キハ52−156号朱色復元記念イベント
2004年12月26日に、JR西日本糸魚川地域鉄道部によって、朱色に復元されたキハ52−156号を用いて、糸魚川−南小谷間を団臨扱いとしての往復運転と、糸魚川運転センターにて撮影会が開催されました。
このイベントは、糸魚川地域鉄道部がイベント参加者を募集し約70名が参加しました。イベントは糸魚川駅を9:13に出発してから南小谷駅までキハ52−156号に乗車しました。南小谷で撮影ポイントまで2台の貸切バスで移動し、撮影ポイントで撮影を行いました。その後、バスで中土駅まで移動し、中土駅から糸魚川駅まで再びキハ52−156号に乗車しました。
糸魚川駅到着後、糸魚川運転センターにおいて13:30頃まで撮影会が開催され、国鉄色同士のキハ52が赤レンガ車庫にて顔を合わせるなど、充実したイベントになりました。
本ページでは、イベント当日の様子を紹介します。
糸魚川駅でイベント参加者を待つキハ52−156号。
雪が降る中、南小谷駅に到着したキハ52−156号。ここでイベント参加者に対して、長野県小谷村から記念品が配られた。
南小谷から2台の貸切バスで撮影ポイントへ移動。
撮影ポイントは南小谷−中土間にある宮本踏切で、踏切の手前で停止した。
撮影終了後、イベント参加者たちは貸切バスで中土駅へ移動した。
平岩駅では定期列車との行き違いで数分間停車した。
雪が降る中で、左の定期列車(キハ52−115)と顔を合わせた。
平岩では、停車中に懐かしいサボが取り付けられた。大勢のファンに好評であった。
糸魚川到着後、キハ52−156号は糸魚川運転センターに移動し、イベント参加者のみの撮影会が行われた。
糸魚川運転センターでは、方向幕の幕回しが行われた。
13時頃からは、定期列車として運転されていたキハ52−115号が赤レンガ車庫に入場し、国鉄色同士のキハ52の並びが実現した。歓声も聞こえられた。
展示車両と赤レンガ車庫。
<おわりに>
今回のキハ52−156号朱色復元記念イベントは、雪雨の中で開催されましたが、無事に終了する事が出来ました。このようなすばらしいイベントを開催して下さったJR西日本糸魚川地域鉄道部の皆様に対して、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
また、イベントに参加された皆様、お疲れ様でした。