カサスゲ(笠管)カヤツリグサ科。

  花の時期:5〜6月

カサスゲ 和名:この草で丈夫な笠や蓑をつくったことによる。別名「ミノスゲ」とも云う。 笠や蓑の他「筵(むしろ)」にもなり、大正時代のころまでは、農村の貴重な繊維資源で、栽培もされていた。

葉は巾4〜8o、濃緑色で強壮。

茎先に雄性小穂、その下部に4〜5個の雌性小穂をつける。果胞は鱗片より少し長く、 卵状披針形で先が鋭くとがる。

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