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☆さよなら鹿島鉄道鉾田線(2007.4.1)

茨城県の石岡と鉾田の27.2Kmを結んだ鹿島鉄道鉾田線ですが、利用客の減少などを理由に2007年3月31日をもって廃止されました。鹿島鉄道は旧型気動車が最後まで数多く活躍していた事から鉄道ファンに人気がありました。
最終日の3月31日は大勢の鉄道ファンや沿線住民で賑わい、各列車とも混雑していました。また、鉾田駅ではイベントが開催されました。なお、4月1日からは関鉄グリーンバス(株)による代行バスの運行も開始されました。

鉄道ファンの人気が高く、夕張鉄道から入線したキハ714。3月の後半になってからはキハ602と連結して2両で運転される事が多かった。

現役で日本最古の気動車であるキハ601。1936年に製造され、数回にわたり改造工事を経て現在のスタイルとなった。

“金太郎”の愛称で親しまれたキハ430形キハ431、キハ432。

鹿島鉄道の主力車両であったKR−500形。レールバスで1両での運転が基本であったが、3月に入って、写真のように2両編成で運転される列車も多かった。KR−500形は、今後の動向が気になるところである。

2月中旬頃よりKR−501を除く全ての車両に、さよならヘッドマークが取り付けられた。

最終日、鉾田駅で出発を待つ石岡行きの一部の列車には、ホームで長蛇の列が出来た。

最終日の鉾田駅の様子。大勢の人々が別れを惜しんでいた。

最終日には鉾田駅ではイベントが開催された。

4月1日より運行を開始した関鉄グリーンバス(株)による列車代行バス。沿線住民からは、時間通りにバスが運行されるのかどうか心配する声もある。

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