レールウェイトピックス

キハ58が修学旅行色に塗色変更される(2007.2.17)

JR東日本仙台支社は、昨年7月まで仙台−気仙沼間の快速「南三陸」号などに用いられたキハ58−414とキハ28−2174の2両を修学旅行色に塗色変更しました。この2両はいずれも、小牛田運輸区に所属しており、快速「南三陸」号の指定席車にも用いられましたが、キハ110系に置き換えられ、定期運用を離脱しました。
2月4日と5日には、団体列車として仙台−鳴子温泉間にて「おもいで」号として運転され、2月9日と10日には、会津若松−只見間にて、臨時快速「只見雪祭り号」として用いられました。このうち、2月9日には、会津若松にて新津運輸区に所属する国鉄色のキハ47と一時的に、並ぶ場面も見られました。
修学旅行色に復元されたキハ58・28は、今年の10月から12月まで開催予定の「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」の終了まで運転される予定です。





修学旅行色に復元された小牛田運輸区のキハ58・28。国鉄色より黄色っぽい色が修学旅行色の特徴である。



会津若松駅を出発するキハ58・28修学旅行色。キハ58・28の修学旅行車は、国鉄時代に800番台(非冷房車)として製造され、東北地方・九州地方を中心に活躍し、晩年は定期急行と併結された事もあり、塗色を国鉄色のキハ58と同一の塗色に塗り替えられ、国鉄末期頃に消滅した。




新津運輸区のキハ47国鉄色と顔を合わせたキハ58修学旅行色車。



こちらは国鉄色のキハ58・28。(新津車)

戻る