オオクワガタ飼育教室情報


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 オオクワガタ幼虫の状況をこのページに記載しますので参考にして下さい。
10年11月7日   まわりの木々にも紅葉が見られるようになりましたが、気温が下がってくると菌糸ビンにキノコが生え始めます。そのままにしておくと菌糸の栄養分をキノコに取られてしまうので、09年11月7日の写真のようにスプーン等でキノコを削り取って下さい。 
10年10月23日   さくら湖自然観察ステーションで第2回のオオクワガタ飼育教室を開きました。7月10日に菌糸ビンにセットした幼虫を新しい菌糸ビンに詰め替えました。今年の夏は猛暑だったので幼虫の羽化が早まり、蛹室を作ってしまったものもありました。詰め替える際に幼虫の体重を測りましたが、最高は21gでした。間違いなくオスになる幼虫です。今までの経験から15gを越えていればオスになるみたいです。メスになるだろうと思われる幼虫だった子どもたちには、オスになる幼虫が入った菌糸ビンをお土産に持たせました。あとは冬の間、暖かい部屋に置いて、来春以降に羽化するのを待つだけです。
 
 菌糸ビンの幼虫を取りだし、新しい菌糸ビンに詰め替えました。
10年7月10日   さくら湖自然観察ステーションで第1回のオオクワガタ飼育教室を開きました。参加者は小学生13名でした。今年は産卵木の中で孵化した幼虫を菌糸ビンにセットするところから行いました。小学生たちは各自取り出した幼虫を菌糸ビンに詰めて家に持ち帰りました。10月の第2回オオクワガタ飼育教室では幼虫を大きな菌糸ビンに詰め替えますが、その際体重を量って雄雌の判定を行う予定です。オオクワガタが羽化するまでには1年かかりますので、オオクワガタの成虫をプレゼントし、幼虫と成虫の飼育を同時に行ってもらうようにしました。菌糸ビンは暑さに弱いので、できるだけ涼しい所で管理するよう話しました。 
 
 今年は産卵木から幼虫を取り出すところからやりました。
10年4月12日   オオクワガタ飼育教室で持ち帰った菌糸ビンの状態はどうでしょうか。まだ幼虫の状態のはずです。そろそろ桜が咲く頃になりましたので、家の中でできるだけ暖かい場所(25℃〜28℃が良い)で直射日光が入らない場所に置いておくと、幼虫は蛹室を作り始め、サナギになります。サナギになって1ヶ月くらいで成虫が誕生します。最初は茶色ですが次第に黒くなります。成虫になっても1ヶ月以上菌糸ビンに入れたままにしておいて夏休みになる頃に掘り出すと良いと思います。成虫はしばらく餌を食べませんが、秋には食べるようになるでしょう。 
 
菌糸ビンの中では幼虫がサナギになるのを待っています。右の写真はサナギになったところです。
09年11月7日  菌糸ビンは気温が下がるにつれてキノコが生えてきます。そのままにしておくとキノコがどんどん育ってしまいます。キノコに菌糸の栄養分を取られないようにスプーン等を利用して取っておきます。
菌糸ビンに生えたキノコ。                      スプーン等で取っておく
 オオクワガタ飼育教室で発酵マットの交換をしたビンと同じものを天井に近い所にセットしました。この場所は冬に暖房が入ると暖かい場所です。下にオオクワガタの成虫のケースが見えます。成虫はここで冬を越します。飼育教室で持ち帰ったビンは冬に暖房の入る部屋のタンスの上などに置くと良いと思います。
オオクワガタ飼育教室で発酵マット交換の説明を受ける小学生
09年10月24日  さくら湖自然観察ステーションでオオクワガタ飼育教室が行われました。参加者は小学生12名でした。ステーションの企画運営委員の野中からオオクワガタの生態、幼虫の飼育法等の説明を受けてから、幼虫の発酵マット交換を行いました。マットを交換した幼虫は小学生が家に持ち帰って管理します。お土産に菌糸ビンに入った幼虫も持ち帰りました。成虫になるまでビンを掘らないで我慢できるかどうか心配です。