ヤマボウシ(山法師、別名:山桑)ミズキ科。
花の時期:6〜7月
和名:丸くなったつぼみの部分を坊主頭に、白い総包を頭巾に見立てた。別名は、果実を野生の桑の実と考えたもの。
葉には短い柄があり、対生し、葉身は楕円状の卵形。表面は暗緑色、裏面は蒼白色、縁は滑らかになっているが先がとかり、少し波状になる。
山法師の花の俳句
『遙か見るとき遙かなる山法師 藤崎圭介』
花は白色で小さく、枝先に20個前後の花が頭状につく。4個の総包片は、大形の花弁状で白色。アメリカヤマボウシより開花は遅く、葉が少し出てから花をつける点が異なる。
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