情熱大陸
SPECIAL LIVE
SUMMER TIME BONANZA'07

横浜新港埠頭




真夏の野外ライブ。
すげー久しぶり。
日焼け対策ばっちりで行ったんだけど、最初二時間ぐらいは直射日光が
真正面からもろ入って、辛かった…
野外ってやっぱ辛い(笑)
でも、なんかこの辛さがあるから妙に吹っ切れるというか壊れるというか
楽しさも倍増するんだな。
日が翳った時の快適さ、海風の心地よさ、夕暮れの美しさ、日が暮れて
過ごしやすくなった夜空に響く美しい音楽を愛でる喜び。
ん〜、終わっちまえば素敵な思い出(笑)

今回の会場は新港埠頭。
ステージのすぐ横に観覧車。
ナイスロケーション。
桜木町だな。
間違いない、と勝手に思う(笑)
だって、セットみたいだもん。観覧車(笑)
しかしこの近辺はすっかりお馴染みの場所になってしまった。
冬至ではちょっと向こうの臨港パークと、ついこの間ちょっとあっちの赤レンガ倉庫で
やったし、年越しはそこのパシフィコ横浜だった。
なんだかなぁ(笑)
地方からやってきた観光客的立場であるはずなのに、珍しくもない(笑)

会場に向う途中コスモワールドで、ガンガンにミュージックが流れていた(笑)
いや、桜木町にしとこうよ。

今回のライブは、たくさんのアーティストの皆さんが参加されていて高島的に
初見の方が多かったので、とっても楽しかった。

印象に残ったこと@
葉加瀬太郎氏のヴァイオリンの素晴らしさ。
いや〜…ホント凄いね。
どんな曲にも違和感なくスル〜っと合わせられる。
ヴァイオリンが、あんなにカジュアルで自由自在ですごく身近に感じる楽器だなんて
知らなかった。
北川さんが春風作成秘話で、葉加瀬さんのヴァイオリンは歌っている…と言ってたのが
実感としてよくわかりました。

雄叫ぶようなヴァイオリンの音。
鼻歌を歌うようなヴァイオリンの音。
茶目っけたっぷりに、マイク奪い合って歌うようなセッション。
心地よいハーモニー。
ボーカルも楽器のひとつだと思えるほど、
楽器が歌うのを今宵堪能しました。
ヴァイオリン、サックス、パーカッション、チェロ…いや〜、音楽っていいですね。


印象に残ったことA
葉加瀬太郎氏のキャラ(笑)
こ…こんなキャラだったんだ、とビックリ。
意外にノリノリ、ラテンキャラ(笑)
そしてヤツはハグ癖がある(笑)
誰でもかれでも、男だろうが女の子だろうが、ハグ。
ぎゅぅぅ〜っ。
1番最後、本日の出演者の皆様がひとりづつ登場する時なんて
みんな儀式のように葉加瀬氏にぎゅ〜って抱きしめられてた(笑)
女の子ももう恥じらいも躊躇いもなくぎゅ〜っ(笑)
北川さんなんて両腕開いて背をそらせて、熱烈に受け入れ。
熱烈抱擁(笑)←欧米か!ラブラブか?(笑)

葉加瀬さんて、案外おっきいのね。
上からガバ〜って抱かれてたから、まるで羽交い絞めされてるようで
ございました(笑)
あんまりなその抱擁を見せつけられて次に控える岩沢さんは
完全に腰が逃げている(笑)
シャイボーイですから(笑)
逃げられずにぎゅ〜ってされてたけど(笑)
葉加瀬さんを前に往生際悪く腰が引けてたのは、藤井尚之氏と岩沢厚治
だけだった(笑)
シャイ仲間。
おつかれさんでした(笑)


印象に残ったことB
おっさん達の素敵な柄シャツ(笑)
なんでしょう、年を取ると派手なものを着たくなるのでしょうか。
おっさん達のあまりに個性的なシャツの柄に、つっこみまくりの高島でした(笑)
しかし、葉加瀬氏はいったい一日で何回お色直しをしたのだろう?
すごいね、アイドル並みだ(笑)
佐藤竹善氏(以下ちくりんさん)は、爽やかさを狙って葉加瀬氏とおそろいで
白シャツを着てきましたと言っていたけど、おっさん発言連発で爽やかさの
かけらもありゃ〜しねぇ(笑)


印象に残ったことC
夏川りみさんの可愛いくりくりお目目。
歌うときの前歯が可愛い←歯ふぇち(笑)
すっかりりみ嬢の虜になりました。
可愛いんだもん、なんだか。
ちくりんさんが、りみ嬢とデュエットした後に、
「りみちゃんは普段もすごく可愛いんだけど、歌ってるといつもの百倍可愛くて
 触らないように気をつけてる」
っていうおっさん発言が、本日の1番ウケたポイントでございました(笑)
いいなぁ、ちくりんさん。
見事なまでのオヤジっぷり(笑)


あとは、チェロの柏木広樹氏がちょっとタイプの雰囲気だったり(笑)
平原綾香さんのジュピターがあらためて素晴らしいと思ったり
(高く、低く展開していく彼女のボーカルが不思議な世界観を生むんだなぁと実感)
手嶌葵ちゃんのなんとも惹きつけられる雰囲気だったり
(暗くなってから、いきなりアカペラでテルーの唄を歌いだしたから、最初こわかった(笑))
藤井フミヤ氏のライブって、あんなに踊るんだ…すげーな。
いくつになったんだっけ?だったり(笑)
(尚之氏と共に、チェッカーズ時代のNANAをご披露。帰り道ファンが興奮して
 話しているのを聞いて嬉しかったんだなぁ、よかったね、とほっこり)
ちくりんさんのアメイジンググレイスだったり、押尾コータローさんのギターだったり…
語り出すときりがないのでやめておきます。


じゃさっそくゆずレポへ…


死ぬほど暑かった太陽もすっかり沈み、空はうっすら残るオレンジと夕闇。
観覧車の輝きが増してものすごくロマンチックな雰囲気の頃合に登場。
いいカンジ!!

岩沢さん、白の半そでシャツにアースカラーのタンクトップ。
北川さん、白の長袖シャツを肘辺りまで巻くって…
ちくりんさんが、おっさんなので爽やかに白シャツにしてみましたと
言っていたのを思い出す(笑)
ゆずもそろって白シャツ。
爽やか狙い、被ったか?(笑)
(ま、ちくりんさんはおっさん発言と乳首透けで結果爽やかさ皆無だったけど(笑))

北川さん、髪切った?
前髪もサイドもすごくいいカンジで、とっても可愛い。
…岩沢さん?いつもどおりです(笑)
でっかいビジョンがあるんだけど、今まで結構ソロの方ばっかりで
メインの方アップばっかりだったから、あ〜今回はビジョンはほぼ北さんだな、と
諦めていたけど、厚治ナメでふたりショットが映る。
あ〜よかった、あるんじゃんこの角度(笑)

北「ど〜も、みなさんこんばんは!近所からやってきたゆずです!!」
わはは、場所的にはどホームだもんね(笑)
ステージはアウェイだけど。

北「後ろのみなさん、お元気ですか〜?
  真ん中のみなさん、お元気ですか〜?
  前のみなさん、お元気ですか〜?」
いつものフリも、ちょっと丁寧(笑)
そして、どーもどーもと腰が低い(笑)
あぁ、ゆずだなぁ〜。
和む風景だ。

一曲目。
サヨナラバス
バス。
はりきっている周りのゆずっこ。
なんとなく前かがみで半笑いの私(と、友達)
北川さんのコーラスも上ずる。
音程も若干上ずる。
いや、いいんだけど(笑)
ハープがあってよかったなぁ、岩沢さん映してもらえて。
すでに左側の前髪跳ねちゃってるんだけど、大丈夫?(笑)

おきまりの振りで(一部)揺れる客席。
後ろのおば様方もわけがわからないながらも手を振っている様子(笑)
岩沢さん、曲中に「横浜〜!!」叫ぶ。
地元の気軽さか。
いきなりテンションが高い。
まったくもって内弁慶なふたり(笑)

北「こんばんは、ゆずで〜す!」
わかったよ(笑)

北「最初の曲から、サヨナラサヨナラ言っていますが、僕達の曲はまだ続きます」
最初なのにサヨナラバス。
ありがちなパターン(笑)

ここで葉加瀬氏を呼び込む。
葉加瀬さんも白シャツ。
白シャツ三人組(笑)

ボロンボロンとなんとなくチューニング。
いつもの風景。
北「ちょっと待ってください、チューニングします」
岩「野外なので…」
北「野外はかわりやすいんですよね…」
…て、弦の人沢山いたけど、今まで出てた人これみよがしにチューニングしてたの
誰もいなかったんだけど(笑)
いつもの風景になっちゃって気にもしてなかったんだけど、
俺、外だしチューニングしちゃってるぜ、もちょっと格好つけ含?(笑)
岩沢さんは真剣になると、アウトオブ眼中なのでMCもつながず
淡々とチューニングしていますが、若干間を持て余している北川さんのぼけっとした
顔抜くのやめてやってください(笑)
せめて手元に(笑)
そういや葉加瀬さんのヴァイオリンて、チューニングどうしてるんだろう?
ま、一曲セッションしてまたはけて…なので、裏でやってるんだろうけど。
お高いヴァイオリンなんだろうに、あんなに汗かいて弾いて大丈夫なもんなんだろうか?と
余計な心配をする(笑)

そして唐突に次の曲。
栄光の架橋
おぉ〜っと。
こうくるか。
ビックリ。
ヴァイオリンのオープニング。
滑らかで美しい音。
ライティングも素敵です。
スポットを浴び、目を閉じるふたり。
一生懸命歌う北川さん。
深く目を閉じ、入り込む岩沢厚治の横顔。
青いライトの陰影が男前度をさらに増す。
う〜ん…素敵。
ナイスライティング。
しかし、渾身のボーカルにナチュラルに馴染むヴァイオリンの音は凄い。
全然邪魔しないの。
普通そっちにばっか耳がいっちゃってウザかったりするんだけど、全然
ボーカルの邪魔をしない。
それでいてしっかり存在感はある。
絶妙に絡んでくる様は、流石としかいいようがない。
しかし今日の岩沢厚治はなんだか男前だ。
う〜ん…素敵v

個人的に仁ちゃんアレンジの「空へ〜♪」が聞けてご満悦(笑)
あ〜そうそう、これこれ。
後ろのおば様方達はゆず初見だったみたいなんだけど、
「一生懸命ね〜。歌うまいわね〜、可愛いわね〜」
と、瞬く間に北川さんの虜になっていた(笑)
さすが年上キラー★

実際可愛い。仁ちゃん。
にこにこ。
こう、子供に感じるような可愛らしさ愛しさを覚えるのよね、仁ちゃんて。
母性本能直撃。
衰えてませんな、そのオーラ。
もう三十過ぎなんだけどね(笑)

北「何度も自己紹介してすいません、あらためましてゆずでございます!」
わかったよ(笑)
事在るごとに自己紹介。
ホント「ゆず」って名前は便利だ。
これだけ連呼されれば否が応でも憶えるだろう(笑)

北「今日はイベントなんでね、世代を超えて性別も超えて、
  たくさんの…色々なジャンルの方がいらっしゃると思うんですけれど…」
世代も超え性別も超えて色々なジャンルの方ってなんだよ(爆)
岩沢さんも大爆笑。

北「音楽の基本は、ひとつになたい!
  と、そう思いまして…」
さっきの前振りで、この締めはどうよ(笑)
…ひとつになるか?色々なジャンルの方と(笑)
アグレッシブだな、北川悠仁(笑)

いっぱいいっぱいで口がまわらないけれど、要するに次の曲は
みんな参加してくれ、ということが言いたかったらしい(笑)

夏色「ヘイ!」の仕方をレクチャー。
北「ただちょっと、見たところね、30肩…40肩…50肩…and more、
  色々な方がいらっしゃると思いますので、角度は自由で構いません。
  ただ低すぎて前の人を殴らないようにだけ気をつけてくださいね」
ぶはは、これはウケた(笑)
客いじり。
やってそうで誰もやっていない今日のステージ(笑)

それでは練習一発目。
仁ちゃんタンバリンの後、カウント「ヘイ!」
タイミングもよくわからず(笑)
なんとなくな雰囲気に、仁ちゃん一言。
北「参加意識が低い!」
ダメ出し(笑)

北「もっと来て!年齢を超えてね」
どんだけ年寄りだと思ってるんだ、客を(笑)

二回目、笑って打ち解けていい雰囲気。
北「参加意識が高い!」
褒められたらしい(笑)

そして、夏色
葉加瀬氏のヴァイオリンが自然に厚治のギターに絡む。
すげーや、夏色でさえ違和感がない(笑)
ヴァイオリン入ると、なんとなくカントリーぽくなる(笑)
横浜で聞く夏色はいい。
なんだか和む。
ふたりとも楽しそう。

北「厚ちゃん」
岩「ユウ様♪」
なぜユウ様(笑)
この人たち、何回も自己紹介してるくせに個人名は名乗ってないじゃん、そういえば(笑)
私は個人的にここのコールはノーマル「悠仁」が好き(笑)

湧き上がる「もう一回!」コール。
仁ちゃんがタンバリンで音頭を取る。
合わせづらいんですけど(笑)
北「なんのこっちゃかわからない人も沢山いるとは思いますが、
  この曲の恒例でして、サビをもういっちょ歌いたいと思います…」
説明せんとね(笑)
わかんないよね(笑)

北「葉加瀬さん、よろしいでしょうか?」←下手(笑)
葉「よっしゃ〜!!」
葉加瀬氏の男らしい雄叫びにビックリ&爆笑(笑)
そ…そんなキャラだったんだ。

いや〜、葉加瀬太郎ってやるやるとは思っていたけど、
ここまでやるとは思ってなかった。
ホント凄いね。
夏色もすっかり馴染んだ曲みたいに、スラスラアレンジして
違和感ないもの。
邪魔しないのに存在感がある。
いや〜、すげ〜…と、友達と語っているうちに、
テンションの上がった客席から湧き上がる手拍子を、
北川さんが奇声と共に止める。

北「結構時間とか決まってるんですよ!時間ももうギリ…
  もういっちょいきますか〜!」←嬉しそう

北「よろしいですか?」
葉「ガッテン承知!!」
わはは、面白い…葉加瀬太郎氏のキャラが面白い。
北川さんのジャンプを押さえないカメラワークに、アウェイを思い出す(笑)
普通映さんよな、ジャンプ(笑)


ホントにギリギリだったのか、あっさり最後の曲。
春風
あぁ、美しいメロディー。
うっとりなんだけど、ふたりとも汗だく。
岩沢さんの左サイドからのあおり。
表情はすごくいいのに、汗でびしょ濡れ。
まるでシャンプーされちゃって貧相な姿になってしまった犬のよう(笑)
久しぶりに濡れヒヨコな姿を拝見したよ。
最近大丈夫だったのに…←何が?(笑)

北川さんも前髪から横顔から顔に張り付いちゃって
スパイダーマンみたいな顔になってる。
ウザくないのか?
かき上げるとかしてくれ(笑)

…と、そんなんは目を閉じてしまえば関係ないんだけど、
本当に渾身の春風でございました。
歌う場所やシチュエーションに左右されない、岩沢さんの
入り込みよう。
歌うその表情の切なさ艶っぽさにきゅんとする(濡れそぼってはいるが)


はぁ。
あらためて。
ゆずっていいなぁと心から思いました。
ゆずの無邪気さ、愛らしさ、愛しさはいくつになっても変わらない。
年下のアーティストも沢山参加してるのにね。
無邪気さではナンバーワンだろう(笑)
ワンウェイではなくツーウェイ。
ステージに出たら、お客さんに聞かせるんじゃなくて、
お客さんと一緒に楽しむ。
こんにちははじめまして、って会話するみたいに。
セッションだよね。
ある意味。
可愛い子達だ。


はける時、葉加瀬氏に背後から両肩をぽんぽんされる岩沢さん。
葉加瀬氏を背に、タオル持ったまま両手で客的に手を振る厚治がまた、
なんだも〜、可愛いぞっ(笑)
北川さんは、葉加瀬氏と思いっきり熱烈ハグ。
ハグ選手権があったら、一二を争えるだろう、この人たち(笑)



トリはもちろん葉加瀬太郎氏だったんだけど、熱いステージだった…
ボーカルのないインストロメンタルなんだけど、こんなに熱いもんなのか?
楽器のひとつひとつが、演奏するひとりひとりが、とにかく格好いい!!
プロって素敵だなぁ、と心から思った。
素敵な夏の思い出になりました。
いや〜、いいイベントだった!!

なんたって提供がアサヒだから(笑)
いたるところにスーパードライ(笑)
フミヤ氏がバックステージがバーベキューブースがあるって言ってたし。
(楽屋が埠頭に停泊させた船だったとも言っていた。
 やることがシャレオツ)
ビール飲み放題(笑)
ご満悦なことでしょう。
家近所だしね(笑)
お疲れ様でした。





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