オオクワガタ飼育の記録(01年4月以降)

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01年4月以降のオオクワガタ飼育の記録はこれで終わります。残した6ペアを冬までの間に十分成熟させ、03年1月からブリーディングを開始します。
02年7月1日 6月中にすべての成虫を取り出しました。結局、♂が18匹、♀が25匹が成虫になりました。蛹のまま死んでいたものもありました。菌糸ビンのものがやはり大きく、最大は♂で75mm、♀で49mmでした。このうち大きな6ペアだけ残して、残りは田村高校の先生方の子どもや湖南高校時代のボート部の選手の子どもたちにあげました。
01年12月29日 菌糸ビン、マヨネーズビンともに正月前に交換しました。菌糸ビンで1匹、マヨネーズビンで1匹が死んでいました。大きさから推定すると間違いなく♂だったので残念です。でも50個のうち、48個が生き残っているわけですから、生存率は96%ということになります。体重測定の結果から、48個のうち20個が♂で、28個が♀だと思います。10月に交換したときと比較してほとんど大きくなっていません。寒くなる前にどこまで大きくできるかがカギなのでしょう。来年は春の早い時期にブリーディングしようと思います。
01年10月14日 マヨネーズビンにセットした幼虫も新しいマットに替えました。体重測定の結果は15gを超えたものが8匹、それ以下が17匹です。7月下旬と8月下旬にセットしたものですからこんなものでしょう。あとは年を越してからの交換になります。昨年からの幼虫も他に5匹いますので合計マヨネーズビンは30匹になります。
新しい菌糸ビンに入れ替えた幼虫
01年10月8日 菌糸ビンを新しいものに替えました。ついでに体重も測定しました。15g以上が9匹、14g以下が11匹です。最大は24g、最小は10gです。20gを超えているのはたぶん♂になるでしょう。このままいくと75mmをオーバーするかもしれません。00年は10月に最初の幼虫をセットしたのですから、01年はかなり早いことになります。
                菌糸ビンの状態。中で幼虫が順調に育っています。
01年9月16日 菌糸ビンはほとんどが順調に育っていました。周りは変色していますが、中はOKです。20個の菌糸ビンと28個のマヨネーズビンがありますので、今年は48個で挑戦してみます。菌糸ビンは10月に、マヨネーズビンは11月に入れ替えるつもりです。幼虫はかなり大きくなっており、昨年の幼虫の3月の時の大きさぐらいです。入れ替えるときに重さを計るのが楽しみです。
01年8月22日 周りが変色した菌糸ビンの1つを覗いてみました。中はほとんど変色していません。すると中で幼虫が順調に育っているではありませんか。もしかしたら他のビンも無事かもしれません。そのままにしておいて10月に再点検し、無事ならば新しい菌糸ビンに移し替えるつもりでいます。
01年8月18日 新たな幼虫を7匹マヨネーズビンにセットしました。これでマヨネーズビンは28個になります。7月23日にセットした幼虫がかなり大きくなっています。気温の高いうちにどんどん大きくできれば来年が楽しみです。
01年7月23日 新しい幼虫を21匹、マヨネーズビンに入れたスーパーカロリーにセットしました。どんどん大きくなっています。下の部屋の菌糸ビンの状態が変です。連日の猛暑でビンの周りが変色し、水が出るようになりました。ビンを触ってみると少し熱を持っているような気がします。失敗かもしれません。夏場はクーラーの利いた部屋に置かないと菌糸ビンはだめなのですね。もしかして生き残っているものがいるかもしれないので菌糸ビンはそのままにして置くことにしました。
01年7月1日 新しい幼虫も含めて20個の菌糸ビンにセットが終わりました。あとは大きくなるのを待つだけです。2階の部屋は暑いので、下の部屋に置きました。本来はエアコンの利いた部屋が理想的なのですが、そんな部屋はありませんので、家中で一番涼しい部屋に置いたわけです。
01年6月5日 5月26日に取り出した幼虫(卵のものもいくつかは幼虫になりました)を菌糸ビンにセットしました。合計11匹です。まだ卵のものが6個ありますが、6月中旬には菌糸ビンにセットできるでしょう。去年と比べると4ヶ月も早いので、どこまで大きくなるか楽しみです。
01年5月27日 3匹の♀を新しい産卵木をセットしたプラケースに入れました。前回は産卵木を割った時にオオクワガタ以外の幼虫が1匹いましたので、完全に駆除するために、産卵木を電子レンジで5分間加熱して、1晩水につけてからセットしました。♂と♀の組み合わせは前回と同じです。今年は幼虫の飼育の際に両親を意識して記録をまとめたいと思います。
01年5月26日 4月にブリーディングしたオオクワガタの産卵木を割ってみました。43mmの♀から幼虫が3匹、卵が4個、47mmの♀から幼虫が3匹、卵が4個、48mmの♀から卵が4個取れました。昨年は10月に取り出しましたから今年はかなり早いですね。今年は菌糸ビンを使って♂の75mmをねらってみようと思います。幼虫、卵ともに1つずつプリンカップに入れてしばらく管理してから、菌糸ビンにセットする予定です。
01年4月28日 48mmの♀が活動し始めたようなので、♂70mmを47mmのケースから48mmのケースに移しました。♂の数が足りないので、70mmの♂に頑張ってもらうしかないのです。1週間♂と♀を一緒にします。その後は♂、♀別々に飼育するつもりです。♀に産卵に専念してもらうためです。
01年4月22日 47mmの♀が活動し始めたようなので、プラケースに♂70mmを入れました。
01年4月14日 43mmの♀のプラケースに♂67mmを入れました。43mmの♀が活動し始めたからです。その他の♀はまだ活動していないようです。
01年4月7日 01年度のブリーディングの準備に入りました。プラケースの大3個に埋め込みマットを入れ、そこに産卵木を埋め込み、♀を1匹ずつ入れました。しばらくそこで過ごさせ、慣れた頃に♂を入れようと思います。♀は43mm、47mm、48mmの3匹がいます。♂は67mmが1匹しかいないので、70mmの♂を1匹購入しました。(5000円でした)交尾に必要な温度は25℃以上なので、温室内の温度を28℃に設定しました。
01年4月以降のオオクワガタ飼育の記録をまとめました。