Oracle - Automatic Storage Managementの構成

目的

Oracle10gの新機能である、Automatic Storage Management(ASM)を使ったデータベースを構築してみる。

やってみたこと

前提

手順

01. スタートメニュー → コンフィギュレーションおよび移行ツールより、Database Configuration Assistantを起動する

02. 「次へ」をクリック

03. 「データベースの作成」をチェックして、「次へ」をクリック

04. 「汎用またはトランザクション」をチェックして、「次へ」をクリック

05. 「グローバルデータベース名(ここではtest)」を入力して、「次へ」をクリック(SIDは自動でつけられる)

06. 「次へ」をクリック

07. 「すべてのアカウントに同じ管理パスワードを使用」をチェックして、パスワードを入力し、「次へ」をクリック
(デフォルトパスワードをそれぞれのユーザーにつける場合は「別の管理パスワードを使用」にチェックする)

08. 「自動ストレージ管理(ASM)」をチェックして、「次へ」をクリック

09. CSSを構成する必要があるとエラーが出るので、指示に従ってCSSを構成する

10. 「%ORACLE_HOME%/bin/localconf add」を実行する

11. 元の画面に戻って「次へ」をクリックすると下の画面が表示される。
手順07で設定したSYSのパスワードを入力して「次へ」をクリックする

12. ちなみに「ASMパラメータ」ボタンをクリックしてみたところ

13. さらに「詳細パラメータの表示」ボタンをクリックしてみたところ

14. 「OK」をクリックする

15. 待つ

16. ASMディスク・グループを作成する画面が表示される
「新規作成」ボタンをクリックする
(下の画面のDISKGROUP1は、前に試してやったときの残骸。消し方が分からない。。)

17. Windowsの場合は、ディスクをスタンプしないと候補に表示されない(らしい)ので、「ディスクをスタンプ」をクリック

18. 「Add or change label」をチェックして、「次へ」をクリック

19. 使えるディスクが無いという結果に。。

20. コントロールパネル → コンピュータの管理 → ディスクの管理を開いて、新しいパーティションを作る

21. 「次へ」をクリック

22. パーティションサイズを入力して、「次へ」をクリック
※2GB以下のサイズで作ると、フラッシュ・リカバリ領域に2GB使うので、いきなりディスクフルになるというオチになる。

23. 「次のドライブ文字を割り当てる」をチェックして、「次へ」をクリック
※「ドライブ文字またはドライブ パスを割り当てない」だと、スタンプ可能なディスクに表示されませんでした。

24. 「このパーティションをフォーマットしない」をチェックして、「次へ」をクリック

25. 「完了」をクリック

26. もう一つパーティションを作る

27. 「プライマリパーティション」をチェックして、「次へ」をクリック
※「拡張パーティション」だと、スタンプ可能なディスクに表示されませんでした。

28. パーティションサイズを入力して、「次へ」をクリック

29. 「次のドライブ文字を割り当てる」をチェックして、「次へ」をクリック

30. 「完了」をクリック

31. パーティションを作った結果

32. 手順19に戻ってみると、Candidateとしてディスクが追加されているので、二つ選択して「次へ」をクリック

33. 「次へ」をクリック

34. 二つチェックして、「OK」をクリック
※冗長性が高の場合は最低三つ、通常の場合は最低二つ、外部の場合は最低一つ必要です

35. 待つ

36. ディスク・グループが作成されて、状態がマウントになっているのを確認したら、「次へ」をクリック

37. 「Oracle Managed Filesの使用」をチェックして、「次へ」をクリック

38. 「次へ」をクリック

39. 「次へ」をクリック
※ここでは「サンプル・スキーマ」にチェックを入れてますが、どちらでもよいです

40. 「次へ」をクリック

41. 「次へ」をクリック

42. 「次へ」をクリック

43. 「次へ」をクリック

44. ステップ14/15で、データファイルのところを表示してみたところ

45. 「完了」をクリック

46. 確認画面その1

47. 確認画面その2
ところどころ、+DISKGROUP2になっているのが分かります。

48. 待つとデータベースの作成は完了

49. Enterprise Managerで表示してみる
一般のところの一番下に、ASM +ASM taka-b...とか表示されているので、ここをクリック

49-a. ちなみに、Enterprise Managerは、起動していればhttp://<hostname>:<port>/em/で見られるのですが、ポート番号が分からないというオチがあったので補足
ORACLE MASTER Bronze DBA講座(3)に載ってました。
emctl status dbconsoleでいけるそうです。

50. 自動ストレージ管理のページが表示される。円グラフをクリック

51. ログイン画面が表示されるので、sysユーザ名とパスワードを入力して、「ログイン」ボタンをクリック

52. ディスクごとの詳細などが見られる。ファイルタブをクリック

53. ファイルごとの詳細が見られる

54. データを追加してみたらどうなるかみようとして、scottでログインしようとしたが、デフォルトではアカウントがロックされているの図

55. Enterprise Managerのサーバー → ユーザーをクリック

56. SCOTTをチェックして、「編集」をクリック

57. パスワードにtiger(別になんでもいいですが)、ロック解除をチェックして、「適用」をクリック

58. 更新メッセージが表示される

59. sqlplusでログインして、テスト用テーブルを作る。
ダミーデータを10万件ロードする。(10万件×1,024bytesで、約100MB)

60. 手順52に比べると、ディスクの使用量が0.13GBずつ増えている
冗長化しているので、両方のディスクを消費するんですね。

61. USERS表領域のディスク使用量も増えている

参考