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4.ファイルの入出力

ストリームの概念


ストリームとは、データの流れ道と考えると良いでしょう。
ストリームには、次の3種類があります。
・標準出力ストリーム
・標準入力ストリーム
・標準エラーストリーム
通常は、標準出力と標準エラーは、ディスプレイ、
標準入力は、キーボード等となっていますが、
CGIの場合には、標準出力、標準入力共にWWWサーバーと、
場合によって違います。

リダイレクト


リダイレクトは、データの流れを変えるのに使います。
例えば、lsコマンドの出力を、ファイルabcに入れたいときは、
ls > abc
とすればOKです。
逆にファイルを入力する時は、
cat < abc
とすると、abcというファイルに対して、catコマンドが働きます。
(こんなことする人はいないと思うけど...)

ファイルの作成


ファイルの作成には何種類かありますが、ここでは、
上記のリダイレクトを使った方法を紹介します。
1行の文字列abcをファイルtest.txtに書き込む。
echo "abc" > test.txt

複数行の文字列をファイルtest.txtに書き込む。
cat > test.txt
このコマンドを実行すると、次の行にカーソルが行き、
文字がうてるようになるので、好きなだけ文字をうち込む。
最後に改行をしてからCtrl+dをすると、編集を終了し、
ファイルにいままでの文字が書き込まれる。

ここでCtrl+d
(何も無い行にカーソルが行った状態で、Ctrl+d(Ctrl押しながらD)する。)
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