高島的 YUZU STADIUM 2005 GO HOME レポ
     
     
2005.7.23 日産スタジアム 神奈川
日産スタジアム。
広いです。
尋常じゃありません(笑)
でも、要所要所、見え辛い席はガッツリ削ってあって気を使っていただいているのが
二階席から見渡すとよくわかります。
本日は二階席の最前列。
しかもほぼ真正面。
視界良好、楽しませていただきます。


参加出来なかった皆様のために、ステージングの説明から。
まず、センターステージ。両サイドに階段が設置されていて二階と呼んでもいい
上段ステージがあります。
上段ステージのバックは、ゆずライブでかかせない大型ビジョン。
そのメインビジョンの左右にも中型のビジョン。
正面に三面あるってことですわ。
どの角度からも見えるようにかな?
左右のスタンドにも、これは日産スタジアム常設のビジョンがある。
ちょっと画像が荒いのが難点。
いや、ゆずが使用しているビジョンが美しすぎって話かもしれないけれど(笑)
ステージの向かって右には、ベストアルバムのジャケットにも登場したHOMEくんの
大型バルーン。
すごくリアル。
本当に二階建てのお家ぐらいの高さがあります。
お口のところは扉になっているので出入りできる模様。
ステージ向かって左は、同じく村上キャラの木が生えてます。
これも特大。
ステージから大きく円の花道がのび、センターの正面にサブステージ。
ONEの時と同じく、中洲席がある。
そんなカンジかな?
サイドからバックステージの床に、道路のイラストがあるからうっかりオープンカー
とかでゆず一周するのかと思ったら、そんなことはありませんでした(笑)


ラジオ体操後、オープニングが始まる。
運動会のような、ドン、という空砲の後に、白と黄色のたくさんの風船が空に舞い上がる。
飛ぶ瞬間は綺麗なんだけど、上空に行けば行くだけブツブツの点点になって…キモチワル(笑)

壮大なGOING HOMEのファンファーレに乗って、ステージに噴水が登場。
ライトアップされながら、上下し、波打ち、霧がかり…
美しいっちゃ美しいのだが、
…だから?
の感が否めない(笑)
水不足です。
資源を大切にしましょう(笑)

水芸も終わり、映像が始まる。
ベストにも登場して、悠仁・厚治と手をつないで輪を作っていた村上キャラが登場。
生意気にも自己紹介しながら(笑)
なんだ、ゆずより先に出て自己紹介か?
そのキャラたちが左右のスクリーンに別れて、まったり座り込んでメインビジョンを
眺める。
そのメインには…1997年〜2004年のCDジャケット、ライブ映像が次々に繰り出される。
懐かしい…
かなり懐かしいです。
もう、ひとつひとつのライブ映像を見るだけで泣けてきてしまいそう。


ライブ内容は、2日目に上書きされているので本日は特記事項と映像関連に
徹します。

映像その@
眼鏡で白衣のお姉さんがスクリーンでパクパクしている。
これ、台詞入るんじゃないの?
厚治が赤いタオルを首にかけ…てるように見えて、オイ赤ってどうよ、と思ったら
タオルではなくお花のレイらしい(笑)
ウクレレ持ってハワイアンバージョンの「また逢える日まで」インスト。
何が始まるんだ、一体(笑)
パクパクしていたお姉さんの声が唐突に入る。
お姉さん「…熱中症」
いきなり熱中症、言われても意味わかんないし(笑)
多分前フリがあったんだろうが…
ま、いいや。
『熱中症に注意して、水分を一杯取りましょう』
の、注意に現われるゆず。
か…かわゆい。
ふたりともメチャクチャかわゆい。
北川さんが、ペットボトルの水をグビグビ飲む横で、岩沢さんがいかにも熱そうな
湯飲み茶碗を指先だけで、あちち、ってカンジで持って、ふぅふぅしながら口をつける。
あちち、って目をぱちくりしながら、ふぅ〜ふぅ〜…
めっちゃめちゃ可愛いんですけどっ!

飲みたい…でも、飲めない…
飲みたい…
えぇ〜いっ
覚悟を決めたように、一気にグビって熱いお茶をあおる岩沢さん。
ちょっと、火傷するって(笑)
すかさずお姉さんに、
『そこ!熱いお茶を一気飲みしない!』
って注意されてました(笑)
ちょっと早回し気味の動きが、可愛いんだこれが。

続いての注意事項『太陽』
天の恵みを与えてくれる太陽だけど、直射日光は身体によろしくない、
という説明をしているお姉さんの声に合わせて再びゆず。

帽子を被って涼しげスマイルの岩沢さん。
お隣では砂漠の中でゼハゼハしている無防備な北川さん。
すかさず岩沢さんの帽子を奪って被る北川さん。
今度は逆に、さわやか〜なスマイルの北川さんと、
舌をだらっと出してバテる岩沢さん(笑)
しばし帽子の奪い合い(笑)

続いては
『気をつけていても体調不良はやってくる。具合が悪くなったらスタッフに声をかけよう』編。
にこにこの笑顔で、胸の前で手拍子しながらノリノリでライブを楽しむゆず。
並んでふたりこんな可愛い子がいたら、どうしたらいいんだ(笑)
ひたすら厚治の笑顔が可愛い。
こんなに可愛い厚治久しぶりに見た。←え?(笑)
デート?デートなんですか?
楽しいデート中なのに、やってくれます北川悠仁。
頭がくら〜っ。
ふと後ろに倒れそうになる悠仁に気がついて、「え?大丈夫?」という顔をする厚治。
一瞬戻ってくるものの(笑)
やっぱりダメで、その場に崩れ落ちる悠仁。
ちょっと厚治にすがっちゃったりして、とても乙女です(笑)
慌てて左右に助けを求める厚治。
悠仁演技上手すぎ(笑)
やらかしたことがあるに違いない(笑)
しかし可愛い…可愛すぎる。
連れて帰りたい。
つがいで(笑)

で、すっかりビジョンを見てステージを見てない隙に北川さん登場。
何故か黄色いカッパ姿(笑)
ご丁寧にフードまで被っている。
その答えは…ドラムソロなんだけど、ドラムの皮に水が張ってあって
叩くと水飛沫が上がる、という仕掛でございました。
綺麗でしたよん。


映像&生ミュージカルそのA
おそろしいことに、生ミュージカルがあるのです(笑)
ストーリーはざっとこんなカンジ。

ゆず…今となっては全国で知らないものがいないほどの
ビックアーティストに成長したふたり。
ふたりの関係は、まるで光と影、太陽と月、猫に小判(それは違う気が(笑))
最高のコンビと言われているが、そんな関係になるには切ない物語が
あったのだ…という。

それは遡ること10年前。
ふたりが高校生だった時…
↑わ…私、10年前すでに社会人だった(爆)

バスケ部キャプテン北川悠仁。
ラグビー部キャプテン岩沢厚治。

そんなふたりの前に、ひとりの女神が現われる…
なんとふたりは同時にひとりの女性に恋をしてしまったのだ。
↑だから、ありえないって(笑)

映像は、ぶっさいくな漫画。
でもぶさいくながら似ているふたりの顔に苦笑してしまう(笑)

ナレーション
北「俺たち、君のことが好きなんだ」
岩「もう、こんな関係…決めてくれ。君は、俺とこいつとどっちが好きなんだ」
女「私…決められないわ。ふたりのどちらかを選ぶなんて、できない」
走り去っていく女生徒。
北「待ってくれ!」
岩「ちょぉ、待てよっ」
↑岩沢さん、思いっきりキムタクの真似をする、ホリの真似。
会場大爆笑

一瞬、「代官山で愛を叫ぶ」が始まるのかと思った。
だってまったく同じ筋じゃんよ(笑)

上段ステージに登場する女生徒。
セーラー服にポニーテルに赤いリボン。
こってこて。
女「あぁん、私今すご〜く悩んでいるのっ。
  私の悩み、聞いてくれる?
  実は〜、ふたりの男子に同時に愛の告白をされてしまって、どうしよ〜v」
…イタイ演技を続けるこの子は誰なんだ?
肉眼じゃ確認できないスタンド二階席。

女「もう、本当に困っちゃう。
  ぷんぷんビーム!!」



女「自己紹介しま〜す。さとう玉緒で〜す」

マジですか(爆)
生玉緒だよ(笑)
しかもセーラー服だよ(笑)
三十路過ぎてるよ(笑)

そんな玉緒ひとり芝居に、アイライクの前奏が被る。
左手より北川さん(バスケユニフォーム風タンクトップ着用)
右手より岩沢さん(青×黒のラガーシャツ着用。胸のゆずマークがダサ(笑))
アイライクを歌い踊りながら、玉緒を真ん中にふたりで手をつなぎあって
輪をつくり上下したり、玉緒の手を引っ張って取り合いしてみたり
あり得ない修羅場が繰り広げられる。
あまりのことにあっけに取られて笑うことしかできない(笑)

どっちか選べないvと言う玉緒に決断を迫る、北川さんと岩沢さん。

玉「じゃあ〜、私の目を見て、私のことを愛してv」
ふざけたことを言い出す玉緒に(笑)
すんごい男前バージョンの「する〜」を歌いだす北川さん。
玉緒の手をとり「世界で一番〜好きなものは〜♪」
お…男前に歌うと男前に聞こえるから不思議(爆)
する〜♪する〜♪する〜する〜する〜♪
で、玉緒と手をつなぎ、くるくる回っちゃったりして(爆)
なんなんだこれ…
と、思っているうちに厚治の番がやってくる。
跪いて、玉緒に手を差し出す。
「格好つけたことは〜♪」
てっ…低音…め…めっちゃかっちょいいっっ。
思わずキャ〜っっという悲鳴が上がる(笑)
で…でもでもでも、立ち上がり玉緒と手をつなごうとしたところに
すっと北川さんがやってきて、厚治の手をペイっと払う。
そして、何故か北川さんと岩沢さんが手をつないでくるくる…
お、おかしいだろう、明らかにそれ(爆)
玉緒おいてけぼり。
厚治から玉緒取り返す、というより必要以上に厚治を玉緒に触らせないって
カンジだった(爆)
なんですか、それはゆず規制なんでしょうか。


その後も、バスケ部のメンバー、ラグビー部のメンバーを巻き込んで
玉緒争奪戦が繰り広げられる。
傍観者のイントロに乗って、ちゃんと振り付けの入ったダンシング合戦
の北川さんと岩沢さん(爆)
それぞれ、バスケ部っぽいポーズあり、ラグビー部はラグビーっぽい動きあり…
部員を引き連れて、踊る踊る…
あり得ない(爆)
…ていうか、普通に傍観者演奏しているところが見たいんですけど…

争いあうふたり。
北「こんなヤツのどこがいいんだ!
  こいつなんて、中学校のとき、弁当にミキプルーンが入っていたんだぜ。
  おかずじゃねーよ、ミキプルーンなんて!!」
岩「お前だって、弁当のおかずにおでんが入ってたじゃねーか!!」
と、醜い罵りあいから、取っ組み合いへ。
そして入り乱れるバスケ部とラグビー部。
それはまるでウエストサイドストーリー(爆)

「やめてっ」
玉緒が叫ぶ。
「私を愛しているなら、喧嘩をやめて、争いをやめて」
↑酔ってる…酔ってるよ、玉緒(爆)

「正直に言うわ。私、他に好きな人がいるの」

「えぇっ!」と大ショックを受けるふたり。

そして上段ステージ上手から、玉緒の恋人登場。
「ヘーイ、みんな」
ルー大柴(爆)
な…なんだこのキャスティング(爆)

ルー「玉緒ちゃん、中華でも食べに行こうか」
玉「うわ〜、嬉しい〜v連れてってくださ〜いv」
ルー「俺とトゥギャザーしようゼ」
↑決めゼリフ

腕を組んで、るんたったと退場する玉緒とルーに力尽きる
北川さんと岩沢さん(笑)

北「岩沢くん…ごめん、俺が悪かった」
岩「こっちこそ、悪かった」
仲直りの握手をするふたり。
左右からギターが運ばれてくる。

北「岩沢、この熱い思いを、今度は女じゃなく歌にぶつけてみないか?」
岩「歌?俺に…歌なんか歌えるかな」
↑大爆笑。あり得ない台詞だ(笑)

北「大丈夫。俺と、トゥギャザーしようぜ!!」
そしてシュミのハバへ。

おそろしいミュージカル(爆)
これってさ…
実は、部員巻き込んだ壮絶な痴話喧嘩なだけだった話では…
玉緒のことだって、実は好きだったどうか怪しいもんだ。
「だって、お前が好きだっていうから…」
「いや、お前が気になるっていうから…」
なんて。
玉緒を当て馬に、相手の意識引いてただけなのではないでしょうか(笑)
迷惑な話だ。
結果、トゥギャザーすることになったんだから、ハッピーエンドなのでしょう。
そして現在、光と影、太陽と月、猫に小判な関係に至っているそうでございます(笑)
ちなみにアクションは、いつものスタッフの皆様ではなく、きちんとプロの皆様でございました。
本当申し訳ございません、こんなんに付き合わせて(笑)


映像そのB
いきなり山岸マネ(笑)
山「すいんせん、すいません」
男「お前、いい加減にしろよ!」
その…なんだか見たことのある緑の背中。
男「お前からも言ってやれよ」
女「あなたがこんなヘンな仕事を入れなければ、今日私たちは横浜の日産スタジアムに
  行くことができたのよ」
そ…そのゴールドのドレスは(爆)

カメラがふたりをなめる。
慌てて吸っていたタバコを灰皿に押し込み、笑顔をつくるムーチョ(爆)
潤「こんばんは、お久しぶりです。北見川潤子です」
ム「こんばんは、ムーチョ小岩沢です」

どうやら本当はこのお二人さん、日産スタジアムに登場する予定で
あったが山岸がつまんな〜い仕事を入れてしまったもんで、
ブッキングのため生出演できなかった、というお話らしい。

ゆずが好きだから、今日みんな日産スタジアムに集まっているんでしょう?
とカメラごしに語りかける潤子。
潤「でも…みんな、本当にゆずのこと知っているの?ねぇ、本当に?
  本当にわかってるの?」
カメラに詰め寄る潤子(笑)
それを、片手で軽く制すムーチョ。
ム「潤子!」
潤「(はっ!)ご…ごめんなさい、取り乱しちゃった…」
↑芸が細かい(笑)

ゆずクイズは、四択で夏色のPVはどれでしょう?とか、そんなカンジ。
質問終わるごとに、パンとアップになるのが、潤子の胸元だったり
太腿だったり、うなじだったり。
カメラさん欲求不満か?(笑)
潤「こらこら」
とか、必ず一言入るんだけど、うなじショットの後(だったかな?)の
潤「…眠れなかったの?」
が、一番アヤしかった(爆)

潤子…綺麗です。
痩せたからね。
まるで仲間由紀江のような顎のライン(笑)
ムーチョは、前髪短すぎ。
七三になってません(笑)
おふたりからはゆずクイズ。
クイズのシンキングタイム終わりごとにムーチョが生でボロ〜ンと弾いて
くれるのがすごふる嬉しかった(笑)


本日のゲスト
壮大な金管のファンファーレの後、北川さんの紹介で山本先生登場。
この金管隊、メインがトロンボーンなんだけど…こう…イマイチ…
締まらないカンジでございました。残念(笑)

山本先生は、上段ステージに登場。
観客の声援に大きく手を振って答える。
オリンピック出場の時のようにユニフォームにサポーターまでつけている。
階段を降りてステージへ。
仁ちゃん側の階段から降りてきたので、下で待っていた悠仁が
先生と固い握手を交わす。
それを見て、慌てて厚治が自分のマイク位置から走ってきて、
あわあわ握手(笑)

そして、花道に向かって歩き出す。
歩きがてら、先生にアーチェリーの弓が手渡される。
ま…まさか…
立ち居地に立ち、弓に矢をかける。
いつの間にか、中州を挟んだ向こうがわに、ゆずをかたどった的が登場。

正面を向き、深く目を閉じ、ひと呼吸。
短い精神統一。
すっと美しいフォームで、弓を引く。
軽やかにこなしているが、とてつもなく重い弓。
初対面のアリゾナの時、ふたりは引かせてもらって絶句していたよね。

しん、と静まり返った瞬間、色々なことが頭をよぎる。

そして、シュンと目に止まらぬスピードで放たれる矢。
見事真ん中に命中し、的の柱から炎が上がる。
同じタイミングで、ステージ上に設置された炎が、ぼぅと夜空を赤く染め、
燃え上がる。

栄光の架橋。


生で、オリンピック銀メダリストの実技を目にすることが出来るなんて、
とても貴重な体験でございました。
でもここで一言言いたくなっちゃうのが悪い癖なんだけど(笑)
山本先生ほどの方が、実技よりもずっと近い位置にあるあんなでかい的を
外すワケないんだろうけど、競技場とは違うライティングや熱気…
さぞや集中力がいることでしょう。
KKP打ち上げで、あれ、外してHOMEくんに当たって、シュ〜…とか空気
抜けちゃったら大変、だの、中州に矢が落ちアリーナ炎上、とか(笑)
散々ネタにさせていただきました。
ごめんなさい(笑)


映像そのC
YUZUVERSAL映像

公園で遊ぶゆず(笑)
パーカーのフードをとっぽり被った北川さんと、今回のツアーグッズのキャップを
ナナメに小僧被りした岩沢さん。
岩沢さん、ナイス!
可愛い!!
そんなふたりが、公園の片隅に何かを発見。
近寄ってみると…

まんまゆず(笑)

ちょっと発光している。
なんだなんだ?
と、覗き込んでいると…
ゆずがだんだんだんだん大きくなり…

ドロン

と、ゆずマンに変身!!

驚くふたりに、ゆずマンが宇宙語で話しかけてくる。
『ぼく、ゆずマン』

どうやら、友達になりたいらしい。
ゆずマンが右手の人差し指をカメラ目線で突き出す。

私、てっきり喪黒福造かと…(笑)
ダ〜!!!
って(笑)

違かった…
そりゃユズバーサルだからね。

ゆずマンに習って、右手の人差し指を差し出す、悠仁と厚治。

3人の指先が触れ合った瞬間…

光があふれ出す。
眩しくて、両手で顔を覆う悠仁と厚治。
その、光の中から何故か夏色自転車登場(笑)

なんだなんだ?
と、自転車に寄り、おそるおそる触れてみるふたり。
2台あるんだから、ひとり一台触ってみりゃいいのに、くっつくまくって
一台の自転車のハンドルやらサドルやらに触れてみるふたり(笑)

で、お約束ですよ。
北川さんの自転車のかごにとっぽり座ったゆずマン。
勢いよく、自転車をこぐ。
その少し後ろに厚治。
本当に楽しいそうにサイクリングを楽しむふたり(笑)
かっとばしてる北川さんに少し遅れて、厚治が可愛らしい顔で
口パクで何か言っている。
『は〜や〜い〜、は〜や〜い〜っっ』
って、言っているように私は見えたのだが(笑)
なんだ、デートか?
普通にデートなのか?(笑)

すると、突然。
自転車のタイヤが地面から離れ、空を飛び始める。
驚くふたり。
ぐんぐん高度を増し、山へ谷へ海へ。
風景がぐんぐん変わっていく。

驚きつつも、笑顔全開の悠仁。
鼻の穴広がってるから!注意して!!(笑)
おぉ〜っという顔で、下を見下ろす厚治。
ナナメキャップごしの、少し下を見る表情ってのが、めっちゃくちゃラブリー。
睫毛長いし、演技うまいし(笑)
おそるおそる手放し運転してみたりしてね(笑)
すこぶるかわゆらしい。

心ゆくまで空の散歩を楽しむ、ゆず+ゆずマン…
時間が経つのは早いもので、お空には満月…
満月を通り抜けていく、自転車のかごにゆずマンを乗せた
フード被った悠仁のシルエットと、お友達の厚治のシルエット。

ETなんて…今時の若者、知っているんでしょうか(爆)
どうせやるなら、流行ってるスターウォーズとかにすりゃいいのにね。
…キャスティング難しいか(笑)

ゆずマンはCGだったし、バックは合成だから、ふたりとも青いシートでないもの相手に
延々演技してたんだろう…
撮影風景を想像すると、めちゃくちゃ笑えるのは私だけでしょうか。
それにしても、岩沢さんうまい!



…で。
その満月が、くす玉みたいなパカっと割れて、垂れ幕登場『夏色』

本日はヘンなかけ声つき(笑)
北「ソレソレソレソレソ♪」
木村ケン&客席「ソレソレソレソレ♪」
北「暑さに負けるな!」
木「暑さに負けるな!」
北「ソレソレソレソレ♪」
木「ソレソレソレソレ♪」

これ、便利。
もう一回!ってなった時も

北「ソレソレソレソレ♪」
って仕切っちゃえば、暴走しないから(笑)

北「ソレソレソレソレ♪」
木「ソレソレソレソレ♪」
北「最後の一回!」
木「最後の一回!」
北「ソレソレソレソレ♪」
木「ソレソレソレソレ♪」

フリーの尺はあんまりないだろうが、夏色ぐらい仕切られず行きたい
気もした(笑)



夏色後、ステージ暗転。
何が起こるのかと思えば、上段ステージにスポット ボン。
北川悠仁オンステージ。

「横浜日産スタジアム〜♪」

独唱。
いきなりどうしたのかと驚いてしまった(笑)


今日は来てくれてありがとう。
遠くから来たヤツも、近くから来たヤツも、集まってくれてありがとう…


そんなカンジだったかな?
スタンダードなMC内容を朗々と歌い上げる北川さん。
心地よい風が吹き抜けていく。


あの…岩沢さんは、一体…
北川さんが歌いながら右サイドの階段を降り、ステージに戻ってくる。
ようやくメインステージにライトが戻り、あぁ居たよ、岩沢厚治(笑)


歌いながら、岩沢さんの肩を抱き、歌いながらセンターに戻り、
夢の地図

タンクトップの北川さん。
もう少〜し肩の辺りと上腕に筋肉つくといいんだけどねぇ〜
ドラムやら太鼓やらやっているのに、なかなか腕に筋肉つかない北川さんです。
で。
ですよ。
でですよ。
岩沢さんの羽織っただけの白いシャツの中身が気になります(笑)
夢地図は、岩沢さん、はじめて右に行ったり左に行ったりするのですが。

ギターを抱えたまま、颯爽と走る。
ハタ、と白いシャツが揺れる。

ちらりと見える、肩&上腕。

ブ…ブラボー!!

やはりタンクトップ(笑)
絶対ね、脱がないんですわ、シャツは。
でも、こうチラリズムで見える、その白い肌に食いつく食いつく(笑)

いいんだこれが(笑)

つい、角度を変えるともっと見えないかと思ってちょっと腰を落として
ビジョン見て見みたり(笑)
↑絶対見えません(笑)

あからさまに脱いでしまうより、色っぽいですわよね。
み…見たい…
けど、これ以上は、万人の前では見せてくれなくていいです。
乙女心はフクザツ(笑)

そんなワケで、えらく興奮した夢地図から、ONEへ。
北川さん、ひとりサブステージに立つ。
岩沢さんはメインステージに残ったまま。

北川さんが、メインを振り返り…
曲スタート。
まぁね、こんな始まりもあるやな、と見ていたら…
結局一曲サブステージで歌いきる北川さん。
なんだか、とっても寂しかった…
途中から、まさかこのまま終わらないよね?
メイン戻るよね?
なんて、一緒に見ていた友達と目配せしていたのだが、
結局…
遠くの席だと、頼りはビジョンじゃないですか。
サブにひとり、熱唱する北川さんが居れば、そりゃ自然にカメラワークは
北川さんでしょう。
別にいいんだけどさ。
でも…やっぱり寂しいよ。
ステージにひとり立つ岩沢厚治って。
そりゃスタド居るけどさ。
スタドと呼吸合わせて、佐野さんのドラムに首を振りギターかき鳴らす
岩沢厚治とかも、かっちょいいんだけどさ。

さっきの独唱もあったし…
なんだかね。
すごく寂しい気持ちになりました…

まぁ、これはライブというより、ショーですから。
こういうことをしようと思ったとき、
北川さんは前へ前へ、
岩沢さんは後ろへ後ろへ、
行ってしまいがちなのはよくわかる。
わかるけど…
やっぱり…同じ板の上に立っててほしい。
痛切に感じました。



演出そのD
「少年」
YUZUの時、
北「優雅に…!」
で、チャンチャン〜チャラチャチャラチャラ〜♪
優雅〜な、ピアノサウンドと共にバレリーナのように踊り出すふたり(笑)
噴水まで登場する始末(笑)
ノリすぎスタッフ(笑)
しかし、なんだっけこの曲名…
メロディーは歌えるが、タイトルが思い出せなくてゴメン(笑)

そして、盛り上がってる時に北川さんが一瞬いなくなって、
再び登場。
頭には明らかに仕掛けつきのシルクハット(笑)
手には、先端にお星様☆のついた、魔法のステッキ(笑)
なにキャラなんだ、いったい(笑)

北「それ〜!」
北川さんがステッキを振る度、光が踊る。
ステージバックに巨大な「Y」「U」「Z」「U」が輝いたり、光が会場一周したり。
北「それ〜!それ〜!」
ステッキを、くるくる振れば、会場は光に包まれる…
と、書いとけばかっちょいいかな。

二階スタンドの手すりに豆電球の入った透明チューブが這わせてあって、
なんじゃこりゃ、とか言ってたのがこのためだったようですわ(笑)


最後の魔法。
北川さんのアップ。
帽子のつばのあたりのボタンを押すと、
独特の
「ファン!」
て音と共に、帽子の頭からメッセージボードが立ち上がる。

…なんて書いてあったっけかな…

確か1日目は『横浜制覇 4649』
とか、そんな感じだったような…
憶えない(笑)
すまん(笑)

だいたい、ウルトラクイズなんて、今時の若者知らんだろう(笑)

確か曲途中でドッカンドッカン空砲鳴ってたのも、少年だったっけかな?


えっと、正直な感想。
少年の演出、これ必要だった?
いつもの少年で、私は充分満足なのですが、やはり6万人を満足させようと
思うと、過剰演出は必要なのかしらね。
無駄な特効、金の無駄…
と、思ってしまう私はやはり大舞台向きのファンではないんでしょうね(笑)



2005.7.24 日産スタジアム 神奈川
2日目です。
本日は昨日から一変中州席!
まさか中州とは…
ありがとう、ディスクガレージ。
高島の席運の良さ、相変わらず冴えてます(笑)
中州の中でも、後ろですわね。
サブステージから4列斜め前ぐらいの位置なので、メインもサブもとても見やすい。
視界最高。
なんたって肉眼でステージが見える。
ありえない(笑)
なんだったんだ、昨日の遠さは。
昨日は昨日で楽しかったけど、同じ舞台を見ているとは思えない視界の差であります。
やっぱり広いんだなぁ、日産スタジアム。

オープニングを経て、ゆず登場。
うわ〜、上段ステージでもちゃんと肉眼で見える。
凄いわ〜。近いわ〜。
…っていうか、佐野さんが爆発的にかっちょいいんですけど。
ゆず、霞む(笑)
いや、仁ちゃんも厚治も可愛いんだけど(笑)

一曲目を聞いて驚いたのが、音の返り。
昨日スタンドで見たときは、全然音の遅れなんてわかんなかったのに
やまびこしてるんだねぇ!
アリーナに来て初めて知った。
凄いわ。
本当に…全然違和感なかったもん。
手拍子も微妙にずれている。
『前にいても、後ろにいても、どこに居ても楽しめるライブに』
というのは、ゆずのテンションだけでなく、音響やら映像やらのスタッフ皆々様の
努力の賜物なんだよね。
本当に、ゆずライブではサウンド面でガッカリすることが、100%近くない。
それは、スゴイことなんだよ。
本当に。
心より拍手。

一曲目のセンチメンタルから元気一杯なゆず。
昨日の疲れはあまり残っていないらしい(笑)
いきなりドラムが軽快なリズムを刻む。
やっぱりダスキングが始まるとしか思えないのに、
始まりの場所(笑)
仁ちゃん移動するからオープニング二回まわしだか三回まわしなんだね。
今日始めて気がついた。
厚治のハープ冴えてます。
素敵。
聞くっつーか、歌っちゃう(笑)
テンションおかしいし。
雄叫ぶ仁ちゃんを、ハープくわえたまんまビシッと指差す厚治が男前なのだ。


まだ2曲だっていうのに、汗だく。
ゆずも汗だく(笑)
仁ちゃんがニコニコしながら右手を上げる。
北「みなさんこんばんは、ゆずです!」
岩「こんばんは!」
いつもの風景。
北「いや〜、岩沢くん。デカいっすね〜」
岩「デカいっすな〜」
いちいち相槌がオッサンくさい厚治(笑)
北「スタンド元気か〜!」
お得意のコールなんだけど…
北「後ろ元気か〜!」

…シーン…

岩「…どこが後ろだかわかんない」
厚治、私たちの心の声を代弁してくれてありがとう(笑)
北「(笑)じゃ、円より後ろ元気か〜!」
どうやら仁ちゃん的に、中州外が後ろのようです(笑)


そんなふざけた会話をしながら、切りかえもなく
桜木町

厚治の声が、高くのびる。
昨日とても物足りなさを感じたんだけど、今日はいいっす。
マイクコンディションもバッチリ☆
でもさ、なんていったって、表情なんですよ。
すこぶる気持ち良さそうな厚治。
少し目を細め、嬉しさを噛み殺せないっていう笑顔で歌う。
↑何度も言いますが、別れ歌です(笑)
ギターのネックをぎゅっと握り、歌う厚治の前髪を風が揺らす。
そんな幸せそうな顔されちゃったら…見ている私たちだって
笑顔以外のどんな表情出来るっていうんでしょう。

スミレ
バンマスのキーボードソロに乗って、歌姫悠仁が両手を少し開いて
目を閉じ、ワンフレーズアカペラで熱唱。
浸りきっている姿が物凄くいい。
いい、と言いつつ爆笑してごめん(笑)
ひたすら可愛いのです。
にこにこなのです。
厚治なんて、歌いながらすんごくちっさくギターの上で手を振っちゃったりして、
どどど、どうしたんだ。
そんな細かい可愛いことしても、ほんの一部にしか伝わらないぞ、
スタジアムなんだから(笑)
左右に身体を揺らしながら、歌う。
すみれツアーの時は、厚治のハープソロの時、ちょこちょこって自分の口元を悠仁が
指差してオフマイクで大きな口を開けてサビを歌って、会場にも歌わせていたんだけど
スタジアムですから。
それじゃ伝わらないですから。
口を指差しながら、全開で歌う(笑)
えっ…と。
普通に歌いまくってるだけなのでは、それ、と思いつつ(笑)
別に間奏まで我慢できずに歌っちゃうのね、歌いたがり屋さんね、とも思わないので
いいとする。
じゃ、突っ込むなよ(笑)


しばしMC。
ベストアルバム話題。
北「岩沢くん、ベストアルバムが出ましたね」
岩「出ましたね」
北「タイトルは?」
岩「二枚あるんですけど…二枚とも言っちゃっていいですか?
  GOINGとHOMEです!」
腹の底からお答えいただいて、その声は横浜の空に響きまくっていました(笑)
拍手〜チャッチャッチャ☆
で、指を舐めつつ札を数える悠仁(笑)
北「宣伝ですから(笑)」
や〜らしいジェスチャーなのに、全然や〜らしさを感じないのは、ひとえに彼らが
天真爛漫だからなんだろうなぁ。
岩沢さんなんて、定期預金すら組んでなさそうな雰囲気すらある。
普通預金にありえない金額積みっぱなし〜みたいな(笑)
ペイオフ対策、しっかりしてください。
…なんて。
実はものすごく財テク駆使してたりして(笑)
ま、金の話はいいんです。
お互いにね(笑)

続きまして、アルバムに入っていない曲


向日葵ガ咲ク時
やっぱいいよねぇ。
夏はこれに限る。
キーボードフレーズが聞こえてきただけで、ワクワクする。
昨日に続き、ど頭の厚治ソロのところでふたり合わせてサンパ調に
両手を広げて、フリフリ。
うっすら出来てない厚治がめちゃくちゃ可愛い。
でも、振りに気をとられてちゃんと声が入らないのはちょっと嫌。
聞きたいのに〜っっ。
でも、可愛い〜っっ。
2番では、フリフリやめてひとりクロールの岩沢さん(笑)
か〜わ〜い〜い〜


からっぽ
ハープの音色が、美しく切なく響く。
北川さんが、素直に、とても素直に歌う。
余計な力みや想いのない…
そう、その素直な君の声が、とてもよく似合うんだよ。
切ないギター。
そしてタンバリン…が、黄色いヤツやんだけど。
いや、色で音が変わるわけではないんだが、なんとなくそんなオモチャみたいな
タンバリンでいいのか!?
と思ってしまう(笑)

風が吹く。
汗に濡れた身体を心地よく吹き抜けていく。
ONEツアーでも歌われた歌ではあるけれど、シチュエーションにより聞こえかたは
やはり違うもんだ。
遮るもののない、空に向かって歌うのが似合う。
どんより曇った薄明るい空。
そういや、PVは思いっきり雨降りだったね(笑)


歌終わり…暗転したステージがバタバタし出す。
昨日はまったく見えなかったシーンなので嬉しい…
ハワイアンなBGMが流れ出し、眼鏡白衣のお姉さんイラストがパクパク。
今日は頭からちゃんと台詞が入っている。
やっぱ昨日はトラブルで音が出なかったんだね(笑)
ステージでは、仁ちゃんがはけていって、残された厚治とスタドメンバーに
南国なお花のレイが配布される。
厚治は、赤のレイ。
可愛い(笑)
ウクレレを渡され、レイをかけたまま横揺れで弾きだす(笑)
スタドもちゃんとレイかけてるのよ。
まったく見えなかったけど、昨日(笑)
しかし、キーボードのケンちゃんは紫のレイ。
ひとりでアダルトなのはナゼ?(笑)
映像は昨日のとおり。

可愛い画面に釘付けだった隙に、いつの間にか仁ちゃんがステージ左手のドラムに
スタンバイ。
北「よっ!」
声をかけながら叩き出す。
黄色のカッパ。
乾いた音を立てるドラム。
あれ?これ、昨日水張ってなかったっけ?と思ったら、どうやらドラムのふちに透明チューブが
這わせてあって、そこから水を流し込んで水量やら飛沫具合とか調整する仕組みらしい。
そうか〜、なるほど、と(笑)
仁ちゃん熱演しているのに、そういうとこにばっか目が行ってしまう。
性分なので、許して(笑)
その隙に、厚治はウクレレからピーチボーイズギターへチェンジ。

岩「いち、にー、さん」
ドカタン。
…かっちょいいけど、あんまりいい音しないよね、そのドラム(笑)

3番線。
仁ちゃんの表情が、いちいち自慢げで格好つけてるくせに素っぽいフリしているカンジが
とてもいい(笑)

ドン ドカタン
ドン ドカタン

と、なんとも微妙な音を響かせる北川さんのドラムソロに合わせ、
「仁ちゃん」
「仁ちゃん」
と、合いの手を入れる厚治。

その後は、スタドと共に、右足上げガオー、左足上げガオー、みたいなお揃いの振り。
かわゆらしい(笑)
同じことをしているのに、ギターの木村健氏や沖山さんはあんま可愛くないので、
仕草ではなくやっぱ厚治自身が可愛いのでしょう(笑)

そして恐怖の瞬間がやってきます(笑)
岩「(めちゃくちゃ声張って)日産スタジアムにお集まりのっ○×△…」

張り切って噛み倒す(笑)
噛むなよ〜
難しい言葉一個もないじゃん(笑)

ステージの上をうろ〜っと一回り。
動揺(笑)
はい、落ち着いて落ち着いて。
ただでさえ長いんだから、巻いて巻いて(笑)

岩「(気を取り直して)日産スタジアムにお集まりの皆様、こんばんは!!」
ものっすごく男前に声張ってます。
張り切るような台詞でもないんだが(笑)

岩「私、3番線の総合司会を勤めさせていただきます、サブリーダー岩沢厚治です!」
↑総合司会…総合司会だったのか(笑)

岩「GO HOME、始まりましたけれど、皆さんとひとつになりたいな〜なんて思うわけですよ」
↑いきりな崩して(笑)崩しっぷりはクリーム有田ばり(笑)

岩「それで、皆さんとひとつになるために、皆さんからあるものを頂きたい!」
↑…なんで手拍子するだけなのにこんなに引っ張るんだ厚治(笑)

岩「なんのことはない、手拍子です。手拍子が欲しいんです!」
↑わ〜かったから(笑)とっとと行け。

お手を拝借!
と、右手にピックはさんだまま両手を上げる厚治は可愛いのだが、飽きる(笑)
だらけ気味の客、お愛想で両手を同じようにホールドアップ(笑)
早くやろ〜よ〜。
ただでさえ長いんだから、このコーナー(笑)

岩「何をやるかと言いますと、簡単でございます。
  ウチのリーダーが、あのドラムを叩きますんで…あのドラム『スペンシードラム』って
  言うんですけど〜…ドラムに合わせて手拍子がほしいんですよ」

時折映る『ウチのリーダー』こと北川さんは、長すぎる厚治のMCに負けず、
口パクでドラムを差したり、スティックを叩く真似したりして可愛い子ぶってます(笑)

岩「…ドラムの音に合わせて、皆さんの手拍子を賜りたい。」
た…賜りたい?
厚治って時折スゴイ角度の言葉を発するよね(笑)

岩「…ただ、真似をすればいいだけなんですけど…」
↑ま、まだ続くのか(笑)

岩「いかんせん、会場が広いので、タイムラグ(めっちゃ巻き舌)…わかります?」
た…タイムラグ(巻き舌)ひ〜…ひ〜、オモシロすぎ(笑)

で、タイムラグがあるから映像を気にせず自分の耳を信じて叩け、と。
簡潔に言えばなんてことないことを延々語っている厚治を一向に気にせず、
またもや口パクで、『耳、耳』と、スティックで耳を指差し、こくりと頷く北川さんは
上戸彩ばりのアイドルおすまし顔(笑)

岩「よいかな?」
↑よいかな?って(笑)
もういいよ、わかったよ、やろ〜よ、さっさと。

岩「では、論より証拠でございます」
↑なんか壊れてません?岩沢さん(笑)
日常会話で「論より証拠」を使用する20代はあなた以外見たことありせん(笑)
私に言わせれば、『論を俟たない』ですわよ。
はやくやろ〜よ。

岩「仁ちゃんお待たせ!」
まったくだよ、とは言わず、
北「あいよ!」
と、一言の北川さん(笑)

「仁ちゃん、いいかな?」って、岩沢さんの方がいいかな?だよ(笑)
あんまりリズム感のよろしくない岩沢さんは、やはり途中でアヤシゲになるらしい(笑)
リズム感がよくない、というか、頭に浮かんだリズムを身体に現すのが
うまくないんだよね。
でも、運動神経はいいでしょ?
不思議だわ〜人間て(笑)

北「いち、にー、さん」
ドカタン。
やっぱり、このドラム音良くない(笑)

岩「撤収!!」
『ほうほうの体』って、まさにこれですね、岩沢さん(笑)



多分この後なんかの曲でサブステージに移動したと思うんだけど、
どうしても思い出せない。
なんだっけ?(笑)



サブステージ。
ち…近い。
神様ありがとう。
ふたりが被らない角度なのがとても嬉しい。
しかも仁ちゃん側だから厚治のストロークがよく見える。
素敵すぎ☆

地下街
どうして地下街ってこんなに楽しいのでしょう。
ものっすごいゆずとの一体感が生まれるよね。
後姿のゆず。
背中を見つめながら歌う。
時々ちらっと振り返る悠仁に、厚治に手を振りながら歌いましたわ。
礼、をする時、臀部を手のひらで隠す厚治(爆)
いや、誰も意識してないですそんなとこ(笑)
かえって気になって恥かしいので、やめてください。
厚治ってば、結構好きよね、これ系(笑)

手紙
ハープとピアニカの優しいハーモニー。
いいですねぇ。
マイク向きっぱだから、厚治の指先が見えない。
すんごい見たいけど、贅沢はいいません。
音で満足。
ピアニカくわえて、厚治を見ながら仁ちゃんがにっこり。
厚治の表情は読めないけど…
らぶらぶです…相変わらずです(笑)
本日のお手紙。
北「PS岩沢くん。
  昨日ライブの後に久しぶりに岩沢くんのお父さんに逢いました。
  …そっくりですね」

吹き出す厚治。

北「僕も年をおうごとに、母親に似てきています。
  僕達も後2年で30才ですが、30になっても、お揃いのTシャツ着て頑張りましょう!」

…でした(笑)
いや、全然いいでしょう。
お揃いのTは。
でも村上さんは、すでにキツいと思う(笑)
オトナも着れるツアTにしてください。
頼みます。


贈る詩
これこれこれ、これです(涙)まってました!
昨日一番身悶えた曲。
こんな近くで見れるなんて、幸せすぎるっっ。
またこれが、厚治が振り向いてくれる率、高い高い。
見たかったストローク、これでもかってぐらい見せつけてくれて、
高島メロメロ(笑)
腰が砕ける…
な…なんでこんな男前なの?
贈る詩なのにっ(笑)
身体はメインステージ向けて、首だけマイクに持っていって歌う。
かっちょいい…
いつもだったら、かったるいティリティリ♪の掛け合いで引っ張る悠仁にも
今日ばかりは大感謝ですわ(笑)

北「まずは女の子から」
腰を落として、ジャカジャカジャカ。
悪戯っぽい笑み。
可愛い…壮絶に可愛い…

北「つづいて男子!」
低音ジャカジャカ。
うお〜って顔で弾く。
それもまた素敵…
↑なんでもいいんじゃん(笑)


そして本日のスペシャル☆
北「ライブが始まる五分ぐらい前に岩沢くんと話して、歌う予定じゃなかった歌を
  やることにしました」

いつか

暑い、暑い野外で聞く「いつか」だけれど、厚治のハープのキリリと高く澄んだ音が
響いた途端、冷たい風が吹き抜けていったような気持ちになりました。
すっぴんのいつか。
バンド入っていると、厚治が遠慮するんだか美しいコーラスがマイクから遠くてイライラ
するんだけど、今日はちゃんと拾ってます。
そうなのよ、メインの悠仁気にしないぞぐらい出してくれた方がお互いが引き立つのよ。
うっとり…
その瞬間、北川さんがありえない一言。
サビはみんなの大合唱。
ガビ〜ン。
な…ナゼっっ。
歌わせんなよっっ。
もったいない(涙)
きちんと聞きたかったな、すっぴんいつか。
まぁ…でも…
とても厚治の声とハープが美しかったので、それでチャラにしとこう。
しかし、2日とも予定外の歌って、本当はここで何を歌う予定だったんだろう。
気になる(笑)


北「時間が経つのは早いもので、次の曲がふたりでやる最後の曲となります」
当然言うわな。
「え〜〜っっ!!」

北「何を言ってやがる」

この返しが、冴えてる〜。面白い…悠仁(笑)

北「ライブはまだまだ続くので、最後まで楽しんでいってください」

向かい合うふたり。
岩「ワン、ツー、スリー、ほい」

「ほいっ」って(笑)
「ほいっ」って厚治…
かわゆ…

サヨナラバス
これも、笑顔で歌いまくり。
楽しかった。

北「どうもありがとう!ゆずでした!」
いや、わかってるし(笑)


ギターを返して、花道を手を振りながら帰るふたり。
厚治は恥かしいのが、すごくきっちり手を振って行進するみたいに姿勢よく帰って
いきました(笑)



そして…やってくるのですわ、こっ恥かしい時間が…
今日は近いから踊る生厚治が見れる(笑)
あ、生ぷんぷんビーム、も見れるか。
それはそれで楽しみ〜…
と。
思ったら。
登場してきたのは…
あ…あれ?
あれれれれ?
あれは…

島田珠代(爆)

玉緒じゃねーよ(笑)
ヒロイン変わってるし(笑)
爆発的に面白れぇ。

台詞が玉緒とまったく一緒なところが倍面白い(笑)

珠「ひとりは〜、優しく私のことを包み込んでくれる悠ちゃんv
  もうひとりは〜、乱暴モノだけど男らしい厚治v」
ど…どうしてこんな女にふたりして(爆)
昨日も気になったんだけど、どうして悠仁は悠ちゃんなのに、
厚治は呼び捨てなんだ…

テルルルルル…
アイライクのSEが流れ出す。
怯える珠代。
可愛くない(笑)
踊り出す客席。
なんの解説もないんだもん。
踊れる人と、踊れない人とはっきり差が出るじゃん。

あぁ〜厚治が…厚治が演技してるよ(爆)
サビ前のいいところで、珠代に迫る悠仁。
「夢に見るほど I want you〜♪」
会場からは、嫌〜っ(涙)とかじゃなく、
ギャーって悲鳴が(爆)
私、他人事だから大爆笑。
すまん(笑)
北川さん、玉緒の時より近いです(笑)

ぶっさいくに踊り続ける島田珠代。
珠代を真ん中に、手をつなぐ北川さんと岩沢さん。
上下させながら、昨日は多分身体触らないようにすごく気を使っていたんだろうけど
今日はもう珠代がガンガン踊ってますから(笑)
素敵です。
さすがよしもとです(笑)

珠「私…ひとりになんて決められない」
北「どうしてだいっ?←と〜っても芝居がかった言い回し(笑)
  こんなに君を、愛しているのにっ」
北川さんの愛の告白に、爆笑。
オモシロイ…
昨日はそれでもちょっと玉緒可愛かったから洒落になんなかったけど、
今日はスゴイよ〜。
強ぇえよ(笑)
岩「さあ、どっちか決めてくれっ」
厚治の台詞に、厚治を振り向く珠代。
ギャ〜っっ、見んな、見んな。
珠「できない…私には、決められないっ」
と、いいながら北川さんに抱きついて足にすがりつき股間から顔を出す、
という、もう芸人さんにしか出来ないアドリブをかます島田珠代。
スゲーよ(笑)
固まってる北川さん。
爆発的に面白いけど、これ…悠マニは許せんだろう(笑)
どっかん来て、満足げな表情で立ち上がる島田珠代。
もう、彼女に敵うものはいない(笑)
そう…ステージの向こうには…

岩沢厚治。

キッと狙いを厚治に定めて、歩き出す珠代。
後ずさる勢いの厚治。

ギャ〜っっ、寄るな寄るな!!
手でしっしっ、て必死に払ってしまう。

珠「…あなたには、しないわ(断言)」

ヒドい(爆)
いや、いいんだけど、ヒドくない?
カメラ目線で、ガビ〜ン、な厚治(笑)

珠「冗談、冗談、どっちかっていうと、悠仁がいいかなってだけでぇ」
いや、もう選んでるし(笑)
お腹痛ぇ〜
面白すぎ…
↑いや、多分ターゲットが仁ちゃんだったから笑っていられるんだと思うけど(笑)
でもさぁ、厚治ってそーゆー絡み洒落にならないじゃん。
本人怯えてリアクション期待できないから(笑)
あれは珠代のアドリブだったのかな…
むしろ、仁ちゃんストップだったのかもしれません(笑)
来るなら俺に来い、厚治には行くな、と。
↑男前だ(笑)

珠「じゃあ、私の目を見て私を愛して」
目ぇ見れねぇよ。
笑っちゃって(爆)
本気で笑える…
すげーな、これ。
昨日と同じストーリーなのに、こんなに笑えるってスゴイ(笑)

きゃ〜vきたきた男前「する〜」
珠代と絡まれるのは嫌だけど、歌は聞きたい…

ピアノサウンドに合わせて、踊る悠仁。
北「格好つけたことは〜言えないけど♪」
珠代の手を取る。
北「なぁ、いいだろタマちゃん」
手をつないでくるくる回りながら、珠代がボソリ
珠「あたし…マジで恥かしい」

大爆笑。
恥かしいだろ、そりゃ(爆)
すげ〜…おもしろい…

テレまくりのタマちゃんとうっすら被りつつ厚治が跪いて、片手を珠代に
差し出す。
岩「格好つけたことは〜言えないけど〜♪」
さっきの悠仁とは明らかに違う悲鳴が会場から沸き起こる。
あんた…あんた…絶対男前意識して歌ってるでしょっ。
もうもう、その男前声に会場からハートが飛び散る。
けど、厚治フェロモンというのは万人に反応するワケではなく、
抗体を持つ人のみに過剰反応するらしく、たまらない人にはたまらないが
感じない人にはまったく感じないものなのよね。
珠代は幸いながら感じない派だったようで、手をとって厚治の周りをくるくるしても
別になんともないらしい。
よかった。
そして昨日と同じように、珠代の手を取ろうとする厚治の手をペイっと払って
邪魔する悠仁。
今日は厚治とくるくる踊らない。
ここで厚治と踊っちゃうのはおかしいと気がついたのか?(笑)
踊り続ける珠代をほったらかして、肩をすくめてステージに下りるふたり。
だから、なんでそもそも2人同時に珠代に惚れたのさ(爆)

珠「ちょっと、私ひとりじゃないのよっ!」
北「どっちの歌がタマちゃんの心に響いたか、教えてくれ」
珠「どっちとも決めれない、珠代決めれない〜っ」←可愛くない(爆)
北「どーしてだよ、こんなヤツのどこがいいんだよ!
  大体コイツのお母さんなんて、毎晩頭にカーラー巻いて寝てるんだぞ、
  それもものっすごくカラフルなんだ」
厚治とは直接関係ないところを攻撃する悠仁。
卑怯だ(笑)
厚治、ダメージ受けて膝をつく(笑)
岩「お前…なんでそれを知ってるんだっ」
北「見たことがある。お前ん家泊まらせてもらったとき」
…仲良しなんじゃん(爆)

岩「いい気になりやがって!」
立ち上がって反論の厚治。
北「なんだよっ」
岩「こいつなんて、中学の時っっ」

北「…」
岩「…」
会場、爆笑。
なんで黙るんだ(爆)

珠「…がんばって」←思わず(笑)

岩「それは、やめておこう」

いやいやいや、途中で止める方が気になるし(爆)
なんだよ、なにを言いかけたんだよ(笑)
余計にヤバさが増す、『言いかけてやめる』攻撃。
珠「聞きた〜いっ」
聞きたいさ(爆)

昨日の明らかに事前打ち合わせの台詞じゃないってことは、
今日はアドリブで行こう、という日なのかな?

北「じゃあ言わせてもらうが、こいつなんて小学校の入学式の時ひとりだけジャージ
  だったんだぞ!みんなちゃんとおめかししてるのにっ」
珠「ジャージ(爆)」
岩「違うっっ、違う、ジャージは、あと3人いたんだ!!」
北「えぇっ!知らなかった…」
写真ちゃんと見てください(笑)

北「お前黙って聞いてりゃあいい気になりやがって!」
えぇっっ、厚治なんにも攻撃してないじゃん。
それ厚治の台詞よっ(笑)

岩「も〜、怒った!」
北「俺も怒った!」
やんのかコラ〜!と取っ組み合いを開始するふたり。
背の違いがあるから胸倉掴むと、どうしても仁ちゃん優勢に見えるが、
実際喧嘩したら勝負にならないと思われる(笑)
腐っても黒帯…
珠「いや〜っっ」
ヒロイン可愛くないし(爆)

傍観者の前奏と共にダンシングタイム。
笑える〜踊る厚治。ありえない…
昨日ちゃんと見れなかったけど、今日はもうさ〜
わはははは…←笑ってんじゃん(笑)
しかし、BGMがめちゃかっちょいいんですけど、これスタドアレンジなのかな?
傍観者のテイスト使いつつ、ドラムライン、ベースラインがめっちゃかっちょいいの。

昨日は互いに戦っていたが、今日はなんといってもよしもとの島田姉さんを迎えて
何もしないっつーのは逆に失礼な話しで、厚治が手を掴んでブンと投げ、
悠仁がハリセン、みたいな(笑)
うん、厚治にやられるよりよっぽどいい。
あざーす、珠代姉さん(笑)

ひとしきり暴れて、ステージに降りる。
上段ステージで「私を愛しているなら、喧嘩はやめて」と叫ぶ珠代。
う〜ん…やっぱり昨日はもうちょっとシリアスなミュージカルだった気がする。
まったく同じ台詞でも、全然違うもんだねぇ…

珠「実は私、他に好きな人が居るの」
いや〜ちょっと楽しみ。
誰?
やっぱり、よしもとの人?
わくわく…
珠「コウイチく〜んv」
?「は〜い!」
北「誰?」
岩「誰だ?」
誰だよ…コウイチくん…
私には堂本光一くんしか浮かばなくて、ここでキンキが出たらマジすげーな、と
勝手に想像膨らましていると…

登場したのは、紛れもない…社長(爆)
こ…壊れてる…

もう、厚治なんて座り込んで立てない(爆)
重なるように崩れてる悠仁。
稲葉「じゃ、頑張ってね〜ゆず〜!」
かる〜く手を振りながら、タマちゃんとデートに出かける稲葉氏でありました。
脱力しきったふたり。
岩「なんだったんだ、今のは…」
ホント、なんだったんだ(笑)

そして…いきなり。
北「岩沢」
さっきまで喧嘩してたのに、親しげに呼び捨て(笑)
北「…岩沢くん」
呼びなおさなくてもいいし(笑)

北「ごめん、俺が悪かった」
岩「いや、俺こそ…」
がっちり握手…そして左右からギターが運ばれてくる。
北「なぁ、この俺達の熱い想いを、今度は女じゃなく歌にかけてみないか?」
岩「歌…俺に、歌なんて歌えるかな…」
↑昨日ドッカンきたのでかなり意識した芝居口調(爆)

北「大丈夫。お前…見た目より声高いから」

なんじゃ、そのオチ〜っっっ!!
これだけ長々やって、そのオチかよっ(笑)


そのまま、シュミのハバに突入。
エンディングはユーモラスのインストバージョンでキャスト紹介。
流れは昨日と同じ。
はぁ…もう…めちゃくちゃ面白かった。
笑いすぎて、すこぶる体力消耗(笑)


舞台暗転、撤収している間に「潤子とムーチョのゆずクイズ」
本日は、収録中普通に段取り話している最中に携帯が鳴る。
山岸マネが、北川さんに手渡す。

北川さん、潤子のまま普通に話しだす。
北「あぁ、うん。今〜?仕事中。
  え?ピー?うん、ピーする。
  えっと、今東京。
  あと3時間ぐらいで帰るから」

岩沢さん、ムーチョのままそんな北川さんにボソボソつっこみ。
岩「フツーに話しているし(笑)」
岩「東京じゃねーし(笑)」

で。
いきなり潤子に戻ってクイズ。
潤「さて。今私が電話で話していたのは、誰でしょう」
ム「誰だ?」
四択なんですけど、思いっきり写真出てるんですけど、いいんでしょうか(爆)
潤「答えは、四番。北川悠仁くんのお父さんでした」
どーせまた、夜ご飯食べるのか?とかって電話だったんでしょう(笑)
それより、眉を八の字に下げて、
ム「安心したよ〜」
って、言う厚治…じゃなくてムーチョの表情があり得ない(笑)
大爆笑。


ひとしきり笑ったところで、しばし心鎮める時。
ホーン隊の皆様が『栄光の架橋』を熱演。
本当申し訳ないが、今日もイマイチ…
曲終わりに、昨日同様白ジャケットの仁ちゃん、白の半袖シャツの岩沢さんが登場。
そしてゲストのご紹介。
本日も山本先生登場。
昨日の轍を踏まないように、最初から北川さんの半歩後ろについて歩いていく厚治。
ちゃんとねぇ、北川さんの後ろにつくんだよ。
前に出ないの。
よく出来た奥様よね(笑)

アーチェリーの矢は真っ直ぐ的を射て、炎が上がる。
栄光の架橋
ポツリ、ポツリと雨が降り出し、細かい銀の糸のようにライトに反射する。
ビジョンに光の尾を引いてふたりに降り注ぐ雨が、幻想的ですらあった。
…が、その銀の糸に絡まるように、ちっさい物体が円を描くようにぐるぐるぐるぐる
飛び回っている。
これって…虫、だよね?
そりゃそうか…夜の野外でライト照らしてりゃ、虫も寄ってくるわな。
大丈夫かしら、うっとおしくないかしら、口に入っちゃったりしないかしら、
と余計な気ばかり使ってしまう(笑)
そして今日も北川さんが、ヘンな位置で歌わせる。
会場「栄光の〜架橋へと〜♪」
え〜…ヘンだよ〜やっぱ(笑)
渾身の力を込めた、素晴らしい出来栄えだったのよ、歌自体は(笑)

怒涛のアゲイン2・月曜日の週末…
そして、タメもなく飛べない鳥。
どうして月週の後に息切れもせず即鳥が歌えるのか。
厚治はスゴイ(笑)
しかも…今日の鳥はよかった…
もう、本当によかった。
どこまでも高く澄んだ厚治の声が、夜空に吸い込まれていく。
少し眩しそうな表情。
口元はふわりとした笑顔。

ただ歌うことを楽しむその姿に、
今日ばかりは曲に対する深い思い入れも忘れてうっとりと聞き惚れた。

出すだけ出し尽くして、ギターがエンディングを刻む。
大きく深呼吸しながら、真上を見上げる。
『ありがとう』って、笑顔のまま唇が動いていたのは、…桜木町だったかなぁ。
多分鳥だった気がするんだけど(笑)


向かい合うふたり。
カツカツカツ、というカウントを刻むピックの音時点で緊張度MAX。
美しいツインギター。
心のままに
いいです。
飾りすぎず、強がりすぎず、素直に絶叫するように歌う悠仁。
重なる厚治のハープが、身体に突き刺さるように鋭く響く。
この悲鳴のようなハープは何度聞いても心に痛い。
傷ついても傷ついても、立ち上がり真っ直ぐ前を見て一歩を踏み出す…
北川さんの強さを際立たせる、痛み。
強くなったな、と。
本当に、そう思います。
だけどそれは、今、このステージに立つ彼を見て感じることではなく、
彼の今まで歩んできた道程に想いを馳せて、ふつふつと湧き出てくる
想いなのかもしれない。
痛みに負けない、強さ。
だけど強くなればなっただけ、受ける痛みは大きくなるのかもしれない。
絡み合う、悠仁のボーカルと厚治のハープにとりとめもない思いが胸の中に溢れました。



夏色終わり…
昨日、大変寂しい思いをしたコーナーがやってきます。
暗転の中、白いジャケットを脱ぎ捨て、北川さんが上段ステージへと駆け上がる。

センターにひとり立ち、深呼吸。
スポットライトが一筋、北川悠仁を照らす…
歌いだす、悠仁。

昨日とまったく同じ。
朗々と歌い上げる。

その、下のステージでは。
暗転の中。
上段ステージを見上げる厚治。

『今日は集まってくれて、ありがとう〜♪』
北川さんの歌に合わせて、おどけて片足を引き手を胸に当てて王子様のように
優雅な礼をする厚治。


胸がいっぱいになった。


スポットが当たっていようが、当たっていまいが、関係ないのである。
北川さんの言葉は厚治の言葉であり、それはゆずとしてのステージなのだ。

身を乗り出して上段ステージを見上げ、爆笑しながら両手いっぱいで拍手を贈る。
スポット当たってないんだけどね、前方の見えるお客さんに、ジェスチャーで
北川さんへの拍手を乞う。

遠くなる、広くなるということは、こういうことなんだと実感した。
だって、そんな厚治の姿はほとんどのお客さんに見えていないもの。
北川オンステージで、厚治はバック扱いにしか見えないさ。
そんなことないのは当然すぎて、ゆず自身もスタッフもあまり気にしていないの
かもしれないけれど、やっぱりさ、寂しいよ。
見たいよ、そんな厚治も。
そんな厚治がいるからこそ、ゆずはゆずなんだから。

だけど、スポットが当たってしまったらそんな可愛いリアクションはとらないのかな。
岩沢厚治というお人は。
なんとなく、そんな気がする。

あからさまではない、厚治の優しさ、愛。
照れ屋さんだからね。
見せないんだよね。
見せないけれど、溢れ出ちゃっているところが可愛くて仕方ないんだけど。
だけど、こんなに広い会場じゃあ、こんなに遠い距離からじゃあ、
伝わらないよ。
感じてあげられない。
もどかしい。

北川さんが歌いながらステージに降りてきて、ぎゅうっと厚治の肩を抱きしめる。

そんな厚治を、一番わかっているのは北川さんなのかもしれない。


いじらしいよね。
あまりのいじらしさに、涙が出た。
いや、単に私の妄想なのですが(笑)


夢の地図







サブステージにひとり立つ北川悠仁。
スタンドに背を向けて、荒い呼吸を整える。
メインステージにひとり残る岩沢厚治。
俯いていた悠仁が、ゆっくりと空を見上げる。
メインを振り返れば、厚治もただ静かに空を見上げていた。

一瞬、強い風が吹き抜けていく。

厚い雲に覆われた、暗い夜空。
私たちには見えない何かを、ふたりは見ているんだろうか。

ONE
衝撃的だったONEツアー初日に初見したONEを思い出す。
ビジョンに流れ行くONEの文字、キラキラとしたSEから唸るエレキ。
腹の底に響く、職人技のドラムサウンド…
ギターのネックをぐっと下げ、渾身のギタープレイ。
サウンドのスピード感を視覚にも感じさせる、ステージに吹く風。
たなびく厚治のシャツの裾…
キラキラと、光り輝く光景…

うん。
どうしてもね、浮かんでしまうんだよ。
そして比べてしまう…

サブステージにひとり立つ北川さん。
メインでは、厚治が、スタドが、なんの違いもない渾身のプレイをしている
んだろうけど。
そういうことじゃなくってさ。
北川さんの隣に厚治がいない。
厚治の隣に北川さんがいない、というのは…
すごく違う気がするのだ。
特別な演出があるわけでもなく、丸々一曲離れ離れって、なかったよねぇ。
席的に、サブの方が断然近いのでほとんどの人が北川さんを向いている中、
私はメインを向いていたよ。
厚治を、見ていたくて。
やっぱり切なかった…
お願い、もうやめてね。
こんなのは。



アンコール
ウェイブが起こったり、あっちこっちで勝手に歌ってたりでちっともまとまってない
ところへ、ゆず登場。
北川さん、きょろきょろしながらちょっと困る(笑)
ちょっと困って、えっと…って感じで歌いだす。

北「き〜み〜の〜心に〜♪」
いや、誰もそこ歌ってないし、合わせてないし(爆)
仁ちゃん主導(笑)
なんとなく贈る詩で、「アンコール呼んでくれてありがとう!」だったけど
仁ちゃんちっさく「ごめん、わからん」とつぶやいていたのが可愛かった(笑)
隣のお方は、そんな仁ちゃんの困った様子なんぞ気にもとめず、お水をグビグビ
飲んでいらっしゃいました(笑)


昨日よりはっちゃけた少年
そして嗚呼青春
北「そっちの世界は、いったいどんなんだい?」
北川さんが、空に語りかける。

横浜の空。

まさにね。
なんだか、じんとした。
きっと、きっと。
共に歌い、見つめているさ。

どうか。
時が分かつまで、ふたりを見守ってあげてください。
私なんかが祈るまでもなく、彼らに近しい貴方であろうけど。
私は何も出来ないし、何の力もないから。
ただ、祈ることしかできないから。




北「今日は集まってくれて、ありがとう」
流れる汗をそのままに、北川さんがマイクに向かう。

まだ、聞く人のいなかった路上時代も、
こうして沢山の人々の前で歌う今この瞬間も、
変わらず、思っていることがある。
聞いてくれる人、ひとりひとりの心に、僕たちの歌が届けばいいな、と。
僕達の歌は、届きましたか?
くしゃくしゃの笑顔を浮かべる悠仁。

半端ないことなのに。
6万人もいる観客の、全員の心にその思いが通じるなんて、
半端ないことなのに。
それが、出来ると思っているんだよね。
やつらは。
それを信じて疑わないから、全身全霊を込めて歌う。
受け止めてくれ、と、無防備に全てをさらけだす。
そんな彼らの気持ちに触れ、ぽつり、ぽつり、と小さな波紋が広がっていく。
そして、それは大きな流れになり、横浜日産スタジアムを飲み込んでいく。


GOING HOME
荘厳なパイプオルガン。
暖かく馴染んだアコースティックギター。

悠仁の声。
厚治の声。

やさしく、重なり合い、とけていく。
ふたりが紡ぐ優しく切ない時間がゆっくり流れていく。


待ちわびたような、ドラムインにてスタドの演奏が重なる。
ふたりに寄り添い、否応なく盛り上げていく。
素晴らしいミュージシャンとしての先輩達である。
メンバーひとりひとりの個性が、ゆずに力を与え輝きを与え、
原石を磨き上げていく。
一気に駆け上るようにボルテージが上がっていく。
そして…


ふと訪れた、静寂。


ひとつ。
ブレス音の後、横浜の空に響く美しい歌声。
透明なボーイソプラノ。
それは、賛美歌である。
神への、ではなく。
生きとし生ける物への。
地を這い、苦しみながらも生きるものへの。

鳥肌が立った。

ソリストを追うように、美しいコーラスがそっと日産スタジアムを包み込んでいく。
ただ無垢に、ただ美しく。



噛み付くようなテンションで、北川悠仁が、岩沢厚治が、
荒い呼吸も隠さずマイクに向かう。
深く目を閉じ、無心にそのグルーブに身を任せ全てを解き放っていく。


清々と奏でられるコーラスをかき消すように、
時に掠れ、時に絶叫し、荒く整わないその歌声は、とても輝かしく胸に響いた。




ゆずの曲に第三者の声が入るのを、私は好かない、と公言しているが
その理由のひとつは、厚治が遠慮をするからである。
遠慮って、優しい言い方かなぁ。
手を抜くって言ってしまうと、きつすぎるけど(笑)
出るものがあれば、彼は引くのだ。
そういう人だから。
とてももどかしく、物足りない思いに苛まれることになるから。
ラストモラスがいい例で。
彼はなんの衒いもなく、花道を譲る。
私は、岩沢厚治が見たいのに。
岩沢厚治の声を聞きたいのに。


でもね、今日は違った。
TOKYO FM少年合唱団は賑やかしの子供達なんかじゃなく、
立派なアーティストだった。
ゆずにも、スタドメンバーにも劣らない、プロフェッショナル。


プロを相手に、手を抜くなんざ男のすることじゃないんですわ。
横浜の空に響き渡った岩沢厚治渾身の歌声を、私は忘れることはないと思う。


ステージに立つ、すべてのアーティストに。
そのステージを支える全てのスタッフに、
心から拍手を送ろう。


カサカサに乾いた声で、北川さんが優しく語りかける。
北「今日、日産スタジアムに集まってくれたすべての人がひとつになるために、
  初めて逢う人もいると思いますが、全員で手をつなぎましょう」
なんか、懐かしいね。
友達とぎゅうと手を握り、たまたまお隣になったお父さんゆずっこと微笑みあって
手を握り合う。

北「みんなで歌おう」

スクリーンに流れる、たくさんの人の笑顔、つないだ指先。

We are Going Home

優しく、歌詞が流れていく。
歌いだす、日産スタジアム。

けどさ。
率先して歌いだした北川さんの、キー低いって(笑)
なんでいきなりそんな低音(爆)
女子には無理です。
しばらく歌い出せなかった(笑)


でも、本当。
いい時間ですね。
ステージも、会場も、主役もサポートもお客さんも関係なく、
ただ、繰り返す。
ただ、歌い上げる。

We are Going Home


とてもとても、素敵な時間でした。


ゆっくりと、そんな時間もエンドマークを結んでいく。
つないだ手を大きく上げて、そして、拍手。
今宵、この瞬間を共にしたすべての人へ。





演奏終わりと共に打ち上がる花火。
ち…近い。
音にビックリ。
ステージのゆずもスタドも前に出てきて花火を見上げる。
昨日まったく発見できなかった岩沢さんは、何をしていたかといえば
ひとりたったとステージより一段低い花道からのびる通路に
座り込み、胡坐をかいて両手を上げてはしゃいでいる。
…そりゃ、見失うわ(笑)
ただでさえちっさいのに、胡坐はないだろう(笑)
ま、暗転してるから見えなくたって支障ないんだけどさ。
一方北川さんは、ステージの上でスタドのおっちゃんたちに囲まれて
花火を見上げている。
ドン、という爆発音にビクっっとしては、頭を撫でられていた(笑)




本日は最終日。←2日だけだけどさ(笑)
昨日はご挨拶に来て、礼だけしていったサブステージでふたりが動き出す。
振り返って、ベッタリしゃがみこんで『ギターくれくれ』をする厚治。
か…かわゆい。
北「ちょ〜っと待ってくださいね」
ゴソゴソってイヤモニターを両耳につける北川さん。
北「これは、イヤモニターと言ってこのライブのために先日耳の型を取りまして
  作らせていただきました。
  真ん中のステージではこれがないと大変なことになります」
聞こえないもんねぇ(笑)
待ちきれないように、蛍の光のフレーズを吹く厚治。

てっぺん
もう体力限界で足上がらない…とか言っていたのに、ひたすら飛んだ(笑)
ラストだし。
てっぺんだし。
飛ばずにどうする。
厚治がよく振り返ってくれて、ストロークが見えたのがすごく嬉しかった。


…で。
興奮しているワケですよ。
ゆずも、私たちも。
治まらないワケっす、全然。
一曲だけじゃあ。

もっと歌って!!
と沸く会場に、北川さんがスタッフに声をかける。
北「時間、大丈夫?」
スタッフからは、ダメの指示(笑)
でもでも収まりがつかないのです。
北「よっしゃ。わかった。
  もう一曲やります。
  ただし!!
  途中で音が切れるかもしれません。
  そしたら、静かに聞いてな」
さすがリーダー!!
決断は北川さんに託される。
北「本当に何が起こるかわかんないけど、ま、それも夏の思い出でしょう(笑)」
そうそう(笑)
北「ホント頼むな。後で黒木さんに怒られるの俺らなんだから」
わははは
いいよねぇ、このノリ。
どうしてこんな六万人も集めるビックアーティストが怒られキャラなんだ(笑)

最後の最後の歌

シュビドゥバー
厚治のハープも巻き巻きです(笑)
巻き気味つつも、大満足。
途中で音声が切れることもなく、無事終了。

本当によかった…

ゆず的にも『終わったぜバカヤロ〜』ってカンジで(笑)
花道を帰りながら、厚治がイヤモニターをとっとと外し、背中に入れてジーパンポッケの
レシーバーも出してコード引き抜き、片手に持ってブラブラ歩く。
よっぽどうっとおしいんだろう(笑)

うっとおしいのは北川さんも同じなんだけど…どうやら首のあたりでコードが
引っかかっちゃったらしく、うまく外せない。
HOMEくんの玄関へ向かう階段前で、厚治が北川さんのコードを外してあげようと
首の後ろに手をのばす。
本人たち素〜だが、ビジョンに大写し(笑)
しばらくゴソゴソしていたが、やっぱりうまく外れなくて、時間もないし北川さんが
諦めて階段を一段上ったところを、追いかける厚治。
角度が変わったから絡まってる場所が見えたのか…
長い睫毛の、可愛らしい横顔。
絡まったコードを外す厚治の指先がこそばゆいのか、首をすくめて笑う北川さん。

…あの…
なんつーもん見せつけられているんでしょう、私たち(爆)
六万人ほったらかして、いちゃいちゃしないでください!

結局外れないまま諦めて玄関へ。
お約束のハグハグ。
笑顔全開。
さっきのいちゃいちゃ見せられちゃったからなぁ。
毒気抜かれて、あぁサイナラってカンジ(笑)

後でちゃんと厚治が外してくれるよ、北川さん…

※どこか忘れたけど、指でピストルつくってバッキュン☆
 が、北川さん的に流行っていたよね、たしか…




様々なこと。

ハコの大きさだったり
人の多さだったり
心無い噂話だったり

蓄積されていく雑多なデータの中で
一番大切で一番大事なはずの
基本の基本を見失ってしまってはいないだろうか。

ゆずが好き
北川悠仁が好き
岩沢厚治が好き
ふたりの歌が好き


なんのことはない、ただそれだけのことなのである。


ライブだってね。
いくら壮大なヒストリーを語ったって
豪華なゲストを招いたって
基本の基本がちゃんとなければ面白くもなんともない。

北川悠仁と、岩沢厚治と、ふたりで歌うことが何よりも好き

この気持ちが見えたとき、

一番嬉しく
一番感動するんだと思う。


すべてなくしてもまた始めればいい


ふたりで歌が歌えれば、それだけでいい。
デビューして、途端に忙しくなっていっぱいいっぱいだったとき、
よく冗談めかして、答えてたよね。


ゆず八年目にしてベストアルバム、そして故郷横浜にて最大級の凱旋ライブ。
そんなことより…

『八年後も、岩沢くんと「また八年やりましたな」とふたりで笑えるように
 素敵な曲を作っていきます』



と語った北川さんの言葉が、一番嬉しかった。



ゆずが、大好きです。
心から愛しています。



私の、一番安らげる場所。
一番大切な場所。




We are Going Home。
絶対忘れることの出来ない、夏になりました。








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