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さよならゆとり踊り子号が運転される(2008.3.9)

JR東日本は3月8日と9日の2日間、尾久車両センターに所属する14系お座敷客車「ゆとり」を用いて、品川−熱海間にて「さよならゆとり踊り子」号を団臨扱いとして運転しました。14系お座敷客車「ゆとり」は、老朽化等により今回の運転を持って引退しました。
「ゆとり」は国鉄末期の1983年に「サロンエクスプレス東京」として14系客車7両を改造して登場し、当時は欧風客車として注目を集めました。しかし、1997年にお座敷客車に改造され、7両から6両に減車化され、愛称も現在の「ゆとり」に変更されたものの、塗装は「サロンエクスプレス東京」のまま引き継がれました。
3月8日の運転には、熱海方にEF65−1100、品川方にEF65−1118にプッシュプルされる形で運転され、東海道線沿線は大勢のファンで賑わいました。



東海道線を走る14系客車「ゆとり」。ヘッドマークも取り付けられた。
「サロンエクスプレス東京」時代には、臨時特急「サロンエクスプレス踊り子」号として運転された事もあった。

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