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神領車両区の381系が運用離脱(2008.5.12)

日本初の振り子式電車として、1973年より名古屋−長野間の特急しなの号として営業運転を開始した381系ですが、特急しなの号の臨時列車等、波動用としてJR東海・神領車両区に最後まで残った6両1編成(P2編成)が、5月6日に名古屋−白馬間にて運転された特急しなの81・84号の運転をもって運用離脱しました。また、5月7日には浜松工場へ廃車回送された模様です。
神領車両区にはかつて、特急しなの号の主力車両として381系が多数在籍していていましたが、1994年に登場した383系の導入によって置き換えられたものの、6両2編成が臨時列車用として残りました。しかし、2006年に1編成が廃車となり、6両1編成のみとなりました。




運用離脱したJR東海の381系。写真は、特急しなの号用に改造されたパノラマグリーン車であるクロ381。独特な形状をしたパノラマグリーン車も見納めとなった。



E351系と顔を合わせる381系特急しなの号。新旧振り子式電車同士の並びも見納めに・・・

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