーンのひとつ。
シュビドゥバ〜
ルーズな厚治のハープに、北川さんのギターが絡む。
得意満面の北川さん。
振られたフレーズに、ポロリポロリと答える。
可愛いのだ、とっても。
厚治もとても楽しそうに、ぷくぷくとハープをくわえながら北川さんを見る。
少し腰を落とし、厚治の顔をのぞきこむように微笑む。
きらきらんとしたつぶらな瞳で厚治を見上げる悠仁。

そろそろシメかなぁ…と、厚治が奏でた一音に反応して、
北川さんがジャランジャランジャラン…♪とストローク。
嬉しそう楽しそうすこぶる可愛い…
が。
いつまで続けるんだ…
仁ちゃんのエンジェルスマイルを横目で見ながら、頑張って吹き続ける厚治。
ジャランジャランジャラン…♪
お、おいおい、いつまで続けるんだ(汗)
細く小さく掠れていくハープ。
さすがに息の切れてきた厚治。
でもまだやめない仁ちゃん。
酸欠になるってマジで(笑)
我慢して我慢して我慢して…
我慢できなくなって、ハープから口を外し、
マイクから大きく顔を背けて、はふぅ…と大きく息を吸う。

か…かわゆ
激ぷりちー(笑)

あまりの愛らしさに、ざわりとするサブ前に照れくさそ〜に笑う厚治が
また可愛い。
…抱きしめてやりたい(笑)
厚治を酸欠に追い込んだ北川さんは、無邪気な顔してギターを弾き続けている。

再びぱくりとハープをくわえる厚治。

なんて可愛い子たちなんだろう。
愛しくて愛しくて、泣けてきちゃう。

いつものステージ。
いつものように楽しそうなふたり。
いつものように終わるのかと思ったら…

北「しぃ〜っっっ!」
北川さんが口元に人差し指を当てる。

え?えええっっ!?

静かに動揺する武道館に、してやったりの嬉しそうなむふむふの笑みを堪えきれず
浮かべながら、悠仁と厚治がマイクから一歩引き、向かい合う。
そして、互いに向かって歌いだす。

北・岩「シュビドゥバ〜♪」

生声シュビ。
息を飲む。
手にしたハンドタオルをぎゅっと握り締めた。

結構ね、こういうシーンて厚治が遠慮してあんまり声出してなかったり
することが多いんだけど、今日は出してた。
とても素敵に悠仁と厚治の声が、溶け合いひとつになる。
やめてほしい。
涙が溢れてくる。

互いを見つめ、柔らかく微笑みながら歌う。

好きなんだね。
歌うことが。
相方のことが。
そして、ゆずが。

私も、大好き。
私の大好きなゆずを、北川悠仁自身が、岩沢厚治自身が、大好きだって
いうことが、とてつもなく幸せ。
逆なんだけどね。
北川さんと岩沢さんの大好き、に後付けで乗っからせてもらってるだけ
なんだけど、私は。

あぁ、でも好き。
『ゆず』が好き。
…って言ってもさ。
ゆずは北川悠仁と岩沢厚治のふたりのフォークデュオの名前なんだけどさ。
モノみたく、色や形があるわけじゃないじゃない?
そりゃあ、楽曲はCDってカタチになって発売されているけれど、
楽曲なんてのは、『ゆず』のほんのヒトカケラであって。
私が好きなのは、北川悠仁であり、岩沢厚治であり、このふたりをとても
愛している、ということと、やっぱり一番は、ふたりの間に流れる情であり
空気なんだよね。
言葉なんてなくても、ふと絡む目線とか、互いを見つめる笑顔とか。
隠しようも無く溢れてくる愛っちゅーか愛しさっちゅーか…
好きだなぁ。
しみじみ思う。

壊れないでほしい、と心から思う。
彼らは自然体で愛溢れているってのもあるんだろうが、互いが互いに対し
手を抜かずちゃんと尊重しあい、尊敬しあっているってのもすごい。
努力してるんだよね。
これだけ長い付き合いなのに…
本当すごいと思う。

本日の岩沢さんも、豪快にタバコを吸う(笑)
わけのわからぬ服着て〜♪
の、足あげは、北川さんが可愛らしく外跳ね、岩沢さんはオッサンくさく
膝持ち上げて内跳ね(笑)
それもまたツボ。
可愛かった〜


可愛くて男前で、
楽しくて切なくて、
笑いながらちょっと涙しながら、
過ごしたサブステージの終了です。


ゆっくり花道を戻るふたり。
素晴らしいステージをありがとう。
素晴らしい歌をありがとう。
素晴らしい笑顔をありがとう。
満足感で胸がいっぱいです。


大きく礼をするふたり。


もう、ここでライブ終了してもおつりがくるぐらいだ。


メインステージ横で、大きく頭を下げる、ふたり。
惜しみない拍手。

こういう瞬間こそ、ふたりにとって一番心に残るシーンになるのかも
しれないね。



メインステージ

映像が流れる中、スタドのメンバーがポジョンにつく。
そのシルエット。
あぁ、このメンバーでライブを見ることが出来るのは今日が最後かもしれない。
ドラムの佐野さん、ギターの木村健さん、ベースの沖山さん。
いままでの枠を飛び越して、新たな出逢いをゆずは得ました。
この出逢いこそが、「1〜ONE〜」ツアーそのものだったのかもしれません。
新しいゆずのサウンド。
とても素晴らしく、私たちの胸を震わせてくれた。

ありがとう。

もう少し、このメンバーでツアーを回りたかったね。
だけど、泣いても笑っても、本日が最終日。
完全燃焼しよう!!

ゆっくりと、左右から北川さんと岩沢さんが登場する。

ざわめいていた会場が、ふと静かに黙り込む…
予感、でしょうか。
ゾクリと背筋を震わすような、なんともいえない空気が武道館を包み込んだ。


ONE・命果てるまで
身体の芯に響くような、佐野さんのドラム。
思わず身を任せてしまいたくなる、雄大なギターサウンド。

ライブは、スポーツだと思う。
「同じものをそんなに見てよく飽きないね」という人が居るが、
ライブは生ものであり、毎回毎回が真剣勝負。
野球やサッカーを、なんでそんなに毎日試合するの?と言う人は
いないだろう。
それと同じ。

戦っているのは、ゆずVS私。
ゆずと参加者ひとりひとりの真剣勝負なのだ。
↑この時点で2対1なので、ヤツラはずるいが(笑)

どちらかが強すぎてもつまんないし、どちらかがテンション低ければつまらない。
けして、ゆずに負けない何かを心に持つ者だけが、素晴らしい試合をする
ことが出来るんじゃないかな。
結果は、勝つより負ける方がいい。
けして大負けじゃなくて、ちょっとゆずに負ける、ぐらいがいい。
心地よい敗北感を堪能できるから(笑)

特に、このONEライブ象徴的な2曲に壊れながら思う。
観客に、ならないでほしい。
観客席からじゃ、本当のゆずライブの素晴らしさはわからない。


かっと目を見開く北川悠仁。
ちょっとコワイ(笑)
先ほどのサブでの可愛らしさからは想像つかない男っぽい顔を見せる。
一方の岩沢さんも、腰を落とし壮絶にかっちょいいギタープレイを
見せているが、スクリーンにアップになるその表情は逆にあどけないほどの
純粋なまなざし。
長い睫毛に、はっとする。
この激しいギャップも、ふたりの大きな魅力であったりする。


噛み付くように歌う北川悠仁。
熱い、熱い岩沢厚治のハープ。

目を閉じれば、浮かんでくるシーン。
ステージが、武道館が、燃え上がる…
一気にここまでのボルテージまで上りつめるのは、凄いよね。
普通だったらライブ後半に持ってくるような、ヘビーな選曲なのに。

やはりこれは、佐野さんのドラムの威力でしょう。
本当に素晴らしいプレイをありがとう。


積み木ゲーム
とても好きな歌。
崩せば崩すほど魅力的な厚治のボーカル。
ちょっとかっこつけーな仁ちゃんのタンバリンとも相性抜群。
いつもやってる歌前のかっちょいいところをヒップで叩くってヤツ…
の後、なんかジャケットの裾をパサっとしてなかったかな?
なんとなく記憶があるんだが、なんだったんだろう。
詳細は悠マニさんに任せます(笑)
これはね〜…
すっぴんで見たいです。
そして、両手ハープも見たい…
絶対かっちょいいのよ。
かっちょよくないわけがない。

やっぱりネガティブ積み木は不要です。
でもなぁ。
この手の曲は今後のライブツアーでやらないんだよな、セオリーとして。
とても寂しい…
ぜひ冬至ですっぴん見せてください。


白鳥
間奏の、北川さんの口笛から岩沢さんのハープに引き継ぐところが好き。

北川さんの口笛はどこか懐かしくてどこか暖かくて切ないながらも
どこか心がほっと安らぐ。
そのほっとした気持ちを壊さないように、すっと入り込んでくる
壮大なハープアレンジ。

            暖かく血の通う魂が、導かれ、白い息が頬を撫でるようなキンと冷たい
            空気に映える星空に消えていく…

ハープからキーボードサウンドへの流れが、さらにスケールを増す。

            やがて星空を越え、はるか彼方へ。

ドラマチックに展開していく、サウンド。
繰り返す悠久の流れの大河のようなサウンドに、はらはらと舞い続ける厚治のハープ。

             絶対な存在、刹那な存在…

北川悠仁の、無垢な歌声。

             人の無力さ、愛する存在の重さ。

無力さ刹那さを、受け止め認めそれでも歩んでいく人の強さ。

ライティングも秀逸。

強烈なスポットライトが照らすこと無い、薄暗いステージ。
オレンジ色の優しい光り。
満点の星空。

北川さんの口笛ソロで、すっと消え行くように締めるのも、とても素敵だ。
すごく沢山のことが胸の中に溢れ出す。素敵な時間を、ありがとう。


歩行者優先
穏やかな笑顔で歌う厚治。
隣に佇む北川さんも、とても穏やか。
その詩に、ふと微笑んだり。
ぎゅと目を閉じ、詩にあわせてぱっちり開いてみたり。
とても穏やかに楽しめる曲。

…なんだか、今日の厚治のギター、バインバインいっててちょっと気になった。
↑音楽的なことまったくわからずヘンな表現でごめんなさい。
だってバインバインうるさかったんだもん。←言っちゃった(笑)


シュミのハバ
アナログなカセットテープをセッティング。
カチャリという音とともに、イントロスタート。
カメラワークがものっすごい遊んでいる。
厚治なんて、目。
目だけのアップ。

キラキラの瞳。
長い睫毛。

もう、それだけで…うひゃうひゃ喜ぶ高島(笑)
超あやしい人ですわ。
だって可愛いんだもんっ。
本当に岩沢さんは瞳が綺麗。

いきなりどかんと目のみのアップ。
薄い色の虹彩が真っ白な白目に映える。
そこから、どわ〜っと輪が広がって、ほくろ、顔、バストアップ…

いや〜いい。
いいセンスしとる(笑)

あまりに厚治が可愛すぎて、北川さん何やってたか覚えてないのよね〜

間奏挟んで、体操タイム。
DJ北川。
技が多少増えて、より様になってきました(笑)
一方の岩沢さんは、よっぱらいのオッサンかチンピラです(笑)
サングラスがでかいんだよ。
顔ちっさいからね(笑)

本日は最終日ということで、ラメラメアフロダンス隊登場。
さ…ササさんがキタナイ(笑)
ヒゲがなんとも…ワイルダー(笑)
社長も登場。
妙に似合うっちゅーか。
あれ、さっきまで隣に立ってたりPAあたりをウロウロしてたのに
いつの間に…(笑)
リーゼントきめた兄貴が霞むぐらい派手なダンス隊でございました。
ダンス隊を後ろに、ひとりギター&ハープな厚治。
手はギターだけど、ちゃんとステップを合わせているのがとてもプリチー。
今年はこのシュミのハバ体操を1ヶ月以上の日々踊り続けてきたのかと
思うと頭が痛い(笑)
二度と踊ることはないでしょう。
いざさらば。
でも、ヘンなダンシングなしで歌だけは聞きたいかな。
厚治の、ビシッとした男前声で「シュミのハバ!!」
ここから始まるシュミのハバ。
これが一番シビレタなぁ…


暗転中、北川さんが頭をわしゃわしゃかき回す。
無意識〜にぐちゃぐちゃしたんだろうけど、汗に濡れた癖毛は、
不自然にぴよ〜んと、触覚のように立ち上がる(笑)
え…ええっ、仁ちゃん!なおしてっっ!!
なんて言ってる間に曲が始まる。
夢の地図
メインビジョンでは地図くりぬきから、北川さんの顔アップ。
可愛い顔して歌ってるのはいいけど、触覚立ってるし(笑)
ひたすら楽しい。
改めてとてもいい歌。
メインはある意味二部構成で、このあと少しブレイクが入るんだけど
中締め曲というにはもったいないぐらいの曲。

大サビ前…
花道やサブで遊んでいた仁ちゃんがメインに戻ってきて、
厚治と交互にかけあうところ。

厚治はスタンドマイク。
悠仁はステージ真ん中。
だから、いつもの立ち位置より厚治に近いの。
せっかく近くにいるのに、目も合わせないふたり。
ちょっともどかしい(笑)
すんごく楽しそうに歌う厚治。
ハンドマイク両手で握り締めて可愛さアピールの悠仁(笑)

心の準備できたら…行こう!!
弾かれたように走り出す悠仁。
それを目で追いながら笑ってる厚治…

すごく好きなシーン。
ふと思い出すと、目に浮かぶ…


最終日、仁ちゃんはとても愛らしくラムちゃんダンスをしていました(笑)


いつか
雪は、とても綺麗にふたりの頭上に降り積もっていました。
北川さんの、掠れた声が、必死の叫びが、心に沁みる。
厚治の美しいハープ。
素晴らしい歌です。




暗転から仁ちゃんギターソロ。
向かい合う岩沢厚治。
リズムに身体を揺らしながらじっと北川さんのギターに見入る。
ほてほてっと近づくふたり。
近すぎっていうより、今日は仁ちゃんが満面の笑みで、厚治の肩に顔を埋めて
ぐりぐりっって懐いてた(笑)
ウチの犬が帰ってくるとよくこうして迎えてくれる(笑)
うっかりほっぺにちゅーでもしちまいそうな勢い(笑)
アゲイン2
とても好きすぎて、よすぎて憶えていない。
真っ白。
まさに燃え尽きました。





少年
YUZUで、わざとフリを外す厚治。
意味わかんないし(笑)
間にスタドの紹介が入るんだけど、ナゼか本日厚治はギタースタンドにギター
置いて、手ぶらで囃したてていた(笑)
なんでギターを置く?
謎(笑)

楽しい時間をすごし、大きく頭を下げるふたり。
ノリノリのはずなのに…どこか切なさが胸に溢れ出す。
いつもはかっこよくハープホルダーをステージサイドに投げる厚治だけど、
そんな空気じゃなかったのか(笑)頭を下げたまま、ちょっと前に身体のばして
マイクスタンドに引っ掛ける。


夏色
めちゃくちゃ弾けた。
本気で死にそうなぐらい(笑)
背筋が痛い…どんな飛び方したんだ私(笑)




アンコール前はどっかの誰かさんの仕切りで「サヨナラバス」
バスかよ!(笑)
ONEでは聞くことないと思ったのになぁ…
違うだろ〜、この選曲は…なんて毒を吐きつつ、
たまたま振り返ったPA席で、客席の歌うバスがいいカンジのところに
差し掛かったとき、ササさんが指パッチンでスポットの指示。
ポン、といいカンジにステージが明るくなってゆず登場。
なんだかとてもリアルなシーンを目の当たり(笑)


厚治がタオルを被っていない。
なんで?焦って出てきて被る時間なかった?
いや、いいの。別に被ってなくても。
でもね、あなた思いっきり左側の前髪、ぴよ〜ってハネてますから(笑)
裏に直してくれるメイクさんとか、いないの?
いいのか、そんなぴよ〜っとなったままステージに立って(笑)

夏祭り
優しい歌声。
優しい心になる。
目を閉じ、ふわふわの表情で北川さんが歌う。
北川悠仁、乙女度全開のこの歌に、優しく岩沢厚治の声が重なる。
淡〜い、オレンジの光に包まれた夏祭りの夜。
こそばゆいです。
人目のないところで、ふたりでやってください(笑)


嗚呼青春の日々
そうだ。
せっかく佐野さんいるのに、これをやらなきゃウソだ。
一瞬たりとも目を離すのが惜しくて、腕すら上げず見つめ続けた。




桜木町

最高。
とても綺麗に厚治の声がのびる。
北川さんも、とてもいい表情で歌っていた。

歌い終わって、『時間ないぞ!』とばかりに退場するゆず。
え?ええ?
ななな、なんですか??




-チェロ独奏-
ステージ左サイドにろうそくのオブジェと椅子が準備される。
暗転したままのステージ。
一瞬何が起こるんだかまったくわからなくて動揺した。
現われる弦楽器を手にしたシルエット。
チェリストの溝口肇さんでした。

一瞬、生チェロで月影!?
と、ぬか喜び。
違うって(笑)

朗々と武道館を流れるチェロの音色。
素晴らしい…流石に生で聞くと、その音の力に圧倒される。



そして、ビジョンには…

ゆず 体育館ツアー 2004年
「夢の地図」

懐かしい、夢地図ツアーの風景。
汗を飛び散らせて歌う悠仁。
笑う厚治。
そして、ピーチボーイズ!!
フ○ッドペリーの赤ポロ!
懐かしい…なんか、すごく昔のことみたい。
ドラムを叩く悠仁。
厚治の帽子は結構似合ってた。

キラキラの場面を切り取ったような躍動感溢れる静止画と共に、
流れるツアースケジュール。

2004年5月29日 前夜祭atお台場
2004年6月5日 横浜アリーナ
    ・
    ・
    ・

ゆっくりと流れる、ゆずと共に走り抜けた日々…
ちょっ、ちょっと待って。
こんなの、卑怯だからっ。
色々なシーンが蘇る…
うるっときた涙をなんとかこらえた瞬間…

満面の笑みを浮かべたジーコが映る。

ジ…ジーコ…
そうだ…オリオン…
そう思った途端に涙がダーっと(笑)
ここで泣かされた人は多いだろう(笑)
卑怯ですからっ。
いない人持ってこないで下さい。

夢の地図に続いて「1〜ONE〜」ツアー。
ひとつひとつの会場を、目で確認する。
その地での出来事を思い出す。
映像には、ONEツアーのステージを傍若無人に暴れまわるゆず。
とてもとても胸がいっぱいになった。

なんなんですか、この演出。
こんなこと今まで一回もなかったじゃん。

なんなんだ、なんなんだ。
感動したっていうか、動揺したの思い出の方が強い(笑)


素晴らしい演奏を終えて、溝口さんがステージを後にする。
入れ違いに現われる、ストリングス隊の皆様。
あぁ、栄光…
皆さんが席について落ち着くのを待ってゆず登場。
なんと!

仁ちゃん白いスーツ。
上から下まで真っ白。
厚治はかろうじて白いシャツだが下はジーパン。
えぇ?(笑)

隣に王子がいるので、余計にやっちゃった感の強い厚治(笑)

しかも、そのシャツがさ〜。
わかるよ、わかる。
おしゃれシワシャツなんだよね。
でも…どう見ても、着ようと思ったら、洗濯して洗濯機に入れたまんま
だったの忘れて乾いちゃった、みたいなシャツなんだよ(笑)
このお色直しがあるからタオル被れなかったのね…納得。

でもさ、厚治にも白スーツ準備してやってよ〜…
は、もしかして自前?
↑そんなことはない(笑)

ストリングスいるしさ。
今盛り上がってるし、ゆずも白い衣装だし、紅白、このVでいいんじゃない?
ここで撮っちゃおうよ。
それがいい、そうしよう。
勝手に言い始める高島でした(笑)
年末にやきもきしたくないんだよ!

できれば、ノーマルで見たかったけど…仕方ないか、栄光だし。
そんな思いで、時を待つ。




スポットが北川悠仁を照らす。
ジャン、とギター一音。
いつものように、熱く、熱く歌いだす悠仁。

いくつもの日々を越えて…

力のこもるボーカルには、フィクションなんてこれっぽっちもない、
生身の北川悠仁が、そこにいる。

最後のステージ。
最後の歌。

掠れる声。
少し苦しげなその表情。
足すものも引くものも、何もない無心なその咆哮に、
熱せられた武道館が、シンと静まり返る。

栄光の架橋

内に秘める何かを、ぐっと抑えるような低い声で悠仁が歌う。
まるで、波のない大海に佇んでいるよう。

雄大でありながらどこか不自然で、必ずやってくる何かの予感に
身が震える。

ぐっと抑えたところから、厚治の美しい声がゆっくりと上りつめ強く高く響き渡る。


自信に満ちた、北川悠仁の声。
眉根を寄せ、無心に放つ岩沢厚治の声。


いつものバンドサウンドに、ストリングスが乗る。
大幅にアレンジを変えるのではなく、こうしていつものサウンドに
華やかさと重みを乗せるために存在するストリングス。
非常に贅沢。

流石の岩沢厚治の声量も、これだけの弦に囲まれれば真っ直ぐには
突き抜けない。

だが、全身全霊を込めて、すべてをこの一曲に。
すべてを今、この歌に込めるふたりの姿に、
ただただ圧倒される。

音の大きい小さいではなく、そこに込められた魂が、私たちの心を揺さぶる。

とても。
とても、とても素晴らしい栄光でした。


この半年間、聞き続けた歌。
タイトルすら知らなかった前夜祭から、様々な地で、様々なシチュエーションで、
ゆずと、私たちと、共に育ってきた歌です。

ピタリとそろった動きで揺れる、ヴァイオリンの弓。
熱く唸るエレキギターのサウンドに、荘厳で厚いストリングスの音の流れが重なる。


恍惚とした表情。
我を忘れ、時を忘れ、腹の底から声を放つ。
すべてのものが、溶け合い、ひとつになる。


熱い氾流の中、必死に顔を上げ、天に向かい、叫ぶ悠仁。


その声は、とても掠れ、のびずに喉に引っかかる。
しゃくりあげるように、何度も、何度も。
迸る力を、持て余すように。


とってつけたものじゃない。
ましてや、社交辞令なんかじゃない。



頑張れ、と叫ぶ悠仁。

その叫び以外、今の彼には何もなんだろう、と思う。
きっと、からっぽ。



なんのために、誰のために、そんなもの、なんにもない。



ただ溢れ出るものを、放出する…
北川悠仁は北川悠仁でありながら、常ではない、何か。



ステージだけではなく、武道館に集う、観客、スタッフ、全ての人々が、
圧倒的なパワーに、トランス状態に陥る。

きっと、このパワーがあれば、不可能なことなんてひとつもないんじゃないか、
そう思えるような、白く眩しい力。

本来、私たちが持っている爆発的なパワー。










目の前が、白く霞む。
どうやって曲が終わり、こうして肩を揺らしながら荒い呼吸を繰り返して
いるのかわからない。



荒い呼吸をこくん、と飲み込んで、北川さんが右手を上げゲストを紹介する。

日本屈指のチェリスト、溝口肇さん。
その、チェロ独奏を彩った、キャンドルアーティスト様。
すんません、名前聞き取れてません…

ストリングスの阿部雅士さん。
北「レコーディングでは、何度もご一緒していて、いつか同じステージで
  演奏したいね、と語り合っていたことが叶って嬉しいです」

懐っこい笑み。

最終日、1日限りのゲストとは思えないような、大充実の、そして感極まったような
誇らしげな表情で、客席に一礼をするゲストの皆様。

素晴らしいステージを、ありがとう。
たった一曲なのに、こんなに重いって…凄いよね。


ふと、真面目な表情を浮かべひとりひとりにお礼と労いの言葉をかけながら
手を差し伸べ、かたく握手をする悠仁。
半歩後ろで、同じく頭を下げながら北川さんに続き握手を交わす厚治。


…しばらく見てたんだけどさ。
ふと我に返る高島。
隣の友達を見て、思わずこぼした言葉。

「おかしくない?これ」

だってさ、一万強の観客すっぱり無視で、ステージには白衣装のふたりが、
お世話になった皆様にご挨拶と御礼を申し上げているのよ。
厚治なんて慎ましく北川さんの後ろについちゃったぐらいにして。

いったい、何のお式なんですか、それ(笑)



大きな拍手と共に、ゲストの皆様が去っていく。



続いては、スタードックスの皆様。
先ほどのゲストの皆様と同じように、レコーディングでは何度もご一緒していた佐野さん。
そして、六年前から北川さんとお友達だった、という木村健さん。
初めての顔合わせとは思えない、熱く素晴らしいステージをありがとう。
プロミュージシャンの力ってのは、どんなもんかって知らしめてくれた、
最強のメンバーでした。
そして、今回のツアーがまったくの初顔合わせだったという沖山さん。
初対面とは思えない馴染みっぷりで(笑)
仁ちゃんも厚治も、とても懐いていたのを思い出します。
そして、いまやゆずライブにはかかせないサウンドの要となった、川村ケンちゃん。
今日もいい笑顔です。
大切な曲での、キーボードソロが多くて緊張の連続だったと思うけど、
夢地図ツアーも、ONEツアーも、とても心地よく安心して聞くことが出来ました。
そして、バンマス。
横浜でのヅラパフォーマンスは、私一生忘れません(笑)
ゆずがのびのびとステージを動き回れるのは、支えてくれるバンドがいるから。
背を気にせず、思いっきり走り出せるステージを、ありがとう。

スタドの皆様、手をつないで、礼。
できれば最後に、スタドメンバーの皆様から一言ずつ聞けたら嬉しかったんだけどな。





北「では、本日最終日ということで、CDには入っていないけど、最後に必ず歌う歌を
  歌いたいと思います」

左右から運ばれてくるギター。
笑顔を交わしながら受け取る、悠仁と厚治。

ツアーお疲れ様の歌

僕らの旅はこれで終わる。
またそれぞれの道を歩きはじめる。

改めて。
とてもいい歌。
その、言葉ひとつひとつが心に沁みこんでくる。

まさかねぇ。
年に二回、この歌を聞くハメに陥るとは(笑)

厚治のアドリブ。
岩「とても長いツアーだったね。
  ホントに長いツアーだったね」

にゃはは、と笑うふたり。

ほんっと、長かった(笑)
途中本気でしんどかったりしたけれど、振り返ってみればそれもあっという間だった…


だけど、あの時よりほんの少し僕らは強くなれた気がするよ…


駆け抜けた日々。
様々な光景が目の前に浮かぶ。
ひとりぼんやり車窓を見つめながら移動した新幹線の中。
いつもの仲間、久しぶりの仲間と、くだらないことで爆笑した打ち上げの夜。
震災の夜、何がどうなったか気になりまくっていた私たちに、隣の席で宴会していた
方がそっと差し出してくれた新聞の号外…
ホテルに帰って落ち着いて、いつの間にか真剣に悩みを打ち明けあった眠れぬ夜。
最高のライブに、会場を出て、待ち合わせて、目を潤ませて抱き合った、澄んだ冷たい空気。
いつも、いつも、そこには、ゆずと、私と、仲間がいた。

岩「とても素敵な、仲間だったなぁ。
  …とても素敵な、仲間だったなぁ」

感極まったんだか、とっさに浮かばなかったのか、ゴロの悪い自分のアドリブに笑う厚治。
右腕をぐいっと真横に引いて、子供みたいに涙をぬぐう悠仁。

その歌声は、とてもたくましく誇らしい。
とても、いいツアーだったね。
とても、たくさんのものを乗り越えてきたね。
最後にここで、こうしてこの歌を歌い、聞くことが出来る、
この瞬間が、とても誇らしい。


ありがとう。


必死に走り続けてきた道の、分岐点。
握手をしよう。
そして、抱き合って、さよならを言おう。
共に過ごした日々の素晴らしさを胸に抱きしめて、
また、再会する日まで、自分を磨くために。
また、再会した時に、やっぱり出逢えてよかったと喜び合うために。


自分を生きよう。


人は、誰一人同じじゃないから面白い。
愛しい。
日本中のどこかで、私とまったく違う生活の中で、日々を一生懸命過ごし、
笑ったり泣いたり、悩んだり苦しんだりしながら、生きている。

私が、私らしく生きる。
次に出逢った時に、最高の笑顔で再会を喜び合えるように。
報告したいことも、たくさんあって、話したいことも、たくさんある。


ほら、さよならだけど、もう胸は再会した時の喜びと期待に膨らんでいる。


きっときっと、次に逢う時はもっと素晴らしい旅になるよ。
もっと素晴らしい自分に成長しているよ。


本当に、卒業式のような気持ち。
長かった旅が終わる。




岩「色々なことがあったけど…、一言だけ、ありがとう」
潤んだ瞳がキラキラと光を反射する。
頬を染め、胸に渦巻く色々な思いを噛みしめながら、厚治が頭を下げる。
多くは語らない彼だけど、何百の言葉より、その瞳は雄弁。
とても、いい表情。
愛しさに、胸がいっぱいになる。

北「今回のツアーは、本当に長くて、僕らも大変だったけど、
  みんなも大変だったと思います」

あぁ、大変だったよ(笑)
わかってんじゃん。
…ていうか、この一言で許そう(笑)
勝手に大変だった私たちを労ってくれてありがとう。

北「このツアーの間にも、たくさんの出逢いや別れがありました」

念願の、オリンピックにも行けたしね。
今まで触れることのなかった世界に触れ、沢山の出逢いも生まれた。
そして、大切な人を失ったりもした。

振り返ればあっという間だったけど、そこには確実に私たちが経験した
様々な事柄が積み重なっている。


ゆずに、拍手。
このツアーを支えてくれたスタッフに、拍手。
そして、自分に、仲間達に、心から拍手。



北「最後に、ゆずから重大なお知らせがあります」


ななな、なんだよ、ここに来て。
本気でちょっとビビる高島(笑)


北「なんと、次のライブが決定しました!!
えぇ〜!!←本気のブーイング(笑)


勘弁してくれっっ、休みくれっっ。
どれだけ搾り取れば気が済むんじゃ!
返せ、私の青春!!

なんて一気に文句いいまくりだったんだけど(笑)
ビジョンに、ドン、と現われた詳細。


YUZU STADIUM 2005“GO HOME”

2005年7月23日(土)
2005年7月24日(日)

会場:横浜国際総合競技場


7月か…7月…
ま、いいとこだろう。
ちょっと安心。
そして途端に笑顔で、うわ〜い、楽しみにしてる〜!!
とはしゃぐ高島。
この変わり身の速さはなんなんだ(笑)


しかし、すげーキャパだな…
ま、祭りってことで。
“GO HOME”て、あんたら常に地元いるじゃん!
つっこみまくってしまいますよねぇ。
なんだったんだ、さっきまでのしんみりした気持ちは(笑)


最後の、ふたりきりの礼。
手をつなぎ、にこにこの笑顔。
ステージサイドまで歩いていって、大きくありがとう、と挨拶するゆず。
北「おぼえてる?ツアー最初にヨン様の話をしたの。
  今日は、意識してみました(笑)」
上から下まで真っ白スーツで、胸に手を当てヨン様スマイルの悠仁(笑)
似合いませんから(笑)


ステージセンターに戻り、にこにこのまま、
北川さんが大きく両手を広げる。
厚治もにこにこのまま、両手を広げて、
ふたり歩み寄り、ハグ。
厚治はすっかり北川さんに包まれちゃって表情は見えんが(笑)
悠仁は好きで好きで仕方ないっちゅー、満面の笑み。
きゅううっ、と抱きしめるだけじゃ満足出来なかったのか、
足まで絡めてやがる(笑)
あ〜も〜、そんなに好きか。
誰も取らねぇよ(笑)


そういえば、今年の年明けは年越しライブだったんだよねぇ。
確か、そのときこんな風に「夢の地図」の告知があったんだよねぇ。
まさか、こんな年末まで引きずるツアーが入るとは思ってもなかった。


こんなに、晴れ晴れしい気持ちのラストライブって、めずらしい。
次が見えているせいなのか。
もういいってぐらい動いたせいなのか(笑)




もうね、走り出したくてうずうずしているよ。
こうしてここで、ツアーの名残を惜しんでいる時間なんて必要ないぐらいに。
もう、あんたたちなんかに構っちゃいられない。
私は、私の日々に戻ります。
次に逢えるの、すごくすごく楽しみにしてるよ。
今年は本当にお疲れさま。
ゆっくり休んでね。
…ていうか、年末超忙しいだろうけど(笑)
最後まで、走りぬけ。


ふたりがはけて、ビジョンには「また逢おう」いつものシーン。
そこにいきなり、ツアージャパーを着込んだ、ゆず、そしてスタッフ。
真ん中にちょこんと座るゆずを囲む、沢山の沢山のスタッフ。

北「ONEツアー、これにて終了。
  ありがとうございました!」
声をそろえて、「ありがとうございました」


あ〜なんだか、とっても正月気分だ(笑)
なんでだろう。


外に出れば、もう夕闇の中。
時間が早いと、まだ明るかったりするんだけどね。
やっぱりライブが終わった後は、暗い方がしっくりする。



昨年のツアー、すみれの後は、名残惜しくて別れがたくて、真駒内アイスアリーナ
の外で、出てくる仲間を待ちながら、いつまでもいつまでも、佇んでいたっけ。
みんな涙に目を潤ませながら。
今日はね、さらっとバイバイを言って足早に武道館を後にする、
そんな気持ちだよ。
また、逢えるから。




バイバイ。
元気でね。





まさか…
この後今年最大の「してやられた」が待っているとは知るよしもなく(笑)






本日のお席:アリーナNブロック 56番




<基本セットリスト>

・サブステージ
1.わだち
2.飛べない鳥
3.からっぽ
4.大バカ者
5.シャララン
6.蛍光灯の先
7.心のままに
8.シュビドゥバー

・メインステージ
9.ONE
10.命果てるまで
11.積み木ゲーム
12.ウソっぱち
13.白鳥
14.歩行者優先
15.シュミのハバ
16.夢の地図

17.いつか
18.アゲイン2
19.少年
20.夏色

En1.夏祭り
En2.桜木町

En3.栄光の架橋

<特別メニュー>
10/16岩沢厚治誕生日スペシャル…En「贈る詩」追加
11/3 追加公演スペシャル…サブ「恋の歌謡日」追加
11/17追加公演スペシャル…En「嗚呼青春の日々」追加
12/4 新潟頑張れスペシャル…En「雨と泪」追加
12/11 最終日スペシャル…En「嗚呼青春の日々」追加
                 Enソロ演奏 チェロ…溝口肇
                 ツアーお疲れ様の歌

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