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☆Ｎ７００系新幹線が営業運転開始（２００７．７．１）
ＪＲ東海とＪＲ西日本の両社が共同開発した新型車両Ｎ７００系新幹線車両ですが、７月１日の東海道・山陽新幹線のダイヤ改正より、営業運転を開始しました。
Ｎ７００系は最高速度が３００Ｋｍ／ｈで、５００系と同じ最高速度ですが、車体傾斜装置を取り入れた事によって、カーブが多い東海道新幹線の区間で２７０Ｋｍ／ｈ運転出来る区間が従来の７００系や５００系と比較して増えた事から、東京−新大阪間の所要時間が、これまでの２時間３０分から２時間２５分へと短縮しました。これにより、東京−博多間の最短の所要時間は４時間５０分となりました。
Ｎ７００系はＪＲ東海所属車両が０番台（Ｚ編成）で、ＪＲ西日本所属車両が３０００番台（Ｎ編成）となっており、基本的にほぼ同一となっています。車内には喫煙ルームが設置された事から全席禁煙となりました。７月１日現在、Ｎ７００系はＪＲ東海が６編成（試作車１編成を含む）、ＪＲ西日本が１編成となっています。Ｎ７００系は２００９年度までに、Ｚ編成が４２編成、Ｎ編成が１２編成出揃う予定となっています。これにより、ＪＲ西日本に所属する５００系は近い将来、東京乗り入れから撤退する模様です。
７月１日の一番列車として新横浜駅に入線するＮ７００系“のぞみ９９号”。今回のダイヤ改正から品川始発の、“のぞみ９９号”が新設された。
方向幕はフルカラーＬＥＤを用いている。
ロゴマーク。