超ネタバレ!ドラレビュー魂!!
MOVIE5:「劇団いこま」

「冒険を続けていたのび太達。しかし、タケコプターもそろそろ限界が近づいてきたようだ」
「か、体がグルグル回ってるぞ」
「柳田理科雄先生の話によると、タケコプターが現実に存在した場合、そのように飛ぶらしいぞ」
「これが正しい姿ってわけか。じゃあ、何故、今まで普通に飛べてんだよ!?」
「子供達の夢とロマンがそうさせているのさぁ…」
「あんたはさっきから、どういうイメージで売り出そうとしてんだ…」
「タケコプターが限界の時に限って、翼竜が襲い掛かってきやがる」
「ケツァルコアトルスノルトロビね。龍虎2の4コマのネタであったわ」
「? 何だ、あんた?」
「さあ、オファーがあったから来てみたけど…」
「おっ、スペシャルゲストのキングじゃねぇか。待ってたぜ」
「あの、オファーは嬉しいんだが、何で私は呼ばれたんだい? ドラえもんの要素は私にはまるでないと思うんだが」
「おお、実はキングにはガヤ担当をしてもらいたいんだ。ほら、あっただろ? 劇団ひとりが5役演じるやつ」
「それと私と、何の関係があるんだい?」



「ほら、一人何役といったら、あんたの出番だろ? 話には聞いてるぜ。
某DJステーションとやらで、ナコルルとかシャルロットとか、ブルー・マリーを演じてるって…」





「…あ、あれは、私じゃない! 生駒とかいう人じゃないか! 確かにマリーとは声が似てるとはよく言われるけど、
別に同一人物でもないし、演じてるわけでもないから!!」


「そうか? じゃ、マリーとかにも来てもらうか?」
「や、やめろ! やめてくれ!! そんな事されたらこっちが困…いや、むこうだって迷惑じゃないか! 急な話だし!」
「ム? どこかでシャルロットとかいう南蛮女の声がするが?」
「え? いや、人違いじゃないか? オホホホホ…」
「い〜や、聞き間違うはずがねぇ! その声はシャルロットだ! この俺と勝負する気かぁ!?」
(何か、急に熱くなりやがったな、こいつ…)
「だから違うって言ってるのに! 口で言ってもわからん奴だな!」
「お、構えたな! 俺の円心殺はメチャクチャ減るぜぇ〜! 覚悟しな!!」
「待ちたまえ! 君達!! 私の番を無視してファイトを開始するな!」
「黒マスク!!」
「やっと、話を戻せるな。翼竜の急襲から救ったのは何と黒マスク。しかし、その条件としてピー助を渡すよう言ってくる」
「×××(ピーッ!)だと!?」
「レビューに戻った途端、また、放送禁止用語かよ!」
「旅で疲れ果て、食べ物もロクにない状態のドラえもん達。黒マスクはそこを突いて、物で釣ってくる」



「タイムリミットは一晩。ピー助ちゃんを日本に帰そうとするしずかちゃんとのび太さん、
冒険の過酷さに挫折しかけ、黒マスクの誘惑に陥ろうとするスネ夫さんとで意見が対立するわ」


「タケコプターももう完全に使えない状態。だが、そんな時、この男が立ち上がる」



「ジャイアンの登場だ! 使いものにならないタケコプターを捨て、日本へ必ず行く事を決意! スネ夫は無理だというが、
そこをこの男は、コホン…」


「オッ、言ってやれ!!」


「俺達、今まで支えあってきた仲間じゃないか!!」


「よっ、名言!!」
「ここぞという時に頼りになるわぁ!」
「さすが映画でマイナス好感度をチャラにするおt」
「ジェノサイドカッター!!」
「さすがに今のはマジギレだったみたいだな…」
「今のは悪かったぜ。こういうのは照れてしまってな。てか、あんたにだけは言われたくないぞ、骸羅!」
「日本に帰りたいピー助の鳴き声に、スネ夫も決意を固める。そして、全員で手を合わせ、黒マスクと戦う決意をする」
「フフッ、いよいよ決戦か。血が滾るよ…」
「腕が鳴るぜぇ!!」
「いや、てめぇらが戦うわけじゃねえから…」
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